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表現の自由とマスク

えっ? 今の日本はマスクをしていないと公共の場に出られないマスクファシズム社会なんだが?

まあ、表現の自由論者が「顔は性的部位」というアイデアを思いついて舞い上がったのだろうが、自由と禁止の両方を支持するのは難しいだろう。ちなみに、下のツィートをリツィートした某漫画家は屋外ですらマスクをしていない人間に怒るキチガイじみたマスク推進派である。

(以下某ツィートを引用)


「性的な表現は公共の場ですべきではない」と主張する人たちは、どういうわけか「顔は性的な部位」という事実を失念する傾向がある。 多くの人にとって性別と年齢が性的嗜好に重要な要素であり、顔はそれを確認するのにうってつけの部位だからだが、これを公共の場で隠せという規範は現代日本には無い

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鬼畜たちの宴

「魔群の狂宴」は、別に煽情的に暴力を描きたいわけではなく、思想によって人間が狂人化する姿を描きたかっただけである。その時の人間は聖書に出て来る「悪霊が侵入した豚」なのである。
で、現実には悪魔以上に悪魔的な人間もたくさんおり、良心のかけらもなく、自分の悪行に悩むことはまったくない。犯罪については恐ろしく頭が良く、度胸があり、知識もある。
そういう連中の実話に比べれば、フィクションの中の悪など児戯に類するだろう。

(以下「現代ビジネス」から転載)非常に優れたドキュメンタリーであり、現代の犯罪や犯罪を巡る国際関係の問題点など多くの知見が得られる。ここでは1ページしか載せないが、全文と後編(未発表)を読むことをお勧めする。


奥多摩山中で26歳男性がバラバラ死体に…BBQと共に行われた鬼畜たちの「狂気の宴」


配信

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現代ビジネス

切断された右腕

松井知行容疑者(2002年撮影)=警視庁ホームページから



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「魔群の狂宴」25



・軍歌「海行かば」を曲のみの荘重陰鬱なオーケストラ曲でバックに、船(軍艦?)に乗って大陸(満州)に渡る軍服(将校服)姿の須田銀三郎。

・関東軍本部の門を入る銀三郎。

・本部通路で真淵大佐と出会う銀三郎。お互い、複雑な表情で見つめ合う。

・本部の後ろの公園の小さな丘に登るふたり。木陰のベンチに腰を下ろす。

真淵「お前にここで会うとは思わなかった」
銀三郎「俺もだ」
真淵「今となっては、どれもこれも昔の話だが、理伊子さんのことは俺にはまだ忘れられん」
銀三郎「ひとりの女にそれほど執着できるのは、俺にはむしろ羨ましいよ」
真淵「あの事件でいったい何人の人間が死んだだろうか」
銀三郎「これから死ぬ人間の数に比べたら些細なものさ」
真淵「そうだ。その戦争を俺たちが起こすのだ」
銀三郎「それが日本のためになると?」
真淵「当たり前だ。日本が世界の大国になるためには通らねばならない試練だ」
銀三郎「その利益を得るのは、少なくとも兵士やその家族ではないな。俺は、兵頭のアナーキズムを馬鹿にしていたが、今のような風潮だと、それに賛成したい気になるよ」
真淵「それだのに志願して兵役に就いたのか?」
銀三郎「少なくとも、家にいるよりは刺激が得られるだろうからな」
真淵「札幌事件、つまり佐藤富士夫殺しの犯人は結局兵頭だったのか?」
銀三郎「さあな。自殺した桐井という男が、自分が犯人だと書き残していたらしいが、あのふたりは親友だった。話に無理がありすぎる。桐井の自殺死体が利用されたのだろう」
真淵「まあ、誰が犯人でもいい。理伊子さんが殺された件でも、群衆の誰が石を投げたのか分からずじまいだ。その辺の浮浪者が犯人だとされたが、あれは警察が適当に捕まえたのだろう」
銀三郎「放火事件では藤田という浮浪者と、富士谷、栗谷という社会主義者が犯人だとされて処刑されたが、真相は不明だ」
真淵「兵頭は上手く逃げたものだな」
銀三郎「少し延命しただけさ。関東大震災の時に、警察に逮捕されて、署内で殺されたようだ」
真淵「そうか。それは知らなかった。あまり新聞は見ないのでな」
銀三郎「理伊子さんや佐藤夫婦の死はもう十年も前になるのか。往時茫々だな」
真淵「お菊さんはどうなった?」
銀三郎「病気で死んだよ。一生俺の看護婦をすると言っていたが、自分が先に死にやがった」
真淵「軍人になれば、少なくとも個人的な看護婦も妻もいらん。そこが取りえか」
銀三郎「俺などは、誰よりも先に死んでいていい人間なんだがな」
真淵「お国のために死ねばいいじゃないか」
銀三郎「兵頭が言っていたらしいが、国とか政府というのは幻想らしい。その幻想を利用して上の国民が下の国民を支配しているんだとよ」
真淵「不敬な思想だな」
銀三郎「あれは、すべての人間が平等な世界を作りたいという夢を持っていたらしいがな。馬鹿だよ。あいつは自由な世界を作りたいとも言っていたが、自由と平等が両立するはずは無いじゃないか。この世界は誰かが誰かを支配することで動いているだけだ」
ふたり、少し沈黙する。
真淵「俺も、貧しい人々をその境遇から救いたいという気持ちはある。そのために国が強く豊かになる必要があるんだ」
銀三郎(嘲笑の表情を浮かべて)「他の国から奪ってか」
真淵「それが弱肉強食の世界なのだ」
銀三郎「強いものが弱いものの肉を食って栄える社会だな。弱者にとっては、まあ、一種の地獄だよ」
真淵「弱者は強くなる努力をすればいいのだ」
銀三郎「そして強者は弱者を食っていっそう強くなるわけだ。永遠の闘争か。俺たちは幸い強者の階級に生まれたが、そうでなければ、兵頭と同じ思想になったかもしれん」
真淵「……そうかもしれんな」
ふたり、黙って遠くを見る。町の尽きるところには地平の果てまで広がった平野がある。そして、その上の白雲を浮かべた青空に午後の日が傾いている。

(ラストシーン別案)

丘の上のふたりを見下ろすようにカメラがゆっくりと上昇し、雲の上に突き抜ける。そのままカメラは飛翔しながら雲の上に太陽が輝く様を映す。その間、ヘンデルの「ラルゴ」が流れている。
そして




(「終」の字が出て、終わる)

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「魔群の狂宴」24


・大正末期の庶民の窮迫を訴える当時の新聞記事が連続して画面に出る。
・同様に労働運動の激化を伝える新聞記事。
・政治の堕落を批判する新聞記事。
・関東大震災を伝える新聞記事。
・(昭和に入り)「515事件」を伝える新聞記事。
・「226事件」を伝える新聞記事。
・シナ事変勃発を伝える新聞記事。

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「魔群の狂宴」23




・黒い画面に、一字ずつ、次の短歌が現れる。(カギカッコ無しで文のみ)

「ほのぼのとおのれ光りてながれたる蛍を殺すわが道暗し」

「たたなはる曇りの下を狂人はわらひて行けり吾を離れて」

「ダアリヤは黒し笑ひて去りける狂人は終にかへり見ずけり」

「監房より今しがた来し囚人はわがまへにて少し笑みつも」

「紺色の囚人の群笠かむり草刈るゆゑに光るその鎌」

「たたかひは上海に起こり居たりけり鳳仙花紅く散りゐたりけり」

「ひた走るわが道暗ししんしんとこらへかねたるわが道くらし」




         (斎藤茂吉「赤光」より)

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「造反有理」

差別問題やいじめ問題ですっぽり抜け落ちている視点だと私が思うのは、差別やいじめをする側にとって「差別やいじめは娯楽である」ということだ。差別やいじめは「面白い」から無くならないのである。これは自明の理だと思うのだが、誰も言わないようだ。
なぜ差別やいじめが娯楽かと言うと、これは人間の最大の本能である「自己愛」から来ている。動物なら「自己保存本能」だが、人間だとそれが「自己愛」になる。自分を優れた存在だと思いたい気持ちであり、他者に対する自分の優越性を喜ぶ気持ちだ。我々が他人から賞賛されると喜び、叱責されると不快になるのは、その自己愛のためである。我々が自分の趣味や自分の家族が他人から褒められると嬉しいのも、その趣味や家族が自分の一部だからである。
差別やいじめは、自分がその差別やいじめの対象より優れた存在であるか、少なくともその行為に対して相手が無力であり、自分が力ある存在だ、ということを示す行為である。劣等生が優等生をいじめた場合、「力においての優劣関係」では劣等生が上なのである。
差別やいじめは、その優劣関係を逆転しない限り無くならない、と私は思っている。それは、誰かの力を借りての逆転でもいい。つまり、差別しいじめる人間の道義の心に訴える行為はまったく無意味だろう、ということだ。
もちろん、差別されいじめられている人間自身が反撃するのが一番である。暴力による反撃でも、差別やいじめが明白ならある程度許されていいと私は思う。言い換えれば、理不尽な仕打ちを受けている人間には暴力による反撃の権利がある。昔の流行語を使えば「造反有理」だ。まあ、体制側としては「言葉で解決したい」だろうが、体制というのはそれで利益を得ている人々のためにあるのであり、下の人間のためにあるのではない。言葉による解決が不可能だからこそ、差別やいじめは無くならないのだ。

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都民はまた小池劇場(狸の芝居)に化かされるのか?

まあ、また入院してもそれが本物の過労か病気か仮病かは医者以外には分からないし、そういう時のための病院や医者はちゃんといるwww

(追記)舛添要一のツィートである。

政治は演技である。嘘も方便。IQの低い大衆は、それを見抜けない。だから演説のとき、聴衆の中のIQ最低の人に合わせろとヒトラーは言った。トップが10日間も静養する病気の正式な診断名を誰も求めない都庁村の異常さ。首相が10日間も休めば病名公表は霞ヶ関では当然である。国政ではありえない非常識。

小池都知事「東京都は今が一番重要な時期。どこかで倒れるかもしれませんが、それも本望!」→ネット「・・・」

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小池都知事 会見 退院 東京五輪 本望に関連した画像-01
■過去記事
【心配】小池都知事、過度の疲労により今週いっぱい静養との発表
「どこかでバタッと倒れるかもしれませんが、それも本望」小池都知事が退院後、初の記者会見

小池都知事 会見 退院 東京五輪 本望に関連した画像-02

<記事によると>

過度の疲労で都内の病院に入院、6月30日に退院していた小池都知事が2日夕方、記者会見を開いた。

小池都知事は「時間をずらしても最近の、また最新の状況などを私から直接お訴えをしたかった」と切り出し、午後4時からの会見になったことについて説明。

その上で、「東京都において今ほど重要な時期はない。その期間において体調不良、ということで多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げたい。総力を上げて山積する課題に全力を挙げていく。どこかでバタッと倒れるかもしれませんが、それも本望と考えていると、時折苦しそうな表情も見せながら語った。

以下、全文を読む

この小池都知事の会見に、ネットでは批判の声が溢れてしまう↓↓↓

<この記事への反応>

本当に危ない状況なら自分で退くのもひとつだと思いますよ。
残酷な現実ですが、代えが効かない人間なんてほとんどいません。


「どこかでバタッと倒れるかもしれませんが、それも本望と考えている」
↑公務に復帰して、全力で取り組むという主旨なのだろうが、危機管理の上で絶対にあってはならないこと。


倒れても本望って知事級の人が言うべき発言じゃない。倒れる可能性があるのなら都政を考慮して倒れる可能性のない人に譲るべきだと思う。

倒れても本望、は気持ちと立場からすると立派だと思います。

社会人にも言えると思うけど休むのも仕事です
体調管理出来ない人と見れてしまう
何か患っておられるなら別ですが


こういう発言が出るなら、重要な職務に就く場合は年齢制限も必要じゃないの?せめて若い人と思える人材。あとは副都知事への引き継ぎなり、確実にフォロー出来る体制が必要だと思う。

もともと支持はしていないが東京都のリーダーとして失格だ。

気持ちは分かるけど、それでも自分も守らなあかんで。誰が都民を守るんや?都知事でしょう?その都知事の身体はあなたしか守れないんですよ。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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