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「アジア版NATO」という言葉は欧米従属主義の匂いがする

「産経新聞」のネット記事だから信頼性は低いが、まあ常識的な内容なのではないか。「アジア版NATO」は、「新・大東亜共栄圏」にしたほうが、「中露敵視」ではなく、アジア全体の平和を目的とするものになるかと思うが、元の「大東亜共栄圏」が、語義を離れて、「日本によるアジア支配構想」となってしまったので無理かwww 「全アジア共栄計画」ではどうか。

(以下引用)記事の中の、中国の石破新総理に対する好意的な見方の部分が隠されて(拡散防止処理されて)いるww まあ、それ自体が、右翼メディアの本性を示しているので、そのまま載せる。


【北京=三塚聖平】自民党の石破茂総裁に関し、中国は外交・安全保障政策を「タカ派」と警戒し、台湾問題では「親台派」として牽制している。一方で、歴史問題などでは折り合うことが可能だとみて一定の期待感もあり、まずは石破氏の対中政策のスタンスを見極めようとしているようだ。


中国側は、石破氏が主張する「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」構想を注視する。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は27日、同構想について「中国側は警戒を保つべきだ」とする専門家の見方を伝えた。米国が同盟国などとアジア太平洋地域で進める「対中包囲網」の強化・拡大につながると懸念しているとみられる。

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また、石破氏は今年8月に台湾を訪問して頼清徳総統と会談しており、中国側では「親台分子」との見方が広がる。中国の政策研究機関も関与するニュースサイト「観察者網」は、台湾問題について「本当に戦争リスクをはらむ『地雷原』だ」と強調し、石破氏に関与しないよう警告した。


一方で、環球時報は「石破氏は保守派に属するものの、政策主張は相対的に穏健的でバランスがとれている」として「中国側との防衛対話や交流を通じた信頼醸成と疑念払拭も望んでいる」とする別の専門家の見方を伝えた。


中国側には「日本の極右政治屋の代表的人物の1人」とみなしていた高市早苗経済安全保障担当相が自民党総裁選で敗北したことへの安堵感もあるとみられる。


中国側は特に靖国神社参拝に石破氏が距離を置いていることを評価しており、香港メディアの「香港01」は、石破氏の歴史問題への態度について「中国やその他の関係国に比較的容易に受け入れられる」との見方を示した。

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石破総理誕生と日本経済

今日は、娯楽記事より政治記事をメインにしている感じになるが、私自身石破や自民党の詳細を知らないのだから、インスタントの勉強である。
私の認識は植草一秀のコメントに近いので、私もまったくの政治音痴ではないようだ。
記事中のこの部分(赤字にして引用)を私が解釈するが、


異次元金融超緩和がもたらした日本円暴落が重大問題を引き起こしている。


外国資本による日本乗っ取りが加速している。


「金融緩和」とは低利子のことである。タダ同然の利子で日本円を借りれば、それだけで資本増加、大儲けである。まあ、貧乏人にはカネを貸さないから、(主に世界の)大富豪のためのサービスだ。で、大儲けしたカネ(借りたカネ)で、内容は優秀でも何かの操作で株価が低落した日本企業を買い取れば(乗っ取れば)、実に有望な実物資産になるわけである。つまり日銀が作った円安で、日本企業が外国資本に売り渡されるわけだ。
石破は経済には強くないようだが、地頭が良さそうなので、すぐに経済(詐欺的経済、ユダ金経済)の本質を理解すると期待している。
ちなみに、石破総理誕生と同時に、ドル安円高に振れている。投機界は政治の経済に及ぼす影響に敏感だ。これもちなみに言えば、円が大量に買われたから円高になったのである。円高とは円の購買力が上がったということで、円の価値が高くなったということだ。円を持つことが有利なのだから、それは日本の経済的評価の高まりなのである。小泉が総理になっていたら、「日本の貧困化と経済的崩壊は規定路線」ということで、円売り(円安)になっていただろう。

まあ、これからはユダ金とその代弁者(経団連、経済同友会含む)による石破攻撃が物凄くなると私は予測する。

(参考)これは「阿修羅」コメントの中にあったが、今後の政治動向の参考になるだろう。


石破茂氏の推薦人一覧
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA117MY0R10C24A9000000/
⇒《
【衆院】岩屋毅、赤沢亮正、泉田裕彦、伊東良孝、小里泰弘、門山宏哲、平将明、橘慶一郎、田所嘉徳、谷公一、冨樫博之、長島昭久、細野豪志、村上誠一郎、八木哲也、保岡宏武
【参院】青木一彦、藤井一博、舞立昇治、山田俊男


泉田裕彦、平将明、長島昭久、細野豪志、村上誠一郎、あたりの人事も見ものです。



(以下引用)


総裁選裏側の自民長老優勝劣敗
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-7b7b2f.html
2024年9月27日 植草一秀の『知られざる真実』


9月27日、自民党総裁選が投開票日を迎え、石破茂氏が新しい党首に選出された。


1回目投票で首位に立ったのは高市早苗氏。


小泉進次郎氏は3位に沈んだ。


選挙期間が長く小泉氏のメッキが剝がれた。


小泉氏は選択的夫婦別姓導入を公約に掲げた。


自民党党員投票での集票を減らした。


また、解雇規制緩和を公約に掲げたが批判に晒された。


論戦では質問に対して正面から回答することができなかった。


短期決戦であればメッキが剥がれずに勝利を収めることができたかもしれないが長期戦となり地金が露わになり得票を減らしたと思われる。


決選投票で岸田氏は石破氏支持を鮮明にした。


これに対して麻生太郎氏は1回目投票から高市早苗氏支持を明確に打ち出した。


キングメーカーの地位を確保するための賭けに出たが失敗した。


石破茂氏は5回目の挑戦で自民党党首のポストを射止めた。


高市氏より石破氏に勝利させたいとの議員心理が働いた面があると思われる。


高市氏は安倍晋三路線を引き継ぐことをアピールした。


靖国参拝継続を宣言し、経済政策では財政拡張・金融緩和継続を掲げた。


しかし、金融緩和継続は重大な問題を引き起こす。


アベノミクス異次元金融緩和政策は日本円暴落をもたらした。


また、4%を超えるインフレを発生させた。


この是正が急務。


異次元金融超緩和がもたらした日本円暴落が重大問題を引き起こしている。


外国資本による日本乗っ取りが加速している。


高市氏は経済安全保障担当相だが日本が直面する最大の経済安全保障問題が日本円暴落である。


日本の優良資産が外国資本によって乗っ取られている。


高市氏が提唱する金融緩和継続は外国資本による日本乗っ取りを推進する原動力になる。


経済安保相失格の政策提言である。


靖国参拝強行は近隣諸国との関係悪化を助長する。


僅差での決着になったが高市氏が敗北したことはせめてもの救いである。


小泉氏が失速して落選したことも小泉氏をパペットにして日本植民地化、新自由主義経済政策をさらに推進しようとする勢力の思惑を砕く結果をもたらし幸いだった。


9人の候補者の中では相対的にましな候補者が勝利したと評価できる。


問題は石破氏の実行力。


自民党と旧統一協会との関係遮断、政治とカネ問題の解消が出発点になる。


自民党と旧統一協会との関係を再調査しなければならない。


「政治とカネ」問題ではまずは政策活動費廃止を断行する必要がある。


自民党は通常国会でザル法改定を強行したがこれをやり直す必要がある。


自民党に対する信頼を確保するには、この二つの問題にまずは真摯に取り組むことが求められる。


今回の党首選でのもう一つの焦点は首相経験者の今後のポジション変化。


菅義偉氏が小泉進次郎氏擁立を主導した。


森喜朗氏も小泉氏の当選を目指して蠢いたと伝えられている。


麻生太郎氏は最終局面で河野太郎氏を見捨てて高市早苗氏支持を明示した。


自分自身のポジション確保を優先する行動を示した。


岸田文雄氏は1回目投票結果を踏まえて石破氏支持を明確にした


この結果、キングメーカーのポジションを獲得したのは岸田文雄氏になった。


麻生太郎氏は失脚する。


菅義偉氏と森喜朗氏も影響力が低下する。


石破氏は米国とつながる新自由主義売国勢力とも一定の距離を置いている。


この意味では相対的に悪さの少ない新党首を選出したと言える。


問題は石破氏の経済政策運営だ。


この点について十分な検討が求められることになる。

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「抗命権」への疑問(再掲載)

石破総理に対して、これから様々な非難や批判が澎湃として沸き起こる(その背後に工作員と米政府、DSがいるだろう)ことが予想され、その際に、石破のかつての「上官の命令への不服従は死刑か懲役300年が妥当だ」みたいな発言が持ち出されるかと思うので、私自身が昔書いた、「抗命権への疑問」の記事を再掲載しておく。これは、日本の場合、「上官の命令は天皇の命令に等しい」と軍隊内部で誇張された結果、現在の「天皇否定論」の一部に利用されてもいる。

簡単に言えば、「抗命権」は軍隊そのものの存立基盤を根底から覆すものなので、軍事マニアの石破は頭に血が上って、あの発言になったわけだろう。絶対平和主義者の私と石破の立場は違うが、表現が過激すぎたことはともかく、軍事論理的には石破は正しいと思うのである。要は、徴兵制を復活させず、「良心的兵役拒否」を法律に定めればいいのである。

(以下自己引用)

「抗命権」への疑問

ドイツ軍には抗命権がある、という話があるのだが、それで軍隊が指揮可能なのだろうか。まあ、現在のドイツは戦争経験が無いから、戦争が現実に起こるまではこの権利が実戦でどういう運用をされるかはまだ分からないだろう。そして、ドイツ以外にこの権利が軍隊に存在する国はあるのだろうか。
そして、抗命権の存在によって、命令者が処罰される、ということはあり得る話なのだろうか。そうすると、軍隊というものは存在(あるいは軍事行動)自体が不可能になるわけだが、戦争という混乱状態の中で、誰が命令の適否や非道義性を証明できるのか。さらに、ある軍事的命令の根拠として因果関係を遡(さかのぼ)り、国家元首が戦争を始めたためだ、として国家元首を裁けるのだろうか。
これは、伊勢崎賢治の下のツィートへの疑問である。もちろん、私は軍拡に反対し、頑固な平和主義者であると自認しているのだが、この論理はおかしいと思うわけだ。もちろん、すべての国が軍隊を廃し、憲法9条とおなじ憲法を持つのが理想だが、下の論理では無理だろう。軍隊を持つ(ドイツ以外の)あらゆる国で、抗命権は無く、抗命罪はあるのではないか。ただし、「人道的兵役拒否」はある国もあるだろうが、それは別の話だ。結論が好ましくても、論理の正否は別の話なのである。

抗命権が担保されていないのに抗命罪だけある…つまり元首を頂点する上官に甘く末端の兵士に厳しい…どんな非人道国家か、ってなりますが、紛れもない日本の姿です。これで更なる軍拡を言い募る勢力。これを人権侵害であると問題視しない勢力。双方が卑怯千万です。



(以下引用)

忠誠宣誓 (ドイツ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


忠誠宣誓(ちゅうせいせんせい、Gelöbnis)とは、プロイセン王国時代より軍人に求められた君主への忠誠の宣誓を指す。左手を軍旗に触れて右手を上方に差し上げ宣誓することから、ドイツ語では軍旗宣誓Fahneneid)とも呼ばれる。この宣誓は絶対的なものと考えられており、軍人が命令に服従する根拠となった。また文官には官吏宣誓という同種のものが存在した。

概説[編集]

第一次世界大戦末の1918年11月9日、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世は反旗の上がったベルリンに兵を送ろうとするが、集まった高級将校の多くは是としなかった。皇帝は「プロイセン軍人の忠誠宣誓はどうなったんだ」と詰め寄るが、参謀本部次長のヴィルヘルム・グレーナーが「陛下、忠誠宣誓はもはや空虚な観念に過ぎません。」と諭したという。同日、皇帝は退位した。




ナチス・ドイツ時代には弁護士にも弁護士宣誓が定められた。




忠誠宣誓に基づく命令への絶対服従の伝統は、第二次世界大戦でドイツ軍人が「人道に反する犯罪行為」を拒否しえなかった理由の一つとされたため、戦後のドイツ連邦軍(旧西ドイツ軍)では否定された(忠誠宣誓自体はドイツ連邦軍にも存在する)。そのためドイツ連邦共和国基本法及び軍人法には“軍人もまた市民であり基本権を保持する”という規定(軍人法第17条)、「抗命権」及び発動された場合の不利益処分(降格など懲戒)禁止が明文規定されている。また昇進できないことを条件に忠誠宣誓を拒否する権利も認められている。

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夜の眠りと日中の半覚醒状態(あるいは「記事拡散妨害仕様」について)

私の平均睡眠時間は4時間くらいかと思うが、それがどんどん短くなる傾向なので、今は3時間の時が多い。まあ、その中間くらいか。ナポレオンやエジソンなども4時間睡眠だったとかいう話もあるようなので、睡眠時間が短くても死ぬわけではないし、1日の使用可能時間が増えるわけだから、それを有効利用すれば人生を他人の2倍3倍の長さに伸ばしたのと同じである。だが、年を取ると頭がボケ、肉体も衰えて「前向きな活動をする」意欲も減衰するようで、長い1日をボケーッと過ごすのが常であるww まあ、ぼんやりと妄想に耽っている時間が無意味だとも思わない。妄想は私には娯楽でもあるのだから。
問題は日中の眠気である。眠いのだが、完全には眠れない状態で、ソファに呆然と沈殿している状態である。生ける屍だ。これでは超高齢者である。眠いのでまともな思考もできないわけである。妄想も「まともな思考」としてだ。「はんかくせえ」という悪口があると聞いた記憶があるが、「はんかくせえ半覚醒」である。まあ、夜間に眠れない分を、日中に浅く長く、分散的に補充しているとでも考えておこう。

(以下引用)下の引用記事に見られるように、記事拡散妨害は政治記事だけではないようなので、特に私のブログをターゲットとした妨害かと考えたが、それは自惚れだろうから、最近は多くの記事が「拡散妨害仕様」になっていると考えておく。まあ、引用記事に頼るのがそもそも著作権違反だ、という考えもある(それでは文明の進歩がなくなると私は思うが)ので、今後はなるべく記事引用に頼らない方向で行こうかと思う。そもそも、ブログは私の妄想遊びなのだから、べつに他記事を拡散する義務はない。ただ、拡散に政治的意義があることも多いので、そういう「記事拡散防止仕様」の広がり(拡散防止の拡散)は、困ったことだと思う。

年齢を重ねて、熟睡できなくなったらどうすればいいか。浜松医科大学名誉教授の高田明和さんは「眠りが浅くなるのは、実は『自己防衛本能』だという説がある。つまり、年をとるにつれて眠りが浅くなるのは、至極自然なことであり、むしろ健康である証拠だ。心配する必要などまったくない」という――。

※本稿は、高田明和『20歳若返る習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

「眠っているようで起きている」状態の正体

年をとったら、睡眠をどのように考えていくべきなのか? あらためて検証してみましょう。


人は年をとるほどに、睡眠時間が短くなり、眠りが浅くもなっていきます。


誰の眠りにも、ひと晩のうちに、「深い段階」と「浅い段階」があること、そしてその段階は、3段階あることをまず覚えておいてください。


第1段階では、ウトウトした状態です。このとき脳波は、ゆっくりした波形になります。一般的に人が目をつぶり、心を落ち着かせたときに出る脳波を「アルファ波」と呼びますが、睡眠第1段階の脳波は、これよりもゆっくりした波です。


このとき体は眠った状態に陥っていますが、自分がどこにいるかは認識し、「背中に布団が当たっている」といったような自覚はありますので、「眠っているようで起きている」という感じです。よく「金縛り」といわれる状態は、第1段階の睡眠が長く続いてしまっている状態です。

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第1段階から脳波がさらにゆっくり遅くなると、人は眠りに入ります。このときが第2段階です。第2段階は完全に眠っている状態であり、自分がどこにいるのか、布団や姿勢の状態などへの意識はありません。しかし眠りはまだ浅いので、電話の音などですぐに目が覚めてしまいます。

高齢になると深い眠りが難しくなる

第3段階になると、さらに眠りが深くなります。脳波は2段階目よりも、もっとゆっくりになります。この眠りに入ると、ちょっとやそっとの物音では目覚めません。


「目覚ましをかけておいても目が覚めなかった」という、若いころを懐かしく思い出す方もおられるでしょう。高齢になると、この「第3段階の眠り」に到達することが難しくなります。


第1段階と第2段階を行ったり来たりしているので、ちょっとした物音でも、すぐに目が覚めてしまいます。さらには、一度目が覚めてしまうと、そのあと寝つけないこともよくあります。


すると、「健康に影響するのではないか」「このままどんどん体が衰弱するのではないか」と、非常に心配する人がいます。


専門家のなかには、「眠るにも体力が必要で、年をとると体力が落ちるから眠れないのだ」と述べる人がいますが、必ずしもそうとはかぎりません。


では、なぜなのでしょうか?

浅い眠りが「生き残りに有利」な、もっともな理由

高齢者の眠りが浅くなるのは、実は「自己防衛本能」だという説を唱えている生物学者もいます。


高齢になると瞬発力が衰えて動きも緩慢になるため、急に外敵に襲われるなどして身の危険が迫ったとしても、俊敏に反応してすぐに反撃をしかけたり、速く走って逃げたりすることができません。


人類の歴史を振り返れば、寝ている最中に自然災害や、外敵や野獣の侵入に見舞われる可能性は多かったでしょう。


そんな環境下で、体力が衰えて動きが遅くなっても生き延びられるように、年をとるほどに、ちょっとした物音でも目が覚めるという習性が、自然に発達していったのではないかと推測されています。

関連するビデオ: 朝日を浴びると快眠に!睡眠の質を改善する方法 (unbranded - Lifestyle)

もしもこの説が正しいのなら、年をとるにつれて眠りが浅くなるのは、至極自然なことであり、むしろ健康である証拠。心配する必要などまったくない、ということになります。


実際、高齢者の眠りが、「ゆさぶっても起きない」ほど深い場合は、かえって危険です。脳に異常がある疑いや脳梗塞になるリスク、認知症の兆しも考えられます。

「夜中にトイレで何度も目が覚める」人は……

「夜中に何度も、トイレのために起きてしまう」という方や、「一度起きると、そのあと眠れなくなってしまう」という方も多いと思います。眠れなければ不安だし、翌朝の体調が悪くなったり、疲れやすくなったりしているかもしれません。


睡眠障害と夜間頻尿は、どちらが先でそうなるのか明確ではありませんが、互いに関連し合っているそうです。先に述べたとおり、年をとれば睡眠が浅くなり、何度も起きることで体が覚醒しやすくなります。


すると膀胱の内圧が上昇し、尿意をもよおして、トイレに何度も行きたくなってしまう。そして多くなる夜間頻尿が、ますます睡眠障害をきたす悪循環になります。


ただ、何度もトイレのために起きることが睡眠障害をもたらすかどうかは、個人差があります。夜中に3回以上起きる人でも、その半数の人は「眠れないと悩んでいない」という調査もあります。


ですから安易に睡眠薬に頼るのではなく、まずは寝る1~2時間前から水分の摂取を控え、体が冷えないよう、とくに足を暖かくしましょう。そのほか、ベッドや枕など、快適に眠れる環境を整備して、生活リズムを改善することが重要でしょう。


---------- 高田 明和(たかだ・あきかず) 浜松医科大学名誉教授 医学博士 1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。米国ロズウェルパーク記念研究所、ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大学名誉教授。専門は生理学、血液学、脳科学。また、禅の分野にも造詣が深い。主な著書に『HSPと家族関係 「一人にして!」と叫ぶ心、「一人にしないで!」と叫ぶ心』(廣済堂出版)、『魂をゆさぶる禅の名言』(双葉社)、『自己肯定感をとりもどす!』『敏感すぎて苦しい・HSPがたちまち解決』(ともに三笠書房≪知的生きかた文庫≫)など多数ある。 ----------

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小泉・竹中以降の日本の凋落

「はてな匿名ダイアリー」のスレッドだが、書かれた意見(自民党政治肯定論に見える)の是非はともかく、今の日本の問題点や、そのおおまかな批評をしているのがいい。参考になる。
まあ、小泉以降の自民党政治がなければ、日本は今の3割くらい幸福で2割くらい上の経済成長をしていたと思う。

(以下引用)

2024-09-24

反省会日本はどうすれば良かった?

でもさあ


割と今って80点くらいで、これ以上は難しかったんじゃないのって思うんだけどね


少子高齢化って避けられなかったじゃん、世界的にインドですら同じ流れを辿ってるのを見るとこれは相当不可避なんだと思う


でもじゃあそれを諦めて諸々やらなきゃよかったのかといえばそんなことはないじゃん


子育て世代が楽になるのは必須しまだ足りてないよ


じゃあ子育て世代若者もっと優遇したらどうなったかといえば、幸福度が少し上がる程度でとどまったと思うんだよね


一個失敗だったと思うのは「家庭」に対するプライオリティを下げちゃったことだよね


都市集中とかさ、まあでもそれも遅かれ早かれだよね、これも不可避、地方創生は一長一短だし難しいって答え出てる


研究学校冷遇したのは良くなかったね、これは現在進行系


移民を入れれば〜っていうifは昔たくさんあったけど、その答えは欧州で出てしまった、この道も塞がっている


10%くらい入れた所で問題が多発して社会問題になる、1.2億人が1.3億人になっても焼け石に水じゃないか


家電メーカー凋落したのは、これもしょうがない、これは持ち回りだと思う、人件費が安くないとできないんだアレ


価格競争に陥った時点で他の事業を探すべきで、それはある程度成功しある程度失敗した


イギリスみたいに金融国家になるべきみたいな論もあったけど懐疑的格差広げて終わりでは?


スマホを取れなかったのは残念だけど、これも結局アメリカしか成功できなかったという状況だと思う、勝者総取りの状況がより進んでアメリカが勝者になった


自動車メーカーEVかいう罠に引っかからず慎重にうまくやったと思う


日本の政治はいだってしょぼいが、大して解決すべき第問題があるわけでもない、誰がやっても大差なかったと思ってる


日本国民ぶっちゃけ政治の話をするより自分の事を気にしたほうがコスパが良い


治安2010年前後悪化したけど今はかなりよくなってる、これ以上を望むのは贅沢


エンタメは活況、少子化のため今後は心配だが


 


なー厳しくね?今以上の点数出すの


 


___


 


氷河期世代については確かに反省点多いわ


これ他国でも似た状況は起きがちだけど、特定世代が落ち込むのってもっと対応策ありそうだよね


とは言え解決できる国がどのくらいあるのかというのも疑問だが、中国だって今まさに氷河期世代生んでるから


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翻訳練習「valley of ashes」

興味のある人のために、「The Great Gatsby」第二章冒頭の原文を載せておく。(タイプミスはご容赦願う。)ご自分で翻訳にチャレンジしてはいかがか。まあ、詩的感受性の高い村上春樹なら見事に訳している可能性もあるが、私の持っている本は他の人の訳である。


About half way between West Egg and New York the motor-road hastily joins the railroad and beside it for a quarter of a mile so as to shrink away from a certain desolate area of land. This is a valley of ashes---a fantastic farm  where ashes grow like wheat into ridges and hills and grotesque gardens,where ashes take the forms of houses and chimneys and rising smoke and finally, with a transcendent effort, of  men who move dimly and already crumbling through the powdery air. Occasionally a line of grey cars crawls along an invisible track gives out a ghastly creak and comes to rest,and immediately the ash-grey men swarm up with leaden spades and stir up an impenetrable cloud which screens their obscure operations from your sight.
 
1行目のhastilyは直前のmotor-roadの擬人化だろう。2行目以下はvalley of ashesをfantastic farmにたとえたものかと思う。つまり、それ以降の描写はすべて、この土地のすべてが頭から灰を被っていることの暗喩である。立ち昇る煙まで灰でできているわけだ。(もちろん、冗談だろう。)動いている存在は「崩壊しつつある灰」である。
上の文章のニュアンス(独白者の感覚や比喩表現)が映像化はできないことが分かるのではないか。実際、映画ではこの「灰の谷」はまったく印象に残らない。映像化するまでもない、という判断だろう。


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「華麗なる(笑)ギャッツビー」に見る、一人称小説の映画化の不可能性

「偉大なるギャッツビー」を第二章少しまで読んだが、第二章の冒頭の段落が意味不明で、英語の原書をざっと読んで確認し、その意味不明さの理由が「一人称描写」によるものだという結論になった。つまり、語り手の主観で語られるから、描写の客観性が無く、ある意味詩的な飛躍的表現になるわけだ。
実はこれが、「一人称描写(モノローグ形式)の小説の映画化は不可能」な理由であり、「不可能」が言い過ぎなら、「成功しても傑作にはならない(も言い過ぎなら「小説とは別の作品になる」)」理由である。当たり前の話で、原作では語り手の独白で語られる内容が、映画では語り手を映像対象に含む「客観描写」になるから原作とはまったく性質が異なるものになるのである。
それが、あの世界的ベストセラーである「ライ麦畑で捕まえて(ライ麦畑の捕まえ手)」が映画化されない理由である。あの秀逸な語り口を失えば、何も残りはしないからだ。
一人称描写小説の映画化で唯一成功したのは天才キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」だろう。あれは、主人公アレックスの独白と客観描写のミックスで見事に映画化されたものだ。
デビッド・リーンによるディッケンズの「大いなる遺産」の映画化は一人称描写を客観描写にしてかなり成功した部類だが、それでも、一人称描写の持つ「語り手の勘違い」という重要要素は消えている。その「語り手の勘違い」が、たとえばドストエフスキーの「未成年」の面白さなのだが、それに気づかないと、「『未成年』は失敗作、駄作」という評価になる。私自身、「作者と語り手の二重視点の面白さ」に気づくまでは、「未成年」はまったく読めなかったのである。

「偉大なるギャッツビー」に話を戻せば、これも「語り手が、その事件・出来事をどう感じ、どう考えるか」が重要要素になっているのだが、映画ではそれを描いていない(描けない)から、映画の内容はどうしても話の上辺だけをなぞった、スカスカの内容になり、せいぜいが1920年代アメリカのブルジョワの「華麗な」贅沢生活の描写、ブルジョワの精神の貧困性を垣間見せるだけにしかならないのである。美術と音楽と出演俳優の顔しか、見る部分は無くなる。
仮に、「ギャッツビー」を再映画化するなら、私が監督なら「カメラを語り手の目として扱う」手法を取るだろう。つまり、語り手は鏡や窓ガラスに映る以外は姿を見せない。(あるいは、誰かと握手する手くらいしか見せない。)ことにする。そして、話は語り手のモノローグで進めるだろう。それによってこそギャッツビーという男の神秘性(大きく言えば神話性、あるいは象徴性)が表現できるのではないか。

要するに、これはたとえば「梶井基次郎の小説を映画化して面白いか?」という問題だと思えばいい。作者(語り手)の個性や視点や語り口が面白いというのがこうした小説なのであり、そのほとんどは映画化不可能なのである。(一人称描写が大半で非現実的内容でも、漱石の「夢十夜」などは、話そのものが面白いし、映像性の高い話なので映画化できたわけだ。だが、もちろん原作とは異なる作品だ。)


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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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