どこかの爺さん(自称爺さんである)の書いたツィートを転載。
私は安倍総理が皇居前の松の木に吊るされるのを待ちかねている人間だが、この祝電に関してはむしろ非常に(肯定的な意味で)興味深いと思っている。私がロシアびいきだからではない。第二次大戦で戦った国同士は永遠に敵なのか、という話だ。
ソ連からしたら、第二次大戦は基本的に祖国防衛戦争であり、ドイツの侵略から祖国を守った戦争だ。その勝利をロシア国民が祝うのは当然だし、第二次大戦終了間際に火事場泥棒的に対日戦線に参加した(米国の要請による。)のは、まあ、国際政治では毎度毎度の話である。たとえば、日本の第一次大戦への参加など明らかにそれだろう。戦争というのはそういうものであり、正義で行うものではない。レフリー(レフェリー?)がいるわけでもない。戦争の正義不正義など、お臍が茶を沸かす話だ。
しかも、シベリア抑留というのは、対戦国の兵士が抑留されたわけで、それ自体には何の問題も無い。その扱いに文句があるというのは、戦争捕虜の扱いの国際規定が守られると本気で思っていたのか。自国の兵士の食料さえも不自由だった日本軍が捕虜に対し、まともな扱いをしたと思っているのか。要するに敗戦とはそういうもので、戦争とはそういうものだ、というだけの話だ。
なお、私は自分のブログでだいたい中国やロシア(文政権下の韓国も。)に好意的だが、このふたつ(三つ)の国は基本的に社会主義の理想を政治に内包していると思うからである。
第二次大戦の敵国だった相手を永遠に憎むなど、キチガイ行為だと私は思っている。
それなら日本は、日本人を一番殺し、しかも、原爆や空襲で民間人まで大量殺戮した米国こそ一番に憎むべきではないか。(以下引用)
今朝放送の国営ロシアTV
対独戦勝利記念日に先駆けて祝賀メッセージを送った3首脳。コレじゃ間違い探しですよロシアのお茶の間の皆さんは大爆笑ですが、私らの立場としてはどうなんですか 
> まだ音楽に人種の垣根がなかったいい時代でしたね。
この動画みていると、そのようにみえてしまう訳だし、リトル・リチャードがハウンドドッグのレコーディングをしたのは1964-5年だから、1965年頃の動画だと思う。
ワシはその時代の米国の黒人差別の実態を実見している訳ではないのだが、「人種の垣根がなかった」ということはなく、その真逆であって、ちょっと今では考えられないような差別があった。ってか米国における黒人の反差別闘争である公民権運動が最も盛り上がった頃であった。
1963 ワシントン大行進
1964 キング牧師にノーベル平和賞
1965 血の日曜日事件事件 米軍の有色人種部隊廃止
1968 キング牧師暗殺
日本で生活している日本人は、人種差別について鈍感だと思うし、これは取扱注意の微妙な問題である、外部からは仲々分らん問題であり、ワシが判ったこという資格はない訳であるが