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去勢された若者と体制べったりの若者だけしかいないのか

なぜかツィッターの画像と文字が重なっているようだが、ネットに上げるとどうなるか。
山田洋次のこの発言が一部では「老害」呼ばわりされているようだが、山田洋次は昔からどこかピント外れな人間であって、年とは関係ない。寅さんシリーズなど、インテリが頭で作り上げた庶民像というのが私のイメージだ。実際の庶民はそれほど美しくも純朴でもないだろう。まあ、左翼の「ウ・ナロード」である。
とは言っても、現実にはそうした左翼シンパだけが庶民の味方であり、その存在によって庶民生活は向上してきたのである。katana氏の発言の意味はよく分からないが、山田洋次の言葉のどこが「リアルに弱い立場の人たち」を蔑ろにしているのか。もしも、若者が反体制的な政治的行動に立ち上がれば、支配体制から目を付けられてしまうではないか、ということなら、それは60年安保のころも70年安保のころも同じだろう。ならば、katana氏のような考え方こそ、支配体制のまさに狙ったところではないか。つまり、支配される側の自主規制で、反抗の芽が摘まれるわけである。
まあ、私はデモ行進のような行動で政治が変わるとは思っていないが、かと言って、被支配階級がおどおどしすぎるのも問題だと思う。とりあえず、選挙には行き、投票だけはするようにしたら、と勧めたい。(先ほど「帰ってきたヒトラー」という映画を半分ほど見たが、ドイツでも「選挙結果は操作されている」、と思っている人がいるようで、少し心の中で笑った。いや、実際、その可能性は高いとは思うが、選挙以外に穏健な変革手段はないだろう。)







こんなに「リアルに弱い立場の人たち」を蔑ろに出来るひとが、何であんな映画を撮れるのか、謎だ。






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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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