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「公務員の害悪」は、実は「上級公務員の害悪」である

私は「公務員」を分けて、「上級公務員」と「下級公務員」と認識したらいいと思う。下級公務員はあなたや私の隣にいる、そして自分の親兄弟や親戚の中にいくらでもいる庶民である。

一般大衆の敵は上級公務員であり、それは「官僚」と呼ぶのがいいのではないか。辞書的には官僚は役人のこととされているが、官僚とは公務員全体を指すというより上級公務員を指すというのが一般的イメージだろう。市役所の窓口の娘さんをあなたは「官僚」と呼びますか?

日本を現在のような地獄(貧困化と格差社会、モラル喪失)にしたのは経済界と政界と官僚の犯罪によるものだ。「公務員」の罪ではない。

  1. 小田嶋隆 @tako_ashi 10時間前
  1. 投資だからといってすべての出費が免罪されるわけではありません。有益な投資もあれば無駄な投資もあります。ついでに申し上げればですが、公務員への給与の支払いを「消費」として分類する考え方には賛成できません。
  1. 【バンパク】 (1)万事パクリで済ます制作態度 (2)ばんばんパクるさま 用例:「つーか、あのヒトは基本がバンパクだから作家的な価値は永遠にゼロだよね」
    1. 一過性のイベントへの出費については「緊縮脳に陥るな」「経済効果で景気浮揚」「たいした金額じゃない」てなことでえらく寛大な一方で、公務員の給与だとかが相手だと「既得権益を許すな」「民間なら考えられない」と、いきなり緊縮マインドになる人たちがいますね。



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背信とは何か

物事を論理的に考えるには、「問題となっている事柄を分けて捉える」ことだ、というのが私が高校生のころにデカルトの「方法序説」を読んで得た思考鉄則で、これは私が学んだことの中で一生を通じてもっとも有益なことだった。その後、「荀子」を読んで、言葉が正確に定義されないままに議論を行っても無駄だ、という「正名論」にも感銘を受け、何かを考える場合は、使用されている言葉の定義が何かということから考える習慣をつけるように努力してきた。
世の中の思想的混乱は、だいたいはこの2点があいまいであることから来ているようだ。つまり、「複数の要素を持つ事柄を丸ごと論じている」か、「言葉そのものが曖昧である」かである。
下でこれから書く「背信とは何か」についても、その2点での思考が中心となっている。

先に、「背信」を二つに分けておく。

1:意図的な裏切りとしての背信。
2:誠実に努力したが運が悪かったり能力不足などのために結果を出せなかった場合の背信。

の二つであるが、おそらく多くの人は頭の中でこの二つを分けていないと思う。

スポーツ新聞を読む人は良く知っているだろうが、大事な試合などで序盤に滅多打ちされ、敗戦の主な原因になった投手をスポーツ紙は「○○投手背信投球」などと書くことが多い。
私はこうした見出しに非常な不快感を持つ者だが、それがなぜか、ということが以下の議論の主題である。
さて、背信とは「信頼に背くこと」である。それはいい。だが、背信という言葉は、実際には「裏切り行為」のニュアンスが籠められているのである。実際、「信頼を裏切った」のだから、「背信」と言われて当然だ、と言う人もいるだろう。だが、「裏切り」という言葉は、明らかに「モラルに反した行為をした」という含意があり、それは「背信」でも同じなのである。
要するに、監督の期待(信頼)に応えることができなかった投手は「裏切り者」である、というのが「背信投球」の含意であるわけだが、そこで考えたいのが「信頼に応えられなかったこと」や「期待を裏切ること」はこうした悪罵を投げつけられて当然の行為なのだろうかということだ。人間である以上、その日の調子もあって、相手打線に打ち込まれることもあるし、投球が思いのままにコントロールできないこともある。それが、これほど非難されるようなことなのか、ということを私は言いたいわけだ。
言葉に神経質すぎる、と私自身が批判されそうだが、言葉は思考の基本道具であり、思考は感情を動かすものだ。つまり、マスコミなどが使う言葉は大衆を洗脳するのである。だから、我々はマスコミの使う言葉にはどんなに神経質になってもなりすぎることはない。

実は、本題はその先にある。
「背信」において非難されるべきは、本当は、「信じるべきでない相手を信じた人間」、つまり、野球であれば打ち込まれた投手ではなく、その投手に試合を任せた監督ではないか、ということだ。ところが、関西のスポーツ紙で「能見背信投球」とか「藤浪背信投球」という見出しは毎日のように見るが、「金本背信采配」という見出しは見たことがない。関東でも同じだろう。「内海背信投球」とか「澤村背信投球」とかはあっても「高橋背信采配」は見出しにならないはずだ。だが、敗戦の最大の責任者は監督であるのは言わずと知れたことである。
要するに、不祥事があった場合、経営者の責任がほとんど問われないのと同じことなのである。すべては現場の責任になり、その現場でも、本当は命令者の責任であるのが実行者だけの責任とされる。
「泣いて(涙を振るって)馬謖を斬る」という言葉がある。
諸葛孔明のファンである人々には済まないが、敗戦の本当の責任は、馬謖という無能な将をこの戦の責任者として任命した孔明にあるのではないか。馬謖が単なる口先だけの男であり、いわゆる「学校秀才」にすぎなかったとして、非難されるべきは、大事な戦にそういう男を将にした孔明である、と私は思う。いわゆる「任命責任」だ。本当の責任は任命者にこそある。
「泣いて馬謖を斬る」という言葉も、「本当の責任者の責任を見えなくした」害悪のある言葉だと思う。どこの組織でも、一番のトップは自分は責任を取らず、下の者に責任を押し付けるものだ。その代表的な例がこの孔明と馬謖のエピソードだと思う。













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高千穂大量殺人事件

奇妙な事件なので、メモとして保存しておく。
通常なら、外部犯による家族全員の殺害か、行方不明である家族の一員による無理心中と推測するところだが、家族以外の人間が一人殺されているのが奇妙だ。
また、川原で見つかった死体(これも行方不明の昌大さんと見るのが当然だと思うが)が、性別不明とされているのが奇妙だ。腐敗か白骨化している古い死体でなければ、そんなのは一見すればすぐに分かるだろう。なぜ性別不明なのか。写真のキャプションを見ると、昌大さんが橋から飛び降り自殺した、その遺体だと見られているようで、遺体の詳細が確認される前に記事が書かれたとしたら、ずいぶん気の早い(あるいは粗忽な)記事である。
当主の保生さんがいなくなっているのは、保生さんが家族全員を殺して逃亡したと見るのが普通だろうが、遺体の中に家族以外の人間(昌大さんの知人男性らしい)が含まれているのは、たまたま現場に居合わせてとばっちりを食ったのか何なのか。また川原の遺体が昌大さんなら、彼だけ別の現場で殺されたのか、それとも昌大さんが家族と知人を殺して川原に来て自殺したのか。それなら、保生さん(あるいはその死体)はどこへ行ったのか。


(以下引用)





飯干昌大さんが飛び降りたとみられる橋の上を調べる捜査員ら=宮崎県高千穂町で2018年11月26日午後7時21分、森園道子撮影 © 毎日新聞 飯干昌大さんが飛び降りたとみられる橋の上を調べる捜査員ら=宮崎県高千穂町で2018年11月26日午後7時21分、森園道子撮影

 静かな山あいの集落で26日、女児1人を含む6人が痛ましい遺体で見つかった。宮崎県高千穂町押方(おしかた)の民家で6人が殺害されたとみられる事件。一体、何があったのか。付近の住民らは不安な夜を過ごした。【清水晃平、城島勇人、中里顕】


 「こんな小さな集落で殺人事件が起きるとは……」。近くの50代女性は声を震わせた。見つかった6遺体は、民家に住む飯干保生(いいほしやすお)さん(72)一家6人のうち次男の昌大(まさひろ)さん(42)を除く5人と、昌大さんの知人男性とみられている。女性は「仲の良さそうな一家で、女の子はまだ幼いのに。可哀そうに……」と涙ながらに話した。


 連絡が取れなくなっている保生さんは、牛の生産をしながら茶や米、シイタケなどを作っていた。元JA職員の男性(74)は「飯干さんはJAの組合員で真面目でいい人だった。無事でいてほしい」と祈るように話した。昌大さんは同県五ケ瀬町の木材会社に勤務していたという。


 昌大さんの長女で小学2年の唯さん(7)が通う小学校も対応に追われた。教頭によると、26日朝に登校してこないため、担任が自宅と両親の携帯電話に電話したがつながらなかった。教頭が自宅を訪ねても不在で玄関の引き戸には鍵がかかっていた。午後になって報道で事件を知ったという。同小はこの日、全児童の保護者に迎えに来るよう連絡した。


 6人の遺体が見つかった民家から西に約300メートルの地点では、現場につながる上り坂の道路が警察車両などで封鎖され、県警の職員が警備にあたった。付近には街灯がなく、車1台が通れるほどの山道だが、現場近くには報道関係者が多く詰めかけ一時騒然とした。


 飯干さん方の北東約2.5キロにある「神都高千穂大橋」では26日午後4時ごろ、欄干下115メートルを流れる五ケ瀬川で性別不明の遺体がうつぶせで一部が水没した状態で見つかった。橋のたもとには、昌大さんが乗っていたとみられる白い軽乗用車が放置されており、川では遺体の引き揚げ作業が続けられた。


 近くの住民らによると、昌大さんは木材を運ぶ運転手をしており、朝早く自宅を出て夜遅くまで仕事をしていた。25日までは同社の慰安旅行に出掛けていたという。









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ビジネスの怖さ

ビジネスというのは多くの場合騙し合いだし、その世界では騙されるほうが悪いのである。要するに、そういう覚悟の無い人間や人を見る目の無い人間がビジネスをやるべきではない。
簡単な比喩を使えば、紳士服を着た猛獣たちがうろつくジャングルだ。
契約書も読まないで契約するような人間は、裸でライオンや虎の前に平気で出る人間である。つまり、人間ではなく人肉という餌にすぎない。




さんがリツイート

もうこれで何人も後輩が食い物にされかけてるの止めたからほんっっっとうに気をつけて、やばいところは平然と「有料で売るけど貴方に印税ありません」とか「原作権貰います(こっちが好きに改変できますし好き勝手に使えます)」とか書いてあるからなマジで





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この入管には窓口はありません。つまり誰も通しません。

ネットの一部でたまに名前を聞く「めいろま」だが、ネットやマスコミによく出てくる「商売言論人」で、体制擁護発言が多いように思う。確か、電通出ではなかったか。
下のツィートは書いている内容のアホさが際立っているが、彼女(女性だと思う)を持ち上げる連中も、これで彼女のアホさがよく分かったのではないか。
中でも、特にアホなのが、「窓口はあるわ」で、窓口の無い入管があるか!


(以下引用)




さんがリツイート

問題にされているのは、日本の入官の窓口サービスや広報ではなく、収容者の人権や処遇です。日本の警察官は概ね親切だし、職務熱心だし賄賂も受けとりませんが、そのことにより、取調室における自白の強要、録音録画が義務付けられず、弁護人の立会いもない取調べの問題性が否定されないのと一緒です。




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全人類的な精子減少はすでに現実

大阪が万博開催地に決まったようで、記念にこれを載せておく。最初の大阪万博で既に人類の未来(主に日本の未来)を見通していた小松左京は凄い。



大阪万博、今度のは小松左京の書いた、SEXPO'69で行こう! 
『万国衛生博覧会』 
テーマは「人類のインポとチョンガ」


  1. (万博関連で、こちらも追記。まったく日本人は進歩しない。アホの極みである。)
  2. 小田嶋隆 @tako_ashi 17時間前
  1. NHKの番組の司会者は万博招致決定を 「うれしいニュースがはいってきました」  という第一声とともに紹介した。 「ああ、こういう伝え方になるのか」  と思った。  賛否のあった事柄でも決まってしまえば、全国民的な「うれしいニュース」になる。  われわれはまるで成長していない。
  2. 99件の返信 4,338件のリツイート 7,288 いいね
  1. 現地では、おそらく「国からカネを引っ張ってくる口実としての万博」に反対の声をあげにくい空気が蔓延しているのであろうからして、せめて部外者が反対してあげないといけない。
  2. 3件の返信 327件のリツイート 444 いいね
    1. 招致の賛否を問う段階では反対派の意見も応分に紹介されていた。それが、招致が決定すると反対派の声は「なかったこと」にされる。一夜にして「もう決まったことなのだから一丸となって協力しよう」という空気ができあがる。東京五輪の時も同じだった。たぶん先の大戦でも同様の空気だったはず。
    2. 34件の返信 2,275件のリツイート 2,873 いいね






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馬ッ鹿ーナ、ガッバーナ

どうでもいいが、ガッバーナの中国への悪口の内容が凄い。これからその国でビジネス展開をしようという相手に対し、よくこれだけヘイトスピーチを書けるものだ。
後で、これはアカウントを盗まれたのであり、自分が書いたのではないと弁明しているが、明らかに嘘だろう。それなら謝罪するほうがおかしいではないか。
まあ、白人種の有色人種差別根性が表に出ただけの話である。

(以下引用)


1 2018/11/23(金) 20:11:11.43 ID:CAP_USER9

ドルチェ&ガッバーナ、創立者2人が動画で謝罪「世界中の中国人の方に謝りたい」


イタリアのファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」は11月23日、告知動画やデザイナーのステファノ・ガッバーナ氏の「発言」が中国国内で批判を浴びたことを受け、中国のSNS「Weibo」やTwitterなどに謝罪動画を投稿した。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

動画は1分半ほどで、ガッバーナ氏とドメニコ・ドルチェ氏の2人が、中国人に対する謝罪や中国文化への愛着の言葉を述べた。

ガッバーナ氏は「私たちは、世界中の中国人の方に謝りたい」と謝意を示し、ドルチェ氏も「私たちは、中国のことが大好きです。今までたくさんの都市を訪れ、中国の文化が大好きです」と語った。

動画の最後には「心から、許していただきたい」と述べた後、2人で声を揃えて、「対不起(申し訳ありません)」と中国語で改めて謝罪した。

一連の騒動では、ドルガバ社が投稿した「ピザを箸を食べる動画」(現在は削除済み)が物議をかもした上、ガッバーナ氏が中国人を侮辱したやりとりとされるスクリーンショットが拡散。批判の声が高まり、上海で予定していたファッションショーのモデルのキャンセルが相次いだ。

騒動を受けてドルガバ社は、Instagramに投稿した声明の中で謝罪し、さらにショーも中止すると発表。一方で、ガッバーナ氏とドルガバ社のInstagramアカウントがハッキングされたと釈明し、法律事務所による緊急調査を実施していると明かしていた。



https://www.instagram.com/p/BqbgvLinF1w/

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181123-00010003-huffpost-int








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職業:
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趣味:
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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