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昭和天皇個人と「天皇制」問題の混同について

「混沌堂主人雑記」記事の一部を転載。
私が尊皇主義者であることは耳が腐るほど書いてきたが、混沌堂主人さんは逆にあらゆる記事の最後に、その記事が天皇に関係があろうが無かろうが、「すべて天皇が悪い。天皇を殺せ」みたいなことを書いているわけで、まあ、強烈な反天皇主義者だと言えるだろう。だが、私は混沌堂主人雑記の愛読者というか、非常に得るところの多いブログだと思っており、そこから引用することもしばしばある。逆に私のブログが引用されることもあり、まあ、お互いさまだ。いわば「囲碁仇」のようなもの、と思っている。トムとジェリーではないが、今後も「仲良く喧嘩」していきたいものだ。
で、私が理解できないのは、混沌堂主人さんの強烈な反天皇主義の理由がどこにあるかが分からない、ということだったのだが、その説明をしているのが下の部分と思われるので、今後の参考までに転載しておく。
要するに、太平洋戦争敗戦(あるいは開戦)の責任を昭和天皇が取らなかったのが、現代日本のモラル喪失の最大原因だ、ということのようだが、その理解でいいのだろうか。その点に関しては、「そうも言えるが、敗戦後にもたらされたアメリカ的『自由主義』自体が戦後日本の倫理性低下の最大の原因ではないか」と言っておく。
仮に天皇の「人間宣言」によって社会の道徳性の裏付けとしての権威が失われたとすれば、戦前社会はモラルが高かったという認識になるわけで、むしろ「天皇制そのもの」は社会のモラル維持に役立つ、と言えるのではないか。昭和天皇個人の出処進退が、はたして天皇制の当否の理由になるだろうか。そして、繰り返しになるが、昭和天皇が「戦犯として処刑されなかったから」「天皇が退位しなかったから」戦後社会がアモラル化したと本当に言えるだろうか。


(以下引用)



追記

天皇をなぜ執拗に糾弾するかって・・・

そりゃ、多分現在なら謝って多少賠償したら済むような戦争責任の問題を、未だに謝罪せずに延々と無責任体制と自己の権益とメンツの保護しか考えてない外道になってしまったからです天皇ってのが。


モラルを破壊するモノは、社会・国家を破壊するモノ。

それを一応国家の象徴なり準元首の存在が自ら糺そうとしない・・・

私が糾弾しなくても、世界中のまともな人が「日本人を飼うのは天皇をいじればいい」「日本人の諸悪の根源は天皇だ」って気が付くでしょう。このまま謝罪も賠償もしないと。

となると、天皇は消滅するか、このまま日本人が死滅するかです。

天皇が頭を下げたら、少なくとも天皇も日本人も生存し繁栄する道があるのに、それをせず日本人を殺し続けるのなら、崇徳院や菅公さんも、激怒でしょう。

このまま「悪の権化」でしかなくなった天皇を存続させるのは、少なくとも江戸までの天皇家や天皇家以外の日本の衆生に対する、反逆で冒涜であると思います。


もう、天皇と日本人はとも存在できなくったのです。その選択をしたのは天皇家でした。

それだけです。

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