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税務署は警察より怖い

「現代ビジネス」記事の一部である。残りは読んでいないが、これだけ読めば十分だろう。
怖い者知らずのアル・カポネも、脱税容疑で逮捕され、収監された。警察より怖いのが税務署であるwww 企業にとってもそれは同じだ。節税していない企業は無いが、それを脱税だとされたら、いっぺんで「犯罪企業」扱いである。まあ、脱税企業もたくさんあるだろうがwww
税務署を使って敵対的存在を恫喝する、というのは政府のお手の物だろう。



(以下引用)



経済の死角

読売ならともかく 朝日「消費増税」礼賛と、国税調査

2012年04月26日(木) 週刊現代
週刊現代
upperline
申告漏れを指摘されたのは増税関連法案の国会提出直前(3月30日付紙面)

社を挙げて財務省支援?

〈高齢化が急速に進むなか、社会保障を少しでも安定させ、先進国の中で最悪の財政を立て直していく。その第一歩として、消費増税が必要だ。私たちはそう考える〉


 これは『朝日新聞』3月31日付の〈やはり消費増税は必要だ〉と題する社説である。


 野田政権と財務省の意を汲み、今もっとも熱心に消費税アップを後押ししている新聞社は、「市民の味方」を標榜してきたはずの『朝日』のようだ。


「増税から逃げずに早く決断することが大切だ」


 そう言い切ったこの社説は、政府が消費税増税の関連法案を国会に提出した翌日に掲載されたもの。同じ日に他の主要紙も、


〈首相はぶれずに突き進め〉(日経新聞)


〈首相は審議入りへ環境整えよ〉(読売新聞)


 と、似たような内容の「増税支持」社説を掲載したが、はっきりと「増税が必要だ」との見出しまで付けた『朝日』の印象は、その中でも際立っている。


 一方、「増税礼賛」キャンペーンが始まるのと前後して、同紙では重大なスキャンダルが発覚していた。


〈朝日新聞4800万円所得隠し、2億円超申告漏れ〉(読売新聞・3月30日付)


 '11年3月期までの5年間に、法人所得計約2億5100万円の申告漏れを東京国税局に指摘され、重加算税を支払ったことが判明したのだ。


 朝日の税務調査に入った東京国税局=国税庁の母体は、言うまでもなく増税の総本山・財務省である。


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幼い子供の手を放すということ

「無事発見」であるだけで「美談」と言う言い方もどうかと思うが、マスコミは「感動できるニュース=美談」扱いだから、現実の状況には合っているかもしれない。もちろん、これを「美談」としておしまいにしてはならないことは当然だろう。この両親は自分の子供をあやうく殺しかけたのである。自動車が四方から押し寄せる交差点の真ん中に7歳の子供を放り出した場合をイメージすればいい。単に頭が悪いとか想像力が無いで済まされる問題ではない。(親の手が届かない、不可抗力的な子供の事故などの場合と同一視すべきでないのはもちろんだ。)しかし、親を処罰すれば、それは子供にはねかえることになるのだから、こういう場合は「厳重戒告」以外には現実的には対応は無いかもしれない。もちろん、捜索に要した費用の一部を請求するのは当然だろう。何千万かかったかは知らないが。

教訓「引いた幼い子供の手はけっして放すな」

なお、事件のミステリー的部分については、記事中の



「たまたま通りかかった人が、子供が泣いているのを見つけ保護して、早く連絡してあげようと思っているところに大捜索が始まった。ここで自分が名乗り出ると誘拐犯人と思われるかもしれないと、本当のことを言えなくなったということも考えられます。その線が強いかなという気がします」


という推理が蓋然性が高いのではないかと思う。となると、子供を保護した人は、保護したことを感謝されることになるのか、それとも事態を紛糾混乱させた罪に問われるのか。おそらく、日本の「空気」から見て、後者になりそうな気がするが、そうなれば、それこそが大問題だと言っておく。この人が、「山中に置き去りにされた子供」を見つけて保護しないとしたら、それこそ人間ではない。事件の原因と責任はあくまで子供を置き去りにした父親(両親)にあるのだ。



(以下引用)

「無事発見の美談でおしまい」に違和感の声 北海道置き去り、「状況が不自然」と首ひねる人も

J-CASTニュース / 2016年6月4日 17時8分

写真

「無事保護」に安堵の声が寄せられている



北海道の小2置き去り事案は、不明から6日ぶりに男の子を無事保護したことで解決をみた。「よかった」「ほっとした」......関係者だけでなく、ネット上でもそんな安堵の声が多くみられた。「あとは、そっとしておいて上げて」と、マスコミに注文を出す人も少なくない。


一方で、「(話が出来過ぎていて)不自然」などと、「無事救出の美談」に違和感を持つ人もいるようだ。「水だけ」で丸5日以上も暮らしながら、男の子が自分で歩けるほど元気だったことや、発見された自衛隊施設の管理をめぐる証言の「食い違い」など、依然、謎も残されている。

偶然、非常に珍しい...専門家にも驚き

5月28日夕、親によって車から降ろされたあと不明になっていた田野岡大和君(7)は、6月3日朝に不明場所の隣町にある陸上自衛隊演習場内の宿舎で無事保護された。そうした経緯は、J-CASTニュースも「大和君が歩いた約10キロの上り坂 その先の演習場は捜索せず」(6月3日配信)などで伝えた。


それまでのローラー作戦による捜索でも発見されず、6月3日からの捜索態勢の縮小が決まっている中での奇跡的な救出だった。


その発見が奇跡的だったことは、一夜明けた4日付の新聞各紙の報道からも、うかがえる。毎日新聞は、社会面で「偶然重なり命つながる」と見出しをつけた(東京最終版)。朝日新聞は、陸自関係者の「(陸自施設に無事たどり着いたのは)いろんな偶然が重なったとしか考えられない」との見方を伝えた。日経新聞は、「健康な成人なら水だけで約1週間生存できるとされるが、小児で同様のデータは聞いたことがない。非常に珍しいケースではないか」という、小児医療センターの専門家の声を掲載した。


「偶然」「非常に珍しい」......専門家らをも驚かす展開だっただけに、ネットでも、にわかには信じられない、といった反応を示す声もある。「奇跡的だ、良かった」と好意的に受けとめる人がいる一方で、ツイッターなどには「不自然な点いっぱい」「不自然すぎるでしょ」といった声も挙がっている。

「想定外」だった陸自施設エリア

注目を集めている点のひとつは、「(不明になった)28日から(陸自宿舎に)いた」という大和君証言と、「30日の点検時に、誰の姿も見えなかった」とする陸自の説明の「矛盾」だ。見落としや、一時的に宿舎を離れていた可能性も考えられるが、「なぜ30日の時点で発見されなかったのか」は、ひとつの謎だ。


捜索範囲の問題では、発見された陸自施設は「想定外」だったとして探していなかった。このため、捜索の範囲設定が適切だったのか、と批判や疑問の声が出ている。一方で、「子供が険しい山道に入っていくはずがない」という、捜索のプロたちの「想定」を超える行動を取ったことになる大和君の足取りに不自然さを感じる人もいる。朝日新聞4日付朝刊によると、「(大和君が施設へ)どうやって来たのかは、はっきりしていない」。


また、1週間近くも「水だけ」で生き延びた状況ながら、自分で歩けるなど比較的元気なことにも驚きの声が出ている。大和君が搬送された市立函館病院の医師は3日の会見で「7日間頑張った割に、非常にしっかりしていると思います」と述べていた。


他にも、なぜ1週間近くも陸自施設から動いて助けを求めようとしなかったのか、逆に「遭難時に動かない」原則を知っていたのだとすると、なぜ親が「置き去り」現場へ「約5分後」に戻った時、その場にいなかったのか、といった疑問を呈する人もいる。

「推理」を披露する人も

J-CASTニュースが報じた一連の記事に寄せられたコメントの中には、

「誰かが保護してたんだろ。虐待を疑って帰さないでいるうちに出るに出れなくなったんじゃないかな」(6月3日11時すぎ)

といった「推理」も寄せられた。


また、発見前ではあるが、5月31日放送の「あさチャン!」(TBS系)では、神奈川県警の元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は、

「たまたま通りかかった人が、子供が泣いているのを見つけ保護して、早く連絡してあげようと思っているところに大捜索が始まった。ここで自分が名乗り出ると誘拐犯人と思われるかもしれないと、本当のことを言えなくなったということも考えられます。その線が強いかなという気がします」

と分析していた。


北海道警は、大和君の体調の回復を待って詳しい経緯を聴く方針だ。今後、どのような経緯が語られるのか。いずれにせよ、無事救出を喜ぶ声は多い。先に紹介したJ-CASTニュースのコメント(6月3日)の主は、「なんにせよ無事で良かったね」と発言を結んでいる



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医療とカネ

終末期医療など不要、麻薬をばんばん与えて、苦痛無く、夢でも見ながら死ぬようにさせればそれでいい。麻薬代が高い? 大麻などただでも育つだろう。麻薬の値段を吊り上げているのは国家とギャングではないか。私が瀕死の人間なら、麻薬投与以外は望まない。意識不明の植物人間状態で生かされても意味がない。家族にとっても、ただの迷惑な存在だろう。山に捨ててもいいと法律が許すなら、山に捨ててもらってもいい。
人間には「寿命」がある、というのは常識だったと思うのだが、今は「寿命」という概念が無くなって、「わたし、千年でも万年でも生きたいわ」(「不如帰」)という下品な思想が一般化してしまったのではないか。永遠に若いままで生きるような、「ポーの一族」ならまだしも、老化し、頭も体も劣化した幽鬼かゴミみたいな姿で永遠に生きるのはむしろ地獄だろう。そんなのは数百年前にスイフトが「ガリバー旅行記」で喝破していることだ。
医療機関がカネ儲け機関であるのは当然だが、歯止めが必要だ。それには、一般人が「医療を拒否する権利」「死ぬ権利」を大きな声で主張するべきだろう。もっとも、「健康維持のための医療」は絶対に必要だ。歯が痛いだけでも生活は半分地獄になる。
医療にカネをかけるより、風邪なら休め、というのを社会常識にすることなどが必要だ。風邪でも無理して出社するとか無理して登校する、という阿呆な社会慣習を無くすことだ。単なる健康維持のための医療(保健)には高額な治療は不要のはずである。その延長上に、「老化」は必然であり、病気ではない、「寿命」には無理に逆らうべきではない、という思想がある。




(以下「ネットゲリラ」より)直接には「ギャラリー酔いどれ」からの転載。



日本の医療費が増大している理由というのは、人工透析と終末期医療
そのほとんどの原因があるんだが、
海外では医療費に余裕がないので、人工透析はあまりしない。

若くして腎臓が悪くなったら、家族の腎臓を移植します。
これは100万円の手術代で済む。
また、宗教上の理由から、赤の他人に腎臓を提供する信者というのもいるらしいw 
日本では、家族以外からの移植はそもそも認められないが。

創価学会員はこういうの見習って、腎臓を提供すればいいのにw 
そしたら褒めてツカワすw それが人工透析だと毎年500万かかる。
医学会の最大の
利権」です。

医者を儲けさせるために、移植が進まないのだ。
また、終末期医療は患者が拒否できないので、これもまたやりたい放題w 
患者は死にかかっていて、意識がないんだものw 

まぁ、日本の医療は、システムとしてはキューバ並みの公平さと、
アメリカ並みの高度な設備、技術を兼ね備えているわけで、
トータルでは「世界一」だと思う。
TPPで何が起ころうが、まもり続けなければ。



次回の循環器受診では、いろいろ検査受けさせられる、心エコーとか。

自分的には何の異常も感じておらんのですがねぇ、

標準血圧なんて降圧剤売るため、無理矢理に基準下げておるはず、

加齢で血圧高めはアタリマエですよ。

また金かかるw 検査を断るわけにもいかんしねぇ。

ダルビッシュ快投、完全復活ですなぁw


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「この世界の片隅に」

映画は今年10月公開の予定らしい。見なくても、傑作だと分かるので、お勧めします。原作が傑作だし、監督は「マイマイ新子と千年の魔法」の監督だし。できれば、平和であることの意味を多くの人に伝えるためにも、夏の国政選挙の前に完成してほしかった。





雨宮さん @shoreamemiya

重版出来をご覧の皆様、重版といえば只今こうの史代さんの『この世界の片隅に』がアニメ映画化にさきがけて重版されております。私が宇宙で一番好きなマンガ家さんです。この機会に読んでみていただけたら幸いです。





(夢人追記)公式サイトから、この作品がいかに繊細に作られているかの例。夏と冬の空の色からして違う。




スタッフルームだより #13


最近「空気つぎ」が広島弁じゃゆうことを知って衝撃を受けた、監督助手の三宅です。今回は「色彩編 その3」をお届けします!


 


1【画像1:2人のすずさん】


 


ここに2人のすずさんがいます。左は昭和8年冬のすずさん。右は昭和10年夏のすずさん。夏のすずさん、こんがり日焼けしとりますね! 肌だけではなく服装も、夏のすずさんは冬に比べてかなり彩度が高く塗られています。同じ作品でこんなに色が違うてええんでしょうか? 秘密は背景にあるみたいですよ。


 


 


2【画像2:2人のすずさんと風景】


 


それぞれのシーンの背景美術の上に立たせてみました。


冬のすずさんからは、ツンと冷えた空気の中に注ぐ真冬の鈍くてやわらかい光を、夏のすずさんからは、ギラギラと照りつける太陽に照らされた鮮やかな思い出を感じて頂けるのではないでしょうか!


 


この作品では、シーンごとの背景美術に合わせてキャラクターの色を作っています。これは、かなり豪華な作り方なんだそうです!


 


 


3【画像3:美監さんも加えて色チェック中】


 


片渕監督と色彩さん、それに美術監督さんも加わって色を作っているところです。この色チェックでは、何とキャラクターの色に合わせて美術の色が決定しました。


 


 


4【画像4:色とりどりの小物たち】


 


小物に関しても、1カットずつ片渕監督が色をチェックして決めています。こんな細かい小物の一つひとつまで、監督の目が入っているんです。


 


キャラクター・小物の色と背景美術の色を一緒に決めていく過程は、個々の物を塗っているというよりは、まるでその瞬間の空気に色を塗っていくようです。こうして各シーンの色が出来上がり、『この世界の片隅に』は色で満ち溢れていきます。


 


皆さんのお気に入りのシーンはどんな色彩で満ちるのか……どうぞご期待下さい!


 


~・~・~・~・~・~・~・~・~







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民間と自衛隊の境界地域

7歳の子供の行動能力を過小評価した結果、これほど長期の捜索と大騒ぎになったようだが、自衛隊は、失踪現場と演習地域が近接していることに誰も気づかなかったのだろうか。大和君の発見は自衛隊が自発的に大和君捜索をして見つけたのではなく、偶然に見つけたらしいのだから、逆に、この宿舎に用がなければ、大和君はそこで衰弱死していた可能性もあったのではないか。見つかったからいい、というものではないだろう。
私が推測したように、警察や役場の「自衛隊に対する遠慮」があったのでなければいいのだが。仮に日本の中で「自衛隊の聖域化」が進行しているなら、大きな問題だろう。
出来事の表面だけで問題を考えてはならない。
ちょっと、映画「野生の証明」(秀作です)を思い出した。



(以下引用)


一体いつ小屋の中に?(画像はイメージ)J-CASTニュース

ざっくり言うと

  • 3日朝、北海道で不明になっていた男児が陸上自衛隊演習場内で保護された
  • 演習場内が捜索対象外だった理由について、七飯町が説明
  • 「夜ではそこまでの行動はしないだろうと、捜索範囲を決めました」という



大和君が歩いた約10キロの上り坂 その先の演習場は捜索せず




北東方向の演習場までかなりあるが…(下の★が行方不明となった辺り、上の★が演習場の小屋。グーグルアースより)

写真拡大



北海道で無事保護された北斗市立浜分小2年の田野岡大和(やまと)君(7)は、「置き去り」から7日間の様子が少しずつ分かってきた。それは「大人」の想像を超えた子供の行動だった。


おにぎりを手にした大和君は、やや痩せた様子はあるものの、顔色もよくしっかりと立っている。これは、2016年6月3日放送の日テレ系「ミヤネ屋」が入手したという写真の姿だ。

「置き去り」場所から続く林道

報道によると、大和君は5月28日17時ごろに七飯(ななえ)町の林道で置き去りにされた後、「山の中を歩いてきた」と話した。この日の夜のうちに、隣の鹿部町にある陸上自衛隊駒ケ岳演習場内の宿舎にたどり着き、そこで水道水を飲むだけで1週間を過ごしてきたという。


ここは、置き去りの現場からは、北東へ直線距離で6キロ離れている。警察などでは、現場から15キロ四方を捜索しており、演習場内は対象外になっていた。


そんな中で、大和君は、どうやってここまでたどり着いたのだろうか。


七飯町の総務財政課によると、置き去りの現場は三叉路の分岐点になっている。大和君はそこで、父親が運転していた車が通った道とは違う道に入ったらしい。ここも林道になっており、そのまま行くと演習場で行き止まりになっていた。この林道一帯も捜索したというが、演習場内は捜索しなかった。

「砂利道の上り坂になっており、大人でも約10キロを歩いて2時間ではとても演習場まで行けないようなところです。7歳の子供の行動範囲を考えると、あえて山に向かうことは考えられません。それも夜ではそこまでの行動はしないだろうと、捜索範囲を決めました」

町では、演習場まで捜索に含めなかった理由をこう説明した。

「医学的に見ても、奇跡的だと思います」

前出の「ミヤネ屋」では、田野岡大和君が歩いたとみられる林道をリポーターが実際に歩く様子を紹介した。


車が1台は通れるような砂利道だったものの、大人でも2、3時間で上るのはきついとリポーターが報告していた。


陸上自衛隊第11旅団の広報室では、J-CASTニュースの取材に対し、駒ケ岳演習場の出入り口は、5月28日はどこもカギが閉まっていたと説明した。


ただ、演習場の境界は、ポールを立ててロープでつないだり、簡易的なフェンスが張っていたりするだけになっている。立ち入り禁止の看板は出していたというが、道を少し逸れれば演習場内に入ることはできるそうだ。


大和君は、何らかの方法で演習場内に入り、宿舎を見つけたらしい。宿舎のドアの1つはカギが開いており、そこから中に入っていた。夜は、宿舎内に積んであるマットレスにくるまって寒さをしのいでいた。


医師の木下博勝さんは、「ミヤネ屋」の取材で、大和君が無事だったのは、「医学的に見ても、奇跡的だと思います」と明かした。


子供の虐待で1か月ぐらい水分しか与えられなくても生存できたケースがあるといい、「ラッキーだったのは、水分を摂っていたこと」だとした。ただ、低体温になると体の機能がすべて低下してしまうとし、大和君は、あまり動き回らず夜はマットにくるまっていたことが大きかったと指摘した。




(追記)今、「泉の波立ち」を読んだら、記事の最後で私と似た発言があったので、参考までに載せておく。この部分には、当然同感である。赤字部分は夢人による強調。


 いろいろと考えてみると、今回、警察や自衛隊は、まったく大失態をしたと言える。
 特に、警察は、「演習場を捜索対象からはずす」という大失態をした。これはまるで、「警察にとって自衛隊は聖域だから入れない」と遠慮しているようなものだ。
 また、自衛隊は、「最初に自分たちの場所を捜す」という初歩の初歩を取らなかった。「バカな警察隊の捜せなかったところを捜してやろう」とでも思ったのだろう。肝心の自分たちの場所を捜す気すらなかった。灯台もと暗しどころじゃない。呆れられても仕方あるまい。(こんなことだと、外国のスパイを捜索することなど、とても無理だろう。子供一人すら捜し出せないのに。)

 今回、少年の命が助かったのは、あくまで偶然による。冒頭にも述べたように、自衛隊員が少年を発見したのではない。たまたま遭遇しただけだ。それも、「捜索をやめたから」こそ、遭遇できただけだ。「捜索による発見」は、完全に失敗したのである。
 仮に、このまま捜索し続けていたとしたら、少年は(見つからないまま)死んでいたかもしれない。その危険はある。
 「今回は発見されたから良かった。終わりよければすべて良し」
 なんてふうには評価できないのだ。警察と自衛隊の大失態は、とうてい看過できるレベルではない。大いに反省するべきだ。

( ※ なのに、報道を見る限り、警察と自衛隊の失態を指摘する声は、ほとんど皆無である。マスコミもまた、警察と自衛隊の同類で、無能の極みであろう。問題点の指摘すらできないのだから。)

( ※ 特に、本項の冒頭を読んでほしい。3日には、捜索態勢は半減され、捜索本部は解散すると決まっていたのだ。つまり、見殺しである。状況はこれほどにもひどかったのだ。この方針を告げられて、受け入れたとき、父親はおそらく「死」を覚悟したはずだ。それがどれほどむごいことか、想像してみるがいい。)

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リベラルとは何か

「リベラルって何?」という質問への回答だが、これは名回答だと思う。もしかして、「ネットゲリラ」常連のtanuki氏か? 
要するに、リベラルは「アメリカ政治の概念」であり、がちがちのキリスト教原理主義的保守思想に対立するものだから、日本などには適用すべきではない概念だ、ということだろう。
もちろん、保守よりは革新に親和性がある思想だから、日本の革新がリベラルと呼ばれるのは自然の流れである。しかし、その敵対存在が、「キリスト教原理主義的保守」ではなく、「国家神道的(皇国思想的)保守」である、というのは大きな違いだ。
まあ、いずれにしても、「縛る」か「ルーズにする」かの違いではある。問題は、縛るから悪い、ルーズだから悪い、と一概には言えないことで、にも関わらず、その対立が狂信的な党派性にまで発展しがちなことだ。

なお、最近はやりの「リバタリアン」となると、何を意味するのか、私は分からない。「新自由主義者」のことか? 


 

その国がそれまで基本としてきた考え方に対して、「もうちょっと、ルーズにしていいんちゃう?」というのがリベラルや自由主義。


アメリカだとキリスト教原理主義からの逸脱を許すのがリベラルとなります。




(夢人追記)いい機会なので、リバタリアン(リバタリアニズム)についても調べてみた。まあ、キチガイの思想である。


リバタリアニズム【libertarianism】

  1. 他者の自由を侵害しない限りにおける、各人のあらゆる自由を尊重しようとする思想的立場。自由主義が20世紀以降、個人の社会的自由の達成ために、私企業などの経済的自由の抑制や、福祉などによる富の再分配を是認してきたのに対し、それらをも最小化すべきとする。自由至上主義。完全自由主義。
  1. [補説]新自由主義と似るが、これが経済的自由を重視するのに対し、リバタリアニズムはそれだけでなく社会的自由も強調する。権威への不服従や婚姻制度の廃止、銃器・薬物・売春・同性愛の是認などを唱えるため、伝統的保守思想と対立する。








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子供の「保護責任」

例の事件の、父親の証言(証言そのものではなく、第三者がまとめたもの)だけ取り出してみたが、これでは疑われても仕方がないかなあ、という気になる。だが、自分がその立場だったら、同じようなことになるのではないか。子供が何を着ていたか、なんて、普通の男が覚えているだろうか。自分が着るものにも興味が無い男は多いのではないか。他人をじろじろ見るのは失礼だろうから、私はロクに他人を観察したことも無い。見たらすぐに忘れる。自分の関心を惹かなかったものはすぐに忘れるのだ。何かの犯罪の証言者(あるいは警官や探偵やスパイ)としては私ほど無能な人間はいない。記憶力が無いから、自分のついた嘘に整合性を持たせることもできない。だから、嘘をつけないので、仕方なしに正直者でいるwww
ところで、この事件そのものについてだが、何とも言い難い。迷子事件かもしれないし、誘拐事件かもしれないし、殺人事件かもしれない。あれこれ推測や邪推が飛び交っているわけだが、父親の発言が二転三転していることだけを取り上げて、家庭内での殺人だ、とする意見もあるようだ。これは、人間の頭はきちんと整理されているものだ、という仮定に基づいた、「ネット民」的な考えではないか。彼らの粗探し能力は凄いが、人間は粗だらけのものだろうwww
もちろん、「しつけ」のために子供を山道に放置する、というのは阿呆の極みだが、ありうることだろう。そして、5分(10分か)ほどの間に子供がその場を離れ、山の中に迷い込むこともありうることだ。
ところで、私がよく見る光景だが、買い物などの途中で、2,3歳くらいの幼児が母親が顔見知りなどと立ち話に夢中になっている間に、ふらふらとその場を離れていることがある。下手をしたら、大事故である。実際、大事故につながった例も多いだろう。この「山中置き去り(?)事件」よりも、悪質な「犯罪」だ、と言えば、言い過ぎだろうか。
子供の「保護責任」をいい加減にしていながら、たまたま無事であったにすぎない親はゴマンといると思う。


(以下引用)
106: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/06/02(木) 12:26:20.95 ID:foQwBKjka.net
父親:タケノコ掘りに行ったら居なくなった
警察:タケノコ掘りの時期終わっただろ
父親:フキ採りに行ったら居なくなった
警察:じゃ採ったフキ見せて
父親:虐待と思われるのが嫌で嘘つきました
父親:公園で人や車に石投げてたから躾で山に置き去りにしました
警察:公園で聞きこんだけどその時間帯に目撃した人居ないよ?
父親;実は川原で人や車に石投げてたから躾で山に置き去りにしました(真偽不明)
父親:服装は白色と緑色のストライプのTシャツ・紺色のジーパン(嘘でした)
父親:服装は胸にアルファベット文字の入った黒いTシャツ、紺色のジャージー、
赤色い運動靴(真偽不明)
父親:5分ほど置き去りにしました
警察;本当に?
父親:もしかしたら10分ほどだったかも知れない
父親:ここで置き去りにしました
警察:警察犬の反応から見てここじゃないみたいなんだけど?
父親:ここに置き去りにしたがすぐ追いかけて来たので
一旦車に乗せ再度別の場所に置き去りにしました(真偽不明)
父親:置き去りにした後に対向車線を2台の車が通り抜けました(真偽不明)
姉:父親が弟と山菜を採りに行くと山に入って行きました 
私と母は車の中で待ってました(えっ?えっ?)
121: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/06/02(木) 12:27:59.22 ID:+wOJmumvK.net
>>106
こマ?
131: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/06/02(木) 12:29:00.58 ID:Dhtr2FG60.net
>>121
マジやで
まあ多少悪意ある書き方だけど事実はあってる



(夢人追記)今朝、見つかったようだ。4日か5日ほど行方不明だったと思うが、「衰弱の様子なし」というのはなぜだろう。このほうがミステリーである。自衛隊演習地内で見つかったようだが、だから発見が遅れたのではないか。つまり、警察が遠慮して、最初はそこを探さなかったのか、という気もするが、まあ、詳しい事情はこれから分かるだろう。とりあえず、この家族はほっとしただろう。だが、子供をこういう目に遭わせたことで、両親が社会的非難を浴びることは免れられそうにない。


北海道男児不明:小2を保護…名前名乗る、衰弱の様子なし


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 3日午前7時50分ごろ、北海道鹿部町内の陸上自衛隊の駒ケ岳演習場内で、5月28日から行方不明となっていた北斗市追分4の小学2年、田野岡大和さん(7)が見つかった。北海道警によると、隊員が施設で発見した。大和さんが自ら隊員に名前を名乗り出たという。目立った外傷はなく、衰弱した様子もないという。病院で検査を受けた後、詳しい事情を聴く方針。


 道警によると、発見場所は、行方が分からなくなった七飯町の山中から6〜7キロ離れている。


 大和さんは28日午後5時ごろ、両親と姉の家族4人で鹿部町の公園に車で遊びに行き、帰宅中に七飯町の林道沿いの山林で1人置き去りにされた。家族は当初、山菜採りの途中ではぐれて行方が分からなくなったと説明していたが、その後父親(44)は「公園で人や車に石を投げつけたため、しつけの意味で置き去りにした」と説明を翻した。


 父親は車で数百メートル走った後、歩いて約5分後に戻ったが、大和さんの姿はなかったと話しているという。【遠藤修平、澤俊太郎】




(追記2)気温7度なら、雨に打たれたら凍死しないか。いろいろとおかしな事件である。おそらく、終わった事件だから、もう騒ぐ人もあまりいなくなるとは思うが。



136:2016/06/03(金) 09:27:52.08 ID:ASNnw+We0.net
> やまと君(7歳)のスペック

・たった5分~10分で親父を煙に巻き、姿を隠す
・サバイバル5日間のうち、3日間は大雨&雷雨
・気温7度のなか5日間もTシャツ一丁で駒ケ岳山麓を横断
・その間、警察、消防、自衛隊の捜索をもかいくぐる
・置き去り場所から自衛隊駐屯地まで橋のない川が3つ
・峠すら越し、真逆の自衛隊駐屯地に出現


将来有望








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