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馬鹿を煽動するのは容易

ヒトラーが、なぜ「第一次大戦でのドイツはユダヤ人の裏切りによって敗北した」と言っていたのか、その根拠を知りたくてネットを探しているうちに、それとはあまり関係ないが、「ネトウヨ(つまり、低レベル右翼)はこうして作られる」(ヒトラーの手法)がなかなか面白いので転載しておく。林何とかという、おそらく学者さんの講演の一部である。
なお、若きヒトラーを組合に勧誘に来た組合員の言葉は、まさに安部政権下の日本を現わしているようだ。いや、資本主義国家はだいたいそんなものだろう。だが、言っていることは正しくても、対人的なゴタゴタで信用を失うというのが左翼運動の悪しき特徴であるのはどの時代のどの国でも同じであるようだ。
ちなみに、ネトウヨの作り方、というのは、赤字で示した次の言葉だ。もちろん、これは低レベル左翼の作り方でもある。

「大衆は大衆自身がそれぞれもっている精神的弱さ、怠惰、無能、失敗、病気、怨念、嫉妬など転訛するべく我を忘れるような強烈なイデオロギーを求めている」



(以下引用)赤字部分は夢人による強調。



当時、ヒトラーは建築現場の日雇い現場で働いていました。とこ



ろがある日一人で昼食をとっているところに労働組合の活動家がやってきて「国家は資本主義階級の仮構であり、祖国はブルジョアジーが労働者階級を搾取するための道具である。法律の権威はプロレタリアを弾圧する手段であり、学校は奴隷要因と奴隷所有者を飼育するためある」と説得するのです。



このヒトラーを説得しようとした一労働組合員の言葉は、私(林



順治)にはつい最近聞いたことのように錯覚を覚えます。つい最近



とはいって私が1960年代の学生のころですが、全学連の運動家



が休講中の教室に入ってきて始めるアジ演説とそっくりだからで



す。



その事はさておき、ヒトラーは社会民主党員の言うことよく理解



することができませんが、興味があったので本やパンフレットを読



んでから、ヒトラーは社会民主党員にたびたび質問をし、議論する



ようになります。すると彼らは暴力とテロ行為に出たのです。社会



民主党員の数人がヒトラーに向かって「建築現場を立ち去るか、こ



こから落とされるか、どちらが好いか」と詰め寄ってきたのです。



ヒトラーは社会民主党員のこのようなやり方を彼なりの分析をしていますが、きわめて示唆的です。というのはこれに類するようなやり方が日本の学生運動や労働組合の一部で1970年代の初めまでは行われていたからです。ヒトラーは『わが闘争』で恐るべき次のようなことを言っています。



「もし社会民主党員に対してもっと真実さに満ちた、しかも同じような残虐な実行力をもったイデオロギーで対立すれば、たとえ非常な苦しい闘争の後でもきっと勝利するにちがいない」と。



なぜなら「大衆は大衆自身がそれぞれもっている精神的弱さ、怠惰、無能、失敗、病気、怨念、嫉妬など転訛するべく我を忘れるような強烈なイデオロギーを求めているからだ」と。



何か後のヒトラーのナチの暴力とテロをまざまざとみるようですが、ヒトラーがこのやり方を社会民主党員から学んだというのでから、半分は本当の話でしょう。しかしこのような運動組織論を17、8才のヒトラーが体得したとは思われません。おそらくミュンヘン一揆までの体験を生かし、今後の選挙活動の予告として『わが闘争』に綴ったものでしょう。





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「くたびれ」は儲けだろうか

先ほど、ふと「骨折り損のくたびれ儲け」という言葉を、頭の中で「くたびれ損の骨折り儲け」と言ってしまい、これは間違いだな、と思ったのだが、そのすぐ後に、本来の「くたびれ儲け」というのもおかしいのではないか、と考えた。
くたびれは「儲け」になるのだろうか。あなたは、くたびれて、「儲けた儲けた」と喜ぶか? いや、「儲け」とは、利益になったことではなく、手に入ったことを言うのにすぎない、と言われるかもしれないが、それなら「骨折り」も儲けなのではないか。くたびれが「利益」を意味する「儲け」だとしたら、企業経営者は、被雇用者に「お前は『くたびれ』を儲けたのだから、それで仕事の報酬は十分だろう。だから給与は払わない」と言いそうであるwww
それと似た、よく分からないことわざが、「憎まれっ子世にはばかる」で、憎まれっ子が世間に遠慮して(はばかって)くれるなら結構なことだが、このことわざは、嫌な奴(憎まれっ子)が世間で幅を利かせていることを嘆いたことわざであることは言うまでもない。
なお、「あずまんが大王」で谷崎ゆかり先生が授業中に突然、「『すもももももももものうち』って言うけど、ももがもものうちって当たり前よねえ」と言って生徒たちをぽかんとさせるのだが、私もそれはかねがねおかしいなあ、と思っていたのである。



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確定深刻

蔵建て男さんは冗談が好きだが、誤字が非常に多い人でもあるので、これはどちらか分からないが、「確定深刻」というのは言い得て妙である。年収を計算して、深刻さが確定したのかwww





昨年度の年収が出て 確定深刻 なわけだが、おおよそ必要な書類は揃ったので、半分はできたようなものだな(あとは経費算出すれば)




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I嬢問題の核心

「ネットゲリラ」読者コメントの一部を転載。まあ、野次馬氏の文章や記事記載のコメント群は池江嬢の病気の原因についての推測をかなりはっきりと言っているのだが、江戸や関八州に知人のいる身としては、この問題については歯に衣を着せるしかない。あまり誰も読まないブログだが、読んでいる知人もいるかもしれないし。
「2人に1人がガンになる時代」という記事をマスコミが載せた時に、「あ、これはフクイチの事後処理が不可能で、その影響がこれから膨大に出てくることを誤魔化す(政府責任、東電責任、原発村責任ではなく自己責任にする)ための先回りだな」と思ったのは私だけではなかったようだ。
まあ、関東東北だけが問題地区というわけでもないから、日本に住むこと自体が危険だということだ。だが、この年になって知らぬ他国で苦労するより、「風が吹く時」の老夫婦のように、住み慣れた国でひっそりと死ぬのを選ぶほうが私にはいい。気候と自然と伝統的文化だけに限定しても、日本が素晴らしい国であるのは確かなのだから。



(以下引用)



デコイにひっぱられちゃいかんですよー。
核心は「馬鹿の妄言」でなく「白血病の多発」ですから。



「2人に1人がガンになる時代」
イエメンでも「2人に1人が戦争被害者」ということは無いだろう。
治安の悪い国でも2人に1人は襲われていないだろう。
日本は世界一住むのが恐ろしい国かもしれない。


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ネトウヨ菌のインフルエンサー

「ネットゲリラ」読者コメントの中の「もりへー」氏のコメントの一部だが、中老年ネトウヨ頭脳はいかにして形成されるか、という部分に挙げられた「有名人ネトウヨ」(ほかにも高須とか松本人志とかいろいろいるが、彼らよりは「ネトウヨインフルエンサー」の度合いが大きい連中だろう。)のリストが有益かと思うので、転載する。

(以下引用)



懲戒請求した方々ですが、コア層は50~60代で(30~70歳と幅が広い)普通の一般常識が備わっている大人(のハズ)。



 普通の大人と異なるのは、青林堂が出版した「はすみとしこ」氏の秀逸イラスト掲載『ヘイト本』を読み、水島社長の「チャンネル桜」をチェックして「在特会」の行動を確認。安倍ちゃん応援まとめサイト「保守速報」と「余命三年時事日記」「ぱよぱよにっき」をチェックして、「海外の反応」サイトと「テキサス親父」を笑顔で閲覧し勇気を貰う。政治家関係ですと、和田正宗氏・小坪信也氏を援護して、杉田水脈氏を女神と崇める。み~んな韓半島やら、幸福の科学・他のカルト臭が漂いマスなぁ~。愛国ビジネスに熱心な朝鮮系の方々は、やらせブログランキング上位のサイトで(なんちゃって)世論形成します。

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なぜ白血病は「原因不明」なのか

「こうした遺伝子異常が起きる原因などは十分に解明されていない。」

ということだが、通常より患者の発生数が有意で多いという地域(そういう地域があると聞いたことがある。)などは調査する価値があるだろう。こうした難病にかかったら、かかったのが不運というのではなく、原因究明の研究をしてほしいものである。(「遺伝子異常が原因」で済ませるのではなく、なぜ遺伝子異常が起こるのか、ということだ。)

まあ、昔に比べると治癒率は向上しているようだから、池江選手も回復する可能性が7割あるのは良かった。で、下のコメントにもあるが、治癒しなかった3割は何が悪かったのか、分かっているのだろうか。発見の早い遅いの問題か、治療法の違いか。それとも、治癒可能性はあくまで個人差が大きく、確率的なものだということだろうか。


(以下引用)




1 2019/02/12(火) 17:00
競泳女子の池江璃花子選手(18)が診断された「白血病」は、血液のがんの一種で、若い世代で罹患(りかん)する割合が最も多い。かつては生存率が低かったが、近年治療法が急速に進歩しており、若い世代の白血病は7割以上が治っている。

国立がん研究センターによると、白血病は赤血球や白血球などの血液細胞が分化する際に何らかの遺伝子異常が起きてがん化し、無制限に増殖することで発症する。こうした遺伝子異常が起きる原因などは十分に解明されていない。

「白血病」は大きく分けると、がん細胞が急速に増殖する「急性白血病」と、ゆっくり増殖する「慢性白血病」がある。池江選手は自身のツイッターでは「白血病」としか説明しておらず、どの種類なのかは不明だ。

急性白血病ならば、赤血球に異常が起きて血液中で減少すると、貧血で息切れや動悸(どうき)などの症状が出る。白血球が減少すると、感染症になりやすくなって発熱などが起きる。こうした自覚症状で検査を受けた結果、判明することが多い。例えば急性骨髄性白血病の場合、10万人に2~3人が発症するとされる。

一方、慢性白血病は白血球などがゆっくりと減少するため初期段階では自覚症状がほとんどなく、健康診断などで偶然見つかる場合が半数以上を占める。慢性骨髄性白血病の場合、10万人当たり1人程度発症するが、発症が多いのは50歳代とされる。

同センターが2018年5月に初めて公表した調査結果では、がんになった15~19歳の4分の1が「白血病」と診断されており、最も多かった。

同センターによると、急性骨髄性白血病の場合、体力のある若年者ならば、最初に複数の抗がん剤で遺伝子異常が起きた白血球を根絶する強力な化学療法をした後、造血幹細胞移植をするなどして正常な白血球を増やす治療法を行うのが一般的だ。

治療期間は患者の状態によって異なるが、正常な白血球が増加して体力が回復してくれば、次第に元の生活に戻すことも可能になる。プロ野球選手やサッカー選手で白血病の治療を受けた後に復帰した選手もいる。

池江選手もツイッターで「私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」と書き込んでいる。

2019/2/12 15:41
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41160070S9A210C1CC1000/



22
3割は発見が遅かったって事かな?


24
早期発見なら治るのかな?マジで最新医療に期待


33
白血病は、命が助かるにしても2年から3年はかかる
ガンガレ~




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白人(自民族)至上主義という糞思想

絵がちゃんと元のサイズで掲載できるか分からないが、載せてみる。
最初、画像だけ見て、本物の写真だと思ったのだが、黒人の女の子が何となく可愛くて、そして何となくどこかで見た感じがあるな、と思っていたら、ノーマン・ロックウェルの絵らしい。ちょっとお腹を突き出すような子供の姿が、ロックウェル調なのだろうか。歩き方がのらくろ風というか、杉浦茂風と言うか、漫画っぽい感じだ。もちろん、日本の漫画家がロックウェルの絵の影響を無意識に受けていた可能性が高い。ちなみに、吾妻ひでおやはるき悦巳(じゃりン子チエ作者)の描く人物も(暢気なタイプのキャラは)、より誇張された形だが、こういう歩き方をする。手塚治虫の初期漫画にもあったと思う。私は、こういう歩き方が好きなようだ。
それはともかく、ロックウェルの絵に感じる暖かさは、人間性そのものの暖かさから来ているような気がする。でなければ、白人でありながらこういう題材の絵は描かないだろう。優しい画風の向こうに、白人的独善主義の暴力性への怒りが見える。
まあ、作品と作者の人格の同一視はできないが、ダリやキリコの絵は、やはりまともな人格からは生まれそうもない。大好きな画家たちではあるのだが、作者の隣人になりたいとは思わないわけだ。




さんがリツイート

ノーマン・ロックウェルだけども。
これは黒人問題を扱った「新しい隣人」という絵と「みんなの問題」と題された絵。後者は連邦保安官に護衛されながら通学する少女の絵で、差別語が書かれた壁に投げつけられたトマトが描かれている。
我々は(トマトを投げた)差別者と同じ位置から、これを見ている。




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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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