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「泣かんとよう遊んではるわ」

何だか、落語にでもありそうなシチュエーションだな。どっちもどっちという感じで。
内田樹が「本気で」こう言っているとは思えないし、マスコミ人というのは「商売で」発言するのだから、本気で言うほうが馬鹿か耄碌だろう。つまり、馬鹿な発言も意味がある、と読むべきだ。「世に倦む日々」氏はマスコミや学界人の発言を真面目に受け取りすぎるというか、軽信しすぎる傾向がある感じだ。ただ、知識が広く、論理的であろうとする姿勢があるから、「正答率」は低くても、その論説は読む価値がある。
で、日本が「戦争のできる国」になることのほうが問題で、それは日本には主権が無いからだ、というのは正しいと思う。それに、たとえ日本に主権があっても、何かを所有すれば、それを使ってみたくなる、というのは人間の習性だ。軍人なら所有する軍備を使いたくてたまらなくなるのは当然だろう。でなければ、何のための軍備か、となるわけだ。
昔、田辺聖子が、軍人が胸に勲章を飾ることの馬鹿馬鹿しさを「泣かんとよう遊んではるわ」と言ったのは、素晴らしい言葉である。軍人とは、小児に近い人種なのである。男の子は戦争ごっこが大好きなのだ。だからいい年をした大人でも「ガンダム」などが大好きであるわけだ。


(以下引用)引用したツィートがなぜか消えたが、書いた文章がもったいないので、そのまま載せる。

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