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今年の日本の運勢

「混沌堂主人雑記」から転載。
面白い卦である。
4爻と言うと「骨付きの肉を噛んで金の矢を得る。困難もあるが(そのプロジェクトを)我慢して続けると利益がある」というような趣旨(私が適当に訳したww)のものだ。今の日本で上の歯と下の歯の間に挟まって上下を隔てる邪魔者はたくさんある。
官僚、マスコミ、御用学者、御用評論家、頭の悪い教育者、銀行(これはおカネの流通の阻害者)、そして混沌堂主人の指摘するジャパンハンドラーズ。ほかにも無数にいるだろう。
こうした連中に適切な裁きを与え、「獄を用いる」(裁くと言うより、処罰する意だと思う。)のが、今の日本に一番必要なことであり、この卦が今年の卦として出てきたのは実に適切である。さて、金の矢が出てくるかどうか。歯が折れたりしないかどうかwww



実は私も今年の世界の運勢と日本の運勢を易占してみたが、私には至誠が無いのか、私の易はあまり当たらないと念押しした上で一応書いておくと、

今年の世界:山水蒙4爻
今年の日本:天水訟3爻

だった。

山水蒙4爻は「蒙に苦しむ。吝なり」つまり、無知蒙昧さのゆえに苦しむ、ということだが、「吝」というのはけち臭い、ということで、何事にも不徹底、不十分なのを批判する言葉と思えばいいかと思う。つまり、世界は強欲資本主義との戦いに踏み出したが、無知蒙昧さゆえに不徹底に終わる、ということか。少なくとも、今年中に満足する結果は出ないだろう。むしろ、混乱状態になるだけだ、と思われる。
天水訟3爻は「旧徳に食(は)む。貞なれば危うけれども終わりには吉なり。あるいは王事に従うも成すこと無し」で、「訟」という卦自体が、下の者が上の者の不正を「裁き手」に訴える卦だから、この4爻は下の者が「訟」を為す際の戒めと考えられる。「旧徳に食む」とは、目上に従っていれば吉、というような意味らしい。あまり頑固に訴えていると危ないが、終わりは吉。「王事に従う」は「王命に従う」と同じで、「成すこと無し」は、本田済の「易」(朝日新聞社)では「成功しない」と常識的に解釈し、岩波書店の「易」では「(たとえ王命を奉じて事に従う場合でも)あえて成功を我物顔に誇ったりしてはならぬ」と、まるで成功するかのように書いていて、正反対だ。
まあ、最初に書いたように、私の易占はあまり的中しないので、ただの座興である。
混沌堂主人の易占のほうが、今回の卦にしても、ずっといい。


(以下引用)



今年の日本の運勢を易に問うと、

火雷噬嗑  の4爻
http://uqmk.blog106.fc2.com/blog-category-26.html より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・

21 火雷噬嗑(からいぜいこう)
karai.gif噬嗑 震下離上(しんか りじょう)

八卦のshinrai-n.gif震(しん)の上に、rika-n.gif離(り)を重ねた形。

噬嗑とは、噛み合わせる、という意である。
この卦は来往生卦法によれば、元は山雷頤より来たものとする。
山雷頤は頤(い=おとがい)すなわち口の形の卦であり、その頤口の中へ九四の一陽爻が内卦の外から入り来て、上下を隔てて障りをなしている様子である。
頤の中に物があり、隔て障りをなすときには、必ずこれを噛み砕き、その後に上下相合うことを得るものである。
だから、噛み砕いて合うという意で、噬嗑と名付けられた。
ちなみに、口は、上の歯は動かず、下の歯(顎)だけが動いて、口の中の物を噛み砕くものである。
この卦は、上卦の離は付着、下卦の震は動くとすれば、九四の一陽爻は上の歯に付着していて、それを下の歯が震で動いて噛み砕く様子である。
だから、噬嗑と名付けられた。

卦辞
噬嗑、亨、利用獄、

噬嗑(かみあわせ)れば、亨(とお)る、獄(訴えを聞く)に用(もち)いるに利(よ)ろし、

噬嗑、亨、というのは、直ちに亨ることではない。
口の中に物があれば、それを噛み砕いた後に亨る、ということである。
自分と相手との間に何かがあり、それが障りとして両者を隔て、和合できないような場合は、口の中に物があるのと同じようなことである。
だから、その物を噛み合わせて砕いてしまえば、その後に、両者は心が通じ、和合もできようというものである。
獄とは、牢獄のことであり、罪人を入れて置く場所である。
罪人とするか否かは、訴えを聞いて、その理非曲直を断じて決するものである。
そこで、この場合の獄の字は、訴えを聞いて、その理非曲直を断じることを、指し示すのである。
そもそも訴えは、自分と相手との間に障壁があり、両者を隔て塞ぎ、彼我上下相合うことができないから、その情も互いに乖離し、不和となり、起こるのである。
今、訴えを聞くというのは、頤の中の一物を噛み砕いて、上下相合わせるようなものである。
とすると、訴えを聞く人は、威厳と文明を兼ね備えていなければ、その任に耐えないものである。
しかしこの卦は、震の威厳と離の文明を兼ね備えている。
そして、六五の君の爻は柔中の仁徳がある。
その威厳と文明と仁徳は、訴えを聞くにあたっては、とても重要なことである。
文明でなければ、相手の言いなりになってしまい、偽りを察し、理非曲直を分かつことができない。
威厳がなければ、侮られ軽視され信服されない。
仁徳がなければ、明徳威断に過ぎて、人々はビクビクしていなければならない。
この卦には、これら重要なことが全部揃っているわけだが、訴えを聞くためには、その罪状により、牢獄を用いることもある。
火雷噬嗑は、最上最下の二陽爻は剛実であり、中は空虚の間に九四の一陽があるが、これは牢獄の中に一人の囚人がいる様子でもある。
だから、獄を用いるに利ろし、という。
また、交代生卦法によると、元は天地否から来たものとする。
天地否の九五が下にやって来て、初爻の位に居り、初六が上に往き、五爻に居るのが、この火雷噬嗑である。
天地否のときには、坤は純陰、乾は純陽であり、両者は否塞して理非も分らない様子だが、これが今、剛柔分かち動き、明らかになったのが火雷噬嗑である。
また、来往生卦法によれば、元は天雷无妄から来たとする。
天雷无妄のときは、上卦の乾は剛強なだけで明徳がないが、今、内卦の外から一陰がやってきて、六五となり火雷噬嗑となると、五爻は離明の主となり、柔中の徳も有することになったのである。
もとより訴えを聞く者は、剛決であることを要するが、それだけではなく、文明も仁徳も必要である。
この三つが揃ってこそ、適正な裁きができるのである。


・・・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり


参考 よい

上記文抜粋
・・・・・・・・

【読みかた】
・からいぜいごう の しこうへん、さんらいい に ゆく

【キーワード】
・火雷噬嗑:噛み砕く
・山雷頤:あご、食を養う

【表面に表れたヒント】
・思い切って障害を排除しなければならない。
・一掃すると辺りは一瞬緊張で震えるが、次第に明るくなり、風通しが良くなってくる。
・安易な妥協は後で悔やむことになる。

【ヒントを解釈する指針】
・甘く見ていると障害は日増しに増大する。情にほだされないよう気をつけること。

【背後に隠された微妙な機微】
・何を信条としているか、それさえ見ればその人の見当はつく。世間の評価などあてにはならない。私情を捨てて決断すべき時である。


・・・・・・・・・
・・・・・・・
抜粋終わり




粛清の日炙りだ!!


マイケル・ミドリ。カーチスやら・・・日本ハンドラーが一発目の日炙りだろうかな。



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