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「感動ポルノ」と「涙のカツアゲ」

これには大反対。一見、「ポルノを下に見るのは差別だ」と立派なことを言っているように見えるが、「感動ポルノ」とは、「安っぽい感動を狙った、下種な作りの番組」を言うのであり、まさにその「ポルノ」である、という部分が大事なのだ。つまり「劣情を刺激する」と言うポルノに対する言葉通り、「感動ポルノ」もある意味、「劣情を刺激している」のである。
まあ、「劣情とは何か」という話になると、また別の議論になる。性欲に劣情というものは無い、と主張するエロリスト(私の造語である。エロで世界を破壊しようとするエロテロリストであるwww)の策略に乗ってはいけない。それを認めたら、獣姦も幼児姦も正しい、となる。
つまり、「批判のために差別的ニュアンスの言葉を使う」というのは真っ当な戦略であり、その言葉の選び方によって、批判のインパクトは大きく変わる、ということである。
「感動ポルノ」のインパクトの大きさに対し、「涙のカツアゲ」には何のインパクトも無い。
そもそも「感動する側が、乗せられていることを知らずに、感動してしまっている」のだから、脅迫行為である「カツアゲ」とはまったく別の話である。みうらじゅんにしては、言語センスが無さすぎ。駄作である。

なお、ポルノなどへの「表現規制問題」とは、また話が別である。「表現規制」は、国民が政府に対して決して認めてはならないものだ。悪用されたら、いくらでも国民を縛ることができる。表現はあくまで自主規制にとどまるべきである。ただし、愚劣な、社会的に悪影響を与える表現はぞんぶんに罵倒すればいい。その罵倒もまた「表現」である。青少年保護のための表現規制については、また個別案件になるだろう。




             さんがリツイート

『感動ポルノ』より『涙のカツアゲ』のほうを使いたい。 みうらじゅん先生の造語だけれど。 ポルノを低く見ている意識が見える無神経な言葉より、感動を強要している感じがよりするので( ´ ▽ ` )ノ


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