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八百長プロレスからセメントマッチ(真剣勝負)の時代へ

simatyan2のブログから転載。
私はこの人の名前があまり好きではない(自分で自分に「ちゃん」付けする人間を好きになれるはずはない。)ので、彼のブログはほとんど読まないのだが、孔徳秋水氏のツィッターに一部引用されていた、この記事は好記事だと思う。当人自身がかつて宣伝広告会社に勤めていたようで、「道に依って賢し」の実例だろう。

トランプ大統領の誕生によって、これからの世界は既得権益層による八百長プロレスからセメントマッチ(真剣勝負)の時代に入るような気も私は少ししている。




(以下引用)赤字部分は夢人による強調。




電通と政府のプロレスが始まった!
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電通と政府のプロレスが始まった!


 


11月7日、電通社員の過労自殺の件で、東京地検と厚労省が
強制捜査に入りました。
http://www.sankei.com/life/news/161107/lif1611070048-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/161108/afr1611080019-n1.html


 


と、上のように政府と電通の犬「サンケイ」が報じています。


 


同じく飼い犬のネトウヨたちも、


 


「安倍ちゃん、本気で電通潰すつもりだな」


 


とか必要以上に煽っています。


 


こういう馬鹿げたプロレスは本当に止めてほしいですね。


 


電通にプロデュースしてもらわないと何もできない政権が潰す
ことなど出来っこないじゃないですか。


 


電通は自民党の広報をきっちり契約してるんですよ。


 


塩崎厚労大臣が


 


「今後、書類送検を視野に入れつつ、まずはしっかりと捜査を
尽くしていく」


 


と言ってますが、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000034-jij-soci


 


最悪でも書類送検ですから、電通は痛くも痒くもないわけで、


たぶん電通に先にお伺いを立ててるはずです。


 


それだけじゃなくテレビ局もお伺いを立てて、どこまで放送
しても良いかまで許可を得ているはずです。


 


例えば先日、テレビで御用評論家が電通の鬼十則を説明して


ましたが、あんなものちょっと厳しい営業会社ならどこでもある


ものです。


 


前にも紹介しましたが、問題なのは表の営業鬼十則じゃなく、


裏鬼十則や戦略十訓、それにサイレントテロ十訓なのです。


 


だから今回のストーリーそのものも電通が立てた可能性が高い
と思います。


 


電通プロデュースのリオ五輪での安倍マリオ、あれも費用が
12億円かかってますが、その12億円の内の8億円が電通の
取り分なんですよ。


 


やらされた安倍晋三はお零れに預かっただけです。


 


ちなみに映画のシンゴジラは制作費が15億円です。


 


東京地検が踏み込む時、ダンボール箱を持ち出すときなど全て
リハーサルしてますからね。


 


マスコミ関係者なら知ってることですが、地検特捜部なんかは
カメラ映りを非常に気にするんです。


 


この角度から撮ってくれとか、あの角を曲がって歩いてくるところ


から撮ってくれとか、カメラマンに注文つけるんですね。


 


今回は、その演出すら電通がやってる可能性があります。


 


今まで闇に隠れてやってたことが最近ネットでも五月蝿く言わ
れだしたので、ここらで過労死でも表面化させて上辺だけでも
政府が乗り出したように見せたいのだと思います。


 


政府も東京五輪関係で、JOCの竹田恒和と電通の賄賂問題が


表ざたになるよりはマシだと思ってるはずです。


 


また元電通の安倍昭恵や世耕弘成や秋元康など痛くない腹
(本当は痛い)を探られるのも避けたいでしょう。


 


まあ形だけ、ポーズに間違いないです。


 


過労死や残業で企業が潰されるならワタミなど、とっくの昔に
潰れて当たり前ですが、会長が今や自民党議員ですからね。


 


105時間くらいの残業なら(ほんとは好ましくありませんが)
僕も広告代理店時代やってましたし、大企業中小企業問わず、
どこでもやってることです。


 


超過勤務で福知山脱線事故を起こした社員のJR西日本は


どうなりました?


 


史上最悪の事故を起こした東電はどうなりました?


 


潰れもせず、どころか給料もボーナスも上がってるじゃない
ですか?


 


押尾学事件の黒幕森喜朗に捜査の手が伸びましたか?


 


NHKの悪質さに安倍晋三が言及したことがありますか?


 


安倍ちゃんが正義の使者なら、とっくに手をつけてると思い
ませんか?


 


強制捜査をするなら、子宮頸がんワクチンで多くの被害者を
出した厚労省、多くのブラック企業を野放しにする労働基準
監督署から入るべきです。


 



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日常性の幸福と、それを奪うもの

漫画家ヤマザキ・マリさんのブログから転載。

(以下引用)


この世界の片隅に
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戦争を捉えた表現作品はこの世に沢山あります。
中には傑作といえるものも少なくありません。
ですが、苦しみと悲しみを盛り込むだけでいっぱいいっぱいになりがちな戦争というものを、こんなふうに描けるのは日本人だけかもしれない、というのが鑑賞後の一番具体的な感想でした。

淡々と、飄々と。情動性は抑えられ、過剰なドラマチックさもありません。
この物語の中の登場人物たちは、戦争という容赦の無い社会の不条理と、内側では壊れんばかりに苦しみつつも、ただ毅然と向き合いながら過ごしているのです。


この作品の中では、当たり前の暮らしや、他愛の無い笑顔や、青い空や、かたわらを飛んでいるトンボや、草花から、命の儚さと慈しみが鮮やかに描かれていますが、そういった描写から、言葉にならない悲しみというものが、涙や叫びだけで表現されるとは限らない、ということを感じ取れるでしょう。

このアニメーションはまさに、自分たちの中にある、そのような感性という機能をフルに起動させてくれる力を持っています。

先日リスボンの家へ久しぶりに戻った時、7年もの間ほったらかしになっていた本棚に、このマンガが並んでいたのを見つけてつい手に取って読み始めてしまったところ、夢中になって途中だった掃除がそのままになってしまいました。
数年前に、この作品のアニメ化の企画が上がっていることを知った時は「これこそアニメ化されるべきマンガ作品だ!」と興奮し、クラウドファンディングにも参加しました。

アニメというのは、マンガよりも遥かに大きな影響力を持っています。
アニメは、老若男女、普段マンガを読まない人にもその作品の存在を知ってもらえる、この上無い媒体です。
それを考えると、「この世界の片隅に」のアニメ化は、この作品がマンガとして生まれた時点で発生していたもうひとつの到達地点だったのだろう、という気もします。
片瀬監督はまさにそれを感知し、いかなるハードルが立ちはだかろうともその強い使命感と情熱でこの作品を仕上げられたのでしょう。

おっとりしていてぼんやりさん、絵を描くのが大好きだけど強い自己主張も持つこともなく、与えられた日常と朗らかに生きる主人公すず。その声をあてたのは女優ののんさんです。

映画の後半、すずという一見お気楽なキャラが、胸の内に秘めているエネルギーを耐えられずに放出させるシーンがあります。彼女の普段のほっこりした声と、その場面で炸裂する激しい声とのコントラストには鳥肌が立ちました。
のんさんとすずは、何かが凄く似ているのかもしれません。そういえばのんさんもすずと同じく、絵を描くのがお好きだったはず....

実際に体験した経験を語り継げる人達が少なくなっていく中でも、こうの史代さんや片渕監督、そしてのんさんのように、戦争を知らない新しい世代の表現者達によって、これほどまでの説得力と観衆の感情を動かすエネルギーを持った作品が生み出されることも、可能なのです。
今や情報というフィルターを通じてでしか知る事ができない戦争という既成事実は、まるで経験してきたかのような、リアリティや情動性ばかりを求めた表現を追求しても、過剰で嘘くさくなってしまうのはいろんな作品を見て感じて来たことです。

でも「この世界」にはその“過剰さ”が感じられません。
この恐ろしい時代を経験をしていない立場である謙虚さがベースにはあっても、次世代であるが故に芽生える感性としなやかな想像力のちからで、等身大の、気負いのない、あるべき戦争の有様を描く事も可能なのだということを、しみじみと痛感させられました。

ふだん動かす事のない、動かす必然にも迫られない、だけど我々全員の胸の奥底にある、人としてとてもとても大事な機能に大きくはたらきかけてくる「この世界の片隅に」。
できるだけ多くの方達に見てほしいと、本気で心底から感じた作品です。

公開は11月12日より。
http://konosekai.jp/


a0087957_9462340.jpg

(試写会の舞台挨拶にて。音楽を手がけたコトリンゴさん、すず役のんさん、片渕須直監督)



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言葉では語りえないもの

  1. あと二日で一般公開である。私の信頼する知性の持ち主のすべてが絶賛しているのだから、観ていない私も人に勧めるのをためらわない。




               
  2. 『この世界の片隅に』観了後に感想を聞かれたのだけどうまく言葉が出てこず。言葉で伝えきれないものを絵にしているのだから当然だ。といっても画面はあくまでストイック。これ見よがしでない淡々とした、しかし精密な日常が続く。数秒の描写にたぶん数十冊・何年ものディテールが詰まっている。
  3. 293件のリツイート 266 いいね
    1. 『この世界の片隅に』すばらしい原作がそれを映像化するのにもっともふさわしい監督によってアニメ化され、もっともふさわしい女優によって演じられた。そんな印象。画面の片隅に一度きり数秒しか登場しない動物・虫・花・絵の具箱……すべてが愛おしく美しい。高射砲の爆煙すらも。
    2. 418件のリツイート 380 いいね

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怖い短歌

怖い短歌を一つ紹介する。
今の今も、どこかで子供がこんな悲鳴を上げているかもしれない。
作者は間氷期という筆名の方で、某コンテストでこれを選んだ選者は歌人の東直子氏である。


悲しいよ痛い辛いよパパごめん殴るのやめて

あたし死んでる

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本物の専門家

  1. 私はよく専門家の悪口を書いているが、もちろん専門家(特に漫画家やアニメ制作者)の素晴らしさ、偉大さは、凡人の遠く及ばない巨大な山脈のようなものだと思い、尊敬している。尊敬しないのは口先だけで世間を渡る連中である。経済界にもそうした詐欺師まがいの人間もたくさんいるから、概して経済人は尊敬しない。下の記事は、そうした専門家のファインプレーと、素人の目には見えない仕事内容の深さを示している。基礎部分を作るのに膨大なコスト(時間的コスト、労力的コスト、金銭的コスト)をかけているというのが、まさに専門家と小器用な素人を分ける部分だろう。


               
  2. 博多駅前の陥没事故見て建物の基礎ってここまで深く打ち込まれてるのか、そりゃ建ち始めるまでに時間かかるわけやわと思ったのと、 セブンイレブンの入店マットと登りの生命力に謎の感動を覚えた
  3. 1,811件のリツイート 1,057 いいね
    1. 博多の道路陥没事故、地下鉄工事が原因だったのか。そしてその工事の作業員が、このままだと陥没すると判断し警察に通報、通行規制が行われ、その後陥没・・・奇跡の死傷者0ではなく、優秀な危機管理能力のなせた業だったのな。問題は起こる時は起こる、その時にどう動くか・・・その如実な例だね。
    2. 37,266件のリツイート 21,888 いいね

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鍋の中には何がある

「ネットゲリラ」記事の一部だが、メモしておく。
まあ、私もあれが虫の卵だとは思ってはいないが、そうだと言われたら信じてしまいそうだ。世の中、知らないほうがいいブラックボックスはたくさんある。
白菜に関する、そういう不安感を完全に払拭させてくれる、これは貴重な記事であるwww



(以下引用)


鍋物に欠かせない存在といえば白菜だが、「白菜に黒いブツブツ! カビてるじゃないの!」「斑点は虫の卵なんじゃないか!?」などと、人畜無害でありながら、クレームをつけてくる人が多いようだ。
・虫の卵ではない
白菜に浮き出ている黒い斑点は、まったくの無害。場合によっては斑点がない白菜を探すほうが難しいときもある。虫でもないし、虫の卵でもないし、病気でもないし、農薬でもなければ、毒でもない。
・細胞壁が褐色に変化したもの
この黒い斑点の正体は「ゴマ症」といい、土中の栄養素の偏りによって白菜に負荷がかかり、ポリフェノールの活性化により細胞壁が褐色に変化したもの。天候や気温によって土中の栄養素に偏りが生じるのは仕方がないことで、ゴマ症は気にすることではないのだ。


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紅葉に雪

いい写真だ。紅葉に雪、というのも珍しいし、風情がある。


           

こんな年初めてだな 今日の札幌大通公園


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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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