Fランク学生が、なぜFランクだと分かっている大学に行くのか、私には理解しがたいのだが、Aランクの大学だって、理系はともかく、文系ではたいした授業をしているとは思えない。まあ、聞く価値のある講義をしている教授が一大学にひとりいればマシなのではないか。でなければ、大学卒の多いこの国にB層がこれほど多い理由は無いwww
(以下引用)
Fランク大学の学生を採用したらこうなった
STORYS.JP 3/27(月) 21:00配信
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学生が就職活動に奔走しています。
本日は、学歴重視の上司の反対を押し切り、
通称「Fランク大学」の学生を採用した方の体験談です。
*投稿サイトに寄せられた【個人の体験談】を転載形式でご紹介しています。
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人事室室長が顔を真っ赤にして罵声を浴びせてきました。
営業を数年経験した後に、人事部に配属になった私は、はじめこそ上のやり方に従って採用活動をしていたものの、次第に会社のやり方は間違っているのではと疑問を持つようになっていました。
いつも人を見下したような態度をとる東大出の人事部室長は、学歴差別主義者で「学歴と仕事の出来は比例しとる」という考えの持ち主でした。大阪出身できついなまりが特徴的です。
間違ったことは言っていないと思いますが、例外があるのは確かです。
色々な学生と面接をする中で、とある偏差値40台の大学の学生「高橋君」に出会いました。彼は高い志とモチベーションをもって学生生活を送り、社会人としてはばたきたいと目を輝かせていました。
優秀な受け答えをするのに大学がいまいちな学生は、大抵はなにかしらの事情があって無名大学に入学しているものです。
「親の会社がつぶれて高校時代は勉強せずにずっとバイトをしていました。大学にはいってからはこれではダメだと思い、公認会計士の勉強をするためにダブルスクールを始めました。ビジネスの世界を知って結果をだしたいと強く願うようになり、必死に勉強しています」
面接対策をばっちりして模範解答を言う高学歴の学生より、ハングリー精神をもっていて自分の頭で考えた言葉で話す学生のほうが頼もしくみえます。
面接の合否を決める責任者であった私は評価シートに「入社後、高い成長性が期待できる。学歴こそ低いもののポテンシャルは高い。」と記入し、最高評価のAランクでの合格として上層部に提出しました。
◇ 私は上司の命令を聞くだけのロボットなのか
呼び出しを受けたときに、「あ、やっぱりか」と思いました。
人事室長は低学歴の者を嫌っており、採らない方針で有名でした。そのことを分かっていながら、逆らうように合格をつけたのです。
「こいつ何で採るんや!こんなカスとるな!」
「でも優秀だと思うんです。うちで育てましょう」
「あかん!うちはマーチ未満はとらん方針やろ。低学歴の奴は勉強する根性さえ身についていない怠け者や。そんな奴に仕事ができるわけがない。どうせすぐ辞めるのがクチや」
会社ではマーチ以上をターゲットにして採用活動を行うという方針の下、セミナーのお知らせは高学歴者に優先的に送っていました。
はじめにAランク大学の学生に送って、予約枠が6割埋まったところでBランク大学の学生にお知らせを送るというふうに学歴フィルターを使っていたのです。
予約枠が埋まらなくて、空きができたときはマーチ未満の学生にもお知らせを送ります。会場が空席だと格好悪いので埋め合わせ要因です。
高橋君はそんなぽっかり空いた枠に応募して面接にたどりついた学生でした。はじめは私も採る気はなく、20分ほどでサッと終わらせようと思っていたのですが、話を聞いてみると引き込まれるものがあり、絶対にとりたいと気持ちが変わりました。
「学歴で判断するのもいいと思うのですが、彼は事情があってそうなっただけで、チャンスをあげてもいいと思うんです」
「ダメって言ってるやろ!お前は人を見る目が備わってない!」
その後は本件とは関係ないことまで説教が続き、私は心の中で違うと思いつつも反論できず言いくるめられてしまいました。
所詮は現場の下っ端社員。何も権限をもっていない私は室長にかなうはずがありません。下手に逆らって評価をさげられるところまでいったら終わりです。
一度は諦めたものの、会社の不条理なやり方に腹が立ち、頭は学歴選別への怒りで一杯になり、その日はなかなか寝付けませんでした。そのうち消えるだろうと思っていた怒りは一向に消えず、次第に高橋君をなんとかしてあげたいと思うようになりました。
私の行動次第で彼の人生は大きく変わるのです。
◇ 敵の敵は味方
室長の弱みは室長より上の人間。私は思い切って全体会議で社長に進言してみることにしました。
「採用方針について提案があります」
学歴は低いが優秀な学生がいたと報告し、学歴選別をなくしましょうと提案しました。室長は一瞬、ギロリとこちらをにらんだ後、みけんにしわをよせていました。
「うん、いいね。いいんじゃない」
社長の反応は好感触でした。
「今回は社長がああいうようだから…」
不服そうな表情で室長は、外に目をやりながらポツリと言いました。やられたらやり返す。倍返しだ!
その後、高橋君は希望していた営業に配属になってから、入社後5日でばっくれ退社しました。
理由はおそらく、コピーのミスを怒られたことだと思います。11時頃に気がついたらいなくなっていて、それ以降電話にでないとのこと。
皮肉にも室長の「勉強する根性もない」と言う言葉通りだったのです。私は間違っていたのでしょうか。長年経験のある室長の言うことを素直に聞いていればよかったのでしょうか。
低学歴の学生でも活躍できる可能性はあるので、企業もチャンスを与えるべきというのが依然として私の持論ですが、コメント欄で「企業は学歴で採用すべきかどうか」についてみなさんのご意見をお聞きしてみたいと思っております。