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若き日のプーチン

将来禿げそうな頭だが、えらくいい男で、俳優にもなかなかいない魅力的な顔である。眼光の鋭さは、デビュー当時のリチャード・ウィドマーク以上か。これで、頭の良さも度胸もあり、おそらく運動神経もいいのだろう。大統領にならないほうが幸せな人生だったのではないか。
私は、美貌や才能は、当人に幸福をもたらすのではなく、周囲や社会に利益を与えるのだ、と思っているのだが、プーチンが大統領をやっているのはその好例だろう。(美貌や才能は、それを周囲の食い物にされ、当人は不幸になることが多い、ということだ。あるいは、その美貌や才能のために思い上がって勘違いをし、不幸な道を歩む可能性も高い、ということ。オスカー・ワイルドが「ドリアン・グレイの肖像」で書いた、「美貌は、君、災いだよ」という言葉を、若い人は覚えておいたほうがいい。)
なお、先ほどまで見ていたハリウッドのドキュメンタリー映画で、デビー・レイノルズの夫でキャリー・フィッシャーの父である、何とかフィッシャー(「オー・マイ・パパ」が有名か)は結婚当時大人気の歌手だったらしいが、その全盛期から既に薬物中毒で、そのきっかけは、疲労で歌えない、と言うと覚醒剤を医師から「ビタミン剤だ」と言われて打っていたらしい。芸能界にとってスターとは消耗品だとよく分かる話である。なお、その医者はケネディ大統領やFBI長官にも同じ注射を打っていたらしい。






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酔生夢人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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