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金正男、日本の休日

焼き鳥屋のエピソードは、「ローマの休日」を思わせる。
いや、真面目な話、このキャラクターで映画が作れるのではないか。最後はハッピーエンドにして。正男氏のあの最後では悲劇的すぎる。作るなら半コメディ映画にしたほうがいい。背後には、権力者の家に生まれることの悲劇性もあるが、それは匂い程度でいい。

ディズニーランドのシーンと焼き鳥屋のシーンの二つがあれば、ハイライトシーンとして十分である。

私がプロデューサーならすぐに映画コンセプトを書いて脚本家に叩き台脚本(第一稿)を書かせるのだが。出演俳優もほとんど日本人俳優だけで十分だし、低予算で作れるだろう。

正男氏は、顔を見ても、いい人そうであるし、権力者の家に生まれないほうが幸福な人生だったのではないかと思う。ただのニートになっていた可能性も大きいが。



(以下引用)

「新橋の焼き鳥屋で、日本のサラリーマンと酒を飲んだ時は非常に幸せだった」 専門家が語る金正男氏の素顔とは

AbemaTIMES 2/16(木) 16:44配信

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(C)AbemaTV


 金正男氏はどのような人物だったのか。今回の事件を受けて、金正男氏と親しかった日本人男性に話を聞いた。10年ほど前にビジネスを通じて知りあい、1年ほど前までシンガポールやマレーシアで会っていたという。メールで今年の旧正月まではやり取りをしていたと言い、彼の話からは「北朝鮮が良くなって欲しい」と語るなど祖国を心配する金正男氏の姿が浮かび上がってきた。

 男性は金正男氏の印象について「印象としては非常にソフトな感じですよね。話をしやすいタイプ。冗談もよく言いますし。笑顔も人懐っこい、かわいい感じですよ。非常に礼儀正しいです。威張ったようなところが全然感じられない人です」と話す。

「特に食事をする時、ワインが好きなんですけど、ワインを傾けながら自分が体験した話を含めて色々な話をします。お寿司も好きでしたし、中華もよく食べました。人々に対して気を遣いながら、生活していたんですけどね、彼と接して嫌な感じを受けた人はほとんどいないと思う。権力者という感じは全然なかったです。いち友人として非常に尊敬できる人でしたよって伝えたくて、(この)インタビューを受けている」と、その人となりを語った。

 デイリーNK東京支局長の高英起氏は、金正男氏のことを直接は知らないと前置きした上で、「(聞いた話で)一番印象に残っているのは『新橋の焼き鳥屋で日本のサラリーマンと酒を飲んだ時は非常に幸せだった。政治も、国同士の言い争いもない所でお酒を楽しんでいる時が非常に幸せだった』と話していたと聞いた時は胸を打たれた」と常識的な感受性の持ち主だったのではと指摘した。また「北朝鮮の政治、柵の中で苦しい思いをしていた。人懐っこく笑ってはいるが、笑顔の裏には彼なりの苦悩があったと思う。そういったことを見せなかったのは彼の人柄だと思う」と解説した。(AbemaTV/AbemaPrimeより)




(夢人追記)「東洋経済オンライン」記事の一節。まあ、どこまで本当かは分からないが、映画を作る(私はかなり本気である。うまく作れば、いい作品になるはずだ。このアイデアを誰が使っても結構である。もともと「ローマの休日」なのだからwww)際の参考にはなるだろう。



金正男氏が後継者候補だったことはあるのだろうか。この点について、筆者が会見で五味氏に問うと、五味氏は「正男氏は9歳からスイス・ジュネーブに留学していたが、20歳でいったん帰国した」と説明。1990年代前半に父の金正日氏と一緒に北朝鮮全土を歩き回り、経済的な開発状況を視察したという。

 しかし、「欧州で見てきた社会の在り方と北朝鮮の社会の在り方があまりにも違うため、意見が合わずに仲たがいし、彼の生活は荒れ、最終的に北朝鮮を去ることになったと聞いている」(五味氏)。「この話からして、一時的にせよ、父親から後継者としてみられていたと私は判断している」と述べた。


 金正男氏の主張について、五味氏は「簡単に要約すれば北朝鮮の体制に批判的だった」と説明。「権力の世襲は社会主義体制とは合わず、指導者は民主的な方法で選ばれるべきだと言っていた。北朝鮮は中国式の経済の改革開放しか生きる道はないと言っていた」と話した。そのうえで、「この発言を報道したり、本にしたりすることで彼が暗殺されたと皆さまが考えるのであれば、むしろこういう発言で1人の人間を抹殺するというそちらの方法にこそ焦点が当てられるべきだ」と強調した。





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