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これからの銀行はどうあるべきか

「耕助のブログ(賀茂川耕助のブログ)」から転載。
「徽宗皇帝のブログ」向きの経済の話題だが、あちらには別記事を載せたので、こちらにしたわけだ。
銀行の仕事は金を預かること、金を貸すことだが、今の民間銀行がその仕事を誠実にやっているようには見えないから、こうした意見が出てくるのだろう。(経済システムの最大の問題である、中央銀行の問題は、また別の話だ。)
ほとんどの中小企業が銀行から借金して経営しているというのが現実だと思うが、銀行側にも「貸した金を取りはぐれる」という問題が常につきまとうから、「担保のある者にしか貸さない」となる。すると最初から担保も資金も無い貧しい人間は永久に浮かび上がれないことになる。
出勤前で時間が無いので、この問題は後日考えたい。



(以下引用)


No. 1048 公共の銀行を
投稿日: 2013年10月1日 投稿者: 耕助



北海道の夕張市が負債総額632億円で財政破綻したのは2006年のことだったが、さる7月、アメリカではミシガン州デトロイト市が1兆8千億円を超す負債総額で財政破綻した。

アメリカでは過去にはカリフォルニア州ストックトン市やアラバマ州ジェファーソン郡などが破産法を申請しているが、デトロイトの負債額はそれらを大きく上回る。夕張市は炭鉱、デトロイト市は自動車と、特定の産業に財政の比重が集中していたことが原因だが、ストックトン市は不動産バブルで投資に走り、それが暴落して立ち上がれなくなった例である。アメリカにはこのような破綻寸前の自治体が数多く存在する。
今デトロイト市が行っている破綻処理は、今後同じような自治体の処理のひな型となるだろう。それは3月にキプロスで破綻した銀行を救済するために預金者のお金が使われたように、市の債権者である銀行を救済するために、公務員の年金が奪われるというスキームである。キプロスもデトロイトも銀行は保護され、その他大勢の人々が犠牲となるのだ。
金融危機の多発する欧米諸国は70年代後半から民営化と規制緩和を推し進め、それによって少数の人がいかがわしいほどの利益を手にするようになり、特に金融分野で顕著である。銀行業務と証券業務の分離を定めたグラス・スティーガル法を廃止し、銀行が預金と貸し出しだけでなく、株やデリバティブなどの売買も行えるようになり、規制が緩和される一方で銀行の救済保護は強化された。
興味深いことに、ブラジル、ロシア、インド、中国などではこれほどの金融危機は起きていない。パブリック・バンキング・インスティテュートのエレン・ブラウンによれば、なぜならそれらの国では銀行は国営で、厳しく規制されているからだという。たしかに、銀行が国営ならウォール街からお金を借りたりデリバティブ商品を買うこともない。
民間銀行からお金を借りる代わりに政府が銀行を作り、そこからお金を借りる。その公共の銀行は政府の資本を信用とし、その信用を税収などで裏打ちして配当として政府に利子を返す。これは中国やロシアの話ではなく、すでにアメリカのノースダコタ州で州有のバンク・オブ・ノースダコタという銀行が州の人々のためにやっていることだ。民間銀行との大きな違いは、利子は銀行の利益として取られるのではなく州に入る。カナダのアルバータにも州政府が設立したATBと呼ばれる金融機関が州民に銀行と同じサービスを提供している。
公共の銀行はとっぴなアイデアではないのだ。日本もゆうちょ銀行を国営のまま残すべきであり、それ以外にも国営銀行を作り、政府はその銀行では株やデリバティブなどは禁じ、預金を100%保証するようにすればよいと思う。
エレン・ブラウンによると、世界の4割の銀行は公共であり、さらに今、アメリカの20の州が公共銀行法案の通過を待っているという。デトロイトに続かないためにも、地方政府が自分自身を守るために自分の銀行を作ることを検討しているという動きがあることを、日本国民も知っておくべきである。





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自分という現象の残響をキャッシュに残す

「独りファシズム」から転載。
文章が読みづらいので「独りファシズム」はあまり読まないのだが、「文殊菩薩」に転載されていた今回の記事は面白く思った。書かれた内容自体はこれまで何度も書かれてきたようなことだが、最後の


いよいよ秘密保全法が国会審議に入り、時代は暴力的転換点に立ち、自由言論は終焉を迎えようとしているのだが、残された時間の中で可能な限りを綴り、そのいくばくかを皆様に共有して頂きつつ、自分という現象の残響をキャッシュに留めておきたいと思う。

バラモンの聖典が教えるように「言葉のなかに全ての創造物が生きる」のであり、言葉だけが未来の手がかりなのだ。


という部分には「白鳥の歌」の響きがあり、哀切さが漂っている。
「自分という現象」は宮澤賢治の詩集の序文に出てきた言葉だと思う。「因果交流電燈の青い光に明滅する自分という現象」とか何とかいう文言だったか。引っ越しのたびに蔵書を捨ててきたので手元に本がまったく残っていないのが残念である。
バラモンの聖典にあるという「言葉のなかに全ての創造物が生きる」という言葉も素晴らしい。まさに私も「言葉だけが未来の手がかりなのだ」という思想に賛同する。
人はなぜ発言し、記録を残すのか。それは自分という現象の残響をこの世にとどめたいからだろう。その因果交流電燈の青い光はやがて未来の「別の自分」を明滅させるのである。





(以下引用)





政治・経済 | Trackbacks(0) | Comments(6)


考えてみればメチャクチャな話だ。

無軌道な原発行政が破滅的な事故を引き起こし、そこら中が放射能だらけとなり財産権も生存権も破壊されているのだが、賠償を回避したい国家は核による健康被害などないのだと居直り、原発マネーに浸潤された裁判機関は加害者の瑕疵を認めず法体系すら瓦解し、児童の被曝が累積しているにもかかわらず行政はカネがないからと避難を拒絶しつつ、有責者である文科省や経産省の役人は変わらず高額給与が支給されているのであり、ついにそのような欺瞞が隠し切れなくなったことから言論弾圧法を施行するというのである。

ソルジェニーツィンの記録文学「収容所群島」には、当時のソ連で反革命分子という冤罪をでっち上げられた人々が各地の収容所に送られ、どれほど惨い拷問や強制労働の犠牲になったのか克明に記されている。

共産主義体制における市民生活はそのような奴隷階級の生産によって担保されていたのであり、結局のところ古代ローマも市場原理主義が席捲する近代国家も、人間の家財化つまり家畜化によって成立する図式に変わりがないのかもしれない。

ニホンの歴史においては野蛮な奴隷制度など存在しなかったというが、朝貢外交の記録によると献上目録には奴隷が記されているし、平安や鎌倉など中世においては奴婢や下人が公然であるとおり、市場取引されていたことは皆様もご存知だろう。公娼制度が明治に廃止されたというのも建前であり、自分の親類などは60年代頃まで置屋を経営し、さらには四国の貧農世帯から女性を引き受け、その斡旋を生業としていた。

人間の売り買い禁止とはごく近年の民主的獲得物なのであり、奴隷制や従軍慰安婦の存在を認めない者達の頑迷とは「エスノ・セントリズム」(自民族だけが特別に潔白かつ優秀であるという思想)に過ぎない。

人間は普遍本質としてヒエラルキーを欲望し、抑圧衝動を孕む生き物だと捉えなくてはならないのであり、換言するならば我々は自己利益のために‘けだもの化’するのだ。

国家は福島原発の作業員の献身により首の皮一枚で存続している状態なのだが、そのように生命を賭している方々は報われることもなく、低賃金で危険な作業を強いられたうえ医療保障すら適用されず、文字通り使い捨てにされるわけだ。すなわち2万円にも満たない日給が生命の値段であり、ニホンにおける人間の市場価格である。

超絶のブレアクレズム(官僚統制主義)により独裁政治を貫いた旧ソ連ですら、原発事故の直後には千数百台のバスを連ね子供を救出し、疎開地では安全な食物を優先的に供給し、リグビダートル(復旧作業員)には恒久的な医療保障を施したのだから、我々の体系がどれほどの暗黒国家であるのかもはや説明するまでもない。

このように原発事故は生命のデフレをもたらし、人間が限りなく低廉化し市場取引される社会を現出させたのだけれど、未だ国民の99.9%は進行する事態の理解すら覚束ないわけだ。

かつて辺見庸はこのような状況を「イナーシア」(inertia=物理学用語における「慣性」)と表現したのだが、要約すれば「思考作業を代行して、ある現象を観念化し、言語化してやらなければ、大衆は何も理解できない」ということだ。「イナーシア」は怠惰という意味も有するのだけれど、結局のところメディアにより国民知性が根源的に無化され、分析的思考の一切が破壊されているということなのだと思う。

おそらく知性とともに人間の基本感情すら破壊されているのであり、線量バッヂを首からぶら下げ通学する東北の子供たちの写真などが公然と配信されながら、そのような不条理に馬鹿野郎!とも、ふざけるな!とも怒りを言挙げすることもないのであり、もはやタナトロジー(生死を深く考える枠組み)が成立し得ないほど、凄まじい精神劣化が進行しているのではないだろうか。

この時代ほど国家知性が問われる時代はないのだけれど、文学者も哲学者も宗教者も学識者も教育者も一斉に口を閉ざすのであり、むしろ積極的に加害行為へ加担するのであり、それは共謀関係というトポロジー(連関構造)の露呈であり、知識層による壮大な自己検閲と言えるだろう。

結局のところ破滅の回避にむけ必死で情報発信しているのは普通の主婦であり、中小企業のオヤジであり、定年退職者であり、疲れたサラリーマンであり、まったく市井の人々なのであり、つまりニホンの文化資源の全面敗退なのである。

これまでさんざんクロード・レヴィ・ストロースの敬愛者を自称してきた内田樹もまた、児童の被曝という問題については頑なに口を閉ざすのだけれど、そもそもレヴィはホロコースト・サバイバー(ナチ収容所の生き残り)である。

本来的には内田氏のような人物こそ被災地で展開される構造的暴力を論じるべきなのだが、やはり「実利は思想を超越する」のであり、「大人の事情」なのであり、結局彼もまた「メディアの内側にいる人間」であり、それは国家暴力の前において人間知性など全く無力であるという証左なのかもしれない。

この国の「権威」とはマスメディアの露出によって担保されるのだし、反原発だの児童の被曝だのに言及した瞬間からおおよそ全ての媒体から排除され、公演や出版の依頼も激減するだろうし、職すらも奪われるのだから心情的には理解できるのだけれども、そもそも国家が存続しなければカネを得ることすらできないのであり、今声を上げなければ未来永劫に声を上げる機会などないだろう。

いよいよ秘密保全法が国会審議に入り、時代は暴力的転換点に立ち、自由言論は終焉を迎えようとしているのだが、残された時間の中で可能な限りを綴り、そのいくばくかを皆様に共有して頂きつつ、自分という現象の残響をキャッシュに留めておきたいと思う。

バラモンの聖典が教えるように「言葉のなかに全ての創造物が生きる」のであり、言葉だけが未来の手がかりなのだ。



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天災ではなく人災

「陽光堂主人の読書日記」から転載。
台風26号の進路が不可解で、誰かがコントロールしているのではないか、という推測をしているが、べつに伊豆大島を台風に直撃させても誰にもメリットも無いし、また関東を直撃させないためのコントロールだと言うなら、それは「日本のためを思う行為」になってしまい、これまでの「気象兵器」の捉え方を変える必要がでてくるだろう。私は今回の台風26号が気象兵器に操作されていたとは思わないが、それ以上に大きな問題を提起していると思う。
正直言って、台風26号がフクシマを直撃していたら、どういう事が起こったか分からないのだから、確かに関東全体として見たら、台風が逸れてくれたことは幸いだったということになる。
伊豆大島の大被害は、「備えあれば憂い無し」の正反対で、まったく台風への備えができていなかったということだ。もともと火山灰の脆弱な土壌の上に民家を建てること自体が危険な行為であり、日本全国でもそういう危険地域は無数にあるだろう。
毎年のように大雨は振るのに、毎年のように水害が起こり、何人もの人が死んでいくのは、それに対する備えがまったく為されていないということであり、これは天災ではなく人災である。



(以下引用)


台風26号の不可解な動きで大惨事となった伊豆大島



 台風26号による豪雨で、伊豆大島は大規模な土砂崩れに見舞われ、17日午前1時現在で17人が死亡、依然として43人の安否が確認されていません。台風被害としては、近年にない大惨事です。

 伊豆大島は火山島で地盤が脆く、集中豪雨に弱いと言われていますが、何故異様な豪雨となったのか、避難勧告が何故出されなかったのかという点について検証する必要があります。

 近年は集中豪雨・ゲリラ豪雨が発生しやすく、今回もまたかという感じですが、原因はよく判っていません。後知恵で気象庁は気圧や気流などで説明しますが、何故そういう異様な気圧配置ができるのか、不明のままです。

 下の図は、気象庁が発表している台風26号の関東・東北付近の経路図ですが、素人目にも不自然な感じがします。

1326-00.png

 台風26号は、八丈島辺りで急に角度を北に変えて真っ直ぐに進み、三宅島と御蔵島の間で再び右へ急旋回し、房総半島沖を北上してゆきました。島々の間を縫って関東地方を避けるかのような動きを見せています。丸で誰かがコントロールしているが如くです。

 たまたまそういう形になったと気象庁や専門家は説明するでしょうが、納得できるものではありません。気象コントロールしたのではないかという疑念が湧いてきます。もしそうなら、伊豆大島はとばっちりを食った可能性があります。台風が近くでモタモタしていたわけですから。

 大島町長と副町長が揃って不在だったという点も気になります。それぞれ島根県と東京都へ出張していたとのことですが、関東地方への「10年に一度」の台風が接近しているのにのん気なもので、通常なら役所で待機していなければなりません。

 東京都によれば、大島町を災害警戒地区に指定する直前だったということですが、言い訳じみているような感じもします。台風被害が生じ始めた時点で、地元の警察が大島町役場に2度も連絡したとされていますが、何故か役所は動かなかったようです。

 「今更避難勧告を出しても危険を増すだけ」という尤もらしい説明がなされていますが、もう少し対応の仕方があったのではないでしょうか? 全体的に不自然で何かありそうですが、結局天災ということで蓋をされてしまうことでしょう。国や地方自治体などは当てにならず、自分たちの身は自分たちで守るしかないようです。




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人間の使い捨て

「酔いどれギャラリー」から転載。
今日の「徽宗皇帝のブログ」の補完記事として。


(以下引用)



もはや、やる気もない東電では無理だろう、

◆http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/7de5a12d113b7ba1ae24917988594054
もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション  2013-10-15
◎「福島第一原発、だめだ。」ーー
  福島第一原発に働いている知り合いから連絡がありました


フェースブックから


先ほど、福島第一原発に働いている知り合いから連絡がありましたので紹介します。


・引用開始・


福島第一原発、だめだ。

現場の意識レベルが最近低下して、原発を知っている人が居なくなってきた。

線量計も身に付けさせてもらえず、4時間⇒7時間作業に伸びた。

人が足りてない。 素人ばかりだ。 さらには、自分の被曝量もわからない。

やり方はむちゃくちゃ。 日当もほとんど上がらない。

最近では、会社をクビになったおっさんまできだした。
多分、浮浪者も居なくなってきているのかも。
夏も終わり涼しいが風が強いと 埃が舞って、さらに被曝量が増えている。
俺の靴下に入れているシート型線量計も100ミリシーベルトはこえていた。

あと、二週間前に、同じ作業員が、急性心不全で亡くなった。

そいつは建てや内の作業で、高レベル放射能地区だった。

もう、誰も止められないよ。

どうしよ。このまま福島第一原発は続いていくのか心配。

タンクの汚染水漏れ、ホースのつなぎでの被爆なんて、現場ではわからない。

全てにおいて報道で知る。アルプスも不具合 治しながらだが、除去されている保障がない。

現場にいると、綺麗事なんてない。2年半、なんにもできていないみたいだ。

なんとなく周りに建屋を立てているが、3号機なんて近寄れないし。


事実を報道しない理由はわかる。

報道したら、福島第一原発はチェルノブイリよりタチが悪い。

東電も、毎日何かやっているが、メルトスルーすら、なんにもわかっていないみたいだ。

これから、また、どうなるかわからないが、もう少し働いてみる。

今日の夕方に、嘔吐により病院行ったが緊急入院。 白血球が異常値らしい。

もう、作業員も使い捨てだな。

また、連絡するな。


・引用終わり・



●現場の士気が低下。

なくなっている人もいる。
政府は理解していても東電任せだろう。
なんとかできないのか。。


以下管理人

事態はどんどん進展していますね。
どうすればいいのか・・焦るばかりです。

「限度」は100mSv/5年ですから、
(賃金以外に)最低限でも1mSv当たり20万円程度の補償と、
万全の安全対策・健康管理を実施させねばなりません。

そのうえで、5年以降の継続雇用も保証させることです。朝日の記事も参照

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☆http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131013-00000029-asahi-soci
朝日新聞デジタル 10月13日(日)
◎作業員「線量パンクでポイ捨て」 福島第一、下がる士気


東京電力福島第一原発で9月以降、単純な作業ミスによるトラブルが続いている。
放射線量の高い現場で働き、汚染水まで浴びた作業員もいる。
ミスの背景に何があるのか。

「浴びちゃったな」「きょうも高かったな」

第一原発の出入り口「入退域管理棟」。
その日の仕事を終えた作業員たちが、渡されたレシートのような紙を見てつぶやく。
無言で数字を見つめる人もいる。

記された数字は、被曝(ひばく)量。
1日で2ミリシーベルト近く被曝する作業員もいるという。
一般人の年間被曝限度の2倍近い。

建屋周辺は今も毎時100ミリシーベルト超の場所がざら。
作業ごとに浴びる線量を想定して計画を立てて現場に向かうが、
1年間の被曝限度50ミリシーベルトを超えると、その年は現場では働けなくなる。

「被曝線量がパンクすれば、ポイ捨てされるだけ」。
10年以上、第一原発などの原発で働いてきた30代の男性は、そう自嘲する。

原発作業員が「ポイ捨て」されると語った男性は、
事故前は原子炉建屋内などの作業でチームの責任者も務めた。
事故直後、避難先から志願して戻り、原子炉に水を入れるために建屋にホースを運んだ。
被曝(ひばく)量が1時間で10ミリシーベルトを超え、「死ぬかと思った」こともある。

五輪に沸き返る東京の様子や、消費税増税がメディアをにぎわす一方で、
第一原発の報道はトラブルばかりで、作業員の声はほとんど報じられない。
被災地に著名人が慰問に訪れても、作業員には会わずに帰る。

「今は社会全体で応援してくれる空気が感じられない。
モチベーションがどんどんなくなる」とぼやく。

入退域管理棟で働くベテランの男性は、汚染水絡みのトラブルが相次いだ夏ごろから、
作業員の肌や下着の汚染が増えたと感じる。

防護服に全面マスクを身につけてはいるが、マスクを外す際に
汚れた手袋で首筋に触れる人もいるという。
「事故後にゼネコンが集めた作業員は経験も知識も浅く、防護服も上手に脱げない」

しかも、第一原発は通常の発電所と違い、がれき撤去やタンクの据え付けなどで
少しずつ様子が変わっていく。 事故前の作業経験が通用しない現場もあるという。

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◆http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10060.html
「日々担々」資料ブログ (日刊ゲンダイ2013/10/16)
◎現代の蟹工船 福島原発作業員の悲惨


今月に入り、福島第1原発で立て続けにトラブルが起きている。
ほとんどが「タンクにゴムパッドを置き忘れた」といった単純ミスだが、
原因は作業員の人手不足と士気の低下だ。

事故の年は3万円近かった日当が今では半分以下に。
なのに、国と東電が「急げ、急げ」とプレッシャーをかけるから、ミスが増えるのも当然だ。

士気の低下はカネのせいだけじゃない。
福利厚生面の待遇悪化が作業員のやる気をそいでいるという指摘がある。

以前は線量オーバーで離職した作業員は、無料で健康診断や人間ドックを受けられたが、
今ではよほどの高線量を被曝しなければ認められないという。

作業員の取材を続けているジャーナリストの布施祐仁氏が言う。
「東電のコストカットで、事故直後は温泉旅館やホテルだった作業員の宿が
プレハブみたいな仮設住宅になりました。しかも個室ではなく相部屋がほとんど。
これではプライベートを保てないし、疲労回復は望めないでしょう」

作業員は床にマットを敷いただけのプレハブ内で雑魚寝をして休憩する。
全面マスクと防護服で包まれた作業員はいつも汗でビッショリ。
そんな男たちが集まれば、異臭もするし食事どころではなくなる。
しかも、以前は新品の下着が毎日支給されていたのに、今は洗濯して再利用するようになった。
他人の臭いが残っている場合があるという。

「作業員が口を揃えて『クサイ』と訴えるのがマスクにこびりついた臭いです。
呼吸口のフィルターは毎回交換しますが、
ヘルメット部分は事故直後から使い回しているものがあるそうです。
かぶった瞬間、ムワッとした男の臭いで息苦しくなるといいます」(布施祐仁氏)

福島原発はただでさえ危険な現場だ。

給料が安いうえ環境が不衛生では、腕のいい働き手が集まらなくなるのは当然といえる。

蟹工船みたいな労働環境の改善は喫緊の課題だ。


※この貴重な媒体を応援しよう!
http://e.gendai.net/
http://bit.ly/LFNwYk



昨日の記事にもあるように、東電の大株主はゴールドマン・サックス。

ここが裏の核心ですよ。  東電の破綻処理、絶対反対だろう。







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「兼愛非攻」は過去の思想ではなく未来のための思想

「櫻井ジャーナル」から転載。
同ブログ管理人氏は著作もあり、いわばプロの書き手だが、その持っている膨大で貴重な知識と見事な分析力をこうして無料で拝見させてもらえるのは、何とも有難い。
下記記事に書かれた中には私自身が覚えている事件もいくつかあるが、そのほとんどは表マスコミから得た知識のみであり、その背景などはまったく分からなかった。
まさにプラトンの「洞窟の比喩」のように、私は洞窟の壁に向かって、そこに映る物の影を、わけもわからぬまま呆然と眺めて長年生きてきたわけである。
そして、ネット時代の今、こうしたブログやサイトなどのお陰ですべての「意味」がやっと分かってきたわけだが、それでもそれ以前から自分の頭で歴史や政治や経済の真実を考えようと努力し、苦労した経緯があるために、一般人が「陰謀論」と呼ぶもの(私の用語では「陰謀実在論」)こそが事実である、と自信を持って判断できるわけだ。そうした経緯が無く、最初から「陰謀実在論」に触れた人は、それを多くのゴミ情報、嘘情報の一つとしか考えないだろう。それは、知的な人間、知的職業の人でもそうなのである。
親兄弟や友人とすら、「陰謀実在論」に関しては話題にできない、という現実を悲しむ「目覚めた人」も多いだろうが、時代の流れは、少しづつではあるが、世界的覚醒の方向に向かってはいる。日本でそれに寄与してきたのが「櫻井ジャーナル」や「マスコミに載らない海外記事」「ROCKWAY EXPRESS」などの良心的ブログである。

「櫻井ジャーナル」の表紙(?)には墨子の言葉が書かれているが、氏はまさに現代の墨子である。


(以下引用)*「防弾仕様」が一か所「防弾使用」となっていたので、そこだけ訂正。こうした見事な文章が、誤記を含んだまま拡散されるのは残念なので。



ところで、「米陸軍フィールド・マニュアル30-31B」という1970年3月18日付けの文書が存在する。アメリカの同盟国でコミュニストへの対応が甘くなった場合、その国の政府や国民を目覚めさせるために特殊作戦(破壊活動など)を実行しなければならないという内容で、1970年代にタイやトルコで伝えられている。

 1982年にもこの文書はローマ空港で発見されたのだが、その文書を隠し持っていたのはアンヌ・ジェッリ。非公然秘密結社P2のトップとしてイタリアで大きな影響力を持っていたリチオ・ジェッリの娘だ。文書はCIAから渡されたのだという。

 1970年代のイタリアは「テロ」が頻発していた。例えば、1969年にはパドゥア大学、ミラノの産業フェア、ミラノのフォンタナ広場にある国立農業銀行で爆弾が炸裂、1980年のボローニャ駅爆破事件まで何度も繰り返されている。

 一連の爆破は「極左」の「赤い旅団」が実行したとされていた。この団体はトレント大学の学生が1969年に創設、当初は比較的に穏健で、理想主義的なグループ。その路線が大きく変化したのは1974年のこと。切っ掛けは創設メンバーでリーダー格だった人物の逮捕だ。新たにグループを率いることになったマリオ・モレッティが「テロ路線」へ舵を切ったと言われている。指導的な立場にあったメンバーのうち、この人物だけはなぜか逮捕されなかった。

 1974年にアメリカとイタリアの関係を緊張させる出来事が起こる。アルド・モロ首相がアメリカを訪問してヘンリー・キッシンジャー国務長官と会談したのだが、その際、コミュニストを政権に入れることは許さないとアメリカ側から脅されたとエレオノーラ、つまりアルドの妻は語っている。モロの親アラブ的な言動も問題になったという。

 ちなみに、その前年、キッシンジャーはチリで軍事クーデターを仕掛け、軍事独裁体制を成立させ、アメリカの巨大企業にとって目障りな人びとを大量殺戮している。すでにキッシンジャーの手は血で赤く染まっていたわけだ。

 1978年3月にモロは誘拐され、5月に遺体が発見される。(この時点における首相はジュリオ・アンドレオッチ)「赤い旅団」の犯行だとされたが、この「公式見解」に説得力はない。5名の護衛を伴って自動車で移動していたモロを6名のグループが襲撃、護衛を全て殺害したうえ、モロを無傷の状態で連れ去っていることを考えると、訓練を受けたか場数を踏んだプロの仕業。素人にできる芸当ではない。赤い旅団が主犯だとは考えられない。

 事件前、モロの護衛チームは自分たちが監視されている気配を感じ、不審な自動車のナンバーを警察に通報する。その一方、内務省には防弾仕様の自動車を手配するように求めているが、これは拒否されてしまった。当時、同省は防弾仕様の自動車48台を保有、拒否する理由はなかった。そこで、内務省も何らかの形でモロ殺害に関係していたと疑う声もある。

 この時期、バチカン銀行を舞台にした不正融資事件が発覚、アンブロシアーノ銀行が倒産している。不正融資の流れた先はポーランドの「連帯」だとスキャンダルの中心人物は語っていた。

 連帯には資金だけでなく、ファクシミリ、印刷機械、送信機、電話、短波ラジオ、ビデオ・カメラ、コピー機、テレックス、コンピュータ、ワープロなど当時の最新機器が数トン、アメリカ側から密輸されていたとジャーナリストのカール・バーンスタイン(ウォーターゲート事件で有名。ワシントン・ポスト紙を去った後、CIAとメディアの関係を詳しく書いている)は明らかにしている。連帯の指導者だったレフ・ワレサも自伝の中で、戒厳令布告後に「書籍・新聞の自立出版所のネットワークが一気に拡大」したと認めた。

 この不正融資にはP2、その背後にはCIAが存在していたのだが、1978年にその仕組みを揺るがす出来事が起こる。CIAと緊密な関係にあったパウロ6世が死亡、アルビーノ・ルチャーニが新しい教皇、ヨハネ・パウロ1世に選ばれたのである。

 当時、バチカン銀行の総裁はパウロ6世の側近でシカゴ出身のポール・マルチンクス。社会的な弱者に目を向けていたルチャーニとは考え方が正反対の人物で、以前から両者の関係は良くなかった。

 しかし、この窮地からCIAはすぐに抜け出してしまう。ヨハネ・パウロ1世が在位1カ月余りで急死、ポーランド出身のカロル・ヨゼフ・ボイティーワが新教皇、ヨハネ・パウロ2世として連帯を支援しはじめるのだ。

 とはいうものの、すでに金融スキャンダルは明るみに出ている。1981年3月に財務警察隊は金融スキャンダルの黒幕と見られていたリチオ・ジェッリの自宅などを家宅捜索、その際に秘密結社P2の会員名簿を押収し、イタリアの支配システムを揺るがすことになる。

 この年は3月にロナルド・レーガン大統領が、5月にはヨハネ・パウロ2世が銃撃(銃撃犯はNATOの秘密部隊につながる)されているが、教皇銃撃の1週間後にアンブロシアーノ銀行のロベルト・カルビ頭取が逮捕される。6月になるとカルビは姿を消してしまい、その8日後にロンドンのブラックフライヤーズ橋で死体が発見される。

 FM30-31Bがローマの空港で見つかるのは、その翌年。アメリカの下院や国務省などは偽物だと主張している文書だが、その後、本物ではないかと思わせる展開になる。1990年10月、イタリアのジュリオ・アンドレオッチ首相はNATOの秘密部隊、グラディオの存在を認める報告書を公表したのだ。米英の支配層はNATOの秘密部隊を使い、左翼を装って「テロ」を実行、左翼への支持者を減らし、治安体制を強化しようとしたのである。いわゆる「緊張戦略」。

 キューバに対するアメリカ軍の軍事侵攻を正当化するため、アメリカの情報機関や軍の好戦派が1960年代の前半、キューバを装って「テロ」を実行する「ノースウッズ作戦」を計画していたことも後に判明している。たとえFM30-31Bが偽物であっても、そこに書かれいるようなことをアメリカが計画、実行していたことは間違いない。



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宗教とか悪夢とか

「ネットゲリラ」から転載。くだらないコメントもたくさんあるが、抜粋するのも面倒なので、そのまま保存しておく。

昨夜の酒がまだ頭に残って不快なうえに、目覚める少し前に、安倍総理が出てくる悪夢を見たもので、下記記事について自分の文章を書く元気もない。

その夢の内容を簡単に言うと、私たち家族が強制収容所に送られる夢で、その途中で私と妻は別々に脱走することになる。安倍総理がなぜそんな夢に出るかというと、夢の最初の方に素人芝居の話があるが、安倍総理がボディガードたちとともに(偽善者めいた笑顔で)それにエキストラとして参加してきたのである。他の人間は怪訝な思いでいると、突然、その芝居の最中に米兵たちが乱入して、日本人たちを連行していく。その時には安倍総理はもちろん、姿を消している。私と妻が室内から外に出ると、そこはなぜか米軍基地内であった。

何だか、今の日本を象徴するような夢である。

その夢から醒めた後で、「日本の中に(米軍)基地があるのではなく、基地の中に日本があるんだな」とぼんやり考えたりした。





(以下引用)



信じる者とかいて儲かる

野次馬 (2013年10月15日 21:45) | コメント(0)



キリスト教は奴隷をコントロールするためのシステムだ、というんだが、日本でも「仏教」は民衆を支配するためのシステムとして使われた。明治以前、日本で戸籍を管理していたのは誰か?寺です。過去帳というのがあって、個人個人の記録を漏らさず記載していた。仏教の教えのどこに、「過去帳を管理する」などという役目があるのか? また、三嶋大社が賀茂神社の系列で漁民に鑑札を出していたという話もある。神社仏閣は、政府機関を補完する物として機能していたのだ。日本の場合、「幕府」というのは自治に任せた「小さい政府」だったので、仏教に限らず「宗教」「そのものが政府機関の一部として使われる。それ以上に宗教が力を持つと、信長がやったように皆殺しです。また、キリシタンが為政者から嫌われたのは、そうしたシステムから逸脱していたからです。








米学者「キリスト教は、奴隷をコントロールするためのシステムとして作られた」

1 急所攻撃(神奈川県) 2013/10/15(火) 02:00:26.42 ID:VWOdV9l70
イエスの物語は「貧しい人々をなだめるために制作された」?

聖書を研究している米国の学者ジョセフ・エトヴィラ氏の説によると、キリスト教は国のプロパガンダの成果だという。ザ・インディペンデント紙が伝えた。
エトヴィラ氏は、キリスト教は奴隷たちが神の御心によって奴隷の立場にあることを信じ、奴隷を生産するために、意識をコントロールするためのシステムとしてつくられ、利用されたと指摘している。
エトヴィラ氏によると、ユダヤ人分派たちの暴動に疲れていたローマ人が、「右の頬をぶたれたら、左の頬を差し出し」、税の支払いを呼びかける「平和」のメシアの物語を作ったという。
 エトヴィラ氏は、新約聖書を綿密に調査した結果、イエスの経歴は、主にローマ皇帝の一人の人生をもとに、「以前にあった話」を基盤につくられたとの結論に達したと主張している。
3 オリンピック予選スラム(神奈川県) 2013/10/15(火) 02:01:14.76 ID:KR3kFBKk0 ニーチェが似たようなこと言ってたろ 4 リキラリアット(庭) 2013/10/15(火) 02:02:15.89 ID:iLAW3psv0 ニーチャンも言ってた 5 河津掛け(長崎県). 2013/10/15(火) 02:02:59.71 ID:TwGx7gDG0チャンネーも言ってた 7 トペ スイシーダ(茸). 2013/10/15(火) 02:03:08.55 ID:oDLxRCgJ0ジーザスクリトリス 8 河津落とし(庭) 2013/10/15(火) 02:03:50.77 ID:bCJAEEyK0 キリスト教は奴隷の宗教なのはうすうす気づいてたわ。 10 キチンシンク(やわらか銀行) 2013/10/15(火) 02:04:46.41 ID:x8MfeQ5B0 ユダヤ人と白人と黒人を作って黒人が奴隷になる運命にあるみたいな話も作ってなかったか 13 ファイヤーバードスプラッシュ(関東・東海) 2013/10/15(火) 02:06:16.19 ID:glBBu/pJO 今辛くても死んだら天国だから!とか夢見て地獄の生活 15 ハーフネルソンスープレックス(神奈川県). 2013/10/15(火) 02:06:28.30 ID:tGYa1d5R0まあマリアの処女胎児ってのが既に察しって感じだし 60 ローリングソバット(新疆ウイグル自治区) 2013/10/15(火) 02:25:30.65 ID:G9WSBs8/P >>15
童貞が考えたラノベ設定だよな 17 TEKKAMAKI(埼玉県). 2013/10/15(火) 02:07:06.85 ID:Ohlx+GBg0 日本も何度か唯一神やろうとしたけど、その度に戦になって各地がバラバラになるんだよな。
EUもキリスト教がなければもっと早くまとまってたろうにねぇ。
割とガチでそう思う。
宗教は「戦争の理由」としてもってこいすぎるwww 20 ダイビングフットスタンプ(西日本). 2013/10/15(火) 02:08:09.53 ID:vUwHh9HR0宗教なんて、そんなもんだろ。
為政者が支配するための道具。 23 チェーン攻撃(熊本県). 2013/10/15(火) 02:09:31.20 ID:br2HfhlF0なんで聖書に一週間を3日ぐらいにしてくれなかったんだろう 35 レッドインク(禿) 2013/10/15(火) 02:13:30.20 ID:SMN6jXVji >>23
土日月土日月
「ああ、また月曜日が来るお」

7日で良かったな 25 マシンガンチョップ(大阪府). 2013/10/15(火) 02:09:58.59 ID:7ZjLsCxf0 中国でキリスト教や儒教が復権しているってのも体制の安定化に役立つから。 26 トペ スイシーダ(茸). 2013/10/15(火) 02:10:01.50 ID:oDLxRCgJ0統一なんて合同結婚式とかいう実質性奴隷兼子宮袋売買すんのに
これほど信者に忍耐強いる教義は、めちゃくちゃ都合良かったろうな 27 ダブルニードロップ(dion軍) 2013/10/15(火) 02:10:03.93 ID:7vVrgzie0 この学者ヤバイだろ 31 ジャーマンスープレックス(やわらか銀行) 2013/10/15(火) 02:11:45.64 ID:Xrw3iV6O0 >>27
まぁキリスト教だから、文句は出るけど大丈夫だろ
イスラム教とかユダヤ教だったらアウト
もう暗殺指令出てる 32 ミラノ作 どどんスズスロウン(京都府) 2013/10/15(火) 02:12:16.76 ID:CZvBTzEq0 協力する生き物だからな。便利だから利用するのは天皇陛下も同じ事だね
いきなり深い理解は得られない。この隙に理屈を整えないといけない
ろくに考えもしないくせに飽きやすいから 36 ダイビングエルボードロップ(中国地方). 2013/10/15(火) 02:13:55.55 ID:v/hSECrr0そんな当たり前のこと何をいまさら
権力者が奴隷を従わせるために問答無用で従わなければいけない存在が神であり宗教
日本は神がないかわりに天皇が利用されてる
だから日本では天皇がいなくなったら誰も従わなくなるから天皇制度を存続させてる 37 かかと落とし(チベット自治区) 2013/10/15(火) 02:14:13.80 ID:VvlFCyhO0 そこはかとなく、思っていたことを
言語化してくれると、なんだかすっきりするな 38 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 02:14:17.74 ID:AU+H4i7/0 信じる者
信じない者
利用する者

この三つで構成されています 40 逆落とし(関東地方) 2013/10/15(火) 02:16:36.07 ID:tpn1kOvWO イエス・キリストはユダヤ教徒
処女受胎の初見はエジプト神話
ムハンマドが神の啓示を受けて相談したのはキリスト教徒の親戚
日本人は奈良時代には遣唐使が三夷教、回教と接していて一神教の概念を天之御中主など別天津神として取り入れた可能性がある 43 グロリア(三重県). 2013/10/15(火) 02:17:24.03 ID:O1v80tPj0知ってる知らないは別として、特定の宗教に属してない俺はこういう話は面白くて好きなんだが
キリスト教やイスラム、ユダヤなんかはこの類の話題はどう感じるんだろうね
やっぱ不愉快なのかね 44 パイルドライバー(チベット自治区) 2013/10/15(火) 02:18:10.30 ID:eL5Rkshs0 キリスト教もマルクス主義も
根底にあるのがルサンチマンってのは同じ
ケンモーみたいな奴ら 49 急所攻撃(新疆ウイグル自治区) 2013/10/15(火) 02:21:01.64 ID:QkI6PLUO0 植民地にしてキリスト教化するとおとなしくなるよね。
しかも感謝までするw 54 トペ スイシーダ(福島県) 2013/10/15(火) 02:22:33.30 ID:2GieEvQJ0 >>49
先生!韓国が大人しくなりません! 55 頭突き(茨城県) 2013/10/15(火) 02:23:54.35 ID:hVDxZ+0d0 >>49
「これはだまくらかして強姦しまくるベストな手段」と思う民族もいるんですよ! 52 ローリングソバット(滋賀県) 2013/10/15(火) 02:22:21.49 ID:DjVm7Vvc0 現実逃避しないと生活やっとれんってのは、どこも同じだが 57 キングコングラリアット(庭) 2013/10/15(火) 02:24:05.49 ID:WFY7hD3R0 キリスト教徒が増えるとユダヤ人が儲けやすくなるんだろ。 62 アンクルホールド(やわらか銀行) 2013/10/15(火) 02:25:42.73 ID:WOMShqNU0 やはり時代は共産主義か 63 ミドルキック(東京都) 2013/10/15(火) 02:26:16.83 ID:ER0Ru+K50 ユダヤ遊牧民の家畜の管理方法を人間用に適用しただけ 65 断崖式ニードロップ(東京都). 2013/10/15(火) 02:27:38.22 ID:b7IsiFUu0昔からある英語教材は、植民地政策のために英国人が命令できるように英語を話せるようにする政策
奴隷化できる政策
これからオリンピックにかけて英語関係がうるさくなるよ
その教材売るのに洗脳しようとしたから速攻辞めた 70 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 02:30:54.88 ID:AU+H4i7/0 アメリカは奴隷も多ければそれを真っ向拒絶して
自分を侵そうとする者は何人であれどぶち殺してやるというやつらも多い
極端な国だ 71 ハイキック(関東・甲信越) 2013/10/15(火) 02:31:20.30 ID:MwzP1gX4O くぱぁやは性奴隷じゃないから 76 男色ドライバー(関西・北陸) 2013/10/15(火) 02:34:30.80 ID:oB392eL4O 底辺が上に目を向けさせない最も簡単で昔から使われてた手段が底辺より底辺を作る事
底辺は自分より下が居ると上じゃなく下に目がいく 77 断崖式ニードロップ(東京都). 2013/10/15(火) 02:35:12.26 ID:b7IsiFUu0>>76
日本もキリスト教入ってないのにそう教え込んだよね 87 男色ドライバー(関西・北陸) 2013/10/15(火) 02:38:40.01 ID:oB392eL4O >>77
多分太古からのやり方なんだろ
いつの時代も国関係なくいつも同じなんだが底辺労働者階級が外国人労働者に職奪われたって騒ぐ
勝ち組が外国人労働者に職奪われる事なんてないのが真実 93 レッドインク(愛知県) 2013/10/15(火) 02:42:38.30 ID:30FgZDgs0 カトリックはモロにそんな感じだよな 97 グロリア(福島県). 2013/10/15(火) 02:46:31.98 ID:WTg1gXQ80オルタナティブ通信ってブログでそんな記事を読んだ。
たまに食肉用家畜人間工場とかヘンテコな記事もあるけれど面白かった。 106 ウエスタンラリアット(東日本). 2013/10/15(火) 02:56:11.04 ID:pzpHQAMn0「歴史学最大の謎は、何ゆえローマ帝国はキリスト教を国教にしたのか?」とか言うらしいんだが、
部外者の日本人からすると、そんなもん「民衆支配に都合がよかったから」に決まってるじゃんね。
だからこそ、宣教師は常に奴隷売買の尖兵だったんだし。奴隷売買や植民地思想って、完全にキリスト教のもので、1970年代に入るまで、それが「悪いこと」だと認められなかったのも、キリスト教がからんでるから。 109 ジャンピングカラテキック(東京都) 2013/10/15(火) 02:58:07.19 ID:Dg0rac4r0 >奴隷たちが神の御心によって奴隷の立場にあることを信じ、奴隷を生産するために、意識をコントロールするためのシステム

これってキリスト教というよりユダヤ教からの伝t・・・・こんな時間に誰だよ 110 ファイナルカット(茸). 2013/10/15(火) 02:58:35.02 ID:5/TKFYjc0というのも、ごく最近ですが気づいたことがあります。いわゆる日本以外の文明というのは社会の原型モデルを牧場ととらえているのに対し日本文明は社会の原型モデルを稲作の家族で理解しているのではないかということです。
西洋文明社会の原型モデルの牧場というのは、牧場主とその家族だけが人間で、その下に牧羊犬その犬に導かれる羊がいます。
このモデルで会社をとらえると経営者だけが人間で管理職は犬、一般社員は羊になります。つまり牧場モデルでは一般社員は家畜になってしまいます。
そこで人間でいるためには家畜ではない振る舞いをしなくてはなりません。 111 ファイナルカット(茸). 2013/10/15(火) 02:59:43.88 ID:5/TKFYjc0そのため必要なのが契約です。家畜や奴隷で無い労働は、そこの主人(会社)
と契約をして仕事と報酬を交換することで人間としての尊厳が保たれます。
サービス残業、名札や制服、選択肢の無いみんな同一の食事などは人間でない家畜あるいは奴隷に身を落とすことですから嫌われます。
牧場のモデルで資本主義社会をとらえると、銀行や資本家だけが人間で会社は犬、社員は羊になります。共産主義社会は共産党だけが人間で企業や政府機関は犬、人民はやはり羊になります。
ところが日本社会は社会の原型モデルが稲作の家族なので、みんなで田植えして、同じ釜の飯を食べ、みんなで収穫するのが基本です。
したがって牧場モデルの文明から見ると日本人の多くは喜んで家畜、奴隷に身を落とすへんな人たちなのでしょう。
日本では牧場社会のようにはヒエラルキーがそもそも強くありません。 112 ローリングソバット(東京都) 2013/10/15(火) 03:00:14.28 ID:aemP6Odt0 キリスト教は西洋のガンではあったがローマ崩壊以降の欧州をまとめるための唯一の道具であったとも言える 113 ファイナルカット(茸) 2013/10/15(火) 03:00:36.00 ID:5/TKFYjc0 このことを伝統的に身をもって示しているのが私たちの天皇陛下です。
毎年、皇居内の水田に陛下自身の手で田植えをし豊作を祈ります。
秋になれば稲刈りをし、収穫を祝い、神々に感謝を捧げます。儀式的ではあっても天皇陛下が田植えも稲刈りもするのですから、日本においてはどんな大社長、大臣、貴族であっても田植えや稲刈りを「汚い!」などと言ってさげすんだり、断ることは許されません。これが日本の文明の根本であると考えられます。
戦後の教育は、この牧場モデルから発生した唯物史観、改革思想、革命教育しか教えられていないので、ほとんどの人々は日本の国柄について考えたことすらありません。しかし稲作の家族が社会モデルの原型であり、それを具現化している天皇陛下こそが私たちの文明の根っこであることは、理屈になっていなくてもなんとなく感覚で理解してる人がそこそこいるのではないかと思います。 118 ジャンピングDDT(やわらか銀行) 2013/10/15(火) 03:05:01.93 ID:9KabouSr0 よく分からないから3行でまとめてくれ 125 トペ スイシーダ(茸). 2013/10/15(火) 03:10:35.05 ID:oDLxRCgJ0 >>118
昔々、神様は世界を作られました
でもご自身で食べ物取ってきたり快適な衣服を作るのは大変
そこで神様は御自分に似せて労働力である人間を作りました 122 マシンガンチョップ(大阪府) 2013/10/15(火) 03:08:58.78 ID:+SDQpihz0 キリスト教って、シュメール文明が元じゃなかったっけ? 136 トペ スイシーダ(茸). 2013/10/15(火) 03:25:31.85 ID:oDLxRCgJ0 >>122
正確に言うと、母体のユダヤ教がそうなんじゃないか?って説だね
旧約聖書の大洪水と同様の話がシュメール発祥なんじゃないかという説
またギルガメッシュ叙事詩が含まれてるとか 127 急所攻撃(大阪府). 2013/10/15(火) 03:13:48.44 ID:siero7hx0
>>1 ×キリスト教
○宗教やその他の規範の類

当たり前の話であり、国家の運営に都合が良いからわざわざ国教だのなんだの言って国民に仕込む。
教育勅語とか国家神道とかもまさにコレな。 128 デンジャラスバックドロップ(東京都). 2013/10/15(火) 03:14:37.43 ID:04CleveFP日本でもそうだが貧しい時代ほど宗教が求められ広まるからな
偉い人達にとっては国民を操るのに都合がいいだろうよ 129 チキンウィングフェースロック(茨城県) 2013/10/15(火) 03:14:37.58 ID:5fNB47RL0 欧米の政財界のお偉いさんは建前として表向きはキリスト教信者だけど本音は無神論者なんだってね
本当は悪魔崇拝のサタニストで人類は我々の所有物で支配者なんだって選民思想
自分達こそ神のような存在であり人類を支配する権利があると主張してる人達 132 タイガースープレックス(茸) 2013/10/15(火) 03:16:21.34 ID:HMo7kJys0 奴隷商売がキリスト狂と一緒に入って来た事から見ても間違いないよな 133 ジャンピングDDT(静岡県). 2013/10/15(火) 03:16:59.27 ID:UJsd2JCu0ちなみに
カトリック教会の正体はバラモン教の一派
近いうちに、そういう論文が出ます 137 ミッドナイトエクスプレス(宮城県) 2013/10/15(火) 03:28:35.61 ID:9KabouSr0 秀吉と家康の判断は正しかった 138 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 03:31:18.28 ID:AU+H4i7/0 キリスト教自体はニーチェの分析の通り
弱い奴隷の自己肯定が発生原因
その後に「この性質、使えるぞ」と取り入れたやつらがいるだけ 141 ジャンピングDDT(静岡県). 2013/10/15(火) 03:34:37.06 ID:UJsd2JCu0>>138
ユダヤ自治州を制御する為に
皇帝とその宗教的後ろ盾の手によって
明確な意図をもってつくられた 142 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 03:35:03.07 ID:AU+H4i7/0 お前らが統治者になるにあたって
荒々しい猪のような民と羊のように大人しい民のどちらを欲するか?ってことよ 146 マシンガンチョップ(東京都) 2013/10/15(火) 03:37:57.46 ID:3ipliQjK0 ワタミもキリスト教の何か活動していただろ 183 グロリア(福島県). 2013/10/15(火) 04:16:33.92 ID:WTg1gXQ80 >>146
エホバの証人らしいね。 147 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 03:40:18.38 ID:AU+H4i7/0 日本のひどい所はこれに影響されたバカどもが
下地もなんにもない民族に対して上澄みだけ導入したことだね
非常に息苦しい社会をつくった 151 リバースパワースラム(関東・東海). 2013/10/15(火) 03:43:56.02 ID:fD5w7hESO宗教は心を盗む詐欺 154 河津落とし(dion軍) 2013/10/15(火) 03:49:41.52 ID:rFm4gm/C0 ザビエルが日本でキリスト教を布教しようとした時に
「そのキリストって神を信じない者は地獄に落ちるって事は、俺たちの祖先はみんな地獄に行ったのか?あん?」って色々突っ込まれたって本当かね? 156 ニールキック(SB-iPhone). 2013/10/15(火) 03:50:54.41 ID:eQU7eTtpi>>154
面白いな、ザビエルはなんて答えたんだろう。 160 ダイビングフットスタンプ(東日本). 2013/10/15(火) 03:54:01.29 ID:g9YSyqXi0 >>154
時代は違うけど新井白石が漂流してきた宣教師にそういうツッコミいれてたな 158 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 03:53:12.70 ID:AU+H4i7/0 >>156
たしか別の宣教師だったはずだが

「この国の民は好奇心旺盛であれこれ質問を投げかけてくるのだが、それについて私は答えられない、
信仰心が揺らいでる。どうしたらいいのかわからない・・・本国たすけて・・・」

みたいな手紙残してる 238 断崖式ニードロップ(家). 2013/10/15(火) 06:00:27.71 ID:L2cWwp/M0 >>158
いやこれザビエルだよ。ちゃんと答えてる。んで確か最初に入信したって話。

「〔日本人には〕地獄に落ちた者になんの救いもないのはたいへん悪いことと思われ、神の教え〔キリスト教〕より、彼らの宗派の方がずっと慈悲に富んでいると言います。
このような大切な質問のすべてについて、主なる神の恩恵の助けによって、罪の償いができると説明し、こうして彼等は満足しました。
幾日間も質問と答弁が続きました。そして幾日か経った後、信者になる人が出始めました。説教においても、討論においても、最も激しく敵対した人たちが一番最初に信者になりました。」 171 河津落とし(dion軍). 2013/10/15(火) 04:00:23.88 ID:rFm4gm/C0 >>156
「主なる神の恩恵の助けによって、罪の償いができるから、大丈夫だ!神は罪人をも許す!」みたいな事を言って、納得して結構な数が洗礼を受けたって話が、ザビエルが国に送った手紙に残ってる。
本当かどうかわからん。 161 スターダストプレス(SB-iPhone). 2013/10/15(火) 03:54:03.15 ID:H2LNvGKUi でも天皇家もキリスト教徒だからね。
あいつら女子教育を使って、
子供をキリスト教徒にしたて上げる。
汚いやり口 168 ドラゴンスリーパー(兵庫県) 2013/10/15(火) 03:58:40.26 ID:Fb4XYtE/0 なにを今更なことを言ってんだ?www
白人アホすぎわろたwwwww
対して日本人はバテレンに対して
そのゴッドって奴をここに連れてきたら信じると言って追放www 169 エメラルドフロウジョン(東日本). 2013/10/15(火) 03:59:20.07 ID:zSk407hjO敬虔な者は死して楽園に、ってタイプはみんなそうだろ
その横で強者は現世を楽しむ 175 ドラゴンスリーパー(兵庫県) 2013/10/15(火) 04:05:00.62 ID:Fb4XYtE/0 クリスマスはイエスの誕生日じゃなくて
ミトラ教の冬至祭が元ネタだからな
十字架は北欧神話のトールハンマーが元ネタだし
終末論はユダヤ教が元で
それに伴う救世主論はゾロアスター教が元ネタ
キリスト教は中東から欧州にかけての宗教を習合したもの 176 トラースキック(WiMAX) 2013/10/15(火) 04:05:01.54 ID:4mXZCbaw0 今知った 178 河津落とし(dion軍) 2013/10/15(火) 04:10:10.13 ID:rFm4gm/C0 モルモン教ってオナヌー禁止パンツはくんだよな
俺らには無理だろ 181 シャイニングウィザード(WiMAX) 2013/10/15(火) 04:14:34.03 ID:AU+H4i7/0 キリスト教でも神の国でも受け入れるのはキチガイだけ
キチガイどものせいでそうじゃない多数派の人間が苦痛を受ける 185 エメラルドフロウジョン(東日本). 2013/10/15(火) 04:23:14.54 ID:zSk407hjOワタミはこのへんよく分かってるよね
エホバなんて最高の奴隷
で、当の自分は無神論者って言ってるスピーチ見たことあるわ
奴隷マスターだわ 188 ファイヤーボールスプラッシュ(西日本) 2013/10/15(火) 04:44:58.89 ID:fplgv7/2O これは、キリスト教だけの話ではない。
宗教は、権力者が民衆を束ねるのに好都合なんだよ。
あとは、集団生活する上でのルール作りの意味もある。
無秩序というのは怖いもんだ。
皆が少しずつ我慢して、まぁまぁ生きやすい社会を作る為には、強奪や殺人や自殺なんかを「悪行」として禁止する方が都合がよい。 190 ドラゴンスクリュー(埼玉県) 2013/10/15(火) 05:04:37.06 ID:IGwBXedg0 俺も免罪符売ろうかな。。 194 ミッドナイトエクスプレス(神奈川県) 2013/10/15(火) 05:19:53.80 ID:UN9WYmSP0 エジプト神話
ホルス-12月25日 イシスより生まれる
    ホルスが生まれると東の空に星が現れ三人の王が祝いに駆けつけた
    12歳で教育者となり30歳で洗礼を受け聖職活動を始める
    ホルスは12人の従者と旅をし病を治す、水上を歩くなどの奇跡を起こした
    裏切りに合い十字架に磔にされ死んだが3日後に生き返った
ローマ神話
アティス-12月25日 ナナより生まれる
      十字架に掛けられた後3日後に生き返った
ギリシャ神話
ディオニュソス-12月25日に誕生
          旅の宣教師となり水をワインに替えるなどの数々の奇跡を起こした
          死亡した後生き返った
インド神話
クリシュナ-デヴァキより生まれる
       生まれた夜に東の空に輝く星が現れる
       弟子達と旅に出て奇跡を起こして死んだ後に生き返った
ペルシャ神話
ミスラ-12月25日にアディティより誕生
     12人の弟子をもち奇跡を起こした死亡して3日後に復活した
新約聖書
キリスト-12月25日に聖母マリアより誕生
     東方の三博士がやってきてその誕生を祝った
     12歳で天才時として教育者となり30歳でヨハネの洗礼を受け聖職者となった
     キリストは12人の弟子と旅を共にし病を治したり水上を歩いたり
     人を生き返らせたりと様々な奇跡を起こした
     ユダに裏切られ十字架に磔にされ死亡した3日後に復活した" 195 アトミックドロップ(WiMAX) 2013/10/15(火) 05:20:04.56 ID:md4DfRph0 奴隷どもわかったか
わかったら悪党を刺せ 198 キチンシンク(兵庫県) 2013/10/15(火) 05:25:37.22 ID:oELsgwmd0 その点、神道は教義は無いし800万の神様だし何でもおkよ。 ただし貧乏神もいるけどw 207 毒霧(東京都) 2013/10/15(火) 05:38:01.38 ID:mL9KXIS/0 キリスト「え?マジで?」 209 ラダームーンサルト(福岡県) 2013/10/15(火) 05:39:29.09 ID:5BIod9bp0 今も機能してるんだから、凄いシステムだな 213 アトミックドロップ(WiMAX) 2013/10/15(火) 05:42:09.06 ID:md4DfRph0 日本でも畿内に宗教思考のクズ人間が集中してるの見ればわかるだろう
やつらは奴隷の子 214 キングコングラリアット(長野県) 2013/10/15(火) 05:43:13.16 ID:q7eGPOOI0 救世主が現れるまでじっと耐えろ。救世主だって昔は苦労したんだ。
って話だもんな 215 パロスペシャル(岩手県) 2013/10/15(火) 05:43:37.65 ID:1M5wOop20 善悪、正邪の区別は、大本となる宗教が必要だけど、
日本人の場合それを胡散臭いものだと否定してるから、
善悪正邪があいまいで、隣の人に合わせることが一番の道徳だと思っている。 219 パロスペシャル(岩手県). 2013/10/15(火) 05:48:10.44 ID:1M5wOop20同調圧力教、テレビ教 225 パロスペシャル(岩手県). 2013/10/15(火) 05:53:03.48 ID:1M5wOop20日本人の場合は、一番信じている宗教はテレビ教だよね。 227 アトミックドロップ(WiMAX) 2013/10/15(火) 05:54:15.16 ID:md4DfRph0 「私は宗教的な人と接触したあとでは手を洗わずにはすませない。」
ニーチェ

こいつには信仰者が薄汚い奴隷である事がハッキリ見えていた 229 デンジャラスバックドロップ(SB-iPhone) 2013/10/15(火) 05:54:34.68 ID:cW95XSSLP まぁ宗教のみならず儒教や武士道とかもそうだしな。
キリスト教なんて禁欲な上に自死もダメだし。
まさに権力者のための制度。
イスラムの方がどんだけ個人のためになってるか。 235 レインメーカー(新疆ウイグル自治区). 2013/10/15(火) 05:57:16.21 ID:QepcdxbX0宗教なんて大なり小なりそんなもんだよ?
仏教の輪廻や来世も、現世が不満でも穏やかに生きれば来世で報われるっていう方便だしw 246 バックドロップホールド(千葉県) 2013/10/15(火) 06:16:41.72 ID:dvo1lm+80 過去の世界を見られる技術ができたら宗教は一気に陳腐化しそうだな
支配者の欺瞞から作られたものだからね 247 トペ コンヒーロ(宮城県【06:03 宮城県震度3】). 2013/10/15(火) 06:22:41.84 ID:uQKDtE140キリスト教はすごいな
高校でキリシタン教師がそろっていて同級生からいじめを受けて休みがちになりぎりぎりで卒業
隠れキリシタン親が借金が返せないから自殺するとか言って一時行方不明になり
結局毎月10万取られて株式会社富士薬品からはサビ残の嵐で給料がまともに支払われない
その後キリシタン精神病院に入れられた
当て馬の女にも金を取られたし当て馬の女の携帯がなぜか隠れキリシタン母につながる

その他もろもろキリスト教の仕業 金も仕事も奪い去る
俺の人生を返してくれと言っても無駄なのでキリシタンが居ないところにいく 248 キングコングニードロップ(和歌山県). 2013/10/15(火) 06:24:22.11 ID:5nMFiFYN0>>247
とりあえず、薬飲んどけ 251 急所攻撃(チベット自治区). 2013/10/15(火) 06:28:12.12 ID:dNa8A6iO0人の善意や罪悪感を利用するのが、こういうカルト宗教。
地獄への道は善意で舗装されている。
加害者側も自覚がないのが怖いところだよな 252 デンジャラスバックドロップ(大阪府) 2013/10/15(火) 06:28:44.93 ID:RDimG5rV0 宗教は麻薬だからな。
民衆をお花畑の住民にして、支配するための。
支配階級の情報収集の手段としても機能した。
18世紀には、労働運動の関連で、馬鹿な嫁さんが教会で懺悔して、その情報を基に旦那が殺されたもしたな。
だから社会主義では宗教は毛嫌いされた。 264 張り手(四国地方) 2013/10/15(火) 06:52:53.62 ID:b0IifFl70 性奴隷をバイブるスレがあると聞いて朝っぱらからすっ飛んで来ますた 271 リバースパワースラム(兵庫県) 2013/10/15(火) 07:06:24.04 ID:ryyv5lFS0 キリストは聖書の記述だけで実在の証拠が無い
遺品とされるのは後世の捏造ばかりだし
布教活動もパウロ(十二使徒には入らない)の実績が大きくて
キリスト本人が布教した形跡無しだし 273 デンジャラスバックドロップ(チベット自治区) 2013/10/15(火) 07:07:53.61 ID:kkIN1ISzP 日本では宗教の代わりにテレビ新聞だからな
価値観や情報をコントロールするってのがどれだけ重要か理解できる 275 リバースパワースラム(兵庫県) 2013/10/15(火) 07:16:33.58 ID:ryyv5lFS0 で、そもそも「キリスト」は固有名詞ではないんだが
原始キリスト教の指導者を統合して生み出された理想的開祖が「イエス・キリスト」なのだと思う 279 スリーパーホールド(兵庫県) 2013/10/15(火) 07:19:40.96 ID:bl2JqLm60 最近の欧米はキリスト教は減ってるらしい
学者じゃなくても何か気付いたみたいよ 287 リバースパワースラム(兵庫県) 2013/10/15(火) 07:26:59.42 ID:ryyv5lFS0 >>279
ヒーロー物のアニメや王道RPGで育ってきた人間には
キリスト教の唯一神(ヤハウェ、エホバ)が邪神教の暗黒大邪神にしか見えないんだよな
つかキリスト教徒の大半は新約聖書だけ読んで旧約聖書をあまり読まないから
唯一神の異常性に気づかないんだと思う 281 キャプチュード(静岡県) 2013/10/15(火) 07:21:10.24 ID:yZlzjxzh0 ニーチェの言う奴隷道徳ってやつか 282 ボマイェ(鹿児島県). 2013/10/15(火) 07:22:17.50 ID:80K1YMGX0マルクスだな、宗教はアヘン 283 オリンピック予選スラム(愛知県) 2013/10/15(火) 07:23:43.28 ID:UYNcPeHB0 奴隷に限定するのは珍しいけど
宗教は為政者が民衆を治めるための道具ってのは割りとよく言われるよね 288 オリンピック予選スラム(愛知県) 2013/10/15(火) 07:27:41.26 ID:UYNcPeHB0 とくに広まったキリスト教、イスラム教、大乗仏教は
民衆が苦しいのは王様や政府のせいじゃないよ
と矛先が為政者に向かないようにするのに都合いいから積極的に広められた 290 ニールキック(WiMAX) 2013/10/15(火) 07:29:24.73 ID:BYu8LT670 キリスト教は、猿から進化したとか言うと怒る人達
宗教が科学まで影響するアホな人達   291 TEKKAMAKI(空). 2013/10/15(火) 07:33:18.49 ID:a9LjQcvj0植民地支配の根拠を与えるための宗教 297 リバースネックブリーカー(神奈川県). 2013/10/15(火) 07:46:36.95 ID:MsWN76um0エドワード・ギボン「宗教のことを一般人は真実とみなしており、 賢者は偽りとみなしており、支配者は便利とみなしている」

アイザック・アシモフ「きちんと読めば、聖書には無神論のための思いつく限りの最も強い根拠がある」

アーサー・C・クラーク 「人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ」 305 急所攻撃(北海道) 2013/10/15(火) 07:57:58.14 ID:6geKmoZ2O どこの国でも宗教なんてのは政治を円滑に進める手段だからな 307 ドラゴンスリーパー(兵庫県) 2013/10/15(火) 08:00:39.70 ID:Fb4XYtE/0 エルサレムに原爆落としたい 310 河津掛け(SB-iPhone). 2013/10/15(火) 08:04:04.61 ID:mI69H5ihiキリストとアラーを同時に祀ってもそんなに拒絶反応示さず、むしろ外国の神様として流行りそうなのは日本くらいだろなw
そういう民族も居るんだと見せてやったら良い 316 グロリア(やわらか銀行). 2013/10/15(火) 08:18:15.17 ID:16K0Kfuy0信じる者とかいて儲かる






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迷わす魂に雷を与えよ

「つれづればな」から記事全文転載。
素晴らしい記事である。キリスト教の成立過程については私も「徽宗皇帝のブログ」に「革命者キリスト」というシリーズで書いてあるが、それとは教養のレベルが違う。まあ、私のものも中学生くらいの頭脳の人には悪くはない読み物になっているとは思うのだが。
とりあえず、下の記事は備忘的に保存しておき、後でじっくり読み返すことにしたい。



(以下引用)


バルナバスの福音書


2013/10/05 07:25 よりわけ: 啓示 かぎ: イスラーム啓示地中海



1981年ハッカリ県ウルデレ村―トルコ東部に位置しシリアと国境に近いこの村であるものが発見された。
狩りの途中に猟犬を見失った村人はその犬を探して洞穴にたどり着く。そこで足の下のほうから―大洞穴に響き渡るような―吠える声を聞いた。その声を頼りに下方に降りてゆくとそこには地下都市が蟻の巣のように広がっていた。
彫刻の施された石棺を見つけると「お宝」の期待に胸を躍らせながら村人はその蓋を開ける。そこに見つけたのは遺骸とその腕に抱かれた書物―見たことのない文字でうめられたパピルスの束―であった。
村人たちはそのパピルスの束を持ち帰る。聖書であろうことは間違いなく、これを換金しようと考えた村人はシリア正教の司祭のもとへとそれを持ち込むのであった。現代はトルコ国境の内側にあるとはいえここではシリア正教徒のシリア系住民が僅かながら生活している。この地域は原初キリスト教徒たちがローマ帝国の迫害を逃れて隠遁生活を営なんだ中心地のひとつであり、その後シリア正教教会の確立とともにその勢力範囲に含まれた。

しかし司祭にもさっぱり読めなかった。このパピルスの価値のわからぬ村人はとにかく売却しようと客を探し回った。そのうちにある国会議員の注意をひき、専門家の鑑定を受ける運びになった。


ハムザ・ホジャギリ(Hamza HOCAGİLİ)は十数種の古代語に長けた、特にアラム語にかけては世界有数の識者であった。ハムザ師はパピルスの最初の二枚を食い入るように見つめると、それは古シリア文字で書かれたアラム語の文書であることがわかった。

―我はキプロスのバルナバス、天空暦48年の終わりに、讃えるべき、この世の創造主より、全ての言葉を預けられし精霊と、マリアの子の救世主イエスから伝え聞いたその通りを、第四の写本として此れに記すなり―

洞穴の石棺に眠る者が胸に抱いていたのは、バルナバスの福音書であった。


炭素による年代測定によればパピルスが紀元前、使用されていたインクは西暦80年頃のものであることがわかった。イエスの生誕を紀元前四年とし、その昇天を西暦27年あたりであるとすれば「天空暦48年」というものを「イエスの昇天から48年目」と解釈することができ年代測定結果とほぼ噛み合う。このパピルスの束がいかに重大な意味を持つものかを知り、そして厳重に保護し記録に残さなければならないことを村人に説くが高額を要求され交渉は難航した。やっと出資者を見つけ出し契約までこぎつけ、いざ村人が師のもとに福音書を手渡すために村を出るとその車は軍警察の検問にかかり盗掘の疑いで身柄を拘束される。福音書は没収されてしまいその後この福音書はトルコ軍司令部の手に渡る。


聖バルナバス、イエスとほぼ同年代にキプロスに生まれた実名をヨセフというユダヤ人。バルナバスとは「慰め(ナバ)の子(バル)」を意味する霊名である。イエスの十二使徒の中には含まれないものの、イエスの傍に身を置きイエス昇天の後も使徒たちの布教に加わった。私財のすべてを手放して「イエスの言葉が少しでも遠くまで伝わるように」と布教のために身を尽くす。新約聖書に含まれる「使徒行伝」のなかに「聖なる魂に満ち溢れる者」と賞賛される。

「福音」とは「よき知らせ」、つまり創造主たる神が預言者に託した言葉である。イエスが神に預言を授かりそれはイエスの言葉、振る舞いを通して人々に伝えられた。そしてその昇天(新約聖書でいう磔刑)の後に弟子たちの口伝により福音として広められた。それをその後に集めて書き表されたものが「福音書」である。
イエスの母語は何であったか、宣教を始めた地ガリラヤでは当時アラム語が使われていた。イエスが使徒たちと交わした言葉は自然に考えればみなアラム語だった筈である。であるならばイエスを直接知る者がその言行を書き残そうとしたときに使われる言語はアラム語であるというのが考えやすい。しかし現存するの福音四書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ伝)の最古のもの(三世紀)はみな古ギリシア語である。ならばそれはアラム語から翻訳したものであるか、あるいははじめから古ギリシア語で書かれたものかのどちらかである。問題はイエスがこの世に在るうちにその言行が文字で綴られなかったことにあるのだが、口伝を繰り返した後に著された福音四書の内容と「イエスに託された天啓」の間には深刻な距離があると言っていい。

もしバルナバスが本当に福音書をアラム語で書き記していたのであれば、「天啓にいと近き書」にちがいない。

1986年、ハムザ師は当時政権にあったトゥルグトゥ・オザル首相に軍部が保管しているバルナバスの福音書の翻訳の重要性を説き口添えを願い出た。さまざまな駆け引きを経て一年後にやっと軍部が首を縦に振り最初の十数枚を撮影、軍司令部の中、いくつもの鉄の扉に隔てられた厳重な警備の元に翻訳が開始された。
ハムザ師によればそこにはまさにモーゼが神から賜りし預言と同じことを、つまりこの世を創造した唯一神のほかを神とするなかれ、人の子が手ずから偶像を作り崇めることなかれ、神の名をみだりに口にするなかれ、安息日に働くことなかれ、父母を蔑ろにするなかれ、殺すなかれ、盗むなかれ、姦淫するなかれ、嘘をつくなかれ、隣人の家を、家人を、奴隷を、家畜を、ひいては全てをよこしまな目で見るなかれ…すなわち「十戒」を説いていたという。そしてソドムの罪への警告やイエスがマリアから生まれた人の子であること、預言者であることがはっきりと書かれていた。


イエスはユダヤ人である。そして使徒たちも含めモーゼの教えを守る敬虔なユダヤ教徒であり、礼拝は会堂(シナゴーグ)にてトーラー(モーゼ五書)に沿ってなされた。キリスト教はユダヤ教徒と寸分の違いなき同じ信仰であるはずであった。が、時とともに解釈を曲げ偽善で塗り固められたユダヤ教はモーゼの言葉を受け入れられないほどに堕落した。
エルサレムのユダヤ教徒たちはイエスを弾圧した。神殿を商業施設として使い私服を肥やし、神を尊ぶふりをして実は物質を拝する、そして論理で武装し堕落を指摘する隙を与えないユダヤ人たちの態度をイエスが激しく叱責したからである。唯一神とその神殿を利用して富を築いたユダヤ教徒にとって純粋な正論を語るイエスは憎々しい存在であった。ユダヤ教徒の中でもサドカイ派とパリサイ派による迫害は苛烈を極めた。

弾圧者の筆頭に在ったパリサイ人(びと)のパウロはローマの市民権をもつユダヤ人であった。ある日、天空にイエスの姿を見てさらにその声―汝を異邦人への伝道者とせん―を聞き改心してイエスの教えに帰依する。当初はかつての迫害の恨みからユダヤ人たちから強く拒絶されはしたが、故郷に近いアンティオキア(現トルコ・アンタクヤ)で多神教徒(古代神を祀る偶像崇拝者)たちに対し熱心な伝道を行った。
イエスがこの世を後にしてからはその兄弟のヤコブ(聖マリアがイエスの後にヨセフとの間に得た子)がエルサレムの信徒たち(エルサレム教団)の指導者となっていた。そのヤコブにアンティオキアの噂が届くと様子を伺うため使者を立てるが、それに選ばれたのがパウロと旧知であったバルナバスである。
バルナバスが見たアンティオキア教会はいまだ多神教の影を纏うおよそ一神教とは言い難い有り様であった。まず割礼を行わなかった。安息日を守らなかった。そして手製の偶像の前で犠牲を屠り、その血と肉を口にした。しかしパウロをエルサレムに連れ帰りヤコブに引き合わせると、新たにモーゼの教えに触れたのであれば直ちに全てを実践するのは難しいであろう、偶像に捧げた犠牲の血肉から遠ざかりさえすれば神は汝らを拒みはしない、と、ヤコブは周囲の反対を押してアンティオキア教会を破門せずに受け入れた。その後パウロとバルナバスは伝道の道を共に歩んだ。
しかし「イエス」の在り方について論争が起こった。バルナバスは「イエスは人の子」であるとし、パウロは「イエスは神の子」であるとし、二人は激しく争った末に袂を別つ。傷心のバルナバスは故郷キプロスに戻りそこで生涯を閉じたとの伝説が残る。

弁論に長けたパリサイ人のパウロはやがて使徒として迎えられ、イエスの言行の解釈を明文化する上で絶大な功績を残したとされる。パウロの名を冠した数々の手紙は「パウロ書簡」として福音四書とともに新約聖書に含まれる。


エルサレムは多神教を奉じるローマ帝国の一属州であった。一神教の立場からローマの古代神を敬わないユダヤ教徒社会のエルサレムは(神へ情熱だけではないが)帝国と反目することになる。西暦70年、ユダヤ戦争でローマ帝国に敗れたユダヤ人はエルサレムから追い出される。ヤコブの率いるエルサレム教会も今のヨルダンへと活動の場を移した。しかし地理的に遠いアンティオキア教会は戦渦を逃れてそのまま存続し布教活動を続け帝国内に膨大な信徒を獲得した。やがてローマ帝国がキリスト教を容認しさらに国教とするに当たって中心に存在したのがアンティオキア教会の流れを汲むものたち、つまり多神教の要素を多分に含むパウロの弟子たちとそれに教化された信徒たちであった。彼らの考えと後に結びつくのは「神」とは「父なる創造主、子なるイエス、父が子に吹き込んだ精霊」の三位を一体とする理論である。

四世紀に入り、無尽蔵に拡大したローマ帝国を一つの共同体として掌握するための決め手に事欠いたコンスタンティヌス一世は信徒の増え続ける「イエスの信仰」を共同体意識として利用することに目をつけた。そのために混乱した教義を整理し正当教義を明示する必要に駆られたのである。口伝により広まったイエスの言行が遠く離れた各地で拾い集められ収められた福音書のその数は数千に及ぶ。どれが正典で、どれが外典で、どれが異端であるかを審理し「キリスト教」を確立するため325年、ニカイア(現トルコ・イズニク)にて初めての公会議が行われる。

審理の争点は「イエスの存在について」「三位一体論」の二つであった。しかしこの時代にはパウロの流れを汲む「イエスは神の子」と「父と子と精霊」という考えがすでに権威を得ており会議の流れはおのずと決められていた。そして採択されたのが「ニカイア信条」であり、膨大に集められた福音書のなかでニカイア信条に適う福音書はたったの四書、聖マタイ、聖マルコ、聖ルカ、聖ヨハネの名を冠するその四書のみである。しかし「冠している」だけで実際に誰がいつ書いたものであるかなどは学説ばかりで実は不明である。ただし共通項として「三位一体と神の子イエス」があることを踏まえればこの四書は「パウロの福音書」と呼ぶことが出来よう。こうしてモーゼの教えと決別して確立したのが「キリスト教」である。「イエスの信仰」とは別のものである。
異端とされたほかの福音書は炎にくべられた。異端として追放されたアリウス派をはじめとする諸派は隠し持った福音書を手に東方へと逃れ、岩窟に地下都市を築き隠遁の時代をすごす。

「三位一体」の構造をなぜ一神教が許さないか、それは正しい説明が広くなされていないのでここに記しておく。
「神」とは「在りて在るもの」である。その存在の原因は存在せず、その存在は何者にも依存しない。誰からも生まれず、そして誰も生まない。そして人の姿はおろかどのような姿をも持ち合わせない「みえぬ存在」、つまり「非物質」である。肉体を持ったイエスを神の子とするのはイエスを媒体として神を物質化することである。物質化された神と神格化されたイエスは「同質」となり人々は目に見えるイエスを直接「神」として見てしまう、ここですでにキリスト教が創造主をおいてほかに神はなしとする一神教の原則から外れたことになる。ユダヤ教、原初キリスト教、後のイスラ―ムにおいても預言者(アダム、ノア、アブラハム、モーゼ、ダヴィデ、イエス、ムハンマド、そのほか大勢)は神の言葉を託されただけであり神そのもの、或いは同質などとはされていない。また、神像やイコンのみならず偶像とはあらゆる物質がそれになり得るのである。肉体とてその内に入る。人の子が何物かに価値を置き固執し、そのために自己や他人を、社会を、国家を犠牲にささげることこそが偶像崇拝である。そして現代、最も身近な偶像は貨幣である。

じつは三位一体の構造は大昔からあった。

太古、地中海沿岸からオリエント、インドに根を伸ばす古代信仰や神話群に三神一体(三相一体)を多く見出すことが出来る。いずれも創造・繁栄・破壊の三相の循環の永遠性を意味する信仰であり、これは天と大地の恵み(創造)による収穫(繁栄)と枯渇(破壊)の営みに対する畏怖の形として農耕に深く関係している。その根にあるのは「再生」への強い願望で、収穫や繁栄を司る神はデーメーテールやキュレベーのような地母神として捉えられていた。ギリシア神話は特にその色が濃く、それをほぼそのまま踏襲したローマ世界にも「三神一体」と「地母信仰」が継承された。
そして信仰が信仰として在りつづけることはなく必ずや政治が影響する。古代国家の政治が神の名を騙ることでなされてきたことがそれを物語る。そこで漏れることなく見られる形が「支配者・神官・信託」、それは支配者の意向を神官の口から信託と偽って吐くことであり、キリスト教の「父・子・精霊」の関係の原型を見ることが出来る。

三位一体というラテン語を最初に使ったのは二世紀後半にカルタゴ(現チュニジア―北アフリカも多神教的地盤にキリスト教が浸透した地域である)で生まれたテルトゥリアヌス、彼はキリスト教徒であり法学者であった。ストア派哲学に基づく法精神をふんだんに盛り込んだラテン語のキリスト教著作が彼によって残され、その中にあった言葉が「三位一体-Trinitas」である。この構造を以って国家を統治することの有効さをよく知っていたローマ人たちがこれを見逃すわけがなかった。地中海の地にもとからあった三神一体構造がこうして三位一体として生まれ変わり、ニカイア公会議を機にキリスト教の礎石となった。

地母神と結び付けられたのが聖母マリアであった。「人を産むもの」か「神を産むもの」の論争が行われ「神の母」との決着がつけられたのは431年のエフェソス(現トルコ・エフェス)公会議であるが、この地はかつてのアルテミスを豊穣女神と崇める地母信仰の中心地でありキリスト教の浸透後はマリア信仰がそれに取って変わった場所でもある。マリアを「神の母」とするに明らかに有効な場所で持たれたこの公会議では「人の母」たる見解を崩さなかったネストリウスが異端とされエジプトに追われた。

一神教での「再生」とはこの世での仮の人生を終えたものは肉体を離れて真の人生を迎えることを指す。しかしキリスト教での「復活」の描かれ方はこの世での肉体の再生の意味が強い。これには古代信仰に脈打つ「再生への願望」が少なからず影響している。


1991年、ハムザ師の翻訳が突然中止された。政権や軍の幕僚が交代しそのほかの政治的な動きが複雑に絡んでのことだがその後ヴァチカン法王庁から買取の打診があろうとカーター本米国大統領が見せろと言おうと軍部は頑として受け付けなかった。バルナバス福音書は軍部の保管庫に閉ざされてしまう。
翻訳が済んでいない残りのパピルスのうち数枚のコピーがハムザ師の手に残るのみとなるも奇跡とはこういうものなのであろう、その中にはこの福音書の兄弟ともいえる写本の在り処が記されていた。

その場所はイスラエルに占領を受けるシリア領ゴラン高原、サウジアラビア北部にあるトゥル山の修道院、北イラクのザホの三箇所、つまり最初の一枚に書かれていたようにこの福音書は全部で四書あるという。

ゴラン高原の文書の位置はダヴィデ王に纏わる遺跡の地図とともに記されていた。シリア領でありながらイスラエルに不当に占領されているゴラン高原でこの文書を探すためにハムザ師が協力を求たのはかつてイスタンブールの大学の研究室に勤務していたころ学生であったヴィクトリア・ラビン、在任中に暗殺されたイスラエルの首相イツハク・ラビンの孫娘であった。彼女が発起人となりドイツ企業の提供をつけ遺跡探索・発掘が進められた。2002年、バルナバス福音書の「ゴラン写本」が見つかった。同じくアラム語の古シリア文字による記述、そして同じ内容、同じ神の言葉…

2007年にサウジアラビアにあるという写本もアラブの軍人によって発見された。北イラクのものはいまだ発見されていないという。


「ゴラン写本」をハムザ師が翻訳し、ユダヤ教徒であったヴィクトリアはそれを読むとイスラム教徒としての道を選ぶ。
そしてエチオピアから来たという何者かの手にかかりヴィクトリア・ラビンは命を絶たれる。

バルナバスの福音書を西洋は歓迎しない。ハムザ・ホジャギリはこの後に多くの死を目の当たりにすることになる。以下次号。



迷える魂に光を、迷わぬ魂に力を、迷わす魂に雷を与えよ―






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