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極度の真面目さは現実社会(善と悪の混交)から遊離する

「はてな匿名ダイアリー」から転載。
未熟な(深堀りしていない)議論だとは思うが、貴重な問題提起だと思う。まあ、右とか左とかいう分類も問題はあるが、まだまだ有効だろうし、なぜ左があれほど馬鹿なのか、という議論はどんどんなされるべきだろう。馬鹿と愚直は紙一重である。いい性格だのに頭が悪い人間というのは「使えない」わけだ。むしろ、「いい性格だから使えない」こともある。
現実社会が善と悪の混交である(憲法すら守られていない。上級国民は法律に縛られない)のは明白であり、善人が社会不適応になるのはある意味当然なのである。

(以下引用)

2023-04-08

なぜ「お笑い」は右へ行くのか

なぜ「お笑い」は右へ行くのか、という問いかけを見たので、ぼんやり考えたことを書く。


第一に出てきやすいのが吉本自民党とべったりだからだ、みたいな話だろうし、それもまた事実であろうが、他の部分について考える。


https://twitter.com/pom_pom_pee/status/1644146090361638912


■左の行儀の良さについて


左はお行儀が良すぎるのが大きいと思う。


この左のお行儀の良さが、日本特有なのか、現代日本特有なのかは知らないが、少なくとも私の見える範囲だと左はお行儀が良すぎる。


何かを笑う、面白可笑しくする、茶化す、というのは基本的にお行儀が悪く、ガラが悪く、治安が悪い娯楽だ。


それが、左のお行儀の良さと相性が悪い。


安倍バッシングなど左が右を非難する時はめちゃくちゃ口も行儀も悪いだろ、という指摘が来るだろうが、あれは特殊な状況である


それに根本正義感があるゆえの(当人たちにとっては)正義の鉄槌としての行儀の悪さであり、差別反対とか人権運動とかSDGs推進とかやってる時と同じ、真顔なのである


ももっと普段から、行儀が悪く、人間欲望悪徳や愚かさを愛し、世直しや啓蒙をしようという態度を止めれば、左派的なお笑いも人気になる……というか、笑いを好む層が左派を嫌わなくなるだろう。


まり、たぬかなも、おねロリキメセク天皇も、レズ結婚エイプリルも、左派肯定するべきだったのだ。




■左が権力を持っているかどうかについて


日本自民党が強いために、大衆右寄りであるし、しか右傾化世界的に進んでいる」みたいなことがよく言われる。そして「右がこれだけ強いのだから反体制や反権力のはずの左が権力を持つようにになったということはない」と続く。


しかし、「価値観アップデート」「現代倫理観はいかがなものか」みたいな左派的な主張の通りがどんどん良くなっているのも事実だ。


先日ツイッターで「右寄りの人はなぜ、自分保守じゃないけどとか言うんだろうねえ、右寄りなことに後ろめたさがあるんだねえ」という左派発言を見たが、これは左派が喜ぶべきことではなく、右寄り意見を持つ人間勝手に後ろめたさを覚えてしまう程度に左が権力を持っている証左であろう。


まり政局国政選挙の面では右が強く権力者だろうが、文化価値観道徳の面では左派が強くなっており権力者側である


そして、お笑いというのは、政治も笑いのネタにするとはいえ基本的には文化価値観分野での反抗的快楽であるため、政治では弱いが文化では権力を持っていて説教してくる左とは相性が悪いのだ。


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