倦怠感は多くの病気につながる可能性のある症状であり、単なる「気分的」なものではない。ワクチンの副作用としての「倦怠感」は、ワクチンが体に攻撃したことの明白な反応なのである。
まあ、ワクチンそのものの思想が「体に弱化させた病原菌を入れることで、抗体を作る」ものだから、副作用があるのは当然だが、新コロワクチンの場合は「自分の身体そのものが恒常的な病原菌製造工場となる」可能性が高いのである。
(以下引用)
倦怠感とは、体のだるさなどが強い状態のことを指します。
- いつも疲れていて、何をするのもおっくう
- ぼんやりしていることが多く、物事に集中できない
- だるくて身の回りのこともままならない
このような症状がある時、考えられる原因にはどのような事があるでしょうか。
何らかの病気による倦怠感
倦怠感は疲れなどによっても感じることがありますが、中には病気が原因で起こっているものもあります。
倦怠感を起こすよくある原因は?
倦怠感を起こす病気のうち、比較的よくある病気には以下のようなものがあります。
かぜなどの感染症によるもの
かぜなどの感染症は多くの場合倦怠感を伴います。体内に侵入した細菌やウイルスへの攻撃のため体力を消耗してしまうのが原因です。とくにインフルエンザなど高熱が出やすい病気では倦怠感が現れるケースが多いともいわれています。
自然と治るものも多いですが、こじらせると肺炎など早めの治療が必要な状態になる事もあります。もし、咳・鼻水・発熱などの他に息苦しさや食事がとれないなどの症状がある時には、早めに医師に相談してみた方がよいでしょう。
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こころの病気
日常生活に支障をきたす気分の落ち込みが続くうつ病、恐怖や不安が突然訪れるパニック障害などのこころの病気も倦怠感を引き起こす事があるといわれています。
食欲がない、やる気が出ない、眠れない、不安感が強いといった症状が特徴で、倦怠感がとれず体の病気を疑い医師に相談し、こころの病気とわかることもあります。ストレスをためすぎていないか、無理をしすぎていないかなど、生活の質を見直すことも大事です。
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糖尿病
血糖値が慢性的に高くなってしまう病気のことで、血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌不足によっておこります。
一般的に初期症状はない事が多いといわれていますが、悪化するにつれて倦怠感や喉が乾く、夜間のトイレが増える、体重が減るなどが見られます。
- 糖尿病
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倦怠感を起こすその他の原因は?
次のような病気も倦怠感の原因になることがあります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が止まったり、減ったりする病気です。眠りが浅く、日中の倦怠感につながることがあります。
熟睡感がない状態が続き、夜は頻尿やいびき、昼間は眠気が出現することが特徴です。顎の小さい人や太っている人などに起きやすいといわれています。
睡眠中のことなので自覚が難しく、家族などの身近な人に指摘されて発覚することも少なくありません。もし、思い当たるような症状があるならば、耳鼻咽喉科に相談してみるとよいでしょう。
- 睡眠時無呼吸症候群
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甲状腺の病気
甲状腺ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症や、逆に不足する甲状腺機能低下症なども倦怠感の原因となります。
甲状腺機能亢進症は動悸、ふるえ、ふだんより暑がる、体重減少などの症状が多く、甲状腺機能低下症ではむくみ、気分の落ち込み、便秘、体重増加などが多いといわれています。
どちらも女性に多い病気ですが、男性がかかるケースもあります。
- 甲状腺機能亢進症
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- 甲状腺機能低下症
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慢性肝炎・肝硬変
アルコール、脂肪肝、ウイルスなどさまざな原因により、肝機能の異常が半年以上続いている状態が慢性肝炎です。肝硬変は炎症が長期間続いた結果、肝臓の組織が硬くなってしまった状態を指します。
自覚症状が少ない場合もありますが、倦怠感の他に食欲不振などが見られる事が多いといわれています。
- 肝硬変
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がん
がんが大きくなる過程で正常な細胞の栄養を奪いながら増殖していくため、倦怠感を覚えるようになります。
体のどの部位にできるかにより症状は異なりますが、体重減少などは特徴的な症状のひとつといわれています。気になる事がある場合は内科を受診してみましょう。
受診の目安とポイント
受診の目安とポイントには次のようなものがあります。倦怠感が強い、休養してもだるさがとれない、倦怠感が長引いているなど、このような場合には一度病院で相談してみましょう。まずは内科や総合診療科などへの受診がよいでしょう。
受診の際に医師へ伝えた方がよいポイントとして、いつから倦怠感が続いているか、どの程度のだるさなのか、倦怠感の他にどんな症状があるかなどが挙げられます。
日常生活上の原因と対処法
倦怠感は日常生活の中に原因がある場合もあります。
ストレスによるもの
人間関係の悩み、仕事のプレッシャー、引っ越しなどによる環境変化などによるストレスの蓄積も倦怠感の原因です。そのまま放置していると、うつ病、心身症、不安障害などの原因となってしまうこともあります。
ストレスが原因かなと思ったら
スポーツや趣味など、実生活とあまり関係のない行動に集中してみましょう。普段の生活圏を離れ、森林浴などをするのもおすすめです。
ストレスの元がはっきりしているならば誰かに相談したり、時にはいったん離れることも大切な場合もあるかもしれません。
疲労や睡眠不足によるもの
働きすぎてなかなか休みを取れずにいたり、睡眠不足が続くと倦怠感が起きることもあります。
疲労や睡眠不足が続いているなと思ったら
疲れを感じたら無理せずにゆっくり休むようにしましょう。忙しいからと言ってシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯でゆっくり入浴をするのも疲労回復にはよいといわれています。就寝前には好きな音楽を聞いてリラックスしたり、寝具にこだわるなどの工夫をしてみるのもよいでしょう。
栄養バランスによるもの
体に必要な栄養素が不足しても倦怠感が強くなります。また、鉄分不足による倦怠感を引き起こすことがあります。
栄養バランスが不足しているなと思ったら
たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。とくに、栄養をエネルギーに変える働きがあるビタミンBを心がけて摂るようにするとよいでしょう。
よくならないときには
症状がよくならないときには、一度医師に相談して見ましょう。思いもよらぬ原因が潜んでいる場合もあります。