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今夏予想される猛暑と原発再稼働

関東あたりは2日ほど雨が少し降っただけで梅雨は終了らしい。めでたいと言うべきか、今夏の水不足が予想され、不吉だと言うべきか。
言えるのは、地軸の傾きの変化によって大気の流れが大きく変化し、そのために梅雨前線というのが本土付近では消滅したということだろう。
で、問題なのは、沿海部(沖縄や、下の表だと千葉や横浜)と内陸部(前橋や熊谷など)では、沿海部は気温の変化が小さく、内陸部は大きいということだ。内陸部はその不利さをエアコンで何とかしてきたが、電気料金の異常な高騰(その中には、おそらく「やってもいない」自然エネルギーへの転換費用も含むww)に内陸部の都市住民は耐えられるかどうかである。
今から予言しておくが、デパートやスーパーでの冷房制限なども考えられる。図書館などの公立施設は真っ先に冷房制限されるだろう。あなたは汗を流しながら本を読む気になるか? 気温が高いとコンピューターの保全などにも影響があるのではないか。つまり、色々な場所や場面で思いがけない熱暑の影響が出る可能性がある。電車の空調が停止されたら地獄だろうwww
まあ、それで喜ぶのは「原発再稼働」だ、と喚く原発村とその周辺の連中だろう。だが、ウランだって埋蔵量は決まっているのだから抜本的解決になどなるわけがない。原発自体を冷やすための電力は必要なのである。


(以下引用)


312: クェーサー(茸) [US] 2022/06/24(金) 20:43:35.17 ID:xvc2SNY30
はい

337: ベテルギウス(ジパング) [DE] 2022/06/24(金) 20:54:00.14 ID:vifuOSLx0
>>312
千葉は冬温暖で夏はややマシレベルなのか

370: アルファ・ケンタウリ(兵庫県) [EU] 2022/06/24(金) 21:14:34.08 ID:zK1nIgbD0
>>312
最高やで。
夏はこうじゃないと。

406: 木星(北海道) [ヌコ] 2022/06/24(金) 21:31:50.50 ID:G0S2u+8S0
>>312
えぐ…

関東のみんな
北海道においでよ

348: ダークマター(東京都) [US] 2022/06/24(金) 20:56:14.81 ID:ZlfGAqYL0
ダム付近にゲリラ豪雨してくれれば大丈夫

357: ジャコビニ・チンナー彗星(茸) [US] 2022/06/24(金) 20:59:47.25 ID:+K1upCH/0
東京電力まだ余裕なのかよ
https://www.tepco.co.jp/forecast/html/weekly-j.html

369: タイタン(愛知県) [US] 2022/06/24(金) 21:14:31.50 ID:apOynGBe0
日本はもう亜熱帯地域だな

390: ハッブル・ディープ・フィールド(鳥取県) [CN] 2022/06/24(金) 21:22:04.78 ID:awRMeieC0
まだ3週間くらいあるんじゃないの

399: テンペル・タットル彗星(茸) [CN] 2022/06/24(金) 21:29:15.81 ID:XgMXfjF30
まだ2日~3日しか降ってない
バケツ一杯にもなっとらんよ

404: ニュートラル・シート磁気圏尾部(ジパング) [ヌコ] 2022/06/24(金) 21:30:37.65 ID:wTLQq6Xt0
例年ならあと一ヶ月梅雨でもおかしくない

459: アケルナル(愛媛県) [IR] 2022/06/24(金) 22:13:13.19 ID:RCO/8vtc0
夜でもクソ暑い
エアコン無かったらしぬ

468: 宇宙の晴れ上がり(ジパング) [ES] 2022/06/24(金) 22:18:00.52 ID:6bk4MTM20
俺が生きてる間に梅雨無くなると思う

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現代世界の性の混乱

「バカ国民帝国日本の滅亡」記事だが、その主張には賛成とも反対とも言えない。まあ、どうでもいい、という感じだ。真面目に考えたことが無いのである。
しかし、文章内容が面白い。途中に挟まれた漫画の示している「人間は猿と性交していいか」という問題が面白いのである。女性が男性となぜセックスをするか、男性である私には分からないが、「知的で教養があり、人格(猿挌?)もすぐれていて、セックス上手な猿」が相手なら、女性はその猿とセックスすることを承知するだろうか。それとも低脳で無教養で人格下劣で殺人鬼だが美男のホストとセックスをしたがるだろうか。あるいは、女性でも男性でもいいが、セックスはともかく、知能の高い猿と恋愛をする人間はいるだろうか。まあ、「猿の惑星」では、猿のほうが人類の末裔より知能が高かったが、顔はやはり猿だったわけだ。男の場合は簡単で、猿相手には普通は「勃起できない」のだが、やはりこれは容姿差別で猿差別なのだろうか。現代の先進的性哲学では糾弾されるのか。そのうちに、男から愛を告白されて拒絶した男は差別主義者として裁判所行きになるのだろうかwww まあ、同性愛者の悲劇というのは少女漫画などでの定番で、面白い考察課題だが、現実世界では「ストレート」な人間が最近では肩身が狭すぎる気がする。昔なら、同性愛者でなくても男ふたりでアパートを共有しても何とも思われなかったが、今では絶対に同性愛者と見られるだろう。つまり、男同士の「単なる友情」というものの存在が困難になっているのではないか。嫌な時代である。
なお、LGBT論者が絶対に言わないことがある。それは聖書で同性愛を厳しく禁じていることである。なぜ彼らは「聖書を禁書にせよ」と言わないのか。それをやれば物凄い論争になるだろう。


2022-06-25 10:20:19

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「ジェンダーの平等」で、女性の「おっさん化」、男性の中性化が進んでいる。


 


 


男性ホルモンや女性ホルモンが出にくくなり…


 


女性は子どもを産みにくくなってきており、男性は精子の数を減らしている。


 


 


これらの「不都合な真実」を「運動家」たちは、「差別だ」と言って封殺してしまう。


 


 


これは「民主主義」なのか?


 


ファシズムではないのか?


 



 


…というか…


 


あからさまな人口削減計画にしかみえない。


 



 


少なくとも、バイオテクノロジーで「産みの苦しみ」なく…


 


「好きな遺伝子」を選択するなどして…


 


まるで、ガチャポン回してゲットするがごとくに…


 


子どもを得る時代を準備しているようにみえる。


 


 


そういう時代の準備が、「人権」とか「人間の尊厳」の名の下に行われていることに、


 


わたしは、強烈な違和感と不快感を覚える。


 



 


そういう時代の到来は、「子どもの人権」を侵害するものではないのか?


 


読売には、水野紀子・白鳳大教授のコメントが記されていた。


 


判決が、同性婚を認めるかは国民的な議論が必要としたのは妥当な判断だ。


 


差別や偏見は許されないが、同性婚の容認は別の視点から考える必要がある。


 


 


同性どうしのもとで精子や卵子の提供を受けて生殖補助医療で生まれた子供が将来、


 


育ての親と遺伝的つながりがないと知れば、ルーツに苦悩を抱えかねず、


 


子どもへの影響が心配だ。


 


 


婚姻は社会のあり方と密接に関連し、慎重な議論が求められる。


 


 


いわゆる「運動家」たちの議論は、短絡的でご都合主義ゆえに独善的で深慮に欠けている。


 


ファシズムの特徴のひとつは、「敵」の存在である。


 


 


「運動家」たちが、「女性の敵」なることばを好むのも、


 


彼らが対話でなく、相手を屈服させることが目的になっているからである。


 


 


「敵」が強大であるほど、彼らの「被害者意識」と「正義感情」は刺激され、結束が高まる。


 


彼らは集団心理のなかで、相互に自己陶酔し、自尊心や自己愛を満たすのである。


 


 


ゆえに、彼らの「運動」は、ヒステリックになりやすい。


 


 


「民主的な議論」とは、とりあえず自己主張を相手に対し、「自己開示」するものの…


 


まずは、ぐ~んと「譲歩」して、


 


広く、だれしもが受け入れられる「一致点」を探す努力をするものである。


 


 


たとえば、


 


「夫婦別姓の是非は、いまおくとして、旧姓をもっと名乗りやすくするのには同意していただける?」


 


…のような態度である。


 


憲法裁判をして、「黄門様の御印籠」のように判決を振りかざして相手を屈服させるという戦略は、


 


ファシストの思考であり、民主的とは言い難い。


 


 


そういう行動が許されるのは、だれの目にも耐えがたい不条理があるようなときである。


 


「パートナーシップ制度」など、社会からの「歩み寄り」があるにもかかわらず、


 


それらを「不十分」として簡単に全否定する行為は、相手方の尊厳を傷つけるものである。


 


 


欲深さやワガママは、民主主義の対極にあるものである。


 


 


「両性の平等」ワンイシューで、


 


自分勝手な一面的な解釈をただゴリ押しする姿勢はクレーマーのそれである。


 


 


さてさて…「同性婚」が認められたとしよう…


 


すると、他の形の婚姻も認めないと「不平等」ってことにならないだろうか?


 


 


たとえば、「獣婚」である。


 



 


いずれ、バイオテクノロジーは、人間に限りなく近いサルを作り出したりするであろう。


 



 


AI が「合理的思考」で、「獣婚」を認めたとして、人々は受け入れられるのか?


 


「感情」の問題は、「合理的判断」とは、しばしば乖離する。


 


 


性犯罪で、犯人を捕らえようとすると、被害者感情が傷ついてしまうというジレンマがあるが…


 


「同性婚」や「獣婚」あるいは、そのうち「AI婚」などが出てきた場合、


 


人々が違和感や嫌悪感を覚えないという保証はなく、それゆえに新たな差別も生みかねない。


 


 


「反差別」がすでに「差別」になっており、また、目的の成就が「新たな差別」を生みかねない…


 


二重の意味での「差別拡大運動」になっているのが、現実の「反差別運動」ではないのか?


 


 


それは、ニーチェがファシズムに時代に指摘した


 


「キレイゴト」の裏にある自己陶酔・自己弁護が隠れていることの偽善と欺瞞にあたるものだ。


 


 


デジタル化やシステム化で、人間個人は、ますます「家畜化」し、「無力化」が進んでいる。


 


人間は、もっと野性を回復することを考えるべきであり、


 


バイオテクノロジーに寄りかかって初めて成立するような「婚姻制度」を安易に認めるべきではない。


 


 


そして、以前にも言ったが、同性婚は必ず悪用される。


 


大金持ちA と大金持ちB が、「同性婚」すれば、「政略結婚」以上に富を集積できる。


 


子どもは、「遺伝子バンク」と「借り腹」があればよく…


 


あるいは、いっぱい「彼女」をつくって子どもを産ませ、「慰謝料」や「養育費」を払っておけばよい。


 


 


こんな「格差拡大・固定」政策を「人権」だの「平等」だのということばで正当化する行為に、


 


わたしは、いかなる「共感」も「理解」も示すことはできない。


 



 


 


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オーディトリー・ニューロパチーの子供の存在にご注意

コメントにもあるが、この少女が知的障害ではなく難聴だと気付いた先生が偉い。
私自身、軽度の難聴で、やはり「音は聞こえるが、それを言葉として明瞭に聞こえない」という奴で、それを「音の解像度が悪い」と自分では言っている。大勢での会話となると、誰が何を言っているのか明瞭に聞き取れないことが多い。映画も字幕頼りである。
まあ、文字さえ読めれば特に何も文句はないという感じでこの年まで生きてきたわけである。

(以下引用)


中学2年女子生徒(13)、3才で知的障害と診断され10年後… 担任「これって…!」→結果…





1: 茶トラ(ジパング) [DE] 2021/07/06(火) 22:09:02.53 ID:ns145G000 BE:754019341-PLT(12346)
北九州市の難聴の中学2年女子生徒(13)が、幼少期に市立総合療育センターで適切な検査を受けないまま知的障害と誤って診断され、実際は難聴と判明するまで約7年半にわたって適切な治療や教育が受けられなかったとして、センターを運営する市福祉事業団に約2000万円の損害賠償を求め、福岡地裁小倉支部に提訴した。

(省略)

 訴状などによると、2歳のころから言葉の遅れが見られていた女子生徒は、3歳だった2011年にセンターで知的障害・広汎(こうはん)性発達障害と診断された。
だが、知的障害児向けの特別支援学校で小学5年生になった18年、担任教諭から「唇の動きを読んでいるので、耳が聞こえていないのでは」と指摘され、他の病院の検査で難聴と判明
一部の音は聞こえるが不明瞭で、言葉として聞き取ることができない「オーディトリー・ニューロパチー」と分かった。

(以下省略)

※全文、詳細はソース元で
https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/040/285000c

33: ピューマ(神奈川県) [BR] 2021/07/06(火) 22:15:23.21 ID:h6IctSog0
>>1
>一部の音は聞こえるが不明瞭で、言葉として聞き取ることができない「オーディトリー・ニューロパチー」と分かった。

この場合どうするのが正解なの?
専門学校?
44: ロシアンブルー(SB-iPhone) [US] 2021/07/06(火) 22:19:22.79 ID:rlFfCfK20
>>33
聾(ろう)学校てのがある
耳が聞こえなくてしゃべれなくても優秀な人材がたくさん出てるよ
50: エキゾチックショートヘア(光) [US] 2021/07/06(火) 22:20:34.29 ID:EfTzuk840
>一部の音は聞こえるが不明瞭で、言葉として聞き取ることができない「オーディトリー・ニューロパチー」と分かった。

こんなのあるんだ
8: オシキャット(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:10:46.28 ID:jmD5RMFN0
気付いた担任凄いな
116: アビシニアン(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:37:09.40 ID:PtUv60X40
>>8
知人で自閉症と診断されていたがやはり10歳を過ぎてから聾唖だったと判明
ちゃんと意思疎通できる賢い子だったことが判明して今幸せになっている事例あり。
165: マンチカン(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:55:36.80 ID:Q30DzsEU0
>>8
この人いなかったらずっと知的障害にされてたとか救世主じゃん
291: スフィンクス(大阪府) [DE] 2021/07/07(水) 00:54:47.54 ID:mbbdpFjt0
>>8
これ
413: ヨーロッパヤマネコ(埼玉県) [ニダ] 2021/07/07(水) 07:22:21.10 ID:9gTnbEpa0
>>8
特別支援学校の教師というプロだったからこそ気付けたのかも。
親が無理矢理普通学校行かせてたら、誰にも気づかれずに軽度知的障害者として一生過ごしていたのかも知れない。
9: ジャガー(富山県) [FR] 2021/07/06(火) 22:10:55.65 ID:qaFR/n500
親が気づかないとか
143: シャルトリュー(石川県) [US] 2021/07/06(火) 22:44:27.34 ID:bq9GML/m0
>>9
母親(39)は取材に「何度も難聴ではないかと訴えたが検査を受けさせてもらえなかった。センターは過失を認め、責任を持って向き合ってほしい」と話した。
160: ラガマフィン(東京都) [ニダ] 2021/07/06(火) 22:50:28.73 ID:xSVhocuo0
>>143
セカンドオピニオンって手はなかったんかね
12: ぬこ(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:11:54.71 ID:yVp7hqx10
これはかわいそう
知的じゃないのに知的扱いされるとかマジで酷すぎる
この先生が気づいてくれて本当に良かったな
74: ベンガル(茨城県) [US] 2021/07/06(火) 22:25:12.33 ID:QSGBpC5K0
>>12
でも健常者用の教育は受けられなかったから、
たぶん知的障害レベルの知能しか育ってない筈。 コレから取り戻すのは大変だろなぁ‥。
231: ヨーロッパヤマネコ(東京都) [ニダ] 2021/07/06(火) 23:30:58.36 ID:dT/le60H0
>>74
10代なら簡単に取り戻せる
21: ヨーロッパオオヤマネコ(やわらか銀行) [LV] 2021/07/06(火) 22:12:56.10 ID:Jraf2EPn0
なら言葉が不自由なだけで学力は人並みだから直ぐに気付きそうだけどな
57: ピューマ(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:21:33.38 ID:QsYJ9VTm0
>>21
知的障害向けの教育しか受けられていなかったから気づくも何もなかったんだろ
知的障害向けのテストを完ぺきにこなしていても、誰も評価しなかったんだ
31: シンガプーラ(神奈川県) [AR] 2021/07/06(火) 22:15:15.58 ID:7hL2fl290
一部の音が聞こえるのが仇となったのかな
赤ちゃんの時に聴覚検査するし幼稚園や学校でもやると思うんだけど知的障害だと思われててスルーしたのかな
32: ヨーロッパオオヤマネコ(大阪府) [FR] 2021/07/06(火) 22:15:16.29 ID:LcWNW4Nd0
難聴だと専門の教育しないと文字の理解キツそうだな
34: ターキッシュアンゴラ(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:15:32.53 ID:MY7oFDjO0
音のある世界をしらないんなら、「聞こえなかったら言えよ」は無理筋じゃね
75: スノーシュー(光) [US] 2021/07/06(火) 22:26:01.36 ID:QSsEwz9G0
音は聞こえるけど、言葉としては聞き取れないなんて障害始めて知ったわ
98: マンクス(三重県) [ニダ] 2021/07/06(火) 22:31:38.08 ID:iGih5C3V0
知的障害と難聴を間違えるもんなのか?
足し算引き算や読み書きはできるだろ
109: 縞三毛(愛知県) [US] 2021/07/06(火) 22:35:48.24 ID:NANbKJws0
>>98
その辺は最初は言葉で話して教えるからなあ
112: ボンベイ(千葉県) [US] 2021/07/06(火) 22:36:18.69 ID:WoZD7JrB0
人並みの知能なら読み書きのレベルで分かりそうなもんだが、周りの大人は気付けなかったのかね
120: ジャガーネコ(北海道) [KR] 2021/07/06(火) 22:37:49.54 ID:EfKiZ7yc0
>>112
聞こえないと言語能力が発達しないから難聴向けの教育受けないときついんじゃね
124: ボンベイ(千葉県) [US] 2021/07/06(火) 22:39:07.84 ID:WoZD7JrB0
>>120
あーなるほど
読み書き以前の話なのね
125: ターキッシュアンゴラ(新潟県) [US] 2021/07/06(火) 22:39:07.83 ID:u0k+CfOM0
家族がそんな難聴に気が付かないとかあるんだ
137: エキゾチックショートヘア(光) [US] 2021/07/06(火) 22:42:53.34 ID:EfTzuk840
>>125
音には反応するなら気づきにくいかもね
138: スノーシュー(東京都) [ニダ] 2021/07/06(火) 22:43:21.62 ID:JRAc6eHv0
親が悪いじゃなくて3歳の時に知的障害があると誤診断されて
医者が言うならって信じてしまったんじゃないかな
親御さん辛かったと思うよ我が子が知的障害者って聞かされた時
146: ソマリ(茨城県) [GB] 2021/07/06(火) 22:46:38.47 ID:dj2OcGR50
出産してすぐに聴覚スクリーニング受けなかったのかな
150: ベンガルヤマネコ(静岡県) [SD] 2021/07/06(火) 22:47:58.98 ID:qNQ0DzpQ0
>>146
あれ確か有料で希望者だからやらなかっのかもね
162: 三毛(千葉県) [US] 2021/07/06(火) 22:52:42.08 ID:W0tgNqmG0
3歳までに人工内耳入れればよかったんだってさ
こりゃ責任重大だな
https://medical.jiji.com/topics/1765
167: マンチカン(東京都) [US] 2021/07/06(火) 22:56:02.33 ID:Q30DzsEU0
>>162
うわあ
194: ジョフロイネコ(徳島県) [ニダ] 2021/07/06(火) 23:12:14.86 ID:fmYtjGya0
>>162
10年遅れたけど取り戻せるんだろか
261: サイベリアン(東京都) [CN] 2021/07/07(水) 00:07:59.99 ID:9PZ8QuZA0
>>162
検査しても内耳では聴こえてて正常ってなるからその検査だけしかしないとわからないのか…
厄介な病気だな
372: 縞三毛(神奈川県) [US] 2021/07/07(水) 03:20:01.03 ID:zUduFz1/0
>>162
あちゃー
これはかわいそう
177: ロシアンブルー(神奈川県) [US] 2021/07/06(火) 23:04:18.92 ID:svTcHOP80
なんつーか理解されない苦しみってのが伝わってきて胸がつまる話だわ
187: ベンガル(新潟県) [MX] 2021/07/06(火) 23:10:37.17 ID:K8YI80Le0
ただ聞こえづらいだけなのに
孤独な戦いだったな
191: ヒマラヤン(岡山県) [ニダ] 2021/07/06(火) 23:11:54.82 ID:3jH5QhDa0
聾唖じゃなく知的障害と判断されてるのもおかしいよな
215: ジョフロイネコ(愛知県) [CN] 2021/07/06(火) 23:19:30.78 ID:iQ0W0Ae60
聴力検査ってやらないもんなのか
喋るのが遅めの子だとまず疑われるけど
その前に知能検査で誤認されてそのままってありえるのか
242: ソマリ(東京都) [GB] 2021/07/06(火) 23:45:42.85 ID:5jC45P8P0
きっと内なる知性を感じたんだね。
大丈夫だまだまだ何とでもなる年齢だわ
245: アビシニアン(大阪府) [US] 2021/07/06(火) 23:49:57.31 ID:vTnxAT3z0
子供が何を見てるのかよく観察してる担任凄いな
こういう先生が出世するべき
262: オリエンタル(福岡県) [ニダ] 2021/07/07(水) 00:09:02.39 ID:RH2Tusf30
たぶんこの記事の人かな、訴訟起こしたんだね
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/460964/

「2歳になっても全くしゃべらなかった」というゆり子さんの娘。名前を呼んでも反応がなかったという。
「新生児聴覚検査では異常なしだったし、娘の背後で物音を立てると振り向くので『やっぱり聞こえてる』と思っていた」。
保育士や言語聴覚士などに相談したところ、知的障害の疑いを指摘された。

なぜ、新生児聴覚検査で分からなかったのか。
新生児聴覚検査は、自動ABR(自動聴性脳幹反応)とOAE(耳音響放射)の2種類。
加我名誉教授は「オーディトリー・ニューロパチーはOAEだと正常と出る。『何も悪くない』と言われやすいが、断言しては駄目なんです」。
OAEで調べられるのは内耳まで。一方、自動ABRは内耳と聴神経を同時に調べることができるため、検査に引っ掛かるという。ゆり子さんの娘はOAEを受けていた。
284: アメリカンショートヘア(沖縄県) [GB] 2021/07/07(水) 00:47:08.00 ID:c9ovDEEe0
>>262
音は聞こえるけど、音を正確に聞き取れない感じかな?
そりゃわかりずらいわ
268: オセロット(東京都) [ニダ] 2021/07/07(水) 00:15:51.26 ID:gR84aCKF0
>>262
やっぱり先生がすごい
こんな生徒をよく見てくれてる先生がいてよかった
279: オリエンタル(福岡県) [ニダ] 2021/07/07(水) 00:33:14.09 ID:RH2Tusf30
>>268
いろんなパターンの障害児を見ているからこそ、この子は違うと気付いたんだろうね

新生児聴覚検査で異常なし、物音にも反応するとなると、知的障害との判別は難しいと思う
特殊な検査機器が必要だから、そのへんの耳鼻科で検査しても分からなかっただろうし

これを機に、知的障害や発達障害が疑われる子供に
聴覚の異常がないかきちんと検査する体制ができるといいね
317: 白(埼玉県) [GB] 2021/07/07(水) 01:14:37.55 ID:bmPtULsb0
これひどすぎだろ
1桁少ない
364: スコティッシュフォールド(神奈川県) [ニダ] 2021/07/07(水) 02:57:20.65 ID:lLrRVVEm0
療育センターは行政や学校とも連動してるんだよな
そりゃ今後の事を考えて行動するなら療育センターを頼ってしまうよ
382: サイベリアン(栃木県) [US] 2021/07/07(水) 05:15:02.14 ID:4kuZLoI80
>>364
北九州市がどうかはわからんけど、
田舎だとセンター頼るしかないんだよね
セカンドオピニオンを求める先がない
23: 縞三毛(SB-iPhone) [US] 2021/07/06(火) 22:13:29.81 ID:oDWgbmB/0
これは可哀想やわ……



拍手

欧州の猛暑

沖縄は長梅雨だったから、本土もご用心という私の予測は外れて、むしろあまりに短い梅雨のため、夏場の水不足が懸念されるほどである。
おそらく、地球の大気循環(気流のコース)が変わってきているのだと思う。
前は、沖縄から九州四国本島へと梅雨前線が移動したが、それが沖縄から中国南部へ流れるコースに変わっているのではないか。もう既に中国南部で洪水が多発しているという記事も見ている。
で、そういう気流コースの変化は、台風の進路にも表れていて、昔は南西から北東へ、つまり沖縄から本土へと決まっていたものだが、最近は赤道近くで生まれた台風がそのまま西へ進み、沖縄から中国あたりへ向かうことが多いと感じる。
要するに、地球温暖化とかとは無関係に、地軸の傾きが変わった(北極点の移動は既に明白であるはずだ。)ため、上空の気流のコースも変わったのだ、というのが私の推理である。
欧州の「猛暑」も、別に地球温暖化とは無関係だろう。アフリカ北部のシロッコ(熱風)が欧州を襲っただけではないか。つまり、これまでは北東(中近東)に流れていたのが、北西(欧州)に流れているだけだろう。まあ、欧州の「ロシアからのガス停止」と重なったのがお気の毒だが、世界に横暴を揮っていた白人どもめざまあみろ、という気持ちもある。


(以下引用)

欧州各国に記録的な熱波襲来 気候変動影響か フランスでは42度、イタリアでは乳牛が高温ストレスに

2022年6月19日 19時31分
スペイン・マドリードの街で猛暑の中、水分補給する男性=AP

スペイン・マドリードの街で猛暑の中、水分補給する男性=AP


 【パリ=谷悠己】欧州各地が6月としては記録的な高温に見舞われている。北アフリカから到来した熱波の影響で、フランスでは18日、最高気温が40度以上となる地点が続出。スペインでは森林火災が拡大している。
 仏気象局によると、仏南西部ビアリッツでは42.9度、同ボルドー近郊カップフェレでは41.9度といずれも観測史上最高を記録。パリは37度だった。仏国内は冷房のない家屋も多く、ボルドー市は市民らが熱中症になるのを防ぐため、冷房設備が整った美術館などを無料開放した。
 スペインでは、ポルトガル国境に近い北西部の山林が2万ヘクタール以上焼けて近隣住民に避難命令が出され、北東部のカタルーニャ州やナバラ州でも複数の火災が発生した。イタリアの農業団体コルディレッティは18日、「乳牛が高温によるストレスを受け牛乳生産が最大で1割減少する恐れがある」との声明を発表した。
 AFP通信は「欧州で熱波到来が繰り返されるのは気候変動の直接的な影響だ」と報じている。

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富裕国家日本の貧困大衆

「ネットゲリラ」から転載。
スリランカやウクライナを買うというのは面白い。特にウクライナは地下資源も農業も豊かだから、ナチス政権とナチス暴力団を国外に追放すれば地上の天国になる。まあ、ポーランドが侵略しそうだがwww スリランカだって、まともな国家経営をすれば富裕国家になるのではないか。まあ、国自体を買うのが無理なら、国土のほとんどを買って、日本人を移民させたらいい。あっと言う間に知的レベルの高い(ただし奴隷精神のある)優秀な国ができそうだ。

(以下引用)


日本が何故、こんなに貧しいのか? その答えがコレだ。対外純資産が400兆というので、日本国民一人あたり300万だ。政府の持っている米国債とかこの中に含まれているのか知らんけど、とにかく、「とりあえずいますぐ国民一人あたり300万円ずつ配れ」といっても不思議ではないわけで、そんだけ現金撒けばさぞかし景気が良くなるだろうw

 日本の去年末時点の対外純資産は、円安などの影響で411兆円を超え過去最大となりました。31年連続で世界トップです。
 対外純資産が400兆円を超えるのは初めてで、日本は31年連続で世界最大の純債権国となりました。

400兆もあるんだから、とりあえずスリランカを10兆くらいで買っちゃえよ。戦争終わったらスクラップのウクライナも10兆くらいで買えるだろw そろそろアメリカも貧乏になるだろうから、ハワイも買っちゃえw もともとハワイの王様は日本に併合して欲しかったのを、アメリカが武力で脅して毟り取ったんだから。ハワイはちょっと高そうだなw

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自我と認識

或る皮肉な作家が「我思う、ゆえに我あり」は、正しくは「我思うと我思う、ゆえに我ありと我思う」と言うべきだ、と書いていたが、まあ、自分という存在を自分が意識するのは、その意識そのものによってであるから、意識が無ければ自分という存在は「無いも同然」であることは誰でも認めるだろう。つまり、それが「我思う、ゆえに我あり」であって、眠っているときや失神している時でも自分という存在が存在しないなどとはデカルトも思ったはずがない。端的な言葉は警句として人口に膾炙するが、「言わなくても分かることは言わない」から、こういう揚げ足取りにも遭うわけである。
そして、「我思う」の中には実は「無意識的思考」がある、と喝破したのがフロイドである。我々の思考は無意識の大海の中に浮かぶ小舟のようなものだ。単純な話、我々は自分の視野に入っているもののすべてを「視て」いるわけではない。その中で注意を引いた部分を「見て」いるだけだ。
宮本武蔵の「五輪の書」の中には「観」と「見」のふたつの見方のことが書いてあるが一流の武芸者は、「広く全体を見る」見方である「観」の細部にも注意を怠らないわけである。だが、我々凡人は実はほとんどの場合「見れども見ず、聞けども聞かず」なのである。「見えず」や「聞こえず」ではなく「見ず」や「聞かず」であるのは、実はそこには「見よう」「聞こう」という意思が存在していないからだ。何となく眺め、何となく音を聞いているのである。おそらく一流の指揮者がオーケストラの演奏を聞(聴)いている聞(聴)き方と、素人が聞いている聞き方には雲泥の相違があると思う。
まあ、これは生まれつき聴力の弱い自分だからより切実に感じるのだろうが、他人が話すことなど、その論理の流れを追っていたら、まったく聞き取れるはずがない、と私には思えるのである。少しでも疑問を持ったら、その疑問が意識の中心となり、その後の話の部分など意識の外になるのだから、聞き取れるはずがない。つまり、思考と会話を同時に行うのは私などにはほとんど不可能なのである。
読書は、疑問を持った箇所でいくらでも読むのを停止して思考できるから安心なものだ。つまり、紙の書物が消滅した社会では、私のような人間は精神薄弱者施設に入れられることになるだろう。まあ、その前に「ボケ老人」扱いか。



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「戦争」というもののホッブズ的定義

「副島隆彦の学問道場」で知った「めい」という人の個人ブログ記事の一部だが、ホッブズの「リヴァイアサン」の中に、これほど痛烈な、そして真実を射抜いた言葉があることを初めて知って、この人のブログもとりあえず「お気に入り」に入れたが、それは「リヴァイアサン」を読んだ人を尊敬するというだけのことで、めい氏の思想や思考の在り方にはさほど共感していない。
特に私はデカルトを、尊敬する思想家のベスト3に入れている人間なので「デカルト的呪縛」という失礼な言い方には反発せざるを得ない。
「自我」というものを「存在しない」と見る「めい」氏から見れば、デカルトは思想的敵なのだろう。だが、自我の存在しない人間とは人間ですらない。単に、我々の精神や「自己認識」は相互関係で変動するだけで、それは自我が存在しないなどという馬鹿な結論にはなるはずがない。つまり「デカルト的呪縛」とは、勝手に自分で自分を呪縛するだけの話である。デカルトとは何の関係もないことだ。
だが、下に引用した中で、ホッブズの言葉(赤字にする)は熟読玩味する価値がある。
「力と欺瞞は戦争状態における二つの主要な美徳である」とすれば、資本主義とは「資本家の消費者への恒常的戦争状態」でもあるわけだ。DSが全人類の99%の敵である所以だ。

以下引用)

「デカルト的呪縛」からの解放 [思想]


4年前、平成14年2月21日に正気煥発板に書いたものを転載しておきます。
私が大好きな川喜田二郎氏の一文も入っていますので。


(転載はじめ)


「構造改革」とセットで語られる「努力したものが報われる社会」という言葉に違和感を感じます。いま「努力」というとき、朝から晩まで働く勤勉さを意味しない。そうやっていても首を切られるときには切られてしまう。夫婦、家族、さらに親族まで巻き込んで身を粉にして働いてきたのに、今いよいよ厳しい状態に追い込まれている自営の友人も身近にいます。まっとうさが取り柄の友人です。時代の波といえばそうかもしれないが、結局、声を荒げて人を押しのけて進むことのできる人間が幅を利かすような世の中になりつつあるのではないか。祖父の代からの選挙地盤を受け継ぎ、「努力」とはあまり縁のなかったような小泉首相の口から出るその言葉は、いかにも白々しく聞こえます。


戦後、経済発展による基本的欲求の一応の充足は、「貧しさ」からの脱却と抱き合わせだった「上昇志向」からかなりの日本人を解放したように思えます。「一億総中流」となった時点で、「上昇志向」は、全体からすればごく限られた「野心家」に限られるようになった。「努力したものが報われる社会」の掛け声は、「野心家たれ」との叱咤激励とも聞こえます。果たしてそういう社会が「いい社会」なのかどうか。



ホッブズは言います。
戦争状態とは戦闘行為が行われている状態のみをいうのではない。争おうとする意志が示されていれば、それは戦争状態といえる。すなわち、戦争の本質は、《平和》へと向かう意志のない状態にある。それは、悪天候とは一度や二度の土砂降りを指すのではなく、雨の降りそうな日が幾日も続く状態をいうのと同じである。≫
≪各人の各人に対する戦争状態においては、正邪とか正義不正義の観念はそこには存在しない。共通の権力が存在しないところには法はなく、法が存在しないところには不正はない。力と欺瞞は戦争状態における二つの主要な美徳である。
≪戦争状態においては、各人が自分で獲得し得る物だけがその人の物であり、しかもそれは、それを保持しうる間だけに限られる。≫(「リヴァイアサン」第13章)


ホッブズによればそうならないための歯止めとして持ち出されたはずの「権力(国家意志)」が、今の日本では、経済のグローバル化にあわせて、むしろその歯止めを取り払う方向に動き出している。ホッブズが「観念」として想定していた社会を「現実」化しようと躍起になっている。「いい社会」とは、こうした方向とは対極にあるのではないでしょうか。


以前も引いたような気がしますが、「あー、この感覚なんだ」と気づかせてくれた文章があります。川喜田二郎著『「野生の復興」デカルト的合理主義から全人的創造へ』(祥伝社 平成七年)の終章です。


  *   *   *   *   *


・・・・・管理社会の中で育った個人主義者は、他人を押しのけてでも自分が上に立ちたいという権力欲の虜になりがちである。親子・夫婦・友人たちとの、もともと持ち合わせた素直な人間らしさよりも、この権力欲を最優先する。そうして、それがもともとの偽らない人間性だと信じ込みたがる。
・・・・・文明の毒気に当てられてもけっして崩れない、鍛えられて逞しい素朴人を、いかにして育て、保護するか・・・
・・・・・(自分にとって未知なひと仕事を、白覚的に達成することによって、人の心は)この世が瑞々しく見えてくる。青春が甦る。
 馥郁たる香りがどこかから匂い、万物に愛と不思議を感ずる。利己心も利他心も、それぞれが大切な大自然からの授かりものと感ずる。どんなに状況が変わっても、その状況の中で主人公でいられる。しかも「私は山川草木のひとつである」という、言いしれぬ謙虚さを覚える。
 自分のことを、ごく当たり前の人間だと感ずる。たとえば、死ぬことはひじょうに怖い。なぜなら、もともとそう怖れるようにこの世に送り出されたからである。ただ、死ぬのは怖くても、そのくせあまり生命に執着していない。   
 それはどうやら、自分が死んでも、私を包んでいた大きな伝統体は、まだまだ生き続けていてくれるからである。
 なんと、これが安心立命というものに近いのかもしれない。
 ただ、私が今ハッキリ言えることは、誰もがあのヘゲモニズム(常に他より上を目指してやまない覇権主義)の地獄から抜け出し、それぞれに安心立命を得た方がよいということである。
 このような内面体験の一つの大きな特色は、もはや「自我」という固い観念の穀を内側から叩き破って、広い世界の自由で新鮮な空気を深々と呼吸していることなのである。
 「自我」ではなく、知・情・意いずれをも備え、肉体そのものである「己れ」として生きている。
 しかもその「己れ」は、そう自覚した方がよい場面でだけ存在するのであって、それが必要でなくなったら、いつでも「己れ」を退場させてしまう。つまり「己れ」は実体ではないのであって、方便として存在するだけなのである。     
 眠くなったら、「己れ」などなくなってしまう。仕事に打ち込んだら無我の境地になる。彼女に首ったけになったら、我を忘れる。何かの使命を感じたら、献身をも恐れない。こういったことは、誰でもよく知っているではないか。
 ならば、それを正直に受け容れたほうがよいのではないか。        
 文明は不幸なことに、方便としてしか存在しない「自我」という観念を、何か固定した実体のように錯覚させてしまった。そうして、それによって、一方では「自我」の消滅におぴえつつ、他方では留まることをしらぬヘゲモニズムという奇形児を生んでしまったのではないか。


   *   *   *   *   *


私は、「戦後教育の見直し」の最終の射程を、「方便としてしか存在しない『自我』という観念を、何か固定した実体のように錯覚」してしまうこと、すなわち「デカルト的呪縛」からの解放まで考えたいと思っています。「デカルト的呪縛」に囚われて上の文章を読むと「宗教的」と言われる事になりそうです。


「大東亜戦争肯定論」に対して厳しい評価を下す「諸君!」の長尾龍一氏の文章読みました。
「長尾龍一」で検索して下の文章を見つけました。


   *   *   *   *   *


長尾龍一「リヴァイアサン」講談社学術文庫 1999.5.3
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 読書のよろこびの一つには、日頃漠然といだいている思いに明確な言葉を与えてくれることがあります。この「近代国家の思想と歴史」の副題を有する「リヴァイアサン」はまさしく、そうした一冊です。
 著者の立場は「はじめに」において次のように宣言されます。


≪世界の部分秩序である国家を「主権」という、唯一神の「全能」の類比概念によって性格づける国家論は、基本的に誤った思想であり、また帝国の「主権国家」への分裂は、世界秩序に責任をもつ政治主体の消去をもたらした、人類史上最大のあやまりではないか≫(p6-7)


 著者はこの立場をホッブス、ケルゼン、シュミットの三思想家によりながら、明らかにしてくれます。とくに、著者の最も共感できるケルゼンの思想は興味深く、かつ分かりやすく説いてくれます。
 著書は二部に分れ、第一部の「国家の概念と歴史」を読むと、「主権」や「民族」といった考えが、近代の国際政治の中で登場してきた新しい考えであることに、今更ながら驚きます。
 著者が引用するケルゼンの次の言葉は最近の愛国者、民族主義者、狂信者に聞かせたやりたいですね。たぶん無駄でしょうけれど。


≪未開人は特定の時期に、祖先の霊の化体したものであるトーテムの聖獣の面をつけて、ふだんは厳しく禁じられている行為を許される。これと同様に文明人も、神や民族や国家の仮面をつければ、私人としては小心翼々として抑制しなければならない衝動を大っぴらに満たすことができる。個人が自慢すれば軽蔑されるが、自分の神や民族や国家は公然と賛美することができる。ところが、これも自己の慢心を満足させているにすぎない。また私人としては他人を強制し、支配し、さらに殺すことはけっして正当化されないが、神や民族や国家の名のもとでなら、至上の権利としてこれらをなすことができる。神が彼にとって「我が」神であり、民族が「我が」民族であり、国家が「我が」国家である理由はまさしくここにある。彼は神・民族・国家を愛し、それと自己とを同一化しているのである。≫(p233)
http://www.iscb.net/mikio/9905/03/index.htm




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