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こけおどし(素人脅し)が専門家の仕事の半分

私も前々からビジネスコンサルティングという商売をおかしいと思い、その疑問を何度か書いてきたのだが、「専門家」や「士業」全体についても同じ疑問が言えそうだ。
つまり、「専門家が学校で学んだ『畳の上の水練』を一般人がほとんどわけもわからず有難がって聞いているという、新興宗教的な構図があるのではないか」、という疑問だ。まあ、疑問と言う言い方自体あほらしいような「事実」だと思う。ビジネスコンサルタントという仕事に関してはその仕事自体の本質的な欺瞞性が私の気に障るわけだ。「幸福の科学」や「オウム真理教」のようなあからさまなインチキ宗教に引っかかる人間が多いのが、他人事ながら癪に障るのと同じで、いわば「公憤」「義憤」を感じるわけである。
そして、専門家や士業の仕事の半分まではいかにうまく「こけおどし」をするか、というところにある、と言ったら言い過ぎか。


『会計士として事務所を開けば、ほとんどの人は無知なので、自分が間違っていても先生、先生と立ててくれる』


これは官僚や警察、裁判などについても同じ構図だろう。一般人は、専門家の仕事の内実を知らないから、彼らの言う事をすべて聞き入れて従う。その仕事でどんなにいい加減な事が行われていても分からない。もっと広く、ほとんどの分野において、これは言えることだ。
たとえば、家を買う時は、不動産取引のことなど素人は分からないから、ほとんど不動産屋の言う通りにするしかない。病気なら医者の言うことを信じるしかない。
それが通用しないのは、今では教師くらいだろうか。現代では誰も教師など信頼していない。そんな時代に教育が可能なはずはない。まあ、教師は子供に対しては権力があるが、その権力は親には及ばないからこうなったのであり、そのあたりが警察などとは違うのだろう。



(以下、孔徳秋水氏のツィッターから引用)赤字部分は夢人による強調。


 


  1. [2/21 02:57] >一流の大学を出た人は知識に頼る傾向があります。しかし、知識は多くの人が持っていますので、差別化にはなりません。それどころか知識が邪魔をして、知恵にまで思考が及ばない人が多いのです


  2. [2/21 02:55] 法律・ルール・常識を作る必要性はもちろんあります。しかし、問題は『必要性』がどこから来たかということです。 官僚に必要、政治家に必要、税務署に必要、警察に必要、特権階級に必要というように、必要とは『勝ち組にとって必要』という意味です。


  3. [2/21 02:54] 言い換えますと、常識やルールは支配者が被支配者を操作するために作ったものが多いと思っています。ですから、常識とかルールというものは支配者側は守らず、被支配者だけが守るものとなります。


  4. [2/21 02:54] >法律では大衆を管理しきれないことから、為政者・支配者は、人間の良心を利用して『こうしてはいけない』という常識やルールをたくさん作り、他人の目を意識させて国民に守らせるという戦略を採りました。


  5. [2/21 02:53] >そもそも常識やルールはどうやってできたのでしょうか。 法律は最低限に絞って作られます。 法律を多くすればするほど社会は硬直化し、法律が社会をダメにするからです。そこで昔から為政者は法律以外に大衆を管理するために『常識・ルール』を作りました。


  6. [2/21 02:52] ある税務署出身の税理士から聞いたことで確認は取っていませんが、税務署では税務調査の担当者に、年間でいくら税金を徴求するというノルマを課しており、ノルマの達成が優先しますので、下手をすると払う必要のない税金まで取られてしまう可能性もあるそうです。


  7. [2/21 02:51] >その社長が期待したのは「10項目について、理論武装して税務署に挑戦した結果、全10項目中、2項目でわが社の主張が通りました」というような答だったのです。


  8. [2/21 02:50] >この話をグッドイシューの監査法人の担当者やある会計士にしたところ「どうして無事に終わったことがいけないのか」と怪訝そうに聞きました。なぜなら税務調査を無事に終わらせるのが『会計士や担当役員の職責だ』と彼らは思っているからです。


  9. [2/21 02:49] >その報告を聞いた社長は「なぜ、何事もなく無事に終わるのだ。無事に終わるということは、すべて税務署の言う通りにしたということであり、あなたが何も智恵を働かせなかったということだ」と言って、その役員を叱責したそうです。


  10. [2/21 02:49] >ある会社の社長の話ですが、会社に税務署が入った時に、経理担当役員から「税務調査が入りましたが、何事もなく無事に終了しました」という報告がありました。


  11. [2/21 02:46] >彼らは『他人が作った分析ソフトを使って分析し、分析結果を本で学んだ知識に当てはめてコンサルティングする』のです。~つまり…薬漬けにしている連中も、変な分析診断している連中も、お題目を連呼しているだけの連中も…同じ穴のムジナ…目くそ鼻くそ耳クソ…


  12. [2/21 02:43] よく考えてみますと、コンサルティング会社の社員は経営経験のない人がほとんどです。つまり、実績はなく、学問として経営を勉強した人が、実践者である経営者に助言をしているというおかしな構図になります。


  13. [2/21 02:42] > 理論的に解説する本は『楽な解説法』であり、意味は分かるのですが、いざ使おうとしても、具体的なことは書いてないので役に立ちません。 論理的なヒントだけで実践方法が分かるレベルの人間にとって、『論理的に解説している本』はもう必要ありません。


  14. [2/21 02:42] >マネージメントについては色々な本が出ていますが、はっきりと二つに分かれます。 一つはマネージメントを論理的に解説する本、もう一つはマネージメントを実践的に解説する本です。


  15. [2/21 02:40] >マネージメントも同じです。失敗を重ねて、失敗から学んだ人でなければ『実践的なマネージメント』はできないと思います。ですから、論理的に解説している本ではなく、実際に効果があったマネージメントを行った人の体験談の方が、これからマネージメントをしたいと思っている人には有効です。


  16. [2/21 02:39] 経営学の教授が優秀な経営者になれるわけではありません。 経営は理論的なだけでは駄目で、環境に合わせて臨機応変に行うものであり、計算できることだけをしている経営では競争相手に勝てずに淘汰されてしまいます。


  17. [2/21 02:34] >一人で事務所をしていると病気などもあり、老後が不安でグッドイシューに入ったようですが、老後までは20年以上もあります。 楽しい道を選んだ方が良いというのは素晴らしい判断であり、私は納得して「そうしたら良い」と言いました。


  18. [2/21 02:33] >『確かにこれまでにない分析手法だけれど、40歳を超えて1から勉強はしたくない』『会計士事務所を開いて、先生、先生と言われて楽しい人生を送った方が良い』からだ」と言いました。ここまで簡潔に分析できるのですから、彼が利口なのは確かです。


  19. [2/21 02:33] >彼は『会計士として事務所を開けば、ほとんどの人は無知なので、自分が間違っていても先生、先生と立ててくれる』が、グッドイシューで森田社長と話をしていると『毎日、自分の無知が示されて、楽しくない人生になって しまっている』


  20. [2/21 02:32] >入社して六カ月したので、そろそろグッドイシューのことが分かったかと思って、時間を取って彼と数人の経理マンにグッドイシュー式経営分析の方法を教えたところ、1カ月もしないで「辞任したい」と言ってきました。 理由を聞いたところ…


  21. [2/21 02:31] 会計士や弁護士と話をしますと、ほとんどの『サムライ=士』は通り一遍のこと以外は話せません。米国で活躍したこともある会計士を、優秀だと紹介されて経理担当役員に迎えたことがありました。

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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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