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「ひとに迷惑をかけるな」と教えることの精神汚染

リプライの中にもあるが、Fonzy氏の言葉は或る意味「目から鱗」とでも言うべき指摘で、確かに私も「困っている人を助けなさい」と小中学校で聞いた記憶が無い
その一方、「集団の規律を乱すな」という注意は、(もちろん全体に向けての言葉だが)耳が腐るほど聞いた覚えがある。

つまり、日本人は学校教育や、あるいは家庭教育の中で非人間化されているわけだ。

なぜなら、「ひとに迷惑をかけるな」とは、「迷惑をかける人間は(それがどういう状況であれ)困った存在であり、そういう奴は排除していい」と教えているのと同様だからである。この、「迷惑をかける人間」には、集団生活から孤立しがちな、空気の読めない人間や身体障害者も含まれると子供が判断するのは当然であり、それがいじめの根底にあるのではないか。

なお、lutraの青春云々という妙なハンドルネーム(というのか)の人物は、「どこのパラレルワールドの日本(の話)ですか」という発言から、ネトウヨであるかと思われる。日本は道義心に満ちた美しい国である、と主張しているわけだ。個人的体験を日本全体に敷衍する論法も困ったものだが、日本批判をすると、必ずネトウヨが湧いてくる、その印としてあえて載せた。

(以下引用)



Fonzy @kazparis 12月19日

子供の頃から「ひとに迷惑かけるな」「自分のことは自分でしなさい」とはしょっちゅう言われてきたが、「困った人を助けなさい」ってほとんど言われたことがない。こういう教育が、この国の自己責任論や生活保護バッシングにつながっていると感じる。


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