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富野由悠季自身による「ガンダム世界の否定」

私は耳が悪いし、誰かがしゃべるだけの動画も嫌い(いつ、どこで重要な話が出るか分からないので、全部見るしかなく、とてつもない時間の無駄になる)なので、下の動画も見てはいないが、その紹介動画だけ自動的に流れたのを見ると、非常に重要なことを富野氏は言っているようだ。第一に「宇宙開発(宇宙移住)は不可能である」ということ。これは、「距離の問題だ」という、当たり前の話である。何光年もの彼方に人類が移住できる環境の星が見つかったとして、そこまで到達するには膨大な時間がかかる。つまり、現在の地球人口の削減にはまったく役立たない。(火星あたりが移住可能な星だというわずかな可能性もあるかもしれないが、それが実現するのは何世紀も後だろう。)そして、第二に、コンピューターを神のように崇めることの誤り。詳しく見る余裕は無かったが、おそらくコンピューターは「人間的思考」をしないということだろう。簡単な話、社会的に不要な人間(労働力として勘定に入らない人間)や罪人はすべて殺処分や死刑にすればいい、とういう「解答」を出しても不思議ではない。まさにWEFや、その走狗のノヴァ・ハラリ的思考である。
まあ、要するに、富野自身が人類の宇宙移住という「ガンダム的世界観」を完全否定しているわけである。
動画の断片的視聴をしただけなので、上に書いたことはすべて大間違いであるかもしれないが、貴重な動画であることは確かだろう。自分の最大の創造物を否定する思考の強靭性に感心した。私は「ガンダム」(ロボットプロレスアニメ)嫌いで、「オリジン」とファーストガンダム以外は見ていないが、作品と作者は別のようだ。

(以下引用)

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