侍や戦国大名は一般の人が死んでも関係ない(と思っている)悪い奴らというのはまさにその通りで、要するにヤクザ集団である。いや、ヤクザのほうがまだ法律に遠慮しているが、戦国時代は法律など存在しないと思っていい。戦国武将の美化は、ヤクザの美化でしかない。まあ、私も戦国時代は面白いとは思うが、あれは単なる「仁義なき戦い」時代劇版である。
ちなみに、私が今読みかけの森鴎外の「渋江抽斎」の中に、文武両道の武士(抽斎の二人目の妻の祖父)とやらが出て来るが、その男は江戸藩邸の教授(何の教授かは知らないが、学問のほうだろう)でありながら、「
壮年の頃、村正の刀を佩びて、本所割下水から大川端辺までの間を彷徨して辻斬りをした。千人斬ろうと思い立ったのだそうである。」つまり、道行く人を斬り殺すのに、何の良心の呵責もなかったのである。その相手が侍だったとは限らない。侍だけ千人殺すのは困難だろうし、大事件になるだろうから、狙われたのは主に町人だったと思う。
武士とか、「サムライ」をあまり美化しないほうがいい。武士があまり町人を斬らなかったのは、
斬るメリットがさほど無かったからにすぎない。
(以下引用)
【映画】北野武監督最新作『首』2023年秋公開 NHKには描けない戦国時代を活写 構想30年 制作費15億 ★2 [muffin★]
1: muffin ★ 2023/04/16(日) 01:07:45.31 ID:PKnL+xOj9

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