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大衆は自分たちの同類を好む

私は、こういう言葉の間違いなどで他人を馬鹿にするのは本当は嫌いであり、マスコミや電通による意図的な「国語破壊」の方が大問題だと思っている。安部総理が背後を「せいご」と読んだところで日本国民がみな「せいご」と読むようになるわけではない。しかし、テレビで流れるCMやドラマやワイドショーでの言語破壊は子供を中心に大きな悪影響を与えるのである。

安倍総理の言葉間違いは、馬鹿だからではなく、勉強嫌いで調べるのが嫌いだからだろう。「云々」を「でんでん」と読んだのは、明らかに「伝」と「云」の字の類似からの類推だし、「背後」を「せいご」と読んだのも、「せご」と読もうとした時に、心の奥底で昔どこかで聞いた「はいご」という言葉が浮かび上がって、しかし、「はい」という読み方に自信が無かったので、「せいご」という新しい読み方を作り出してしまったのだと思う。これは小学校低学年でよく見られる現象で、漢字の書き取りテストをすると、「知らない漢字を自分で創作する生徒」というのが時々見られるのである。
もちろん、「背後」を「せご」と読むのも「湯桶読み」であり、いわば「不自然な読み」であるから、「あれ、『せご』って、間違いかもしれん」というブレーキが心にかかった結果が「せいご」という珍妙な読みになったわけだ。「背信」「背任」「背景」などの言葉が出てくる文章を読んだことが無いというより、それらも「調べないままで」勝手な読み方をしていたのだろう。
まあ、そうは言いながら、私だって、読めない漢字は「当て推量」で読むことはよくあることだし、総理大臣の仕事は文章を読み上げることではない。ただ、小学生レベルの国語知識の総理を持つ、というのは日本国民としては悲しいことである。
ただし、こういう些細なことをネタにして総理をからかう言辞は一般大衆をむしろ安倍総理への親近感と「身内感」へ向けるだろう、と言っておく、
米国でも、一般大衆は「エッグヘッド」(額の広いこと、つまり知識人を意味する)が大嫌いなのである。トランプが野卑で非知的なところも、彼の大衆人気の原因なのだ。それは日本でも同じで、タレントは馬鹿さや低俗さを見せるほど大衆人気は上がるものだ。政治家も同様である。鳩山のような知的な政治家の大衆人気が低かったのはそのためでもある。



(以下引用)



 これからさき、アイツの呼び名は「せいごどん」w


 でも、なんで「せいご」なのかね。 間違えるにしても、「せご」だろ、ふつうw


>馬鹿は始末に負えないが、利口な人間というのもまた、「馬鹿の身になって考えられない」という、エリート特有の欠陥を持っている。


 いや、たえず馬鹿の世話のしっぱなしなんだそうだw
 中高一貫校には中韓一貫校なりの、東大には東大なりの、罪務省には罪務省なりの馬鹿がいるそうだw 


 おれは、じぶんじしんもふくめて、みんなお馬鹿さんに見えるから、そんなのどうでもいいがw





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酔生夢人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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