(以下引用)
結構内容も普通だったかもアーニャは可愛い
あとアーニャが可愛い
気の赴くままにつれづれと。
まず自己実現、という言葉の定義について。マズローは自己実現について厳密な定義づけはしていないが、おおよそ、以下のような理解で良いのではないかと思われる。
自己実現した人の定義はいぜんとして曖昧であったが、マズローは大まかに次のように記述した。
「自己実現とは、才能・能力・可能性の使用と開発である。そのような人々は、自分の資質を十分に発揮し、なしうる最大限のことをしているように思われる」。
消極的な基準としては、心理的問題・神経症あるいは精神病への傾向をもたないことがあげられた。自己実現した人は、人類の中の最良の見本、マズローが後に「成長している先端」と名付けられるようになったものの典型である。
『マズローの心理学』より
この成長している先端とは、たとえば研究やスポーツなどといったなんらかの分野で先端的技能や先端的業績に辿りつき、さらなる高みを目指している人がそれにあたると思われる。まず、これが難しく、達成したとしても人の一生のなかで先端に居続けること自体が難しい。稀にそうした人生もあるかもしれないが、おおよそ、凡夫が目指せる境地ではない。各方面の秀才ですら、たいていは一時的にしか達成できない状態だろう。
"自分の資質を十分に発揮し、なしうる最大限のことをしているように思われる"、というフレーズも厄介だ。この条件を満たすためには、他人と比較して嫉妬するようなキョロキョロしたところがあってはいけない。本当は自分の資質を十分に発揮し、なしうる最大限のこととしてしがないサラリーマンをしている人でも、他人と比較して嫉妬してしまい、自分はもっと伸びたのではないか、などと羨んでいてはこの条件には該当しなくなってしまう。*1
まあそれでも一時的にしても自己実現にたどり着いたとしよう。
で、置き換え可能なBOT感がなくなったと本当に言えるのだろうか?
自己実現について考えた時、私は、マズローの心理学が産業界に受け入れられ、例の、マズローの欲求段階説ピラミッドが今日でもまだ引用されていることに思わずにいられない。欲求段階説のピラミッドが古い古いと誹りを受けてもなお、繰り返し引用されているのは、産業界との親和性が高いこと、労働者や実業家が生産効率を向上させていくのに都合の良い言説だったからでもある。ドラッカーなどもそうだが、産業界がたびたび引っ張ってくる啓発的な言説は、どれほど人間の可能性を謳っているようにみえても、それは資本主義に適合する詩であり、生産性や効率性に貢献する社畜の歌である。ここでいう社畜とは、文字通り会社の家畜という意味だけでなく、社会の家畜という意味を含んでいると付言しておく。労働者は会社の家畜をとおして社会の家畜をやっているし、資本家や経営者はもっと大きな規模で社会の家畜をやっている。いずれにせよ、マズローやドラッカーのいざなう理想には、資本主義のユニバーサルタグがついている。
自己実現。至高体験。
しないよりはしてみたいかもしれない。だけど、それらもまた、生産性や効率性を至上命題とする資本主義の、そして現代社会の掌の上でのワンシーンに過ぎず、レアで、一過性に過ぎないものでしかない。なにより、そうした自己実現や至高体験は、ちょっと深く考えてみれば、別に自分がそうならなくっても構わないことでもあったはずなのだ。たとえば蒸気機関のワットやiPhoneのジョブズはそれぞれにたいした人だとは思うけれども、ワットやジョブズがいなくても蒸気機関やiPhoneに相当するものはやはり世の中に現れただろう。よほどの例外を除いて、偉人や有名人すら置き換え可能なBOTではなかったか。椅子取りゲームのユニットではなかったか。芸能人や研究者はどこまで唯一無二だろう。世の中には、自分自身のことを唯一無二だと思い込めている幸福な人もいる。が、その人がいないならいないで、ほんの少しだけ運の悪かった同僚やほんの少しだけ間に合わなかった後輩がその位置を占めていたはずなのだ。
自己実現できていない会社員って置き換え可能なbotでしかないわなぁ。むなしくなる。
無私な毎日だわな、ほんと。宇宙人が見たら、あまりの規則性に驚くと思う。人間がアリの習性に驚くように。
だから、かりに自己実現したとしても、そんなのは、ちょっと珍しい役割を引き受けた働きアリの匹でしかないのではないだろうか。
今日の発明発見や創作の相当広い領域は、大局的にみれば、一人で作っているというよりみんなでつくっているのであり、時代がつくっているのでもあり、自分がやらなくても誰かが似たようなものを創りだす可能性が高い、そんな何かだ。そのうえグループによる研究や創作もあるわけだから、自分、というものに拘って発明発見や創作を見つめるのは、自己愛を充たすには適していても、事実からは遠い。そうした諸々を承知のうえで、それでも何かに挑む、何かを創るという行為には喜びが、フロー体験が伴うとは言える。文脈によっては、私はそのフロー体験をありがたがってみることもあるのだけど、今日はそういう気分じゃない。脳汁が出てるだけじゃねえか。ずっと出ているわけでもなし。唯一無二の脳汁であるわけでもなし。
自己実現も含め、希少で、ありがたいものを夢見て、結局、目の前にぶら下げられた幻想の人参に向かってダッシュし、生産性や効率性を搾り取られて社会のネズミ車を回しているのが私たちなのだから、どこまで行っても社会の掌の上でしかない。そして社会の内部において私たちは常に群体であり、その生態は、ギトギトの個人主義者が思い込んでいるほど個人主義にそぐうものではない、と私なら思う。
サン・バルテルミー島の旗 | サン・バルテルミー島の紋章 |
公用語 | フランス語 |
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行政所在地 | グスタビア |
大統領 | エマニュエル・マクロン |
知事(プレフェ) | セルジュ・グーテイロン(Serge Gouteyron) |
領土評議会議長 | グザヴィエ・レデー (Xavier Lédée) |
面積 | |
- 総面積 | 21 km² |
- 水面積率 (%) | - |
人口 | |
- 推計 | 8,450人 |
- 人口密度 | 402/km² |
GDP (PPP) | |
- 合計 | |
通貨 | ユーロ (EUR ) |
時間帯 | |
ISO 3166-1 | BL / BLM |
ccTLD | .bl |
国際電話番号 | +590 |
サン・バルテルミー島(フランス語: Saint Barthélemy)は、カリブ海のリーワード諸島、セント・マーチン島から南の方に浮かぶフランス領の島。英語名はセント・バーツ島 (St. Barts)。
名称は、クリストファー・コロンブスの弟バーソロミュー・コロンブスに由来する。18世紀から19世紀にかけてスウェーデンに売却していた。面積は25km2、人口は8,450人(2007年)、中心地はグスタビアである。
1493年、クリストファー・コロンブスにより発見された。コロンブスは弟のバルトロメ(バーソロミュー)の名を島に名付けた、先住民のアラワク・カリブ族は現地語でオゥアナラ (Ouanalao) と呼んでいた。1648年にフランス人が入植した。その後、悪名高い海賊の隠れ家になった。
1651年にはマルタ騎士団の財産ともなる。1744年からはイギリスが占領した。1784年にスウェーデンに売却され、スウェーデン領になった。スウェーデンはこの島で1786年にスウェーデン西インド会社を設立するが、利益に結びつかず、1805年に閉鎖された。若干の植民活動も行われたが、経済活動には全くの不向きであった。またスウェーデンは奴隷貿易にも着手したものの、奴隷制は1846年に廃止されている。
1878年にグアドループの一部として再びフランスの領土となり、1963年にはサン・マルタンと共にグアドループ県に属するサン・マルタン−サン・バルテルミー郡となった。しかし、2003年の選挙の結果、フランス領セント・マーチン島北部ことサン・マルタン島と共に2007年2月22日グアドループ県から脱退し、独自のフランス海外準県に昇格した。
サン・バルテルミー島はフランス領グアドループ県に属し、サン・マルタン島と共にグアドループ県の一つの郡を結成していたが、グアドループ県に属するかサン・バルテルミー島独自でのフランス海外準県になるのかを決める住民投票を2003年12月7日に始め、投票率95.5%が海外準県を選ぶと言う結果、独自でのフランス海外準県が決まり、2007年2月22日にグアドループ県から正式に分離し、独自でのフランス海外準県 (Overseas collectivity) となった。
沿岸は複雑で小港が多く、島の最高峰は281mのモメ・ドゥ・ヴィティト山 (Mome du Vitet) である。島の周囲にはフゥルシュ島などの小島がある。
グスタフ3世飛行場 (Gustaf III Airport) と言う空港がある。
この空港は、ヒストリーチャンネルにおいて、「世界で最も危険な空港」第3位に選ばれている[1]。
島の住民はスウェーデン領やフランス植民地時代に移住してきたゲルマン系のノルマン人やケルト系のブルターニュ人からの子孫の白人系が多い。黒人は少数。最近ではポルトガルやブラジルなどを中心に外国人労働者もいる。
公用語はフランス語。母国語としてフランス語系クレオール語。英語も広く通用し第二言語として話されている。スウェーデン語は1970年代以降ほぼ話されなくなったが、スウェーデン語を理解する住民は未だに存在し、観光業に従事している住民もいる。現在でも通りの名前の標識はフランス語とスウェーデン語の二言語で書かれているものがある。
観光が盛んで美しい白浜の海岸があり、ロスチャイルドやロックフェラー一族がプライベート・ビーチとして広大な土地を購入している。
5. 命を大切に思う者[6109] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年5月04日 19:45:51 : LN8kojZrik : MlpTLi9NWWR4VWM=[41] 報告 |