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老人には老人のための医療が必要

おそらく、医薬業界の統計資料などは、老人をあまり対象としないで作られており、青年や壮年には適していても、老人には適していない医療や薬物投与が行われている可能性が高いのではないか。
たとえば、高血圧の基準にしても、基本的に老人は血圧が高くなるのだから、それは自然の摂理であり、それによって老人の身体の機能が維持されている可能性もある、と見るべきではないかと私は思っている。まあ、つまり昔流の「年齢+90」が正しい正常血圧範囲だと思うのだが、今はどの年齢でもどの体格でもすべて同じ基準にされている。
脳梗塞や脳溢血の可能性にしても、血圧が高かろうが低かろうが、高齢になれば血管は中古品であるわけで、むろん、血圧や何やに注意して生きるのも結構だが、どんなに注意していても、いつでも誰でも脳梗塞や脳溢血になることはある、と覚悟して生きるべきではないかと思う。
要するに、ポンコツの中古自動車は、いつエンストして完全にお釈迦になってもおかしくはない、と思うべきだろう。
平均寿命がいくら高くても、それは一部の「異常なほど頑丈な連中」が、認知症などになってベッドに括りつけられたりしながら延々と生きて平均寿命を延ばしているにすぎない。通常の人間の望み得る平均的な寿命というのは「古来稀なり」という、古希あたりではないかと私は思っている。まあ、それを超えても頭も感覚も運動機能も正常というのは、羨ましくはあるが、痴呆症になって後も長生きするのは私はあまり嬉しくはない。


(以下引用)



【高齢者 低血糖で重大事故恐れ】


高齢者はわずかな低血糖状態でも認知機能が低下し、重大な交通事故を起こす恐れのあることを指摘した論文が、学会の英字誌に掲載された。「運転前にどら焼きなどを食べると防止できる」と呼び掛けている。






(追記)砂糖は体に悪いとか塩は体に悪いとか言うのも、人や年齢によりけりだろう。炭水化物など、一日の活動の多い人間には必須であり、誰もがダイエットすればいいというものではない。特に糖分は脳のエネルギー源であり、棋士の中には対局前に甘い物を摂取する人が多いという。名前は失念したが、「馬鹿の壁」の筆者(今思い出した。養老孟司である。)は、大学受験の時に血管にブドウ糖液か何かの糖分を注射し、その日は頭脳が異常に明晰に働いたと言う。東大に合格したのはそのおかげだとか何とか。受験シーズンにこんなことを書くと、お医者に駆け込む受験生やその親がたくさん出てきそうだwww 念のために言うが、受験日以前の知識の蓄積が無いと、受験当日に注射しても無駄である。 まあ、甘い物を馬鹿食いすることを勧めているわけではない。何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしである。



さんがリツイート

記憶喪失だった爺さんを保護して、持っていた携帯で家族に電話をかけさせたら「あんた饅頭食べ!」と聞こえてカバンを見たらちゃんと饅頭が。
モソモソと饅頭を食べ終えた途端に、爺さんがシャキッと復活という経験がある。









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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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