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英語小話三つ

あまり暗い話題や悲憤慷慨の文章ばかり書いているのは好みではないので、小話を幾つか。
もちろん、私が考えたものではなく、昔読んでなぜか記憶しているものだ。
三つとも英語小話だから、英語教師は授業のネタに使えるかもしれない。

1)英語で一番長い単語は何か

答)smiles 
その心は? 両端のSの間、つまり端から端まで1mileあるから。

2)英語の回文

Able was I ere I saw Elba. (エルバ島を見るまでは我は有能なりき。)

注)ere=before 
Elba:ナポレオンが最初に流された島。その後再起を図るが失敗。(だと思う)
Able was I:I was ableの倒置形。直訳すれば「有能と言えば俺だった」か。つまり、「有能とは俺の代名詞のようなものだった」。

3)「湯煙の立つや夏原 狩りの犬」という俳句の元になった英文を言え。

答)You ain't nothing but a hounddog.
その理由は? プレスリーのこの歌は、日本人には「ユエンナツバラハウンドッグ」としか聞こえない。したがって、「ユエン=湯煙(ゆけむり)」「ナツバラ=夏原(なつはら)」となる。
これは伊丹十三の初期のエッセイに出てきたもの。ただし、解説はせず、ただ、この一見俳句めいたものがポンと投げ出されていたように思う。この「湯煙の~」を作った人は天才的だ、と思ったものである。
まあ、今時、プレスリーの「ハウンドドッグ」を覚えている人は少ないと思うが、この「湯煙の~」は埋もれさせるには惜しい名作だと思うので、書いてみた。

*なお、パソコンの調子はやや回復したが、いつまた不調になるか分からない。













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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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