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「福祉」という言葉の意味

「神戸大好き」ブログ記事の一節である。
私は「神戸大好き」さんの文章から感じられる人柄は少々苦手だが、その記事の中で社会への鋭く面白い指摘をすることがよくあるので、一定の尊敬はしている。社会批評家として評価しているわけだ。
で、下のように「言葉の意味や定義」から考えを進めていく、という姿勢も私の好みである。議論の中で一番くだらないのが、「お互いに言葉の定義も無しに議論して、話がまったく噛み合わない」議論である。
私も、「福祉」という言葉の意味や定義は何なのか、疑問に思ったことがあるが、まあ、「祉」という字は「しめすヘン」に「止まる」で、しめすヘンは神関係の字に使うから、「神が(その場所に)止まること」くらいの意味かな、と簡単に考えていた。(もちろん、ここでの「止」は、意味ではなく「シ」という音を表わすのだ、ということは承知しているが、「形声文字」の「音」の部分も語義にまったく無関係なものだけでもない。)つまり、下の記事の考察を援用すれば、「その集団の中の弱者の幸福を増すような行為を皆がすれば、神がその集団にとどまり、集団全体に幸いを下す」というのが、かなりこじつけだが、「福祉」を漢字面から見た私の考察である。
その反対に、自分の利益しか考えない存在が集団の中にいると、集団全体から神は離れる、ということだ。日本全体がもはや神に見捨てられているのは、安倍、いや小泉以来の福祉予算削減が始まったころから決まっていた、というわけ。


(以下引用)




次世代の高齢者福祉ゴールデンプランとか、福祉事業が、どうちゃら、こうちゃらと、言われだしたとき
「福祉」っていったいなんだろうと考えた。


皆、わかって使っているのだろうか。

福祉施設・・・といえば、児童福祉施設、障害者福祉施設、高齢者福祉施設など、さまざまな入所施設をさす。


そういう「見えるもの」になれば、わかった気もするけど。

「福」はわかっても「祉」という漢字は、ここ以外で使ったことが無く、意味がよくわからない。


あれこれ考えて、結局、
思ったことは。


幸福とは、自分が、幸せになることで
福祉とは、社会や、公共が、人々を幸せにするために行うことー他を幸せにすること、だと思うに至った。


つまり地域福祉センターは、この近所の人の幸福感を増強するために存在する施設というわけ。



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