私は何も答えなかった。私の口はとても乾いていたので、答える気があってもできなかっただろう。
私たちは何時間も踊り続けた。私がリードし、彼女がフォローした。時は「永遠」にその場を譲ったかのようだった。とうとう彼女は踊りをやめた。完全に消耗しているように見えた。彼女は私の腕を取り、私も、ーーあるいはドワーフは、と言うべきかーー踊りをやめた。ダンスフロアのちょうど中央で我々はお互いの目の中を覗きこんだ。彼女はハイヒールを脱ぐために体をかがめ、それを手にぶら下げて、再び私を見た。
気の赴くままにつれづれと。
彼女に何が嫌なのかをインタビューする。それは聞くたびに変わるし、とらえどころがない。悟性的に原因を突き止めようとすると、煙をつかむような感じになる。以下、彼女が挙げた「理由」を列挙してみよう。
と、ひいふうみい…9つの「原因」がとりあえず並んだ。
先ほども述べたとおり、「それはどうなの」と思うものもあるが、まあ、複合的なんだろ。本人もよくわかっていないし、ムカつくことが泡のように浮かんでは消え*1、それが楽しいことで打ち消されずに残ってしまうような感じなのではないか。
娘は学校の勉強もそれほど好きな方ではない。
中学校に入り生活日誌と一体になった学習ノートを渡され、1日1ページ「埋める」ように言われている。しかし、まだろくすっぽ授業も始まっていない。授業の様子を聞いてもオリエンテーション的なものがほとんどだ。たまに中身があっても例えば理科では顕微鏡の各部名称などを教えられている。
そんなもの、ノートを埋めようがないだろ? と思う。
ましてや予習の仕方など教えてもらってもいない。左翼組織で、市内の学校の先生たちと広く懇談をした時、市教委がコロナ下で各家庭の学習用に作成したプリントが「新学期の予習」的な中身になっていて、集まった左派系の先生たちは「小学生に予習前提でプリントさせたりするのは無理ですね」と言っていた。
つい最近まで小学生だった娘も同断であろう。
4月です、あなたたちは中学生です、もう小学生じゃありません、計画的に学習しましょう、ノートをさあ埋めなさい、と言っても埋まるものではない。
ツイッターにも書いたが、娘は市教委の配信している動画を見ながら、「歴史」「裸子植物・被子植物」についてノートを書いた。
あなたは「最古の人類」を言えるだろうか? ぼくは堂々と「アウストラロピテクス」と述べたが、全く「不正解」だった。現在では「サヘラントロプス・チャデンシス」が最新知識になっている。これは市教委の動画配信でも冒頭で紹介し、教科書にも確かに出てくるのである。娘に学ばされた1つである。*2
しかもノートには、「二足歩行ができるようになって人類に何が起きたか?」を娘なりに予想して書いた。「動画」ではその「答え」を述べているのだが、娘の「予想」とは外れていた。しかし、そういう論理こそ歴史である、そこに踏み出したことは歴史を学ぶ上でとても重要なことだ。
しかし、担任の先生は、その中身については一切触れず、ノート欄のついてのコメントはただ一言。
「もっとすき間を埋めようね」
だけであった。これが2日連続した。
すき間を埋めるのがこの先生にとっての至上の価値なのである。
40年前の元・優等生のぼくとしてはわからないでもない。まず「書く」という形で学習をし、それを量をこなすことによって質に転化するのだと。その訓練としてこのような生活日誌があり、すき間を埋めさせようとするのだろう。
だが、動画も参考書もこれだけ発達した現代に、この方法は引き続き有効なのか。本人がわかるように図を書いて理解してもいいではないか。
百歩譲って、すでに授業もかなり行われ、学習の方式を体得している生徒ならそういうコメントもわかる。しかし、コロナが終わっていきなりの宿題ノートにこれはないだろ。
現在、チャット型AIなどとして「ChatGPT(チャットGPT)」が話題となっています。ChatGPTを試しに利用してみたり、ニュースやSNSなどで見かけた際に、「ChatGPT」をどう読めば良いのか読み方が気になったり、「GPTとは何の略なのか」と略称が気になった人向けの情報を紹介します。
「ChatGPT」は、ニュース記事などでは「チャットGPT」と書かれることも多く、「Chat」は英単語そのままで「チャット」と読めば良いのですが、「GPT」の部分はどう読めば良いのかというと、ここもそのままアルファベットを1つずつ読んで、「ジーピーティー」と読めばOKです。
ひと続きにすると、「ChatGPT」の読み方は「チャットジーピーティー」です。
「GPT」は確かに「英単語の略」となっており、3つの英単語の頭文字です。
G、P、T、それぞれ元の英単語となっているのは次の通りです:
これらの単語を機械的にに英単語の意味を書くと、次のような意味となります:
いずれも専門用語であり、これは「ChatGPT」という名前が、「GPT」と呼ばれる技術・手法の名前を元に名付けられているためです。
そのため、この略称の意味合いを理解したいという場合には、以下も参考にしてみてください。
5分20秒~6分5秒で、京都大学の福島雅典名誉教授は、“もう製薬会社を遥かに超えるだけの発明が皆さんの手元に届いてるんですよ。再生医療も先程言ったように、日本が世界に先駆けて承認まで持ってきました。だから鼓膜が空いたって、もうチョチョイのチョイで外来で治る。手術いらないね。角膜が濁っちゃっても、もう外来の手術でやれる。元の通りになる。神経が再生、脊髄損傷になったって、もう寝たきりになる事はありません。脳卒中になったって、寝たきりになる事はない。だけどそういうのを社会実装しない。iPSの連中が邪魔してるんですよ。iPSなんか、一銭もやる必要ない。その事を決めたらさ、すっぱ抜かれて、それでもうそのiPSを抑える事ができなくなった。滅茶苦茶だよ”と言っています。
戦術核兵器レベルの爆弾発言ですね。京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は、「ワクチンで将来何か起こる、不妊になる、という心配があるかもしれないが、根拠のないデマです。(ワクチンで)ウイルスは体に侵入できなくなる。(副反応は)数日で必ず治る。社会を以前の状態に近付けるためには、国民の80%以上のワクチン接種が必要。」と言っていました。
この発言に対し、「このコロナワクチン関連の会見で姿を拝見した時の姿を見て人間が変わったと感じた印象を受けました。」「目がおかしい。ホントに目がイってる。」「でも彼の言説を信じてワクチン接種してる医院があるんですよ。罪深いです。」「補助金が入らなくなりますからね。仕方ないです」と言った意見がありました。
ワクチン接種以前ならいざ知らず、先の山中伸弥教授の「根拠のないデマ」発言以降は、“補助金をゴッソリ減らしていいんじゃないかな?”と思う人が増えたかもしれません。
そこに福島雅典名誉教授のトドメの「iPSの連中が邪魔してるんですよ。iPSなんか、一銭もやる必要ない。」が飛び出したわけです。「その事を決めたらさ、すっぱ抜かれて、それでもうそのiPSを抑える事ができなくなった。滅茶苦茶だよ」というのは、あのコネクティングルームの和泉洋人首相補佐官(当時)と大坪寛子厚労省大臣官房審議官(当時)のお二人のことですよね。
2020年2月14日の編集長の記事で、「和泉首相補佐官の権力を笠に着て大坪氏が国会予算を自分の思うままに配分しているのではないか…なにしろ、ノーベル賞受賞者である山中教授のプロジェクトへの予算カットを独断で打ち出しただけでなく、実用性に疑義も呈されているような自分の担当プロジェクトに巨額の予算をつけようとしたのだ」というLITERAの記事の一部を引用しています。
福島雅典名誉教授の言葉が正しければ、公私混同夢(公私コンドーム)のお二人が正しかったという驚天動地の真相ということになります。