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日本における平地の希少性

日本は本来平地の少ない地形だったのに、山を削り谷を拡張して無理やり平地にしたのが自然災害の多さにつながっているのだろう。本来、人が住むような場所でも村や町を作るような場所でもなかったということだ。
そのようにして住宅地となり、村や町となり、さらに時代の進展で過疎化した田舎の村や町はいっそのこと村や町ごと無料で移転できるという法案を作るのも荒唐無稽な話ではないと思う。少子化国家だからこそ、空き家が厖大にあり、それを奇貨として思い切った政策も作ることが可能だという提言だ。災害面からは比較的安全な都会にも空き家はたくさんあり、それを政府が買い取って、低廉な値段で災害頻発地帯の住民に貸与売却するという法案でもいい。
それはともかく、平地というものの希少性を考えると、陸上用のトラックや球技(サッカーや野球、ラグビーなど)のための広大な平地使用は反国民的行為だとすら思う。まあ、娯楽価値は認めるが。






平野に生まれ育った人間は、建物さえ取り払えば、平らな地面は確保出来ると思うだろうが、川が削った谷間に暮らす集落には、その平らな土地が無いのである。
ガキの頃住んでいた町では、中学校に校庭は無く、小学校も廊下の面積を圧縮するために円筒型の校舎だった。






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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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