30日放送の「私の何がイケないの?」(TBS系)で、サンプラザ中野くんが、極端な菜食主義生活をとっていたため、血管年齢と骨年齢で「異常値」を叩きだしてしまった。

番組では、「話題の1日1食は体に良いのか?」をテーマに、実践している中野くんの食生活に密着し、肌年齢や遺伝子などを徹底検証した。

中野くんは、1日1食をすでに20年続け、さらに、動物性食品を一切摂らない食生活を10年続けている徹底した菜食主義者だ。

番組はそんな中野くんの食事に密着した。大衆居酒屋で彼が注文したのは丸ごと焼きナス。しかし、上に乗っているカツオ節は動物性なので、注文の際に前もってよけてもらっていた。この日食べた全5品の摂取カロリーは720キロカロリーで、成人男性に必要な2000キロカロリーの約3分の1相当だったが、本人は「お腹いっぱいです」と満足そうだ。

そんな中野くんが、今回番組で最新のアンチエイジングドックと遺伝子検査を受診した。検査の結果、現在55歳の中野くんの血管年齢が59歳、大腿骨の骨年齢に至っては70代後半という「異常値」が出てしまったのだ。とくに70歳代を叩きだした大腿骨の結果には、中野くんは「わー!」と驚き頭を抱えていた。

血管年齢が実年齢より4歳高かった原因として考えられるのは、極端な菜食主義のようだ。血管を作る働きのあるタンパク質を、ほとんど摂取できていないのだ。

大腿骨の骨年齢が20歳も高かった原因は、骨の形成に必要なビタミンDが極端に不足していることのよう。これを聞き、中野くんは「ビタミンDのサプリメント」を買うと宣言したが、医師に「できれば、食事から…」と注意されてしまっていた。

長生きができるかどうかの指標となる遺伝子年齢については、実年齢と同じ55歳だった。この結果に中野くんはひとり喜んでいたが、有田哲平からは「これだけ我慢して! 20年間に肉も魚も食わない」「それで通常通りって、どういうことですか!?」とツッコまれていた。

また、中野くんの遺伝子疲労度は7.7%で、通常の健康な人の10%よりも低く、ストレスで遺伝子が傷ついていることもわかった。7.7%いうのは、今回検査を担当した医師がこれまで集めた被験者630人中ワースト38位という結果に。

番組は最後、1日1食生活が悪いのではなく、食事の内容が重要だと指摘。極端な菜食生活に問題があるとして、中野くんについては動物性のタンパク質を摂ることが重要だと説明していた。有田からは「残念、今日は不正解」と言い渡されると、中野くんはガックリと肩を落としていた。