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自分を見るより外界を見ろ

どうでもいいようなことから先に書くが、「順調満帆」ではなく、「順風満帆」である。
さて、「自分と向かい合う」というのは、若者のほとんどが、一人になった時にはいつもやっていることで、私は、それは不毛な行為だ、と思う。
どんなに軽薄な、周りに調子を合わせているだけのように見える人間でも一人の時はいつも自分と向かい合い、悩んでいるのではないか。まあ、チンピラ、不良、DQNは必ずしもそうではない、と思うが、普通の若者のほとんどはそうだろう。要するに、いつも「仲間」とつるんでしか行動しない連中(チンピラ、不良、DQN)は、動物の一種にすぎない、ということだ。
それはさておき、自分と向き合うことを日々若者は行っている。だが、問題は、これが実に不毛な行為ではないか、ということだ。答えの無い問題を解くようなものだ。考えれば考えるほど、何が正解か分からなくなり、ノイローゼ状態になる。これが、自分と向かい合うことがしばしば導く結果である。
それよりも、何かに打ち込むことだ。スポーツでも勉強でも、女の子(男の子)でもいい。そのどれでも、「自分を見つめる」という不毛な行為よりは、はるかにいい。これらの行為は「相手のある行為」であり、「風を捉える行為」ではない。相手があるから、「物理的抵抗」(現実的抵抗)がある。その抵抗克服、問題解決の行為が、自分を成長させるのである。若い日に「自分を見つめる」ことしかしなかった人間は、ろくな哲学者にもろくな文学者にもなれないだろう。ましてまともな社会人にはなれないだろう。(哲学者や文学者は、「まともな社会人」ではない。)
それは、若い頃に自分の心の中を見つめることばかりやっていた私がよく知っている。


(以下引用)


さんがリツイート

若者よ、一ついいことを教えよう、 「日々の生活が順調満帆になり、心に余裕がたまり、しっかりと自分と向かい合える時間」 というのはいつまでたっても来ない、今、向き合うしかないぞ。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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