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何でも言えるのが本来の芸人だろ

吉本興業の社長が記者会見した結果、かえって火に油を注ぐ(京アニ事件の後だと使いにくい比喩だが)結果になり、吉本の芸人たちの多くから批判の声が上がっているらしい。そのスレッドをまとめると、下のコメントになる。まさに、「どちらに付くかで右往左往」である。本人たちには死活問題だろうが、まあ、芸人というのは芸があれば組織に属さなくても生きていけるはずの仕事だろう。上の顔を見ながら卑屈に生きなくて済むのが芸人の人生の取り柄ではないか。
好きなことが何でも言える自由を求めて芸人になった人間が強権的組織に属するのがむしろ奇妙である。




175: 風吹けば名無し 2019/07/22(月) 20:02:25.74 ID:lun1G6RV0
関ヶ原の武将たち見てるみたいでおもろい


(夢人追記)なお、竹熊氏は、加藤浩次が独立して、吉本興業やジャニーズ事務所に反旗を翻した芸人を中心に新しい芸能会社を作るといい、と書いているが、それはビジネスとしては非常に面白い案だと思う。成功可能性は高いだろう。大手マスコミの一部でも味方につければ、9割以上の確率で成功すると思う。まあ、私は、組織というのはある時点から自己腐敗する原理を持っていると考えているのだが、腐敗が始まるまでは有益ではあるので、このアイデアに賛成する。なお、加藤浩次がどんな人間か、私はまったくバラエティ番組を見ないので分からないが、竹熊氏は高く評価しているらしいので、竹熊氏の評価を信じる。


さんがリツイート

加藤浩次が辞めるか松本人志が辞めるか、吉本のお偉いさんが辞めるとか、話がそれてる気がする

1番重要なのは「CARISERA」という詐欺グループが、入江が闇営業持ってくる前に、なぜ吉本のスポンサーについていたのか明らかにする事なんだって

芸人と役員の辞める論争はそれからでいい



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あなたから目が離せない

別ブログに載せた文章だが、書き上げて、自分でも気に入ったので、ここにも転載しておく。

(以下、自己引用)


あなたから目が離せない



「君の瞳に恋してる」の原題は「Can't my eyes off you」、つまり、「あなたから目が離せない」というのだが、「君の瞳に恋してる」は名訳だろう。ただし、歌詞の中に「君の瞳」は出てこない。誤訳の名訳である。意図的誤訳だろう。
それはともかく、ここでこの歌の原題を問題にしたのは、ネットフリックスの傑作SFドラマ「ブラックミラー」の第五シーズン第二話のラストに静かに流れる歌がこの「君の瞳に恋してる」なのだが、この歌の原題を知らない人には、その意味が伝わらないだろうからだ。
ネタばらしになるが、この回の主題となっているのがスマホであり、SNSなのである。現代人はスマホやSNSに中毒状態になり、ひどい場合は自動車を運転しながらスマホを見たり操作したりする奴もいる。その中毒性から生じた悲劇の話だ。つまり、「Can't my eyes off you」の「 you」とはスマホであり、SNSなのである。これは舞台となっているイギリスだけでなく、今の日本でもどこでも見られる光景だろう。電車の中、路上、店の中、どこにいても人々はスマホを見て何やら操作している。スマホに人間が操られているような不気味な光景である。

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選挙税

まあ、極論かもしれないが、罰金というより、投票権は税金として徴収したらどうか。(もちろん、低収入家庭は無税で投票権を与える。それは、「文化的で最低限の生活」を与えていないこと、つまり政府が憲法に忠実でないことへの政府の謝罪だ。)そうすれば、たとえ500円程度でも、毎月月給から徴収されているカネを無駄に捨てる人間は減るだろう。政府は税収が増えるから、それを議員歳費に使えばいい。
1億人から500円徴収すれば、毎月500億円である。まあ、労働年齢の人間が6000万人くらいと仮定したら、毎月300億円くらいか。
人間、少しでもカネを使った対象には、「それを無駄にしたくない」「無駄にしたらもったいない」という気持ちが働くものである。その反面、タダだと、どうせタダだから、と思い、大事にしないものだ。


さんがリツイート

相変わらず投票率が低すぎる。立候補するのに世界でも稀なほど高い供託金を取るくらいなら義務投票制を採用した方がいいかもしれない。投票しないと2000円程度の罰金を取るのだ。オーストラリアやベルギーで採用されている。




(夢人追記)

下の言葉は、義務教育の間に最低でも100回は教師が子供に言うべき言葉だろう。そのころに心に沁み込ませないと、大人になると、「世界が滅んでも、俺が一杯の紅茶が飲めるほうがいい」という人間になる。つまり、日曜日に選挙に行かずに、くだらない遊びだけをして一日を潰す人間になる。

さんがリツイート

悪い政治家を国会に送るのは投票しない善良な市民だ、って言ってる人いたな





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「すり替えの論理」を主張すること自体の「すり替えの論理」

蔵建て男氏は、ネットで野球の素人評論をしていたが、その内容が的確だと評判になってフォロワーが増え、今では表マスコミの雑誌とも関係があるが、安倍政権を擁護するなど、政治的にはかなり権力べったりの事大主義者である。そういう人物だと知らないで、下のツィートを見ると、うなずく人も出そうで、そこがネット発言の怖さだ。
私は田村宮迫会見は見ていないが、その会見要旨をまとめた記事によれば、その会見内容は「すり替えの論理」ではなく、「事件の本質」を説明しており、すり替えどころか、「それを言わないと会見の意味が無い」というものだ。このような不適切なツィートは、吉本興業のような「反社会的企業」の延命を助けるだけの、「犯罪的発言」だと私は思う。
なお、そうした「ビジネス上のポジショントーク」を除けば、蔵建て男氏の野球のコメントは面白いもので、私の愛読しているツィートのひとつである。




闇営業の話が、いつの間にか企業問題にすり替わっていて、とても危険な香りがします。こういう、すり替えの論理って。




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黒い巨塔の城壁は崩せるか

  1. 要するに、政治・経済・マスコミなど、社会上層部が真っ黒だから、日本は現在のように庶民が貧困と犯罪に苦しむブラック国家になっているということであり、明日の参院選選挙はその黒い巨塔の城壁に穴を開ける第一歩である、ということだ。なお、「中庸で冷静」な仮面をつけているマスコミ評論家や政治評論家(評論者)は、実は体制擁護発言者であり、体制批判者を重点的に批判していることが多い。「ファクトチェック」云々も、体制に不都合な事実についてのファクトチェックはほとんどしていない。(毎度言うが、「描かれたもの」は見えるが、「描かれていないもの」は見えない。言われたことだけでなく、「言われていないこと」が大事である。また発言者の経歴を見るのも大事。それで正体が分かる。弁護士だから信じられるとか、記者だから信じられるとか、まったく無い。)
  2. (以下引用)
  3. 竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666 60分前
  1. 反社勢力から仕事を請けて宮迫たちに仕事として振ったのが吉本本社なら、一連の報道は意味が全く違ってくる。要するに宮迫らは会社の仕事をただこなしただけで、反社勢力との繋がりを糾弾される筋合いはない。トカゲの尻尾切りに使われただけ。これは吉本を逆に訴えられる案件ではないか。
  1. 亮「そんな大金のギャラ大丈夫?」 入江「吉本を通したイベントのスポンサーだから大丈夫」 これって額面通りに受け取るとシャレにならなくない? つまり吉本自体が反社会的勢力と繋がりがあるってことに。 それが明るみに出ないように宮迫達の会見を阻止しようとしたんだとしたら・・・
  1. 皆んな分かったろう。芸能界って本質がヤクザなんだよ!
  1. 芸能界が音をたてて変わっているのを感じますね。ライターになって30数年たつけど、こういう感触は初めて…。
    1. さんがリツイート
    1. 結局、吉本本体が絡んでたんじゃないか。ここにもレポーターと記者は突っ込まないの? せっかく自爆特攻してるのにスルーか。恐ろしいな。

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テレビ局は吉本興業と絶縁せよ

田村亮(私は、最初にニュースを聞いた時は、田村正和の弟の田村亮だと思っていたwww)と宮迫の記者会見の記事へのコメントの一部だが、吉本興業の大手株主はテレビ局だと知って、今のテレビ番組の下らなさや芸能マスコミの腐敗の原因が分かった。すべてが「お友達」支配構造であり、まさに安倍内閣と瓜二つである。









    • oma*****

      |

      本人たちがここまで暴露しても、キー局は吉本に忖度して数ヶ月もすれば彼らが居ない日常だけが戻ってくるんだろうなぁ。
      もちろん彼らのした事には大いに問題があったのだが、本人たちが謝罪会見をしたいといってるのを静観しようとしていたのは、吉本自体がたいして重大な事と考えてなかった節があるように思える。





    • tom*****

      |

      吉本興業は終わったな。顧客でもあるテレビ局は吉本との関係を一切やめるべき。
      事務所は吉本だけでは無いんだから、所属芸人は他の事務所に移籍すればいい

      と思ったけれども、吉本の株主構成見てビックリ。民放大手各局など名前がびっしり
      でも、だからこそ、株主として吉本を変えていくべき

      もし株主達が自らの利益の為に動かないなら...もっと見る





    • iez*****

      |

      「在京在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」とも言われたとした。


      何が大丈夫か?
      というのはなんとなくわかるけど、つまり昔からそういうズブズブの関係だった訳でしょ。テレビ局も説明責任があるのでは?







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    ユダヤ人問題の本質を考える


    例によって、漠然とした事柄を、考えながら書いていくつもりで、どういう結論になるか、あるいは結論が無いままになるかは分からない。

    柄にもないテーマだが、ここで考えるのはユダヤ人問題で、大きく言えば、理性と感情の対立という問題でもある。なぜ、ユダヤ人は歴史的にあれほど迫害されてきたのか、ということの考察でもある。そもそも、ユダヤ人とは何か、という明確な定義さえ無いと言われているのに、あれだけの執拗苛烈な迫害はなぜ生じたのか、ということだ。
    ここでは、いつも私が批判の対象としているユダ金のことは論じない。彼らも、ある意味ではユダヤ人的な存在だからこそユダ金と言っているのだが、彼らが本当にユダヤ人であるというのではなく、「ユダヤ人的」と私が思うから、ユダ金と言っているわけで、世界には貧しいユダヤ人も無数にいたし、そのほとんどは善良そのものの人だっただろう。しかし、一部の「ユダヤ的」な大金持ちが社会に絶大な権力をふるい、世界を悪化させてきたことは確かであり、その行動もまた「ユダヤ的」だと多くの人が思ったから「ユダヤ陰謀論」はネット世界でも根強い支持を得ているのだと思う。
    では、「ユダヤ的」とは何かと言えば、それは「強固な(概して宗教的な)信念と強固な理性、強固な意志力、その結果としての、非理性的なものごとの排除と非人間的な酷薄さ」ではないか、ということである。まあ、これは取り敢えず書き並べたことだ。簡単に言えば、彼らは「理性(知性)の化け物」ではないか、と多くの非ユダヤ人は感じ、それを明確に言語化できないまま嫌悪してきたのではないか、ということである。
    つまり、多くの人々は、彼らの知性を恐れたのだ、というのが私の考えだ。ただ、それを認めると彼らを排除することは不可能になる。数では勝る劣等者たちが、数の少ない優越者を排除する(排除しないと、彼らが社会の上位に行き、自分たちを支配するだろう)には、彼らに「難癖」をつけ、むしろユダヤ人こそが劣等民族だというレッテル貼りをするのがいい、と欧州社会の人々は考え(もちろん、明確な思考ではなく、直観的に考えたのだろう)、あれほどのユダヤ人差別を行ってきたのだろう、というのが私の考えである。
    そして、そのユダヤ人への恐怖には、同情すべき面があり、それは何かと言えば、「理性はしばしばその社会の道徳感情と対立する」ということである。たとえば、男性優越主義が当たり前であった封建時代に、男女平等思想を打ち出せば、とんでもない不道徳だ、とされただろう。道徳とは基本的に、その社会、その時代の常識でしかないのである。だが、その道徳に反する思想や行動は、当然ながら非難迫害の対象となる。
    これは、ユダヤ人たちがその社会の道徳に公然と反抗したということではない。ただ、欧州社会は、「彼らの道徳は自分たちの道徳とは違う」ということに恐怖を感じていただろう、ということである。
    道徳の違うグループが共存できるかどうか、それは現在、白人社会とイスラム移民の軋轢の形で問題化しているのである。つまり、この世界の表面からほとんど消えたユダヤ人差別に代わり、イスラム差別が生じてきたわけだが、白人社会というのは、常にそうした感情的な「仮想敵」を作ることで人民支配をしてきたのだろう。
    感情というのは、理性ではコントロールできないから厄介なのである。それは男女の恋愛などを見れば明白なことだ。(これを、ロシアの神秘思想家グルジェフは、「知性と感情は別のセンターを持っている」と言っている。)











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