小池晃のツィートだが、私はマルクス・レーニン主義や共産主義(これは前者とほぼ同義)にはまったく反対だが、政党としての日本共産党を応援していることは何度も書いている。しかし、日本共産党がマルクス・レーニン主義を完全に捨てないと、この党に未来は無いと思っている。
なぜなら、マルクス・レーニン主義の本質である「暴力革命・プロレタリアート独裁・中央集権主義(民主集中制)」は、人間性の否定であり、反倫理的であり、また、「共産主義国家」とは、実現不可能な幻想であるからだ。なぜなら、共産主義とは最終的には「国家の否定」だとマルクス・レーニン主義(おそらくレーニンの思想か)でははっきり規定されているのだから、「共産主義国家」は語義矛盾であり、これまで存在したことはなく、存在したのはただ「表層社会主義的全体主義国家」にすぎないのである。
ということで、私はマルクス・レーニン主義を否定するのだが、毎度書いているように、日本共産党の政治家や支持者の多くは人格高潔で、政党としての倫理性の高さは一番だろうと思っている。つまり、彼らは、失礼ながら「共産主義」の本質を知らないで、ただ理想主義的幻想で共産主義を支持しているのではないか、と私は考えている。あらゆる弾圧にも関わらず、その戦いを続けてきた勇気と忍耐には頭が下がるし、その残虐な弾圧史は日本史の恥辱だろう。しかし、「国家(政府)転覆を目標とする思想」に対して政府がそれ(禁圧)以外の対応をすることがありえようか。
つまり、大事なことは社会主義と共産主義を峻別することであり、社会主義とは「社会、つまり国家・国民全体の福祉のために、全国民(特に富裕階級)が自分の個人的欲望に少し制限をかける」だけの話だ、と理解すればいいのである。要するに、「日本共産党は共産主義をやめて社会主義政党になり、名前も『共産党』をやめて別の名前にしろ」ということだ。
ついでに言えば、と言うより、これが一番言いたかったことだが、日本共産党は「赤旗」以外にネットマガジンを出せ、とお勧めする。「赤旗」という名前は「共産党」という名前同様に既にスティグマ(呪いの印)が付いているので、それを手にすることや覗くことを一般国民は怖がっているのだ。しかし、「赤旗」紙(日本共産党)の取材能力・情報収集力の高さは良く知られている。官公庁内にも、実は共産党に同情的な人間もいるのだろう。その取材力の高さに比して、あまりにも「読まれていない」のではないか。
政治面がもちろん中心だが、議論欄を作ると同時に、かつての手塚治虫や井上ひさしのような共産党シンパの作家や漫画家に面白い娯楽読み物を書かせればいいのである。
(以下引用)
なぜなら、マルクス・レーニン主義の本質である「暴力革命・プロレタリアート独裁・中央集権主義(民主集中制)」は、人間性の否定であり、反倫理的であり、また、「共産主義国家」とは、実現不可能な幻想であるからだ。なぜなら、共産主義とは最終的には「国家の否定」だとマルクス・レーニン主義(おそらくレーニンの思想か)でははっきり規定されているのだから、「共産主義国家」は語義矛盾であり、これまで存在したことはなく、存在したのはただ「表層社会主義的全体主義国家」にすぎないのである。
ということで、私はマルクス・レーニン主義を否定するのだが、毎度書いているように、日本共産党の政治家や支持者の多くは人格高潔で、政党としての倫理性の高さは一番だろうと思っている。つまり、彼らは、失礼ながら「共産主義」の本質を知らないで、ただ理想主義的幻想で共産主義を支持しているのではないか、と私は考えている。あらゆる弾圧にも関わらず、その戦いを続けてきた勇気と忍耐には頭が下がるし、その残虐な弾圧史は日本史の恥辱だろう。しかし、「国家(政府)転覆を目標とする思想」に対して政府がそれ(禁圧)以外の対応をすることがありえようか。
つまり、大事なことは社会主義と共産主義を峻別することであり、社会主義とは「社会、つまり国家・国民全体の福祉のために、全国民(特に富裕階級)が自分の個人的欲望に少し制限をかける」だけの話だ、と理解すればいいのである。要するに、「日本共産党は共産主義をやめて社会主義政党になり、名前も『共産党』をやめて別の名前にしろ」ということだ。
ついでに言えば、と言うより、これが一番言いたかったことだが、日本共産党は「赤旗」以外にネットマガジンを出せ、とお勧めする。「赤旗」という名前は「共産党」という名前同様に既にスティグマ(呪いの印)が付いているので、それを手にすることや覗くことを一般国民は怖がっているのだ。しかし、「赤旗」紙(日本共産党)の取材能力・情報収集力の高さは良く知られている。官公庁内にも、実は共産党に同情的な人間もいるのだろう。その取材力の高さに比して、あまりにも「読まれていない」のではないか。
政治面がもちろん中心だが、議論欄を作ると同時に、かつての手塚治虫や井上ひさしのような共産党シンパの作家や漫画家に面白い娯楽読み物を書かせればいいのである。
(以下引用)
『しんぶん赤旗』Dappi追及第二弾スクープ。 ぜひ!お読みください。
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