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「メンヘラ」は滅びるか

「メンヘラ? 早く滅びておしまい!」のツィートで久々に話題の方だが、要するに、下に書かれている趣旨である。精神病者そのものを殺せ、ではなく、「流行語に乗る人間」が嫌いだ、ということのようだ。まあ、キチガイのマネをして大路を走れば、それはキチガイだ、という言葉どおり、メンヘラのふりをして行動すればそれはメンヘラだ、とも言えるが、そこにもし、「流行だから、私もちょっとメンヘラぶってみよう」という気持ちがあるなら、そういうファッションメンヘラは許せん、ということなのだろう。
納豆屋、じゃない、松任谷さんには、本物の精神病者を攻撃する意図は無かったと思う。メンヘラという言葉自体が嫌いだったのではないか。それは、言葉に敏感な人間なら当然だろう。実に気色悪い言葉(おそらく2チャンネルあたりから出てマスコミ用語にまでなったもの)なのだから。自分で自分を「メンヘラ」だと言っている時点で、それはファッションだ、と私などは思ってしまう。つまり、「精神病」と認める勇気は無いのだから、それはファッションだ。もっとも、「キャッチ21」のルールで言えば、「自分で自分を精神病だと考える人間は精神病ではない」とも言えるwww
ただ、普通人と本物の精神病患者との中間的な部分にいる人間を表す言葉がこれまでは無かったのではないか。そこに、メンヘラという「使い勝手のいい言葉」が登場したわけだ。流行するには流行するだけの理由もある。「境界性精神病」とか何とか言えば、済むようにも思うが、「精神病」という言葉を使った時点でアウトか。やはり「メンヘラ」が最強の言葉だろう。汚い語感の言葉でも利用価値はある。
なお、「サイコパス」は、普通人として社会に交わりながら、実は倫理観がまったく欠如した人間、くらいの意味だと思うので、メンヘラとは別になるだろう。サイコパスは、倫理に縛られないから、社会的には成功しやすい、と私は見ている。(プロレスのバトルロイヤルで、一人だけピストルが使えるようなものだ。)ただし、本物の愛情の対象にはなりえないはずだ。サイコパスよりは熊かライオンのほうがまだ愛情の対象にはなる。「野生のエルザ」とかね。



(以下引用)



「【松任谷由実】ワードが出来ると、それに甘えて寄りかかるやつが許せん!『僕、フリーター』って開き直るな!ツンデレとかもサブカルからきてるよね。『私、サブカル』って甘えるなよ。カルチャー知らないくせに!」



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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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