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「玄人」の素人へのマウンティング

「紙屋研究所」の紙屋氏の記事の一節だが、私もまったく氏と同じで、邪馬台国に関しては、それが大和朝廷となったのかどうかにしか興味がない。人々がやたらとこだわる、邪馬台国がどこにあったかなどという問題はそれに比べたら些末な話だ。あんなのは歴史書(魏志)の誤記だとすればいいだけの話である。
で、問題は、「歴史にくわしい同僚」が、「そんな素人くさい質問はしないほうがいいよ」とニヤニヤしながら言ったということだ。
他人事ながら、この態度には心の底から腹が立つ。この同僚氏は「自分は玄人で、その玄人から見たら、そんな疑問は取るに足りない」と言っているのと同じなのだが、この疑問(質問)のどこが無意義なのだろうか。古代史最大の問題ではないか。
まあ、恐らく同僚氏はこの質問に対する答えを持っておらず、だが「知らない」と言うのも癪なので、質問者(紙屋氏)をいなすことでマウンティングしたというのが事実だろう。大方の「玄人」が無知な素人に対してやりそうなことだ。


(以下引用)


 邪馬台国のことでぼくが興味があるのは、邪馬台国が大和朝廷になったのかということなんだが、東京にいたときにそれを歴史にくわしい同僚にぶつけたらニヤニヤされて「そんな素人くさい質問はしないほうがいいよ」などといわれたものだった!


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