「in deep」に引用されていた文章で、埴谷雄高の「死霊」の一節らしいが、下線部分は非常に予見的だなあ、と思う。「人間精神」というより、「人間の価値」と読み替えると、まさに現代社会そのものの姿である。まあ、資本主義の最終段階ということだろう。
(以下引用)
人間はその危険な階段まで成長してしまった。人間精神を、生産的か否かで検証する最後の段階に到達したんです。人間の歴史なんてものを何処かの遊星にやってしまったらよいかどうかを判定すべき最終的な段階へまで成長してしまったんです。
(以下引用)
人間はその危険な階段まで成長してしまった。人間精神を、生産的か否かで検証する最後の段階に到達したんです。人間の歴史なんてものを何処かの遊星にやってしまったらよいかどうかを判定すべき最終的な段階へまで成長してしまったんです。
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