忍者ブログ

「安全宣言」による被害拡大って日本のこと?

朝日新聞電子版から転載。
日本政府や政府・東電お抱え御用学者たちが「原発は安全ですコメント」で起訴される日は近いか?


(以下引用)


「安全宣言で地震被害拡大」学者7人起訴 イタリア地裁2011年5月25日23時3分




. 2009年4月に309人の犠牲者を出したイタリア中部のラクイラ地震で、地震学者が直前に「安全宣言」を出したために被害が広がったとして、ラクイラ地裁の予審判事は25日、学者7人を過失致死罪で起訴した。地震予知失敗の刑事責任が問われる、世界でも異例の裁判となる。

 起訴された国立地球物理学火山学研究所(INGV)のエンゾ・ボスキ所長ら7人は、地震発生6日前の同年3月31日、政府の災害対策機関の幹部やラクイラ市長らと災害対策委員会を開いた。ラクイラで半年間にわたって続いていた微震について検討したが、避難勧告は見送られた。
.

拍手

PR

上の者と下の者

nico's blogより転載。
「現実に死者が出ていないからいいじゃないですか」という発言は、いかにも政治家や官僚、あるいはその近辺の人間の言いそうなことである。では、死者が出た場合、彼らは責任を取るのか、と言えば、絶対に責任は取らない。この国の腐敗は、これまで、すべて、そのような「社会的犯罪」「政治的犯罪」に対する追及が為されなかったことによるものなのである。と言うのは、「彼ら」は法律と社会システムを運用する側であるために、彼ら(官僚その他)の責任を追及することは不可能に近いのだ。これこそが政治の根幹に横たわるアポリア(難問)だろう。
官僚たちのあの傲慢さは、彼らが自分たちのその絶対的優位性を知りつくしていることから来るものだ。
法を管理し支配する人間に法の下で処罰を与えることはできないのである。


(以下引用)


同日、福島の子どもの親たちがバスをチャーターして上京し、文部科学省前で子どもの被ばく許容量年間20mSvを撤回するよう必死に訴えた。俳優・山本太郎氏も参加した(関連記事リンク)。福島瑞穂・社民党党首、民主党国民生活派の森ゆうこ・川内博史議員らも駆けつけ、要請・抗議に訪れた親たちを支援した。交渉自体は文科省役人がのらりくらりと答弁をし、埒のあかないものとなり、人々から怒号が飛びかったが、年間20mSvに関して「文部科学省のやっていることは法律違反」「子どもたちの健康を守るのが官僚の責任」と指摘する森議員の姿は実に素晴らしい。森氏は腐敗・暴走する検察問題でも鋭い追及を国会で行っていた。ぜひとも近い将来川内氏らと新党を結成していただきたいと思う。
しかし文部科学大臣・副大臣・政務三役は親たちとの面会を拒絶した。高木義明文部科学大臣と鈴木文科副大臣はこの日、福島の親たちとは面会せず、国際サッカー連盟ブラッター会長と会っていたことが判明している。また林久美子文部科学政務官の東京事務所秘書が有権者の問い合わせに対して「現実に死者が出ていないじゃないですか」「あなたの子どもが福島に居るわけじゃないんだからいいでしょ」などと発言した疑惑が指摘されている(リンク)。

拍手

セシウムの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい


「日刊現代」電子版から転載。
いよいよ表ジャーナリズムも放射能汚染をおおっぴらに認めて報道し始めたようだ。これでも政府は放射能汚染を「風評」であるとして非難するのだろうか? それとも宗主国からの指令で「原発批判OK、自然エネルギー政策へ転換して良し」となったのか?
ブログタイトルは言うまでもなく、西田佐知子の「アカシアの雨に打たれて」のもじり。今度の梅雨は大変だ。



(以下引用)



セシウムの雨が日本列島を襲う
【政治・経済】
2011年5月24日 掲載


ついに大阪、九州まで
 神奈川の茶葉、群馬・利根川の天然アユ、大阪や大分の雨やチリ……。福島原発から放出された放射性物質「セシウム」が全国各地で検出され始めた。半減期が約30年と長期にわたる放射性セシウム。日本列島の放射能汚染は一体どこまで広がるのか。
「いま検出されている数値はハンパじゃありません。例えば、国際環境NGO『グリーンピース』が5月初めに行った福島原発周辺の海洋調査では、近海で最高2万3000ベクレル/キロのアカモク(海藻)が見つかった。国の安全基準では、セシウムが500ベクレル/キロ、放射性ヨウ素でも2000ベクレル/キロだからメチャクチャに高いことが分かります」(科学ジャーナリスト)
 放射性セシウムはカリウムと同じ経路で筋肉に蓄積されやすい。体内に取り込まれると、2~3カ月で尿などで排出されるが、すべてが排出されるわけではなく、半分程度が残るという。グリーンピースの海洋生態系問題担当、花岡和佳男氏もこう言う。
「セシウムは60~70日で体内から排出されるといっても、やっかいなのは半減期が30年と長いことです。いったん排出されても、今のような放射性物質の拡散が続いているような現状では、再び取り込まれる可能性もあるし、汚染が広がる懸念もあります」
 特に注意が必要なのはこれからのシーズンだ。梅雨や台風シーズンに入れば、降り積もったセシウムが空に舞い上がり、日本中に飛散する。河川や地下水の汚染も広がりかねない。屋外のプールも不安だ。中高年に人気の夏山も要注意である。
「セシウムは木や植物の葉毛に付きやすく、樹木が茂る山中は空気が滞留するから飛散しにくい。木や葉に付着したセシウムが風雨で地表に落ちれば、それをカリウムと間違えた山菜などの植物が取り込む。それが直接、人間の口に入ることもあるだろうし、エサとして食べた動物の肉を人間が食べる可能性だってある。海にも共通することだが、セシウムが“循環”するのです。いったん森や山が汚染されると浄化されるまで時間がかかる。チェルノブイリ事故でも周辺の野生ジカの肉から放射性物質が見つかっていて、エサとして食べたキノコが原因ではないかといわれたものです」(前出の科学ジャーナリスト)
 大気、水、土壌、海……。日本総汚染になってきた。 .

拍手

ジャーナリストの品定め

今の時代は、専門のジャーナリストよりも、民間の人間のほうが世界情勢の真実や政治の裏側をよく知っていたりする。個人が個人と対面して得られる情報も必ずしも真実ではないから、日常的に政治家や経済人と付き合っているジャーナリストでも、真実など何一つ分からないということもある。つまり、ジャーナリストは権力の道具なのであり、「彼ら」にとって都合のいい情報を書かせればそれで役目は終わりなのである。
だから、今や世間の人間の多くはマスコミを「マスゴミ」と呼び、その報道などほとんど信じていない。
しかし、マスコミの中にも誠実な書き手は多少はいる。小泉・竹中路線に反対してマスコミに干されていたころの森田実もその一人だろう。今はどうかは知らない。以下に転載する本澤二郎なども、まあマシな部類である。ジャーナリストでマシな部類というのは、これは最大級の褒め言葉だ。それほどにマスコミはひどいということだ。


(以下「日本の風景」より引用)



 衰退するアメリカと日本である。時代は大きく動いている。原発事故が止めを刺す日本である。脱原発は人類からのメッセージでもある。それは本当の独立を手にする警鐘でもある。そう自覚をする政治指導者の決起が求められているのだが、正直なところ、数は少ない。
 しかし、小沢と鳩山が決起したことは明るい材料である。自立する日本へと舵を切る東日本大震災にしなければなるまい。
<CIA網は官僚・政治家・学者・ジャーナリストなど多彩> 言及するまでもないだろう。CIAの網は、まるで蜘蛛の巣のように張られている日本である。彼らと関係する者たちが社会の指導層を占める日本である。政治家はいうまでもない。霞が関の官僚が全てそうである。大学のポストもワシントンの意向が反映されたりしている。
 抗する原子力工学の専門家が一人京都大学にいることが判明した。全てを絡め取ることは不可能なのだ。ジャーナリストの世界にもいる。大手の新聞・テレビ界に潜んで、ワシントン向けの情報発信に貢献している。
<国民奉仕の人間に> 国民に奉仕する人間でありたい。そうしてこそワシントンと対等に渡り合えるだろう。それをアメリカ国民も願望していることを理解すべきだろう。

 売国奴は人間としてもっとも恥ずべきことである。自立する人間こそが、自由で民主主義を口にする資格者なのである。
2011年5月22日9時45分記



拍手

放射能で死ぬか交通事故で死ぬか

ブログを書くというのは、自分の頭の中身をさらけ出すということだから、人前で裸になるようなものである。私もこういうブログを書くことで、「あいつの頭のレベルはこんなものか」と嘲笑されたりしているわけだ。まあ、別に笑われてもいいと思うし、「国民の一人一人が自分の言うべき事を言わないから日本はこうなってしまった」と思うからこうしたブログを書いているわけである。
何度も書くが、親しい人間同士が政治論議をしても険悪な間柄にならないような、そんな社会が私の理想なのである。今のように、友人や親類縁者でも政治に関しては話もできないという世の中は窒息しそうだ。かつては自民党系の保守主義のオヤジやジジイたちが大声で保守論をぶちあげ、周りはそれに対して沈黙しているという状況だったのである。原発事故が起こってやっと保守陣営の発言が控え目になったのだ。
「泉の波立ち」の南堂氏も、そういう保守陣営の一人で、相変わらずの原発擁護論をまだやっている。原発事故が起こっても、「たいした被害はない。福島周辺から逃げだす必要はない」などと言い続けている。こうなると御用学者の一人と認定するしかないだろう。
彼の毒舌はなかなか面白いので、まだ時々彼のブログを見ているが、もはや彼の論理は基地外レベルになりつつある。面白いので転載する。しかし、付記部分で橋下大阪府知事を「日本のヒトラー」と呼んでいることには同意である。まあ、すべての発言がダメという人間はいないのだから、我々は「この人は90%信頼できる」とか「この人の信頼度は10%」とかいう感じでさまざまなブログを眺めればよいのである。

ついでだが、確率的に言えば、戦場よりも道路の上よりも、畳の上、つまり家の中にいるのが一番危険である。なぜなら、統計上、家の中で死んだ人間が圧倒的に多いからである。というのはどこかで聞いた冗談。


(以下引用)


では、少しでも危険を避けるために、大阪に行くべきか? 
 しかし、大阪に避難すれば、さまざま交通手段を取ることで、交通事故に遭う危険性が高まる。それによる死亡率の高まりは、放射線による死亡率の高まりよりも、かえって上だろう。
 
 かなりおおざっぱに推測すると、次のようになりそうだ。
  ・ 東京から大阪へ避難する死亡率低下(放射線) …… 百万人あたり 10人
  ・ 東京と大阪で往復する死亡率上昇(交通事故) …… 百万人あたり 2人
 この数字を見て、10-2=8 という計算をして、
 「そうか。避難する方が死亡率が下がるぞ」
 と思い込むとしたら、早計である。

 10人死ぬのは、70歳ぐらいになってからの癌の死亡率だ。仮に癌で死ななくても、別の病気で 80歳ぐらいで死にそうだから、大差があるわけじゃない。
 一方、交通事故で死ぬのは、若いうちに死ぬことだ。10歳の子供が死ぬかもしれない。20歳の若者が死ぬかもしれない。その損失は、あまりにも大きすぎる。70歳の老人が癌で死ぬのと、10歳の子供が交通事故で死ぬのでは、差がありすぎる。
 「東京から大阪へ避難したら、うちの婆ちゃんは癌で死なずに済んだけど、うちのかわいい一人娘が交通事故で死んでしまった」
 というふうになりかねない。

 結論。
 あわてて動くべからず。「慌てる乞食はもらいが少ない」という通り。
 下手にあわてて動き出せば、金を失うどころか、命を失う。

 「大阪ならば放射線が少ない」というのは、真っ赤な嘘だ。大阪も千葉も、たいして違いはない。「関東はもう終わり」なんて語っている大阪人だっているが、それだったら大阪だって同様だ。


--------------------------------------------------------------------------------

 [ 余談 ]
 大阪に行けば、「日の丸に対する不敬罪」で逮捕される危険もある。  (^^);
 あそこはそろそろ、「日本のヒトラー」が生まれかかっている。「首相公選制による日本征服」を狙いはじめた。

  → 君が代で立たない教員辞めさせる 大阪府の橋下知事
  → 橋下知事:「現行憲法改正、首相公選制を」

 大阪に行けば、放射線では死ななくても、ヒトラーによって逮捕される危険がある。  (^^);

拍手

お役所もとうとう方針転換か

前の記事の追加である。これも「阿修羅」から転載。
原発事故に関連して、アメリカから日本も自然エネルギーに転換してよいとお達しが来たのか、何と環境省が自然エネルギー、特に風力発電で日本の電力需要は簡単に賄えると公表したのである。これまでの「自然エネルギーは実用化できない」論は何だったのか。「泉の波立ち」あたりもその尻馬に乗って、自然エネルギー論者を散々嘲笑してきたのだが、今度は自分が嘲笑される番のようだ。こういうのを「二階に上がって梯子を外される」と言うのである。


(以下引用)


風力発電の実力は「控えめにみても全体の7割可能」 意外にすごい風力発電 ───環境省 (Yahoo news)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/293.html
投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 4 月 26 日 22:26:05: /lwF1HCtYSDhs


オルタナ 4月22日(金)20時58分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110422-00000303-alterna-soci

意外にすごい風力発電
環境省は4月21日、風力発電(陸上、洋上の合計)は今後、1億4300万kWの導入が見込めるとした試算を発表した。実に、全国の発電設備総出力2億397万KW(2009年度、電気事業連合会調べ)の約70%に達する。

これまで日本では「風力など自然エネルギーのポテンシャルは低い」という説がなぜか一般的だったが、今回の環境省の試算は、これを根本から覆す数字として注目されそうだ。
この試算は、「2010年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」の名称。国内の自然エネルギー資源量と導入可能な設備容量を試算したもので、対象は太陽光、風力、中小水力、地熱の4つだ。

調査の結果、風力発電の可能性が飛び抜けて高いことが分かった。特に、風力エネルギーが偏在している北海道と東北では、理論上は電力需要を風力だけで十分に賄えるという。
現在の技術水準で利用できるエネルギー資源のうち、採取や利用に伴うさまざまな制約を考慮して絞り込んだ導入可能な量(「導入ポテンシャル」)は、多い順に、風力発電(陸上・洋上)19億kW、太陽光発電(非住宅系)1億5000万kW、中小水力発電と地熱発電(温泉発電を含む)各1400万KWとなった。

全量固定価格買い取り制度(FIT)の適用を前提に、事業収支などを加味して計算した「FIT対応シナリオ」は、より現実的な数字になるが、それでも、風力発電(陸上、洋上)は最大1億4300万kWの導入が見込めるという。これは2009年度の全国の発電設備総出力2億397万KWの約70%に達する。

環境省は、この数字は全量買い取り制度だけを加味した控えめな算出で、技術革新や補助金を駆使すれば、陸と海の合計で15億万kWを見込めるとしている。つまり、風力だけで、日本の全発電設備総出力の7倍以上が賄える計算になる。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)2011年4月22日

拍手

地方ごとにエネルギー政策を考えよう

「阿修羅」経由で知ったニュースである。自分の地元のことでも、インターネットなどで他県の人が先に知ったりする、そういう時代だ。
発電コストに関しては、原発を擁護するために様々な不正操作が行われてきたわけだが、自然エネルギーは、設備を一度作れば、ランニングコストは人件費や設備点検費だけで、燃料費はゼロである。そういうエネルギーが割高なはずはない。たった二基の風力発電設備で村の電力をすべて賄えるというのだから、おそらく4、5年ほどで設備投資分を回収し、後はエネルギー費用はほとんどゼロに近くなるのではないか。他の府県や地方自治体もこの村の英断を見習うべきだろう。特に私がお勧めするのは宮古島である。あそこは平坦な土地で、日光と風に恵まれているから、自然エネルギーだけで島の必要エネルギーはほとんどまかなえるだろう。潮力発電などももちろん有効だ。私を宮古島市の市長にでもしてくれたら、即座にその決定を下すのだが、残念なことだ。
だが、自分がそういう立場になったつもりで一人一人の市民が自分の住む場所の未来像を思い描くのも、なかなか楽しいことではないだろうか。


(以下引用)


大宜味村で風力発電 全世帯使用量に相当

琉球新報 5月5日(木)11時25分配信
 【大宜味】沖縄電力(石嶺伝一郎社長)は2013年4月までに、大宜味村根路銘の石山展望台付近に風力発電設備2基を整備し、一般家庭約2200世帯の年間使用量に相当する電力800万キロワット時を供給する計画を進めている。5月中に近隣区で村主催の住民説明会を開き、住民の理解を得た上で6月にも設計などの作業に入る予定。
 村企画観光課によると、整備される風力発電設備は2千キロワット級の出力で、原油に換算すると年間約2千キロリットルを削減でき、二酸化炭素の排出量も約7千トン減らすことができる計算。環境への負荷を低減する効果も期待される。
 同村の世帯数は約1500といい、一般家庭に限定するとすべての世帯の年間消費電力を同設備で賄える計算になる。
 村は09年に「地域新エネルギービジョン」を策定して太陽光や風力、バイオマス、水力などのクリーンエネルギーを積極的に導入する方針を打ち出しており、今回風力発電を導入することで、住民に対し新エネルギーの普及啓発を図りたい考えもある。
 住民説明会は6日の根路銘区を皮切りに、9日に饒波区、押川区、10日に大宜味区の各公民館で実施される。(外間愛也)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000015-ryu-oki  

拍手

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
26 27 28

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析