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「新選組」と「七人の侍」

これは言い得て妙。私は、「七人の侍」の中でも「侍探し」のあたりが一番好きなのである。これからどうなるかというワクワク感がたまらない。もう、5回くらいは見ているが、何度見ても、そのワクワク感が毎度生じるのが不思議である。なお、通行人の侍(モブのひとり)として無名時代の仲代達矢が出ているので、それを探すのも一興。
ちなみに、一度に全員を紹介せず、ひとりずつ「デビュー」させているのは、候補者一人一人を印象付ける上で大きな効果がある。素晴らしい手法である。問題は、大マスコミが無視するかぎり、これがネットだけの評判になりかねないことである。これが、私が言った「大物芸能人」などだと、マスコミも無視できないのだが、まあ、有名であるだけでなく、議員にふさわしい人物しか候補者にしないというのは非常にまっとうではある。

そういう意味では、これまで紹介された3人はみな、非常に頭がよく、度胸も責任感も見識もありそうな人物である。昨日紹介された女性は脳性麻痺だというが、とても知的で明瞭な話しぶりで、記者たちの滑舌の悪さや質問内容のくだらなさ、無礼さ、無神経さと実に対照的だった。小さい声でぼそぼそと、しかも複数の質問を一度にするものだから、私は質問内容をほとんど聞き取れず、自分が質問を受ける立場なら、ひとつめの質問に答えている間に他の質問を忘れてしまうだろう。これを無神経、無礼、と言うのである。
ちなみに、あの記者会見を見るまで、私は脳性麻痺というのを知的障害と同一視していた。それほど身体障碍に無知であるわけだ。これは、おそらく脳が原因で「身体」に麻痺が起こることで、知的な障害とは別なのだろう。あの候補者の女性の話しぶりは、一般人(健常者の大半)の数倍知的であった。あの記者会見だけで、脳性麻痺患者への誤解はかなり改善されたと思う。それだけでも彼女が立候補した価値は高いが、ぜひ当選してほしいものだ。




、選挙戦突入前に新撰組というより「7人の侍」の侍探しの場面に近くなってきた。山本太郎の戦い方は今後の選挙を変える気がする。



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