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向精神薬は誰にとって有益か

記事内容自体は面白いが、いつもは書き方が非常に丁寧で親切なぽん酢さんらしくもなく、「専門用語」が説明抜きで使われているのが気持ち悪い。意図的にそうしていると思うのだが、どういう意図だろうか。下手に説明して揚げ足を取られたくないという自己防衛かもしれない。
文中の「ADL」とか、「抗精神薬と向精神薬」の違いなど、私には不明である。特に「抗精神薬」というのは初耳だ。まあ、「向精神薬」にしても、私は「精神病薬」の意味としか思っていないのだが。そして、向精神薬と麻薬の組成がほぼ同じだというのは世界の常識にすべきだと思う。
まあ、私が昔、或る精神病医から聞いたところでは「精神病は治らない」というのが事実らしい。だから薬で身体の活力を奪って周囲(家族や病院)にとって安全にする(下記記事の「ADLを落とす」、がそれだろうか)などしかできないのではないか。逆に言えば、精神科医に行くのは破滅の第一歩とも言えそうだ。もっとも、患者を精神病院に入れるのは、「その家族を救う」意味では有益だろう。
私の妄想だが、鬱の傾向がある人は、酒が飲めない人ではないか、と思う。まあ、酒が苦手な人も「訓練」で飲めるようになるのだから、酒を飲む練習をしてみたらどうか。ただし、飲酒習慣は長期的には体を悪化させるのは言うまでもない。気持ちのいいことはたいてい破滅のお隣さんだ。
どうでもいいことを付け加えると、「アル中で乱暴な詩人とは誰でしょう」。答えは、言うまでもなくアルチュール・ランボーだが、彼がアル中だったとか乱暴だったという事実は無いと思う。

(追記)「抗精神(病)薬」は「向精神薬」に含まれるようで、下の記事でそれを使い分ける意味はほとんど無さそうだ。つまり恰好つけかwww

抗精神病薬と向精神薬の違いは何ですか?
精神疾患と向精神薬疾患概要と治療薬のおさらい 向精神薬とは、中枢神経に作用し精神機能に影響を及ぼす薬物の総称で、抗うつ薬(主にうつ病の治療薬)、抗精神病薬(主に統合失調症の治療薬)、抗不安薬(主に神経症の治療薬)、睡眠薬(主に不眠症の治療薬)などがあります。


(以下「大摩邇」から引用)


うつ病の薬で死にかけた人の話

 


こんにちは!生チョコぽん酢です。

ある日、知らない携帯から着信があり、出てみると以前に搬送した家族の方でした。

あの後に急変しちゃって今別の病院にいるんですよ

とのことで、また転院することになったからぜひお願いしたいという内容です。

スケジュール的に対応が難しく、仕事自体はお断りしたのですが、その後の世間話で驚かされることになります。

この患者さんはとっても若い人で、私が搬送してそのまま入院になったのですが、何とそのすぐあとに入院先で中毒症状を起こし、三次救急病院に救急搬送されたとのこと。

かなり危ない状態だったみたいです。

精密検査の結果が驚きで、何と脳にリチウムが溜まっていた、とのこと。



リチウムをwikiで調べてみると次のような事が出てきます。

抜粋しますね。


リチウムは腐食性を有しており、高濃度のリチウム化合物に曝露されると肺水腫が引き起こされることがある。リチウムは覚醒剤を合成するためのバーチ還元における還元剤として利用されるため、一部の地域ではリチウム電池の販売が規制の対象となっている。また、リチウム電池は短絡によって急速に放電して過熱することで爆発が起こる危険性がある。

上記のようにリチウムは腐食性を有しているため、身体へのあらゆる接触を避けることが求められる[17]。水と激しく反応するために、リチウムは禁水性の物質とされている。よって、安全のためにナフサのような非反応性の化合物中に保管される[18]。粉末状のリチウム、もしくは多くの場合は塩基性であるリチウム化合物を吸入すると鼻や喉が刺激され、一方でより高濃度のリチウム(化合物)に曝されると肺水腫を引き起こすことがある[17]。

妊娠第1三半期の間にリチウムを摂取した女性の産む子どもにおいて、エブスタイン奇形が発生するリスクが増加するという報告があった[19][20]が、催奇形性を否定する調査結果もある[21]。


また、以前まで水爆(核兵器)の原料として使われていたとのことで、どう見ても好んで摂取するようなものではないように見えます。

では、何に含まれていたものかというと、なのですって。

鬱病の薬の1つに、炭酸リチウムがあります。

気分を安定させる効果があるということで、広く使われている薬のようです。

再びwikiから抜粋します(上記リンクと同ページ)。


炭酸リチウムが躁病に効果があることは、1949年にオーストラリアのジョン・ケイドによって発見された[125]。イギリスの大学の研究者らによるメタ分析では、他地域と比較し相対的にリチウム濃度が高い水道水の地域ほど、自殺率が低いことが明らかとなっている[126]。日本国内でも2006年、大分大学の調査にて、大分県下において同様の調査を行ったところ、リチウム濃度の高い水道水の地区では自殺率が下がることが判明され[127]、2022年には東京都の発表にて、「眼房水解析により、自殺者は非自殺死亡者よりリチウム濃度が低い」ことが発表されている[128]。 炭酸リチウムの抗躁薬としての効果は、神経伝達物質の遊離やリン脂質の代謝を抑制する作用などが関係していると考えられているが、いまだ解明されていない[124]。


これ、読んで笑ってしまいましたw


 


原理が未だに解明されていないのですって。

医学的根拠は、水道水に含まれているリチウム濃度が高い地域の自殺率が低かった、だけ。

自殺なんて地域性があるだろうし、時期にもよるだろうし、考慮されるべき要因はいくつもありますよね。

でも結果として、リチウムには精神を安定させる効果があるとのことで、今はこうして医薬品として広く服用されています。

本当にお薬の世界はいい加減というか、なんというか。

まぁ少し前までは、放射性物質をおもちゃにしたり、麻薬を風邪薬として処方していたり、

詳しくは以下の記事をご覧頂ければと思いますが、歴史を見ればさほど不思議なことではないから悲しいです。

 
ちなみにこの、薬としてのリチウム中毒について、厚労省から注意文が公開されていたのですが、

 


読んでみても、吐き気とか、手の震え程度の物で、この患者さんのように命に関わるような重篤な症状が見て取れません。


 


一体どれほどの過剰摂取をすればこうなるのだろうかと。



一応状況を整理しますと、入院中の出来事ですから、オーバードーズの心配はありませんよね。

薬は病院が管理していますから。

そしたらなぜ重篤なリチウム中毒になったのか?

いつ、それほどの過剰摂取をしたのか?みたいな。




服用する場合は血液検査で定期的に濃度を計測しているはずなので、少しずつ蓄積されていた線は薄く、


 


誰に飲まされたの?みたいな、なにやら、アヤシイ感じなのです。


まぁ、一命は取り留めたみたいだから良かったですが、かなりショックでした。

それにまだ心配事があって、統合失調症の方に出される抗精神薬は、ADLがスドーンと落ちることで有名で、

認知症で徘徊の対応がめんどくさいからと、とある病院では家族に無断で服用させており(統合失調症ではないのにADLを落とす目的で)、

問題になった事を実際にこの目で見てきましたが、その時に原告の医師の方から聞いたのは、抗精神薬で落ちたADLは元には戻らない、という事です。

精神病院近辺では、パーキンソン症状(例えば歩幅が極端に小さくなっている)やアカシジア(遅発性ジスキネジア)の方が散見できるわけですが、

病院内は寝たきりになった方がうじゃうじゃいるわけですね。

あれは精神病だからそうなったという事では無く、薬の副作用でなっていると言っても過言ではないと思います。

もちろん、そうした薬がなければ危険行動が伴うケースが多く、本人の苦痛や周りの影響を考えれば、こうした治療方法が間違いだとは私には言えませんが、それはそれ、これはこれ。

今回のリチウムは抗精神薬ではなく、向精神薬に分類されるものだと思うのですが、

それでも私としては、本当に元に戻るのか心配なわけです。

アルツハイマー型認知症の患者には、昔からアルミニウムが脳に溜まっているというのは有名ですが、治らない病気じゃないですか。

この患者さんは、色々ツライ思いをして鬱病を患っていただけなのに、こんなことに巻き込まれてしまい、本当に可愛そうで悲しくなります。


 



やはり抗精神薬に限らず、向精神薬系全般、ろくなものはないですね。

薬に頼らざるを得ない人もいるのは百も承知ですが、


 


アレがはびこっていると思われる現代では、このような摩訶不思議な落とし穴が至る所に存在しているのかもしれないし、


 


もし他意があるだとすると大問題ですし、どちらにしても怖い話です。

精神薬服用患者の突然死も多いですし。

いつの世も、自分の身は自分で守らなければいけません。

そして、麻薬にしろ精神薬にしろ「心が楽になる薬」には手を出さない方が賢明だと、私は思いました。


 


タバコですらやめるの大変ですからね・・・。

 
 

おわり


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