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新コロワクチン加担者たちが殺人者であること

最近、対中国戦争を煽るというか、中国嫌悪を煽るような記事が多くて私は少しうんざりしている岡氏のブログだが、下の記事(一部)は、哲学や倫理のひとつの問題としても扱える、「善意による悪行」という面白い話題なので、転載する。まあ、要は無知による悪行なのだが、こういう行為はある意味では悪意による悪行以上の凶悪性を持つ場合もありそうだ。世の中の大惨事の多くは、一部の人間のプロパガンダで煽動された「善意の人間」たちが、害を大きくしたのではないか。
まあ、そこに文中でも言う、「騙された側の責任」という問題もあるわけだ。
と同時に、それが悪であることを知っていても、それに加担しないと自分や家族の生命が守れない、というのはどのような戦争でも(主に戦場で)生じるジレンマである。だから私は戦争をこの世で最大の悪だと言うのである。
新コロでの「無知による加害者」は、ただの馬鹿である。もちろん、医療者の中には、それに加担しないと自分や家族の生活が守れないから仕方なく加担した人が多いだろう。生活の基盤(仕事)を失うことは、緩慢な死の宣告に等しいのだ。だが、即座に殺されるわけではないから、やはり「意図的な殺人加担」としか言えないだろう。この場合は「カルネアデスの舟板」の無罪原理(緊急避難論)には相当しない。
今回の記事タイトルの「殺人」は、たとえば、高いビルの上から、多くの歩行者がいる路上に向けて鉄の砲丸を投げ落とすような行為であり、確実に誰かが死ぬわけではないが、誰かが死ぬ「確率」は非常に高い、そういう「確率の犯罪」でもある。

(以下「大摩邇」から引用)


2021年から始まった接種キャンペーンでは、地域で最も誠実で、実直で、そして「正義感にあふれる」人たちが、周囲に熱心に接種を奨励してきました。


当時、東日本のある地方に住んでいる読者様からメールをいただきまして、その町か村では「長老」的な方々がいて、毎日、熱心に人々の家をまわり、「打ったか? 打ってないなら早く打とう」と、すべての住民たちに声をかけていたそうです。


その読者の方が言うには、その長老の方々は、ふだんは(つまり、コロナ前までは)確実に誠実であり、そして「正義感」が強く、何より「村の人たちのことを誰よりも大事にしてきた」人だったそう。


「愛に満ちていた」という表現でもいいのでしょう。


読者様は、


「なんでこんなことになってしまったんでしょうか?」


と、あれは 3年前ほどですかね、そう書かれていました。


どうしてそうなってしまったのかは具体的にはわからないにしても、前回の記事に書いた「誠実さ」、「正直さ」、そして「正義感」が誤った方向に突き進んだ場合にこのようなことになるのだとは思われます。


「愛」という言葉もあります。


愛という言葉は曖昧な概念ながら基本的には良い概念、ポジティブな概念として使われます。


しかし、


「愛と共にワクチン接種を熱心に勧めた」


となると、愛の概念が怪しくなってきます。


勧めている本人は当然、それは愛や良心や正義に基づく正しい行動だと信じて疑いません。


しかし、医学的観点、あるいは統計学上の観点から見れば、


「明らかに人倫にもとる行為」


であったわけです。強制的な命の毀損と関係します。


とはいえ、3年前の当時、医学者以外の人で、mRNA ワクチンの作用機序を知っていた人たちは非常に少ないでしょうし、いたとしても、当時の研究あたりまででわかっていたことは、「スパイクタンパク質自身の有害性」あたりまででした(実はこの一点の有害性で十分なんですが)


医師の人たちでも、当時は正確な作用機序をあまりよくわかっていなかった方々もいたかもしれません。


機序がわからなくて人々に勧めたのでしたら、単に「無知の誠実」ということで、ご本人もだまされていたことになりますが(とはいえ、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」という概念もありますが)、


「知っていて勧めた」


なら、これは「悪を自分で認識していた」ことになります。


この場合は「悪い」と対処していいのだと思いますが、しかし、実際は大部分の人たちが、それは医師も一般の人も含めて「機序を知らないで勧めた」のがほとんどでしょう。


 


では、「悪が本人に認識されていない場合、それは悪ではないのか」ということが問題になります。


 


これに関しては、今後の歴史の中で「あれは悪だった」と語られることになる局面はあるであろうにしても、今はどうなのか。


そういう人たちに対して、どういう感覚で向かえばいいのか。


難しいことですが、私も今もよくわかりません。


他人に対してだけでなく、たとえば、愛を持って自分の子どもに接種を勧めて、その子どもが一生不可逆の障害を負ってしまった。さて、その場合、親は自分自身にどう向かえばいいのか。


 


ワクチンについては、政治家や専門家などが責められることもありますが、専門家はともかく、「当時、政治家でワクチンの作用機序を知っていた人がどれくらいいたのか」というと、


「ほぼゼロだった」


と私は考えています。


あるいは、


「わかろうと努力した政治家もゼロだった」


と思います。


医学がこの世を支配しているわけですが、政治家や社会の上層階級にいる人たちは、誰よりも医学洗脳が進んでいる場合が多いです。医師や医療というものを信奉している。


あるいは医師たち自身たちがそうです。


医師から一般の人々まですべてを貫く「医療の宗教化」は、医療教育でのマインドコントロールから始まる。そしてその歴史
In Deep 2022年11月15日


以下は、大阪府の 65歳以下の医療従事者のワクチン接種率の推移ですが、1、2回目は 99.6%ですからね。統計的にはほぼ 100%の世界です。65歳以上はもっと高いです。



BDW


全職種の中で、最もワクチン接種率が高いのが医療従事者でした。そのような医師たちを信奉している政治家たちがどのように行動したのかの想像は難しくありません。


陰謀論以前に、こういう人たちは、大多数が医療マインドコントロールに完全に染まっています。


当時、これらのほとんどの人たち(政治家はすべての人たち)が、mRNA ワクチンを理解もしていないし、理解しようともしないまま、何のしがらみかは知らないですが、とにかく闇雲に推進した。


今後も、出てくるすべての政治家たちが同じでしょう。


表面上でワクチンに反対の主張をする政治家がいたとしても、作用機序を自分で勉強しない限り、「無理解の反対」であるだけです。「無理解での推奨」と、さほど差はないのです。


 


今後、ワクチンではなくとも、何か同じような局面は必ず出てきます。


そして、それが「人命の尊重」のキーワードと共に、また「無理解」の政策が展開される事態が、どんなジャンルにしても(医学だけではなく、経済でも軍事でも)出てくるはずです。


そこでまた「愛と正義感を持つ誠実な人々による周囲への伝播」が始まります


本来であるなら、今後、阻止されなければならないことです。


しかし、どんな分野でも「無知と共に愛と誠実が襲ってくる」と、人はなかなかそこから逃れることは難しいです。


 


これらの「無知による悪」に私たちはどう対応すればいいのか。


 


それはわかりません。


わかりませんが、私たちは「私たち自身」を研ぎ澄ませるしかないです。


前回の記事に書きました悪の特性である「ダークトライアド」でさえ研ぎ澄ます必要があるのかもしれません。


たとえば、悪魔という存在は「感情を理解できず、現実と事実しか見ない」とされていますが、それに倣うことも必要です。


コロナワクチン下の世界で自分たちを守るために必要であったのは、まったく感情や心情や協調ではありませんでした。事実と現実と数値だけでした。


冷たい響きに聞こえるかもしれないですが、今後の社会では「愛に満ちた無知の正義」を私たちは振り払うべきです。


時代的に、そろそろサバイバルの本格的な時期もそう遠くもないあたりにさしかかっているともいえなくもないかもしれない時期に、もはや、曖昧な感覚は不要なのかもしれません。


事実の中に、たまに奇跡は起きるかもしれないですが、その奇跡もよく調べて見ると、単に見逃していた事実や理論が働いただけということもあります。

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自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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