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暴力の三原則

別ブログに書いた「暴力論」の一部だが、この「三原則」は世界や社会を考察する上で有効ではないかと思うので、「思考素」としてここにも載せておく。
ただし、「暴力」をどう定義するかで、たとえば「言葉の暴力」もあれば、「組織(強者)による組織員(弱者)への暴力的命令」というのもあり、幅を広くするのも可能である。
DVなどは、まさに下の三原則の代表的事例である。
3がやや分かりにくいかと思うが、たとえば「警察」は抽象的存在で、「警察官」が具体的存在である。国家や政府は抽象的存在だが、公務員はそれより具体的である。
政治的改革運動がしばしば「内ゲバ」化するのも、下の三原則による。DVと内ゲバは同じなのである。近親憎悪だ。


1:暴力は常に「弱い相手」に向かう。
2:暴力は常に「目の前の相手」に向かう。
3:暴力は常に「具体的な相手」に向かう。


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