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人間鑑別法としての刺青

鷹橋公宣氏の文章の一部だが、私も「刺青」が大嫌いで、刺青を入れている人間も当然大嫌いなのだが、それは、「人間の性格は顔に出る」のと同様だからだ。刺青を入れるというだけで、その人間の性格や人間性がだいたい推定できる。

1:男の場合は、「他人への威嚇」
2:女の場合は、「無思慮な流行への依存」

が、刺青(タトゥーと洒落ても同じことだ)を入れる主な理由であるのは言うまでもないだろうが、それにもうひとつ、

3:「自分は他人とは違う、自由な精神の持ち主だ」という思想の表明

がある場合もあるだろうが、それを刺青という流行で表明している時点でその精神のレベルもお察しである。
まあ、要するに、刺青は「馬鹿の証明」だから、ある意味では人間鑑別法として実に有効だとも言える。
もちろん、西洋社会での刺青はまた別の文化だからここに書いた限りではないが、それでも、「一度入れたら、原則として消せない」ものを自分の体に入れることのアホさはさほど変わりはない。



(以下引用)




今回、私の投稿をみて「刺青を入れているからといって悪人だと決めつけるな」とコメントした方々は、きっと「根はいい人」と評される類のわずかに残った人間味に触れた経験があるのだろう。そうでなければ、誰が見ても「悪い人」の部類に入ってしまう刺青が入った人たちを擁護する気になんてならないはずだ。



人的なトラブルが発生したときに「根はいい人なんだけどな……」と語ることがあるが、そんなときは、必ず悪評とセットになっている。「根はいい人だけど、怒ると我を失ってしまう」「根はいい人だけど、約束を守らないところがある」といった話は典型的な例だろう。



「根はいい人」といわれている人は、他人に数々の不利益を与えているにも関わらず、どこか憎めない性格や愛嬌を免罪符にしている気配がある。すでにあなたにとって不利益が発生しているのであれば、どんなに根はいい人でもあなたにとっては害悪であり、付き合いを続けることによってあなたが損をする。



ちょっとした面倒くらいの損なら許せるかもしれないが、「根はいい人」のために自分の人生までもが狂わされてしまってはたまらない。現代はとかく内面重視が美徳とされがちだが、花や葉の情報から根の毒性を選別することも大切だ。








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