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「熱中症」と放射能

「ライブノート」から転載。
東日本(東京)と西日本(大阪など)の熱中症による死亡者の数があまりに違う、という事について、放射能の影響ではないか、という見方が広まっているようだ。たしかに、病院に搬送された人数には大きな差は無いのに、死亡者は100対1くらいも違うというのは、異常である。明らかに有意、どころか、明白な違いだ。統計的には1割も違えば有意とみなされるだろう。では、放射能が熱中症とどのように結びつくか、というと、「ライブノート」管理人氏が適切な説明をしてくれている。つまり、放射能は自律神経障害を引き起こし、体温調節機能が阻害されるわけである。まさしく、熱中症にドライブをかけるわけだ。
この説明で、東日本と西日本の「熱中症」死亡者数の異常な開きは、明快に説明されたと言えるのではないか。
福島原発事故の初期には、高齢者には放射能の影響は少ない、とも言われていたが、放射能の影響はさまざまあり、高齢者には「熱中症」の加速という影響も出てきたようである。




(以下引用)*色字は引用者(夢人)による強調。



以前 【院長の独り言】でお馴染みの小野俊一氏が
「熱中症を被爆症状だと騙る反原発onodekita」などと逆に煽られていましたが
こういうデータをみると被爆症状かもしれないと疑わざるを得ない結果であり
最近、やたらとマスコミで熱中症を取り上げ、騒いでいるのは被爆症のスケープゴートの可能性があります
疑いだしたらきりがないのですが
放射性物質起因の突然死なども熱中症として処理されている恐れもあります


ちなみに 環境省 熱中症情報によると

熱中症は・・・

・高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、
  体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です
・死に至る可能性のある病態です。
・予防法を知っていれば防ぐことができます。
・応急処置を知っていれば救命できます。


とのことです
念のため環境省 熱中症情報は目を通してみてください

これによると

体には、異常な体温上昇を抑えるための、効率的な調節機構も備わっています。
 暑い時には、自律神経を介して末梢血管が拡張します。
そのため皮膚に多くの血液が分布し、外気への「熱伝導」による体温低下を図ることができます。
 また汗をたくさんかけば、「汗の蒸発」に伴って熱が奪われますから体温の低下に役立ちます。
汗は体にある水分を原料にして皮膚の表面に分泌されます。このメカニズムも自律神経の働きによります。




上記を考査すると 体温調節機能は自律神経が重要な役割を果たしているのがわかります

では放射能による自立神経への影響は
茨城大学名誉教授久保田護氏により翻訳、自費出版された、
元ゴメリ医大学長、バンダジェフスキー博士の『人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響―チェルノブイリの教訓セシウム137による内臓の病変と対策―』の要約しているサイトを見てみると


【神経系への影響】
神経系は体内放射能に真っ先に反応する。脳の各部位、特に大脳半球に影響を及ぼし、さまざまな発育不良に反映される。
* 生命維持に不可欠なアミンや神経に作用するアミノ酸の内部被曝による変動は外部被曝と比べ、顕著である。
セシウム137の体内量と自律神経系の機能障害は相関する。
* 動物実験で発情期のメスに神経反応の組織障害が起こる。
* ウクライナの学者は、大脳の差半球で辺縁系小胞体組織の異常があると述べている。



となっており、セシウムが自立神経の機能障害を引き起こす可能性が高いのです



「放射性物質が自律神経の活動状態に与える影響」の実験でも

何かしらの影響を与える場合があることが推測される。であるから、例え「人体の健康へ直ちに影響はなかったとしても、自律神経機能の乱れから体調を崩す可能性はある。」と言っても過言ではない。 



と結論づけています


大丈夫でしょうか東日本  103人=10+3=13


たとえ被爆でないにせよ大阪と東京でこれだけの数値の開きがあるのは
何らかの要因があるはずです


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