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超訳「踊るドワーフ」#7

私は一人で目覚めた。俯けにベッドに寝ていて、体は汗で濡れていた。窓の外に鳥がいた。いつもそこに見える鳥とは違うように感じられた。
私は注意深く顔を洗い、ひげを剃り、パンをトースターに入れ、コーヒーのための湯を沸かした。猫に餌をやり、水を換え、ネクタイを締め、靴紐を結んだ。そして製象工場(「製造」ではない。)へのバスに乗った。
言うまでもなく、象を作るのは簡単ではない。第一に、象は大きいし、複雑だ。ヘアピンや色鉛筆を作るのとはわけがちがう。工場の敷地は巨大で、幾つかの建物から工場はできている。それぞれの建物もまた大きく、それぞれのセクションは色分けされている。その月の私は耳セクションに配置されていたので、私は天井と柱が黄色い建物で働いていた。私のヘルメットとズボンも同様に黄色だった。そこで私がやることは耳を作ることだけだった。ひと月前は私は緑色の建物で働き、緑のヘルメットをかぶり緑のズボンをはいて頭を作っていた。私たちは月ごとにセクションから別のセクションにジプシーのように移動していた。それが会社の方針だった。そうすることで、私たちは誰でも象がどんな風に見えるのか完璧に形作ることができたわけだ。耳だけとか、あるいは足の爪だけとかを一生作ることは誰にも許されていなかった。管理者たちは我々の動きをコントロールするチャートを示し、我々はそのチャートに従った。

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2006年時点での「統一教会と安部晋三」

カマヤン氏は思想的偏見が多いと思うが、こんな早い段階(2006年時点)から統一教会問題に関心を持ち、統一教会や安倍晋三の本質を明確に把握していたのは凄いと思う。

(以下引用)

安倍晋三が統一協会に加担する責任を、紀藤正樹弁護士が問う

 

紀藤正樹弁護士のブログから。


http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2006/06/post_ec9c.html
その統一教会に加担する安倍晋三官房長官は、行政官として、また政治家として重大な責任があります。資質としても問題でしょう。今回の祝電事件は、あまりにも、その責任は重いと思います。
辞任してその責任を明確にし、あわせて、この機に「統一教会の違法性」を明確に問い、行政のトップの1人として、指導力を発揮すべきです。そうすることが本当に責任をとったことになると思います。


統一協会霊感商法について紀藤正樹弁護士が記述している。以下に箇条書きに直し紹介する。
1;統一協会霊感商法被害に対する弁護士活動は、昭和62年2月に始まった。
2;昭和62年5月、「全国霊感商法対策弁護士連絡会」が約300名の弁護士により結成された。
3;統一協会霊感商法での被害相談は、約19年間に計2万6000件、940億円を超える。
4;統一協会は、韓国国籍の訴外文鮮明を創始者であり且つ救世主(メシア)であるとし、「原理講論」を経典とする宗教団体であり、日本国内においては、昭和39年に設立登記された所轄庁を被告文部科学省とする宗教法人である。
5;統一協会は、目的を一切秘して被害者をビデオセンターに誘い込む詐欺的伝道を行なう。目的は霊感商法による違法な資金獲得活動と伝道(洗脳)である。
6;統一協会にとって合同結婚式勧誘活動は統一協会の宗教活動の根幹部分である。合同結婚式勧誘活動は、最高裁判所で違法性を認められた。
7;統一協会は信者を使って、霊感商法など違法な資金獲得活動を組織的に行ってきた。
8;統一協会の活動は、「宗教法人が行う公益事業以外の事業について第6条第2項の規定に違反する事実」(宗教法人法79条、同78条の2、1項1号)、「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」(宗教法人法81条1項1号、同78条の2、1項3号)、「宗教団体の目的を著しく逸脱した行為」(宗教法人法81条1項2号、同78条の2、1項2号)である。統一協会は違法集団と呼んでよい宗教法人である。
9;最高裁判所の判決が出された後も統一協会による被害は続いている。統一協会は遵法意識を著しく欠いている。民事的な解決では被告統一協会の暴走を止めるのは難しい。被告統一協会の暴走を放置してきた行政の怠慢は甚だしい。
統一協会は、文部科学省管轄事業なんだね。
紀藤正樹弁護士は、殺害された石井紘基議員の友人だった。

安倍晋三統一協会は地獄の業火に焼かれるべきであると考える同志は、 をクリックされたし。

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ビジネス(金儲け)とモラル

「大摩邇」所載の「ナカムラクリニック」記事の一部である。
私は中学生くらいのころに、「実は永久に切れ味が変わらない剃刀や、寿命が永久的な電灯(蛍光灯だったか)は既に発明されているが、大企業によってその発明は封印されている」という考えをハインラインの短編小説の中で読んで、その真実味の深さに驚いて、その考えを今も持ち続けている。つまり、ビジネスの世界とは、正義とは相反するものであることが多いということで、それ自体は真実だろう。正当な手段ではまったく利益にならないことを、違法な手段でやれば巨富が得られるならば、ビジネスとはもともと「カネ儲け」なのだから、やるのが当たり前だろう。とすると、資本主義社会の成功者とはどういう人格の人間なのか、想像がつく。そして、DSとは、その中心にいる存在なのである
本当のSDGs(最初「SGDs」と書いて、今、読み直して、それでは「セックス大好きガールズ」に合わないな、と発見して書き直した。こうした暗記法は便利であるww)とは、人類に無限の恩恵を与える太陽や自然のエネルギー(水の自然循環や植物の光合成などもそのひとつ)を真っ当に利用するのが王道であって、DSが強引に進めている昆虫食や人体改造などとは無縁のものだ。

(以下引用)


GcMAFは蓄積したナガラーゼを排出する。だから、自閉症に効くばかりではない。癌にも自己免疫疾患にも効いてしまう。現代医学では治療法がないとされている難病が、GcMAFで治ってしまうということになる。
この治療法が多くの人の知るところになればどうなるか?「世界から難病がなくなり病気に苦しむ人が救われる。すばらしいことだ」と思われるかもしれない。しかし製薬会社にとってはそうではない。自社の開発した薬(抗癌剤、膠原病治療薬など)が売れなくなってしまう。つまり、本当に人を治癒させる薬の存在は、製薬利権にとって極めて不都合なんです。ときどき突出した天才が難病治療薬を開発してしまうのだが、製薬会社はその動きを察知するや否や、すぐさまその動きを封じる。実際、ブラッドストリート博士の研究室は、博士の死の1週間前、政府の下部組織から強制捜査が入った。「未承認の薬剤を患者に投与した」疑いで。


難病を治す薬やフリーエネルギーを生み出す機関など、人類の福祉に役立つ技術は、こんなふうにして潰されてきました。

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永遠の紛争地帯としての東欧

「櫻井ジャーナル」記事から、地図だけ転載。
東欧(東欧全体が世界の火薬庫のようなものだww)関係の話は、国と国の位置関係が分かりにくいので、こういう簡略化した地図は非常に有益である。

(以下引用)






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超訳「踊るドワーフ」#6

ドワーフは踊り続け、私のブドウを食べた。太陽が沈み、地上が森の影で覆われた。鳥くらいの大きさの巨大な黒い蝶が空き地を横切り、森の奥に消えた。私は夕暮れの冷気を感じた。そろそろ夢が覚める頃だと私は知っていた。
「そろそろお暇しなけりゃな」私はドワーフに言った。
彼はダンスをやめ、無言で頷いた。
「君のダンスが見られて楽しかったよ」私は言った。「とても感謝してる」
「いつでもご覧に入れるよ」ドワーフは言った。
「二度と会えないんじゃないかな」私は言った。「お元気で」
「ご心配なく」ドワーフは言った。「また会えるさ」
「本当かい?」
「ああ、君はまたここに戻ってくるさ」彼は指をパチンと鳴らして言った。「君は森の中に住むことになる。そして毎日僕とダンスするだろう。君自身、優れたダンサーにすぐになるさ」
「どうしてそれが分かるんだい」私は驚いて言った。
「そう決まっているんだ」彼は答えた。「誰も決まったことを変えることはできない。君と僕がすぐにまた会うことは僕には分かっている」
ドワーフは私を直視してそう言った。深まっていく闇が、彼を夜の水の深く青い色に染めていた。
「さて、それでは」彼は言った。「いずれまた」
彼は私に背を向け、再び一人で踊り始めた。

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新コロワクチンという犯罪的ワクチン

「大摩邇」所載の「in deep」記事の一部だが、一番ショッキングなグラフのところだけ載せる。このグラフが示す、新コロワクチンの有害性ほど明々白々なものは無いだろう。
そして、新コロワクチンのもたらす災厄(病症)は心筋炎以外にも無数にあるのである。

私は新型コロナそのものを疑い、新コロワクチンの危険性に最初から警鐘を鳴らしていたことを誇りに思う。まあ、無名弱小ブログだから世間への影響はほとんど無いだろうが、少なくとも読んだ人は救えたと思う。ほんのわずかでも世間を益したわけだ。その一方、ワクチン推進をしたブロガーもかなりいたのである。日本人をバカ国民呼ばわりしていた孔徳秋水氏などもそのひとりである。馬鹿だったのはご当人の方だったようだ。

(追記)「世に倦む日々」氏のツィートである。

NHKで心不全が急速に増えているという話をしていた。確かに異常な勢いで増えてますね。恐い。20年かけてだんだん悪くなり、一回目の急性心不全に襲われ、その後も何度も繰り返し、5年以内に命を落とすと言っていた。皆様どうぞご用心を。 bit.ly/3Zws1Bk bit.ly/3ZxEncH

(以下引用)



ところで、先ほどの記事「アスリートの心臓突然死が…」に載せました、アメリカ CDC のワクチン有害事象報告にある 2021年までのすべてのワクチン後の「心筋炎の報告数」のグラフは、もしかすると、原因と関係あるかもしれないことが顕著に示されています。


ワクチン接種後の心筋炎の報告数 / 2010年-2021年までの推移

OpenVAERS / Myo-Pericarditis


なお、2022年は、2021年より報告数が減っていますが (10,612件)、アメリカでの 2022年のワクチン接種数そのものの減少から見ますと、率はむしろ高くなっている気もします。


 

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超訳「踊るドワーフ」#5

「僕はこんな風に踊りたかった。だから南に来たんだ。僕は居酒屋で踊った。有名になり、王様の前でも踊った。もちろん、革命前のことだ。革命が起こると、ご存じの通り王様は逃げ出し、僕は町から消えて、生きるために森の中に来た」
ドワーフは空いた所の真ん中に来て、再び踊りだした。私はレコードをかけた。それはフランク・シナトラの古いレコードだった。私は、王座の前で踊る彼を思い描いた。キラキラ光るシャンデリア、居並ぶ美しい貴婦人たち、異国の果物に、護衛兵の長い槍、太った宦官たち、宝石で飾られたローブを着た若い王様、汗まみれになりながら、確固たる集中力で踊るドワーフ。その豪華なシーンを思い描きながら、その一つびとつの瞬間に私は革命の砲声が遠くから響いているのを感じていた。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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