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安部一族

「逝きし世の面影」記事が面白いが、長いので端折って転載する。
要するに、安倍政権に対する「官僚たちの反乱」が起こっている、という見方だが、そういう見方をしている人は多いようだ。
はたして、安部一味が勝つか、官僚たちが勝つか、見ものである。

官僚が官僚であるというだけで嫌う人が多いが、悪いのは「官僚主義」なのであって、真面目な官僚のほうが遥かに多いだろうと私は思っている。官僚というのは習性として国家全体の利益より官僚集団の利益を優先させるという大きな欠点があるが、それにしても政治の私物化や法治主義の無視という今回の「安部一族の犯罪」に比べれば罪は軽い。鴎外の「阿部一族」ではないが、一族抹殺くらいしないと、国家の正常化はできないのではないか。いや、岸以来の一族犯罪を恥じて自分から切腹しろよwww 麻生もな。菅もな。ついでに小泉もな。




(以下引用)



半年前(2017年7月1日)の『官僚たちの遠い梅雨明け』(毎日新聞)が面白い

真実を書かない安倍晋三アンダーコントロールのマスメディアですが、(何も知らない低能ネトウヨとは大違いで)もちろん高学歴の記者たちは『全部を詳しく知っている』。ところが真実を書いた後の度外れた報復が怖いので書けないのである。
仕方なく一般論を装って(普通に読めば何が書いてあるか誰にも分からない様に)苦心惨憺、色々工夫して記事を書いている。
その中では半年前の毎日新聞の伊藤智永編集委員のコラム記事『時の在りか』(2017年7月1日)『官僚たちの遠い梅雨明け』が今回の佐川の辞任劇の後で読むと何とも面白い。素晴らしい『出来あがり』なのである。

少し長いが毎日新聞編集委員のコラム記事『時の在りか』を全文紹介すると、(太字による強調とか★注の(括弧)書き込み部分は当ブログの独自判断)

加計学園問題で文部科学省から次々に生々しい内部文書が流出していた最中のこと。
ある晩、某所で財務省キャリア官僚OBたちの放談会が開かれた。財務省は、後輩たちが森友学園問題の内部文書は
「すべて処分した。一切存在しない」
と突っぱねている鉄壁の役所である。
話題はおのずとそこへ及び、座は激論になった。
何も残っていないという答弁はさすがに無理がある
「うちだっていつ漏れても不思議はない。昔とは違う」
霞が関随一の「軍隊式組織」が自慢だった財務省も、往年の省風はかなり失われている。
懸念を述べる数人のOBたちに、安倍晋三首相と縁のある元幹部らはタンカを切った。
小出しにしたら総崩れになる。他に手があるか
「財務省には文科省みたいに柔な職員はいないんだ」
お気づきの通り、どの主張も、本当は文書が存在していることが前提のようである。(★注、何度も指摘している事実だが、次々と出てくる内部文章や安倍お友達の不祥事の連続は官僚組織による『内部告発』なのです。それならお隣の韓国の大統領弾劾と同じで、安倍の首をとるまで騒動は収まらない。ますます激しくなるでしょう)
意見の対立は弱気と強気の違いだけで、不安は全員に共通していた。
ただし、気がかりは財務省を守れるかどうかで、政権を守らなければという使命感は薄い。
むしろ誰一人口に出さなくても、この政権はいつ終わるんだ、という暗黙の期待を、一座の心が共有していなかったかどうか。
もしも組織の隠蔽(いんぺい)を暴く職員が現れたら、その時はいっそ政権が倒れた方が財務省、いや国のためになる……。そんな不穏な想像すら一同の脳裏をかすめたかもしれない。
「出会い系バー」への出入りまで監視している官邸のことだから、この会合の議論も筒抜けだったはずだ。よもや共謀罪適用第1号にはなるまいが。

(中略)

 


時系列的に見れば、『韓国大統領の仲介した歴史的な米朝首脳会談開催の発表と連動していた日本のノンキャリア官僚の死や一転「改竄」を認めた財務省のアッと驚く心変わり』

官僚個人ではなく「組織」として現政権に対して反乱を起こしているとすれば、アラブの春とか東欧でのカラー革命の東アジア版であり、たぶんアメリカが仕組んだ政変劇。アジアのグランドデザインを大きく変える試みなのです。
官僚個々の内部告発なら力で押さえられる。ところが日韓では組織的に官僚が内部告発に走っているのですから、これでは政権は持たないでしょう。(★注、と言うか安倍晋三の首を取るまで政権の最側近による反乱は終わらない。第一次安倍内閣のように政権を放り出すか、それとも韓国のように逮捕されるまで今後も延々と内部告発が続きます)






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