- ツィッターのコピーなので、そのフォーマットに縛られて、本文(夢人記)まで妙な箇条書きになって申し訳ない。まあ、もともと読者のことはあまり配慮しないで書いているのだが、あまり読みづらいのはさすがに気が引ける。
私は、かなり強硬な反原発の側の人間だが、それは、合理的に考えて原発には経済的優位性が無いと考えているからだ。もちろん、環境への負荷や安全性の問題もある。しかし、それ以上に問題なのが経済性である。短期的な原発の経済的優位性は、長期的な経済的劣位性にはるかに及ばない。耐用年数を過ぎた原発の処理方法すら存在していないのだから。それに、そもそも、使用済み核燃料の廃棄手段が「土に埋める」しかないのだから、最初から、原発はトイレの無い高級マンションと言われている通りである。それを存在させている国はキチガイ国家だというだけの話だ。
だが、その一方で、私は実は核武装肯定論者なのである。その理由は北朝鮮の高官が言っているように「もっとも安価な国防手段」だからだ。お互いが核武装したら、お互いに手が出せなくなる。ただし、キチガイ国家元首が核ミサイルを発射させたら世界全体が滅亡するwww 佐藤優さんは、最終的に米国は北の核保有を認め、金正恩独裁体制も認めて、経済封鎖を解除するしかないだろうと。また韓国日本中国も、自国経済への打撃を考えて、北に譲歩する以外にないだろうと言ってます。
訂正。「北朝鮮は金王朝が壊滅するだけ」でした。もともと経済が崩壊している国なので、壊滅しても、経済的な打撃は相手国に比べて相対的に小さいのです。
戦争になれば最終的に北朝鮮が壊滅するだけだが、日米韓国で予想される100万人以上の死者、2000万人の難民流出、それにともなう極東アジアの経済崩壊に、どの国も耐えられない。つまり北にとっては金王朝の崩壊でけりがついても、日米韓国、おまけに中国の支払う代償が大きすぎるとか。
このNHKスペシャルで北朝鮮の最高機密の流出ファイルが特集されているが、この中で「核武装が国防費としては一番安上がり」とする北朝鮮トップの見解が出ていて、なるほどと思った。
ヒトラーは自殺、スターリンは病死したが、独裁者としては幸せなほうで、ムッソリーニは人民裁判で処刑、チャウシェスクもリンチ死、カダフィは部下に殴り殺された。金正恩は、核を手に入れることで自分を脅かす全ての敵に対し「死なば諸共」の状況を作り出している。これでは容易に手が出せない。