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コロナ入院の収支決算

別ブログに書いた記事だが、私の意見はともかく、引用した記事自体は貧乏人なら誰でも知りたい「入院費用(治療費)」のことが書いてあり、指定感染症認定の病気は無料である、というのは多くの人を安心させるのではないか。アメリカの悲惨な状況を見ても、医療保険制度は数少ない日本の美点だと痛感する。(TPP発効後はいずれ廃止される可能性が高い、と国民は知っているだろうか。)
そして、病院に行っても軽症の場合は「治療」などしない、(治療手段が無いし、軽症なら安静にする以外することがない)ということを大衆が理解して病院(今は院内感染のほうが怖い危険な場所だ。)駆け込みを抑制すれば医療崩壊を避けることもできるだろう。ただし、軽症者でもどこかに隔離しておくのが一番望ましいというのは何度も書いている。

(以下引用)

或る人のコロナ入院体験記



まあ、普通の人間(医学素人)の体験記であり、当人は超軽症だったようなのであまり参考にならないが、逆に、たいていの人がかかるコロナというのはこの程度であるという安心感を与えるかもしれない。その安心感がいいか悪いかは人それぞれの判断だ。
いろいろとツッコミたいところはあるが、備忘的に保存しておく。
要は、この人に対してまったく「治療」はしていない、ということである。彼の友人への治療もウィルス感染へ抗生物質投与という意味の無い「治療」をしていたりするが、この辺は書き手の勘違いがあるかもしれない。
なお、文中に出てくる「プラニケル」は下記の病気への治療薬らしい。エリテマトーデスの検索結果も貼っておくが、おそらくプラニケル投薬は全身性エリトマトーデスではなく皮膚症状への対応(対症療法)であってコロナ治療とは思われない。まあ、全身性でもコロナとはおそらく無関係だ。

効能・効果
  • 全身性エリテマトーデス
  • 皮膚エリテマトーデス


全身性エリテマトーデス (SLE)


全身性エリテマトーデスとは、発熱、全身倦怠感などの全身的な炎症と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな臓器の障害が一度に、あるいは次々に起こってくる病気です。その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。20〜40歳代の女性に好発する病気で、日本全国に6万人以上の患者さんがいると考えられています。皮膚の症状としてもっとも有名なのは、頬に出来る赤い発疹(頬部紅斑)で、蝶が羽を広げている形をしているので、蝶型紅斑(ちょうけいこうはん)とも呼ばれています。また、表皮の角質層が厚くなりやがて剥がれて脱落する「角化性鱗屑」を伴う隆起した紅斑(円板状エリテマトーデス)も、この病気に特徴的で、顔面、耳、首のまわりなどに好発します。光線過敏症、口内炎、脱毛、関節炎などが生じることもあります。 臓器障害としては、様々なものが知られており、血球減少症、胸膜炎、心膜炎、腎炎、精神神経障害などがあります。ただし、これらすべての症状が起こるわけではなく、患者さん一人一人によって、出てくる症状、障害される臓器の種類や程度が異なります(全く臓器障害のない、軽症のひともいます)。





週刊女性PRIME

【新型コロナ感染者が語る】17日間の闘病、ついに退院→気になる費用は?





男性が退院のときに受け取った書類。一般的なエチケットと、再発の疑いがあれば連絡するように書かれたもの2枚だけだった© 週刊女性PRIME 男性が退院のときに受け取った書類。一般的なエチケットと、再発の疑いがあれば連絡するように書かれたもの2枚だけだった



 太陽を浴びながら普通に生活することが、こんなに素晴らしいことだとは思いませんでした。退院後に飲んだバニラのマックシェイクの味は一生忘れないと思います。



 僕は新型コロナウイルスに感染して4月2日に東京都内の病院に入院したことは、前の週にお伝えしましたが、7日目の4月8日にようやく退院することができました。


 安倍晋三首相が『緊急事態宣言』を発令した翌日に病院を出て歩いて、電車に乗って帰宅することは何だか不思議な感覚でした。

40度の熱でも軽症扱い

 発熱したのは、3連休明けの3月23日だったので、その時点で感染していたとすると、17日間のコロナとの闘いだったことになります。


 僕は軽症だったと思いますが、少しでもみなさんの役に立てることがあればと思い、体験談を語ることにしました。


 検査ばかりだった初日を終え、入院2日目の4月3日の金曜日も食欲はあったので、朝食は平らげることはできました。でも、味覚がほとんどないので、ふりかけを買ってきてもらいました。


 買い物は病院内のコンビニからツケで買ってもらう仕組みで、退院の日にまとめて精算しました。


 この日もまだ体温は37・8度あり、今までいちばん咳がひどく、頭頂部の痛みも続いていました。ただ、隔離病棟なのでマスクをする必要がなく、マスクのゴムによる耳の痛みからは解放されました。


 土日になると、熱は徐々に下がってきましたが、日曜日だけはシャワーができません。


 月曜から土曜までは、1日1回シャワーの時間があり、僕は動くことができたので自分で浴びていました。


 実は友人も感染して闘病中だったのですが、そこまでは無理だったかもしれません。


 彼は40度の熱が続き、咳もひどく呼吸も難しいくらいだったそうです。


 最近言われている基準だと、人工呼吸器は使っていなかったので、それでも軽症の扱いのようです。1日3回、プラニケルという薬と頭痛薬を投与され、抗生物質も点滴されたそうです。


 僕はそういう薬や点滴の投与はなく、安静にするだけだったので、軽症のなかでもより軽かったのだと思います。

入院でかかった費用は

 6日の月曜になると熱はほぼ下がり、陰性の可能性が出てきたので改めてPCR検査を受け、2日連続で陰性が出れば退院ということになりました。


 この日から体調は上向きで味覚も戻ってきて、ツケであんパンとコーラを買ってきてもらい、同時にしっかりと味わうことができました(笑)。


 翌7日に前日の結果が陰性とわかり、再びPCR検査を受けて翌日に退院できる期待が高まりました。


 しかし、PCR検査は鼻に綿棒を入れてグリグリとして検体を取る方法なので、本当に痛くてイヤでしたね。


 そして4月8日の午前、再び陰性の結果が出て即日、退院ということになりました。


 まだ咳と熱が少しありましたが、先生いわく、陰性が2回出たということはほぼ陰性で、ほかの人に感染させるリスクも極めて低いそうです。


 “退院後4週間は健康状態を確認しましょう”という書類を渡されただけで、細かい指示などはありませんでした。


 入院費はいくらかかるのかと思いましたがゼロ円で、コンビニのツケ払い4000円ほどでした。新型コロナは指定感染症になり、その勧告入院だったので、すべて公費でまかなわれるそうです。


 ちなみに、入院前のPCR検査は、4万円かかるとの噂があるようですが、僕は5000円弱でした。


 感染経路はよくわからないのですが、僕のようなコロナに感染した者にしかできないこともあると思うので、それを考えていきたいです。





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