[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
気の赴くままにつれづれと。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
改めて言われたら、不思議な話だ。人々がこれを不思議に思わないのは、ポーの「盗まれた手紙」の中に出てくる、「あまりに大きいものは目に入らない」という奴だろう。ネットの工作員の中には「加計事件って何が悪いのかわからない」というような書き込みをして、問題を矮小化する動きもある。
いずれにしても、マスコミが加計の件でほとんど騒いでいないのは本当に奇妙である。「日刊ゲンダイ」以外に、どこかあるだろうか。動いたカネの大きさからしたら、森友問題の比ではないし、獣医師たちの生活への影響も大きいはずだが。(まあ、特定の職業がギルド化し、既得権化するのも問題ではあるが、この事件は総理が自分の友人に利便を図って巨額なカネと行政が不正に動いたというのが問題なのである。いや、便宜を図った相手が自分の友人であったことも事件の本質ではないかもしれない。総理が、適切な手続きを取らずに行政を恣意的に動かしたというだけで、すでに大問題であり、そこに「忖度」が働くことで行政が不正を行ってしまうという、政治上のモラルの根幹が問題だと思う。つまり、「法治主義」からの根本的な逸脱が真の問題点なのだろう。法治主義は「デュー・プロセス(正当な手続き)」を踏まないと、法が独裁的権力の単なる武器になるのであり、市民生活を守るどころか抑圧するものになる。)
映画「ダーティハリー」で、主人公の刑事が苦労して捕まえた犯人を、その逮捕がデュー・プロセスを踏まなかったことを理由に犯人を釈放せざるをえなくなる、というのは杓子定規な法律運用を批判したものではあるが、それだけかつてのアメリカでは「デュー・プロセス」が重視されていたことをも示している。つまり、法律は犯罪を取り締まるものであると同時に、取り締まる側の恣意的な法律運用をも厳しく戒めている、というのが法律のあるべき姿であり、実際まともな国の法律はそう作られているはずだ。現在の日本だって、法律に照らせば、加計森友事件は明白な汚職事件になると思う。法律学者の意見を聞きたいところだ。
(以下引用)
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666 15時間前
09 | 2025/10 | 11 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |