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副業と労基法の「労働時間」

某漫画家がリツィートしたものの孫引きだが、非常に重要な指摘だと思う。
本当なら徽宗皇帝のブログに載せる内容だが、あちらは既に記事をふたつも載せているし、下のツィートのような短い文章だと、容量的にこちら向きだと判断。
なお、「副業の推進」は、本業の方の企業が十分な給与を払わない、ということとセットで、河野太郎の本質が新自由主義者であることの現れだろう。「45歳定年」も推進する可能性もある。「原発反対」も、総裁選に立候補してトーンダウンしたように、かなり怪しいものである。

(以下引用)

河野太郎は副業しやすい社会にしたいと言ってるが企業の8割は副業禁止にしてる。主な理由は労働時間を把握出来なくなるから。労基法を守る為には当然の対処と言える。過労死の認定基準は残業80時間/月。しかし2社で働いてると合計残業が80時間を超えても過労死に認定されない。意外と問題点が多い。

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天上の天国と地上の天国

「白痴」を読み終わった(昔読んだ時より、理解が深くなったのか、いっそう面白かった)ので、今は「カラマーゾフの兄弟」の再読を始めたが、最初のあたりに、昔は疑問にも思わなかった「社会主義」に関する言葉があり、気になるので少しメモしておく。
それはこういう言葉だ。

「社会主義は決して単なる労働問題、即ち、いわゆる第四階級の問題のみでなく、主として無神論の問題である。無神論に現代的な肉をつけた問題である。地上から天に達するためでなく天を地上へ引きおろすために、神なくして建てられたるバビロンの塔である」(米川正夫訳)


「バビロンの塔」はもちろん、「バベルの塔」だろう。問題は、それがなぜいけないのか、ということだ。確かに、バベルの塔は人間の僭上な行為として神の怒りを買い、滅ぼされた。しかし、「天を地上に引き下ろす」つまり(神抜きで)地上の天国を作ろうという人間の行為は非難されるべきものだろうか。それが神という存在を無意味化するという、神への反逆という面を除けば、それは永遠の幸福を得たいという人間の涙ぐましい行為ではないだろうか。そして、神が存在しなければ、地上の天国を作ろうという行為が批判されるだろうか。
引用した箇所から数ページ後に、こういう言葉がある。これはアリョーシャの考えだ。

「長老は神聖な人だから、あの人の胸の中には万人に対する更新の秘訣がある。真理を地上に押立てる偉力がある。それですべての人が神聖になり、互いを愛し得るようになるのだ。そして貧富高下の差別もなくなって、一同が一様に神の子となる。こうしてついに神の王国が実現されるのだ」

赤字にした「貧富高下の差もなくなって」というのは、まさに社会主義の理想ではないか。前に引用した部分との違いを言えば、神聖な人間が真理を地上に押し立てる云々だろうが、それはおそらく全人類のキリスト教思想への帰依ということだろう。好意的に捉えれば、「どのような手段で社会を貧富高下の差を無くしても、信仰によらないかぎり、つまり人間の心そのものが自然に道徳を守るようにならない限り、地上の天国は不可能だ」ということだろうか。

問題は、普通の人間が普通に考えて、キリスト教を、あるいは神の存在を信じられるか、ということである。この、悪に満ちた世界を神が創造したなら、その悪の犠牲になった無垢な人間の苦悩や死がいかにして正当化されるのか。それがイヴァン・カラマーゾフの問いかけだろうと思う。私は、イヴァンの思想に与する。たとえ神が存在しても、それは善なる神であるか、あるいは人間的な善悪に関係しているかどうか、人間に分かるはずはない。としたら、神に帰依することは不可能であり、人間は人間の力で地上の天国を打ち立てるように永遠の努力をするしかないだろう。社会主義はそういう思想だと私は思っている。(ただし、マルキシズムを私はよく知らないので、宮沢賢治の言う「世界がぜんたい幸福になるまでは個人の幸福はありえない」が社会主義の定義だとしておく。)

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最初から勝敗の確定している勝負のやり方

「阿修羅」から転載。
情報の真偽の判断はできないから、この手の話は常に「そういう可能性もある」という姿勢で聞いておく必要がある。私は懐疑主義者の癖に根が単純なもので、聞いた話を一応真実だという仮定で受け入れる悪い癖がある。つまり、主義より性格のほうが判断を左右するわけだ。世の中には意味もなく嘘をつく(あるいはホラを吹く)人間がいるのだが、私のような人間はそういう連中に簡単に騙されるタイプだろうwww
下の話に関しては、豪州政府が一番強引にワクチン接種を進めているという印象があるので、その背後にあってもおかしくはない話だと思う。まあ、イベルメクチンの効果とワクチンの副反応と、どちらが勝つか、という話になるわけで、イベルメクチンが勝てば「ワクチンの効果だ」とすることができ、ワクチンが勝てば、(場合によってはワクチン接種の事実を隠して)「イベルメクチンは効果がない」とすることができる。まあ、巧妙と言えば巧妙である。

(以下引用)

豪病院、ワクチン接種した感染者だけにイベルメクチンを投薬、ワクチンの有効性に誤解を招く (連新社) 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/405.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2021 年 9 月 20 日 06:50:37: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
 

「豪病院、ワクチン接種した感染者だけにイベルメクチンを投薬、
ワクチンの有効性に誤解を招く」 (連新社 2021/9/18)
https://www.gettr.com/post/pbj7s3be80


豪政府のやることは 汚すぎだ


そこら辺の病院連中よ 君等に警告しておく


我々は 何が起きているのか承知している
これは 私が信頼できるルートから入手した情報だ


今の病院のやり方は
あなたが一回もしくは二回ワクチン接種を済ませたコロナ感染者であれば
イベルメクチンを処方して治療を受けられる


オーストラリア治療製品局が病院外での
イベルメクチンの個人使用を禁止したにもかかわらず
病院では ワクチン接種したコロナ感染者をイベルメクチンで治療している


何故 
こうすれば ワクチン接種したから早く回復に導くと言えるわけだ
彼らは 彼ら自身が禁止した薬を使っているのだ
その薬は ワクチン接種者であるかどうかに関係なく 感染者を救えるものだ


しかし 実際の状況として もしあなたがワクチン未接種者だったら
病院はいち早く人工呼吸器を装着しようとする
そうすることで 病院は3.7万豪ドルの手当を得られる
と同時に ワクチン未接種者のため死亡する確率が高いと公表できる


これは 完全にでたらめな嘘だ


そこら辺の病院よ 我々はもう知っている
我々は あなた達のやることを承知しているのだ 
この貪欲な人でなし連中


医者は全員例外なく ヒポクラテスの誓いを宣誓したことがあるはずだ
それは何ものか知らないけど 今になっては滑稽に思えてならない
彼らは ワクチン接種の有無に関わらず 全ての患者を守ると誓ったはずだ


あなた達は デルタ株に対する特効薬を手にしている 
特効薬だよ


一部分の患者を選択して治療することをやめてくれ
それは 法律違反 憲法違反のやり方だ
あなた達は かつて誓った 守るべき医療倫理を全て裏切っているのだ


二度と政府の手先として 人々に毒をばら撒いてはならない


このワクチンは 役に立たない
イベルメクチンこそ 有効だ


彼らはこの特効薬を利用して ワクチンを接種すれば
たとえ感染して入院しても生き延びることが可能だと人々に信じ込ませている


しかし 実際は違う あなたは生き延びることができない
ワクチンを接種しようが あなたがデルタ株で命を落とす確率は変わらない


今 彼らがワクチン接種者を優遇していることは明らかだ


オーストラリア人は この点を理解しなければならない


現政府の面々は辞任すべきであり 打倒されるべきだ
医者達も 自身の行為に責任を負うべきだ
彼らのやり方は 決して許されないものだ


我々は あなた達に警告した
我々は あなた達のしていることを承知しているのだ


皆さん このビデオを拡散していただきたい


彼らが何をしたか 彼らが何を証明しようとしているか
より多くの人々に知らせるべきだ


------(字幕引用ここまで)---------------------------------------


やっぱりね、そんなことだろうと思っていました。


ワクチンを打つと重症化を防げると言っていますが、実は密かにイベルメクチンを
投与している可能性があるわけです。


ワクチンではなくイベルメクチンの効果です。


こういう医療倫理に反することを平気でやる医師からは、医師免許を剥奪すべきです。


患者側から裁判を起こされたらただでは済みません。


莫大な損害賠償、慰謝料を請求されることになるでしょう。


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選挙結果とその「報復」

私はネットのハンドルネームは「顔」だという考えだから、いい加減なハンドルネームの人間の文章はほとんど読まない。この「命を大切に思う者」という人物は「阿修羅」コメントの常連だが、この名前も嫌いである。「私は善人です。ヒューマニストです」と図々しく主張している印象があるからだ。そもそも誰の命を大切に思うのか。自分の命や自分の周囲の人間の命を大切に思わない者はいないだろう。全人類の命か、全生命の命か。自分の血を吸う蚊の命も大切にして血を吸わせてやるのかwww
まあ、ヤクザか小学生みたいな難癖だが、嫌いなのは嫌いだから仕方がない。名前が嫌いだからそのコメントもこれまで読んだことがなかったが、下に引用したのは、たまたま読んで、なかなか興味深い情報があったからだ。それは「選挙で自民党に入れなかった土地への報復」という話だ。まあ、単なる妄想かもしれないが、これが事実だとしたら大変な話で、野党はこれについて全国的な調査をする価値があると思う。まあ、そういう調査能力があるのは共産党だけだろうが。

(以下引用)



33. 命を大切に思う者[5278] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2021年9月17日 17:23:52 : bkAOVORMBs VnRhL3pRaG02dHM=[225]  報告
室井佑月も自民党の誘導に引っ掛かっている。
自民党総裁選は、暴力団自民党の組長を選ぶ選挙であって、国の代表を選ぶ選挙ではない。
総裁に選ばれて総理になってから衆議院選までの日数はほとんど0日です。
総理であることが確定してる日数がほとんど0日なのに、「実質的な総理を決める自民党総裁選」と報道する行為は、衆議院選で自民勢力が権力を維持する報道してるのと同じであり、選挙違反です! 選挙違反!
日本は得票数を開票所ごとに出すから、他の開票所が自民勢力の候補を選んで自民勢力が権力を握ったのに、自分の開票所だけ対抗勢力を選んだら、後で自民党に報復される。地方の有権者はそれが恐ろしいから、必死になって、権力を握りそうなところを選ぶのです。民主党が権力を握れたのは、マスコミが「次に権力を握るのは民主党だ」と報道したからです。地方の人は、その報道を聞いて民主党の機嫌をとるために民主党に入れただけで「次に権力を握るのは自民党だ」と報道したら、必死になって、自民党の機嫌を取るよ。だからその報道は、選挙違反なのです!
何十年も前からずっとそう。自民党は自民勢力の候補を選ばなかった開票所の地域に、公共事業を突然打ち切る等の手口で報復する。
地方に産業が育つのを権力振り回して徹底的に妨害し続け、収入源が公共事業しかないという状態にわざとして、見せしめに公共事業を打ち切って他の開票所の人達を脅すことで票を集めているのです。
対抗勢力に誰が入れたか個人まで特定できなくても、その開票所の人、全員に報復するのです、自民党は。暴力団だから。 

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膨大で細かい知識こそ電子書籍の出番

「法的に」とは、「誇大広告として法的に処罰を受けない」ということだろうか。
しかし、六法全書を実際にポケットに入れるのはどんな人間なのだろうか。まあ、警官なども案外現場で即座に必要な場面がありそうである。しかし、下の写真の状態でポケットに入れるのかwww
疑問なのだが、これこそスマホの出番なのではないか。六法全書を電子書籍化して売り出せば実に有益ではないか。憲法程度すら我々愚人は暗記できないのだから。
医学書も同様だ。ただ、医学書は毎年の改定が大変ではあるだろう。しかし、だからこそ毎年売
れるではないかwww
仏書や古典全集も同様だ。源氏物語をスマホに入れて、気が向けば一章、あるいは数文だけ読めば、1年で読破できるだろう。源氏物語が200円程度なら、スマホ嫌いの私も買うかもしれない。今では絶版や廃版で書店で探せない作家や作品ならなおさらだ。

(夢人追記)町山智弘がリツィートしたもので、この発言には同感。私の親の世代には中卒の人も多かったが、そういう人でも平均すると知的好奇心は今よりはるかに高かったのである。親父が好きだったのは国木田独歩だったが、私も好きである。だが、作品の中には私には読みこなせないものもあった。親父が一番好きだった「源をじ」は、文章自体が文語体(あるいは一種の美文)のため読み味わうまでいかなかった。自民党支持だったが「資本論」も読んでいたらしい。

『知的大衆』は本当に存在した。今の人達が皆スマホを持って歩いてるのと同じように、60~70年代の人達は本を持ち歩き、電車の中やバス停のバス待ちでも読んでる人が多かった。それが娯楽だったのだ。今のラノベレベルじゃなく、本格的な小説を皆が読んでいて、知的レベルは今より格段に高かった。
引用ツイート
町山智浩
@TomoMachi
·
この人の「庶民感」の大きな間違いは、60年代から70年代当時の日本には「知的大衆」という層があったことを知らないのだ。当時はたとえ中卒や高卒でも川端康成や三島由紀夫や三浦綾子や丸山真男や山本七平や鶴見俊輔や福田恒存を読む佐藤忠男のような人々が数十万単位で存在したのだ。 twitter.com/burubur5603089…




(以下引用)
なるほど。法的に「ポケットに入る」ってこういう意味なのか(ぉ
引用ツイート
有斐閣六法編集部
@yuhikaku_roppou
·
出来上がりを見るまではいつも不安ですが、今年もポケットに入りますのでご安心ください。
画像

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分裂と融合

私は医者志望の落ちこぼれで、落ちこぼれた理由は理系学科がすべて大の苦手だったからだが、物理は特に苦手で、核分裂と核融合の違いも「何となく」のイメージ程度にしか分からない。太陽が核分裂ではなく核融合しているというのも初めて知ったが、それは明白に証明されているのだろうか。いや、私は宇宙膨張説とかビッグバン説とかも怪しいと思っているので、「物理学陰謀論者」なのかもしれないwww まあ、そもそも自分の目で見える事柄以外はすべて「話半分」でしか信じないのである。もっとも、自分の目で見たらすべて真実だとも思っていない。「自分ほど信じられないものがあるかー」という横島忠男の言葉を名言だと思い、信条としているのである。

なお、小学生的な(あるいは文系的)疑問だが、「分裂」とは物がどんどん破壊される状態で、「融合」とは生成される状態というイメージがあるのだが、もし核融合というのが新しい物質が生成されることなら、太陽はまだ生成途上で、ほとんど無限の寿命があるということなのだろうか? もっとも、細胞分裂のように数が増える(つまり、成長する)のも分裂ではあるから、分裂というのが破壊だというのは単にイメージではある。

(以下「ネットゲリラ」コメント欄より転載)


>>常温核融合
何それ?
1億度の超高温じゃなくて、30度くらいの常温で、太陽の内部と同じ反応=核融合が起こるってか?
 小学生向けの学研の科学を見てから出直しておいで。



>>地場を使わない核融合
 なぜ地場を使っているか理解していない。
 核融合に必要な1億度の熱に耐えられる素材など、未来永劫存在しないからだ。そのため磁場を使って核燃料を空中に浮かして、超スピードで直径数キロの通路の中を動かすことで、かろうじて「炉」を壊さないようにしている。確か核融合は1秒以上起きたことなかったと思う。だから、核融合炉事故は、まだ起きていない。


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犯罪者の特徴

「ああいう才能のない、気短かで欲のふかい蛆虫どもにとっては、犯罪が何よりありふれた避難所ですからね」

これは『白痴』の中でエヴゲーニィ・パーヴロヴィチという男が言った言葉だが、この男自身犯罪者的性質の持主のように描かれていて、だからこそ犯罪者がどういうものか熟知している感じだ。もちろん、それは作者のドストエフスキーが犯罪者というものを熟知している(彼は長年流刑されていて犯罪者たちを身近に知っていた。)ということである。
「才能がない」というのが犯罪者の特質である、というのが面白い。箇条書きすると、

1:才能がない
2:気短か
3:欲が深い
4:蛆虫である

というのが犯罪者の特徴で、これはほとんどの犯罪者に当てはまるように思う。中でも「才能がない」というのは大きい。つまり、「何か自己表現したい」という強い欲望がありながら、その才能が無い人間が、「自己表現」の手段として芸術以外に簡単に選べる(何しろ気短かだから難しいことや長期的な方法は好まないのである。)のが犯罪なのだ、ということだ。自己表現と言ってもたいした話ではなく、「周囲の人間や世間に一目置かれたい」程度のことで、要するに私が毎度言う、「自己愛」の現れのひとつだ。ただ、その欲望があまりに強いのに才能が無くて芸術などの手段で自己表現の欲望を満たせない場合の「逃避場所」が犯罪である、ということだ。
4の「蛆虫である」とは、言うまでもなく人格が低劣であることだ。
ただし、犯罪者と囚人は別と考えるべきだろう。囚人の場合は時間だけはたっぷりある(気短かでいられない)から、監獄の中で思いがけない「才能」を開花させることもあるかと思う。
まあ、とりあえず、犯罪というのは経済犯以外はあまり頭のいい人間のやることではない。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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