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自衛隊での「粛軍」は台湾有事の準備か

「世に倦む日々」氏のNOTE記事で、前半は海上自衛隊の人間関係に関する「推測&推測」記事なので、省略する。興味があれば元記事を読めばいい。
なお、「粛軍」は「軍紀粛清」ではなく「軍の粛清」つまり、異分子排除のようだ。ここでは米軍にとっての異分子のようである。
「世に倦む」氏は文章でのカッコつけをやめて、分かりやすく書けばいいのに。論説的文章は「言いたいことを確実に伝える」のが第一義だろう。

(以下引用)「うしろみ」は、おそらく「後見」だろう。丸山真男の独自用語らしい。


だから、私は今回の出来事を粛軍事件と見る。目的は香田洋二と井上高志の排除である。それでは、誰が香田洋二を失脚させたのか。考えるまでもなく米軍CIAという答えになる。27日付の朝日新聞1面記事に重大な事実が書かれている。



発表によると、井上1佐は2020年3月19日、神奈川県横須賀市の司令部庁舎で、自衛艦隊司令官を務めた海自OBの元将校に、周辺情報について海自が収集した情報といった特定秘密のほか、自衛隊の運用状況、自衛隊の訓練に関する情報といった秘密を故意に伝えた疑いがある。(略)元海将は「講演する機会があろ正確な情報を把握するためだった。秘密の提供は求めていない」と話しているという。防衛省関係者によると、漏洩した特定秘密は装備品の性能や部隊の能力に関するものではないが、米国に関連するものだった。



この最後の部分、要するに米軍の配備や展開、作戦計画に関する情報が「特定秘密」で、これを井上高志が漏らし、香田洋二が得ていたことになる。確かに、これは自衛隊の実務中枢にアクセスしないと、香田洋二の顔だけでは外からは取れない情報だ。そしてまた、「陰の軍令部長」たる香田洋二には喉から手が出るほど欲しい情報。問題は、3月19日にこの漏洩が行われた直後、3月中に防衛省に通報があり、事案が発覚している点である。すぐに露顕してしまっている。そして、今回、井上高志が捜査で自供し書類送検までされたということは、その時点で漏洩の証拠を誰かに掴まれたことを意味する。おそらく、香田洋二が誰か(複数)にペラペラ喋ったのだろう。で、聞いた者が「それは特定秘密のはずなのに」となり、防衛省に密告したのだろう。


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密告から今回の書類送検まで、約2年の時間が経っている。何があったのかを松本清張な思考回路と分析視角で推理しないといけない。上にも書いたとおり、香田洋二は海自のオーナー格で、現場組織に絶大な影響力があり、この程度の問題を誰かに密告されたところで、普通は握り潰されて済まされるところだ。香田洋二もそう考えていて、まさかこんな事件に発展するとは思ってなかったに違いない。また防衛省と官邸は、2年間も机の引き出しに溜めていたわけで、その気になればいつでも摘発できたのである。この謎解きは、やはり、ネットで喋々されているとおり、最近の香田洋二の発言に関わっていると思われる。「43兆円の防衛費は身の丈を超えている」とか、「砂糖の山にたかるアリ」という政府批判の発言が、黙過・容認されざるところとなったのだろう。


長い間、自衛隊の予算を増やせと言い、軍備拡張を唱えてきた右翼の香田洋二にも、現在の防衛政策の内容は不満なのであり、構想と計画が違うのだ。異議を唱えているのであり、オレの提言方向にしろと文句を言っているのである。今、台湾有事に向けての具体的計画が着々と決められている。武器の配備、艦隊の展開、部隊の運用が工程表に落とし込まれている。たぶん、その中身が香田洋二の考え方と違うのであり、香田洋二にすれば、オレの海自を勝手に動かすな、間違った作戦を組むなと言いたいのだろう。もっと言えば、オレを外すなと言いたいのかもしれない。香田洋二を外して誰が作戦を立案しているかと言えば、その主体は米軍CIAしかない。つまり、海自の戦力をフリーハンドで使いたい米軍にとって、外からあれこれ指図して口を出す香田洋二が邪魔になったのではないか。


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もともと、特定秘密保護法の制定はアメリカが日本に要求してきたもので、米軍の情報が日本から外に漏れることを防ぐことが目的の第一だった。平和憲法体制下にあった日本にはこの制度はなかった。アメリカはそれを心配し、マスコミでの世論工作の絨毯爆撃の末に安倍晋三の政権下で強行成立させたのだが、その定着にずっとナーバスでいたのだろう。日本の場合、こんな感じで、組織の実権者・最高実力者が組織の外にいて「うしろみ」(=丸山真男の『政事の構造』)の機能を果たす。リモートコントロールする。権力の根源は情報だから、外から「うしろみ」が情報にアクセスに来る。「うしろみ」がアメリカの方針に忠実に従う者ならよいが、独立に意思を持ち、別の戦略を口出しするようになると、アメリカはそれを排除しなくてはいけない。


今回、こうして香田洋二を排除することで、アメリカは海自を自由自在にコントロールでき、台湾有事の手足として誰からも妨害されず使うことができるようになった。今回の事件は、アメリカによる自衛隊の粛軍であり見せしめだ。台湾有事を前にしての軍の粛清と権力の統制一元化だ。無論、それに手を貸した日本の軍国指導者たちがいる。

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抽象語の曖昧性が悪用されること(「通俗道徳」「勤労の義務」)

「混沌堂主人雑記(旧題)」で知った記事で、「通俗道徳」という言葉の解説がある。
私自身はこの言い方が嫌いで、そのことは前に書いたことがあるし、この言葉が独り歩きをすることで道徳全体が軽視される社会になる可能性を危惧しているが、下の記事で書かれている「通俗道徳批判」は優れた指摘であり、有益な記事だと思うので転載する。
なお、「勤労の義務」という思想は「働けない人々」の存在を無視した思想ではあるが、これは「義務」というものは「それが可能な人間だけが対象である」という大前提を社会常識としていくことで解決できるかと思う。たとえば子供や赤ん坊には勤労の義務が無いのは明白である。それなら、高齢老人や病人や一部の身体障碍者も同様だ、となるはずだ。自分が親から受け継いだ資産を運用して金儲けをしている人間を「勤労者」だと思う人間はそれほどいないのではないか。しかしまた、頭脳労働も勤労である、という認識は普通だろう。つまり、憲法で使われた「勤労」という概念の曖昧性はもっと認識されていい。

(以下引用)

「獣の世」から「人間たちの社会」へ回帰!(2)

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勤労が義務である国は先進国で日本と韓国だけ

 ――そもそも、今回のテーマである「分断社会」は、どのように形成されてきたのですか。


 井手 日本国憲法第27条に「勤労の権利と義務」というのがあります。勤労とは単に働くことではなく勤勉に(industrious)働くことを意味しています。おそらく「労働や就労が義務」の国はあったとしても「勤労が義務」である国は、先進国では日本と韓国だけだと思います。このことは、なぜ日本社会は引き裂かれ、分断されているかを考えるときにとても重要になってきます。


1.すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。
2.賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3.児童は、これを酷使してはならない。(日本国憲法第27条「勤労の権利と義務」)


 この「勤労」という言葉は、戦時中の国家総動員体制のもと、定着した概念であるにもかかわらず、日本人の心性に訴えかける言葉として左派にも好んで用いられています。


 1945年11月に出された日本社会党の綱領には、「わが党は勤労階層の結合体」であると最初に記され、翌月に出された日本共産党の運動綱領でも、勤労大衆、勤労者、勤労同胞など、勤労と言う言葉が8度も用いられています。

経済的な失敗者は、道徳的な敗北者になる

 歴史を遡ると、江戸時代の後期の民衆の間に広く定着していた「通俗道徳」的倫理観に注目することができます。江戸時代後期の商品経済の急速な浸透によって、民衆は商品経済に巻き込まれ、「家」まるごと没落の危機に直面しました。そうした事態に直面した民衆は、勤勉、倹約、謙譲、分度などの規範を内面化し、それに従うことで家没落の危機を回避しようとしたのです。こうした勤勉、倹約、謙譲、分度などの規範が「通俗道徳」と言われるものです。


 その後、この「通俗道徳」というイデオロギーが今日に至るまで、日本国民を縛り続けていくことになります。市場経済において、努力したにもかかわらず、失敗する人間は常に存在します。しかし、通俗道徳、すなわち「勤勉に働き、倹約に務め、努力するものは成功する」というイデオロギーを前提とすると、経済的な失敗者は、そのまま道徳的な敗北者になります。高度経済成長を牽引した、時の内閣総理大臣池田勇人は、「救済金を出して貧乏人を救うという考え方」を批判して、占領期の社会政策を「贅沢過ぎ」だと断罪しています。それは、経済的弱者を救うことは「濫救」「惰眠」を増加させるものだとみなされていたからです。

生き馬の目を抜く万人の万人に対する戦争

midori 通俗道徳が支配する社会とは、「努力が必ず報われる」という建前のもとで、勝者と敗者が存在する社会です。しかし、個別の人生1つひとつを取りあげてみれば、そこには多くの偶然が介在しますので、実際には努力が必ず報われるという保証はありません。それにもかかわらず、人びとは、自らが通俗道徳を実践したことを証明し、社会的な承認を勝ち取るために経済的に成功しなければなりません。


 その結果、勤勉、倹約、自己規律を求める通俗道徳は、逆説的に、生き馬の目を抜くような、「万人の万人に対する戦争状態」としてのホッブズ的世界を招き寄せてしまうのです。それが、極端な競争社会に全面化するのは、明治維新によって、江戸幕府が崩壊し、それまで人々の行動に枠をはめていた江戸時代の身分制的秩序が崩壊した後のことです。現在の「分断社会」の原型はこの明治時代に生まれています。そして、この状況を大本教の教祖である出口なおは「獣の世」(※)と呼んだのです。

通俗道徳は皇国勤労観へ変貌して延命した

 通俗道徳的な規範に立脚した社会はアジア・太平洋戦争の敗戦で最大の危機を迎えます。
しかし、通俗道徳は、この危機の時代を「勤労」や「倹約の美徳」の思想となって生き延びることになります。日本政府は1つひとつの通俗道徳の実践という従来の価値観を「家の存続と個人の立身出世」を目的とするものから「国家」を目的とするものへと変換させました。それが「皇国勤労観」です。これは後に、労働への義務意識が染み込んだ日本の「勤労国家レジーム」の成立につながっていきます。


 「勤労国家レジーム」のもとでは、勤労者への減税と勤労の機会を保障する公共投資を骨格とし、社会保障には多くの予算を組みませんでした。社会保障は就労ができない人向けの現金給付に集中し、サービスすなわち現物給付の占める割合は「限定」されることになりました。しかも、限られた資源を配ろうとすれば、低所得層や高齢者、地方部といった具合に、分配の対象を「選別」せざるを得なくなります。そして、この限定性、選別性の背景には「自分でできることは自分でしなさい」という「自己責任」の論理が徹底的に貫かれています。


 このことは、現役世代にとって、生活の必要、すなわち、住宅、教育、老後の生活等に必要な費用を、自分たちで稼得しなければならないことを意味していたのです。

しかし、バブルが崩壊後、状況は一変した

 一時は奇跡的とも言うべき高度経済成長による所得増大によって、多くの人々は自らの責任で生活の安定を確保することができました。人々は、「勤労国家レジーム」に基づき、
「倹約の美徳」を称賛し、将来に備えるため「貯蓄」に励みました。勤労を前提として、社会保障を限定する自己責任型の福祉国家を維持することができたのです。ここでは出口なおの案じた「獣の世」は、限定的にしか現れてきませんでした。


 しかし、バブルが崩壊後、状況は一変します。減税と公共事業に支えられた勤労国家の発動も虚しく、国際的な賃金下落圧力が景気回復を妨げ、巨額の政府債務が積み上がりました。また、少子高齢化が進み、専業主婦世帯と共働き世帯の地位も逆転、近代家族モデルは完全に破綻しました。さらにバブル崩壊に追い打ちをかけるように、市場原理や競争原理、自己責任論が持ち込まれました。


今、日本社会は通俗道徳の実践にエネルギーを費やした多くの敗者で溢れています。働くことは苦痛でしかなく、勤労の先に待ち構えるのは貧困のリスクなのです。まさに「獣の世」の再来と言えます。


(つづく)
【金木 亮憲】


(※)明治日本は一般的には、政治指導者から1人ひとりの国民までが一致団結して「近代化」を追い求めた、つまり「価値観が共有された時代」と言われる。しかし、その一方で、この明治日本を「獣の世」と喝破した人物がいる。大本教の教祖である出口なおである。


『外国は獣類(けもの)の世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣の世になりて居るぞよ。外国人にばかされて、尻の毛まで抜かれて居りても、未だ目が覚めん暗がりの世になりて居るぞよ・・・』(出口なお 1837‐1918)


 「獣の世」(「分断社会」はその顕在化の1つ)は明治日本から始まり、一時高度経済成長の陰に隠れて見えなくなっていた。しかしバブルが崩壊、そして今、近代そして資本主義の終焉が近づくにつれて、「新自由主義」などと姿を変えて再びその牙を剥き始めている。
温かみのある、情熱や思いやりに満ちた社会、他者への配慮にあふれ、仲間のために行動することをよしとする誇りある社会、そんな日本社会はもはや昔話になった。そして、今や「貧困」や「格差」という言葉が日本社会を語る日常的なキーワードになりつつある。


<プロフィール>
ide_pr井手 英策氏(いで・えいさく)
 慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。1972年 福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。著書に『経済の時代の終焉』(岩波書店、大佛次郎論壇賞受賞)、共著に『分断社会を終わらせる』(筑摩選書)、共編に『分断社会・日本』(岩波ブックレット)、『Deficits and Debt in Industrialized Democracies』(Routledge)など多数。


 

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PCR検査で難病に感染

「大摩邇」から転載。

(以下引用)

プリオンは空気感染する

ナカムラクリニックさんのサイトより
https://note.com/nakamuraclinic/n/n41768e6ce122
<転載開始>

以前、コロナワクチン接種後の変異型クロイツフェルトヤコブ病(CJD)の症例について書いたけど、
https://note.com/nakamuraclinic/n/ned00dc5ea5ea
この症例を教えてくれた先生(某県開業医)が、以下のような情報を教えてくれた。


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https://journals.plos.org/plospathogens/article?id=10.1371/journal.ppat.1001257




「CJDの原因であるプリオンは、経口で感染することはもちろん、経皮的にも取り込まれます。取り込まれたプリオンは、宿主の脳に定着して、数年の時間をかけてCJDを発症します。
プリオンは従来、空気感染しないと考えられてしましたが、上記の論文は、空気中に浮遊するプリオンに曝露したマウスがスクレイピー(伝染性海綿状脳症)を発症することを証明しました。さらに、このCJD発症マウスの脳を別のマウスに接種するとスクレイピーを発症したことから、罹患マウスの脳にはPrPSc(異常プリオンタンパク)が含まれることも分かりました。
この研究は衝撃的なんですが、どういう点が衝撃的か、分かりますか?
プリオン病は空気感染するということです。
 空気中に浮遊するプリオンが、鼻腔にある神経細胞に直接侵入して感染します。研究者は、感染が成立するためには、もっと複雑なプロセス(たとえば宿主リンパ系でプリオンが複製される必要があるなど)が必要だと想定していました。ところが、実際には、思いのほか簡単に神経細胞に侵入することがわかった。それも、極めて微量で感染します。
もちろん、発症させるにはそれなりの時間がかかる。宿主の免疫バリアがありますし、プリオンの複製にどうしても時間が必要ですから。しかしともかく、プリオンは経鼻的(鼻腔内塗布でもエアロゾル吸入でも)に感染し、確実に脳症が発症する。これが証明されたことは大きいです。上記の論文には、「プリオンの感染対策として、セイフティガイドラインを見直す必要がある」なんて書かれていますが、それどころじゃない。
当然、軍事的な転用が可能ですよ。国民の8割がコロナワクチンを複数回接種して免疫系が大幅に低下した状況で、このプリオンを大量に散布したらどうなりますか?すぐに感染爆発、とはならないでしょうが、数年経ってあり得ないくらいにCJDが多発する、みたいなことが起こるかもしれません。
私がなぜ、コロナのPCR検査を忌避しているか。その理由はここにあります。そもそもおかしいんです。PCR検査は唾液検体で十分なのに、綿棒を使って鼻腔内採取している。仮に綿棒の先にこの手の病原体が付着していたらどうですか?短い潜伏期間、たとえば2年ほどで脳症を発症します。
もう少し詳しく言いましょうか。
たとえば、プリオンを腹腔内に接種すれば、プリオンはリンパ器官の濾胞樹状細胞に入り、そこで増殖してから、付近の末梢神経に入り、やがて脊髄、脳へと侵入します。
しかし鼻腔内接種では、プリオンは鼻腔の奥にある嗅上皮から嗅神経に入り、脳に侵入します。つまり、リンパ系での増殖というプロセスをひとつスキップして、脳に到達します。経鼻感染で潜伏期間が短いのはそのためです。
もっと詳しく言うと、腹腔内接種では、濾胞樹状細胞を活性化する必要があるので、CpG配列を強化したmRNAワクチンを繰り返し接種しないといけません。鼻腔内投与なら、プリオンは濾胞樹状細胞を経ないで脳内に入るので、ワクチンは必要ではありません。
あるいは、


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経鼻型コロナワクチン

たとえばこんなふうに『経鼻型コロナワクチン』としてプリオンを注入すれば、2年ほどで脳症になるでしょう。
筋肉注射のコロナワクチンでは、ブースターを繰り返し接種する必要がありますし、潜伏期間は2~8年と長いし、脳症の発症も確実ではありません。
その点、経鼻的なアプローチは優れています」


そう、みなさん「コロナにかかったかな?」と思ったら、行かなくてもいいのにわざわざ病院に行って、PCR検査受けて、鼻に綿棒ぐりぐり突っ込まれて、って自ら進んでやってるけど、ああいうの、危険だよ。
上記の先生の心配が杞憂であればいい。5年経っても10年経っても何事もなければ、「綿棒にプリオンがついてるとかデタラメ言ってた奴がいたなー」と笑ってくれてかまわない。
しかし現在、1900人以上が亡くなってもワクチン接種事業が中止にならないという恐ろしい現実があるわけです。もうみなさんお分かりでしょう。国が国民の命なんて、屁とも思ってないことを。だから彼ら、何だってやりますよ。遅効性の毒を仕込んで、国民を死に追い込む。それで所定の人口削減目標の達成を目指す。
以前の記事で、「そろそろ病院と縁を切ったら?」という話をしたけれども、これについてみなさん真剣に考えたほうがいいよ。病院なんて、本当ろくなもんじゃないよ。医者の僕が言うのも何だけど。


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生きることが不幸なら死ぬことは幸福か

スレッド内のコメントは、意味不明のものも含め、取捨せず、すべて載せておく。

(以下引用)



1: 2022/12/28(水) 20:33:23.96 ID:bYI3ONdI0
JR埼京線の駅のホームで、37歳の母親と小学生の兄弟2人が電車にはねられ、死亡した。

28日午前11時過ぎ、JR埼京線の北戸田駅で「人が飛び込んだ」と、通報があった。

警察によると、37歳の母親と、8歳と6歳の男の子の兄弟2人が電車にはねられ、搬送先の病院で、死亡が確認された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb83b330b9d04a550c37734c3dd5c9664a9e15b6


2: 2022/12/28(水) 20:33:46.88 ID:bYI3ONdI0
わりと凹むわ……


11: 2022/12/28(水) 20:35:29.70 ID:DT2850Pd0
悲しすぎやね


7: 2022/12/28(水) 20:34:33.18 ID:g2lnvtH+0
終わりだよこの国


29: 2022/12/28(水) 20:37:31.05 ID:fafwMpG00
学びがある
て何を学んだんや
no title



208: 2022/12/28(水) 20:54:16.83 ID:l05VUjfr0
>>29
この選択肢謎だよな


297: 2022/12/28(水) 21:03:46.62 ID:gGO3Wr1Ha
>>29
!新しい視点


364: 2022/12/28(水) 21:11:02.48 ID:CDvHRU2N0
>>29
世の中にはこんな不幸な人たちが居るんだなって学べたんや


32: 2022/12/28(水) 20:38:23.58 ID:i+uh4kCR0
目撃者PTSD不可避やろ


39: 2022/12/28(水) 20:38:55.20 ID:in1pYTNH0
>>32
目撃者多数おったらしいで


40: 2022/12/28(水) 20:39:00.94 ID:ynTQHz32p
親子心中とかマジで悲しくなるからやめろ


43: 2022/12/28(水) 20:39:09.02 ID:3jtxMhCCa
心中か
いたたまれんな


44: 2022/12/28(水) 20:39:46.49 ID:jY9EDcTld
運転士トラウマやろこれ


63: 2022/12/28(水) 20:41:42.24 ID:0qdinK170
年の瀬に何しとんねん


596: 2022/12/28(水) 21:40:22.43 ID:hzf1p2nh0
>>63
むしろ年の瀬だから
お金かかるし絶望しやすい


84: 2022/12/28(水) 20:43:11.49 ID:GTAsBnxQ0
子供道連れはやめてやれよ


96: 2022/12/28(水) 20:44:02.51 ID:z9XIZ8H8a
子供ほんまかわいそうや

罪ないだろ…


113: 2022/12/28(水) 20:46:14.82 ID:wQSkKDX00
ムスッコ2人巻き添えにするぐらいなら施設にでも預けろよ
いやマジで


137: 2022/12/28(水) 20:48:31.26 ID:4ztcz2py0
父親は?


143: 2022/12/28(水) 20:49:16.10 ID:s55iFoxJ0
子ども2人もいるなら社会保障で生きられたろうに
金の問題だけではなかったのかもな


194: 2022/12/28(水) 20:53:18.75 ID:aZTUQ+dC0
何がこんな追いつめたんや可哀想に


265: 2022/12/28(水) 20:59:22.67 ID:/RihNitx0
年越せない何かがあったのかね


304: 2022/12/28(水) 21:04:26.84 ID:6qQMIqWU0
年末に悲しいことや
最近は周りに助けも求めにくい世の中だからなぁ


307: 2022/12/28(水) 21:05:01.93 ID:rrkHORAC0
不謹慎で申し訳ないが人身事故起こすなら昼にしてくれ
朝や夕方はガチで大迷惑や


314: 2022/12/28(水) 21:05:54.60 ID:g9DT9US40
>>307
不謹慎でもなんでもない
批判しないと同じような人を増やすことになる


890: 2022/12/28(水) 22:28:19.62 ID:tLAT85X7d
>>307
こういう人がいる限り日本からブラック企業てなくならないんやろな


316: 2022/12/28(水) 21:06:23.44 ID:tXWo7L350
子ども巻き込むのはかわいそうって言ってる人も別に子どものその後の面倒見るわけやないからな
無責任に同情してるだけや


319: 2022/12/28(水) 21:06:43.35 ID:EYoVG+pG0
人生ハードモードでやるよりやり直した方が早いってだけやろ
何でもマイナスに捉えたらアカンで


352: 2022/12/28(水) 21:10:03.54 ID:MF3fD9Ea0
まあ恒例行事やな


434: 2022/12/28(水) 21:19:41.38 ID:y7EvnPz60
そろそろ飛び込めない仕組みを考えないのかな
まず障害も無い目の前で電車が通り過ぎるとか異常だと思う


466: 2022/12/28(水) 21:23:55.77 ID:DupEhUVS0
>>434
駅の問題に矮小化するな
不幸な生活を減らすようにするのが先
そもそも自殺は故意であって事故じゃないしな


322: 2022/12/28(水) 21:07:05.84 ID:32lf4V3bp
やっぱりホームドアの整備急いだ方がええわ

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エロチシズム論

別ブログに書いた小論だが、わりと満足できる内容なので、こちらにも載せておく。

(以下自己引用)

エロチシズム論



三島由紀夫の文学論「ジョルジュ・バタイユ『エロチシズム』」の冒頭部分だけ読んだのだが、そこに書いてあるバタイユとやらのエロチシズム論が不可解なので、考察ネタにしてみる。

とりあえず、「エロチシズム」という、言葉だけはよく聞くが定義の曖昧な言葉の私流の定義からしておく。それは「性的欲望を喚起する物象や言語表現によって喚起され高揚した、性欲を含む複合的感情」としておく。つまり、基本は性欲だが、性欲だけではなく、或る種の神秘感や美感がそこには存在する、と言えるのではないか。たとえば、自分の母親や姉妹の全裸を見た時に、相手を犯したいという性欲を感じる人もいるだろうが、普通の性欲とは言えない或る強烈な感情を生じる人もいるだろう。それは、近親相姦というタブーによって、より激烈化しつつ隠れた性欲であり、葛藤であり、苦悩なのではないか。しかも、そこには或る種の美感すらあるかもしれない。
まあ、分かったような、偉そうなことを書いているが、私は男の性欲など射精すれば終わりという思想であり、恋愛と性欲はまったく別だと考えている。そして、エロチシズムというものもよく分かっていない。だが、それを「性欲と同じ」とするのは違う気がする。まあ、美的概念のひとつでもあるだろうが、裸=エロではない。勃起した男を見て女性が美的と思うとは思えない。あんな無様な姿はない。映画やアニメのラブシーンでも男の勃起したペニスは見せないし描かないものである。
ここで、三島由紀夫が紹介しているバタイユの「エロチシズム論」の概要を書いておく。
三島の文章をさらに私が簡略化しておく。

1:生の本質は非連続性にある。
2:個体分裂によって個々の非連続性が始まる。
3:個々の個体において生殖の瞬間にのみ連続性の幻影が垣間見られる。
4:しかし、存在の連続性とは死である。
5:ゆえにエロチシズムと死は固く相結んでいる。
6:エロチシズムとは、われわれの生の、非連続的形態の解体である。
7:それはまた、「われわれ限定された個人の非連続性の秩序を確立する規則的生活、社会生活の形態の解体」である。
8:ここに性愛と犠牲の近似点があり、犠牲が裸にされることがこうした解体の第一歩であり、殺されることがその完成である。
9:なぜなら、犠牲の死によって、人々は存在の連続性の明証を見るからであり、それがすなわち神聖感の根拠である。
10:エロチシズムには三つの形態があり、「肉体のエロチシズム」「心のエロチシズム」「神聖なエロチシズム」である。

さて、理解できただろうか? もちろん、私には理解できないのだが、理解に努めてみよう。

1はそのままだと極論だが、「個人の生の本質は、両親から切り離された存在であるという非連続性にある」とでも言えば納得できるだろうか。そこに人間の生の孤独の出発点もある。
2は、私が上の説明で言ったことと同じだろう。
3も、「生殖」とは祖先から子孫に続く、「血(遺伝子)の連続性」を確立する手段だから、そこには「連続性」が幻想されるわけだ。もちろん、それが「避妊」という壁をはさんでいても、性交という行為自体によって、連続性の幻想は生じるのである。
4が一番難解であり、論理性が無いように思える。そこにどういう論理を持ってきたらいいのだろうか。1で見たように、生の本質は非連続性である、というのは良しとしよう。としたら、形式論理としては、生の反対物である死の本質は連続性である、となるわけだろうか。しかし、死の本質が連続性だ、と聞いて頷く人はほとんどいないと思う。死とはまさに生の断絶であり、究極の非連続性だと誰でも思うだろうからだ。まあ、とりあえず、個人の死ではなく、種としての死を問題とするなら、個体の死は生殖の前提条件であり、個体に死がなければ生殖の必要性も無いわけである。つまり、(個体の)死は種としての連続性の前提条件となる。これを乱暴にかつ断定的に言ったのが「存在の連続性とは死である」という言葉だ、と解釈しておく。
5は、4が同意できたら即座に了解されるだろう。
6も、5と同様に4への同意で了解されるだろう。
7も、同様に4への同意で了解されるかと思うが、わかりやすく言えば、セックスをしている時に会社や仕事のことを考える馬鹿はいない、ということだ。
8は、まあ、どうでもいい話だと思う。犠牲がどうこうという人類学的問題に関心が無い人間には意味を持たないことだ。性愛と犠牲が近似している、というのは「それはあなたの意見ですよね」と言っておく。だからどうなの、という話だ。
9は、4への同意から了解されるだろう。要するに、「存在の連続性とは死である」という、奇抜な逆説への同意があるかないかで、4以降の論への同意・不同意が決まる。
10もどうでもいい話で、だから何なの、である。エロチシズムを御大層なものとするために「神聖なエロチシズム」をくっつけただけで、エロチシズムに心のエロチシズムと肉体のエロチシズムがあるのは馬鹿でも分かる。むしろ、エロチシズムとは肉体ではなく心の問題だ、とするのが私は正解だと思う。

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野次馬氏は無事か?

「ネットゲリラ」が三日も記事の更新が無いので心配である。私のパソコン以外では更新されているのか? 
何度も「ネットゲリラ」記事関係の悪口は書いているが、一番愛読しているサイトでもあり、常々感謝しているので、御病気なら早い回復を祈念する。まあ、無神論者が祈念して効果があるとも思えないが、イワシの頭くらいの効用があるかもしれない。
(追記:ツィッターの更新も途切れているようだ。)

(以下引用)

更新ない死んだの


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日本軍と自衛隊

「世に倦む日々」氏がツィッターで大きな問題だとしている事件だが、私には今ひとつピンと来ないので、こちらの「雑談ブログ」に載せておく。「世に倦む」氏は「粛軍」だと言っているが、この言葉も初耳だ。で、「粛軍」とはおそらく「軍紀粛清」だと思うが、その何が問題なのかが分からないのである。仮に、「見せしめのために告発し、処罰した」とするなら、軍隊として当然だろうし、それがマスコミに知られたのが問題なら、むしろ知られないほうが問題なのではないか。
「世に倦む」氏は、米軍CIA(こう並べて書いているのだが、「米軍とCIA」の意味なら、「と」一字を省略する意味は無いだろう。米軍とCIAは別組織のはずだ。)の謀略だと見ているようだが、それも意味が分からない。私は、自衛隊が自浄能力があるのにむしろ感心したくらいだ。日本政府の他の官庁や国会議員にはほとんど見られないものであり、かつての日本軍にはまったく見られなかったものである。(軍部が政治を壟断したことが日本を破滅的戦争に導いた最大原因だと私は見ている。)単なるポーズだとしても、それをやるだけマシだろう。

(以下引用)

漏えい先は元海自ナンバー2 「国民裏切る行為」海上幕僚長が陳謝



海上自衛隊の1等海佐が特定秘密を漏えいした問題で、記者会見で謝罪する酒井良・海上幕僚長=東京都新宿区の防衛省で2022年12月26日午後2時27分、幾島健太郎撮影拡大
海上自衛隊の1等海佐が特定秘密を漏えいした問題で、記者会見で謝罪する酒井良・海上幕僚長=東京都新宿区の防衛省で2022年12月26日午後2時27分、幾島健太郎撮影

 安全保障に関わる機密情報の「特定秘密」を海上自衛隊・自衛艦隊司令官経験者のOB(元海将)に漏らしたとして、自衛隊の捜査機関にあたる警務隊は26日、幹部学校所属の井上高志1等海佐(54)を特定秘密保護法違反と自衛隊法違反の容疑で横浜地検に書類送検した。防衛省は26日、井上1佐を懲戒免職とした。2014年の特定秘密保護法施行後、特定秘密漏えいの公表と摘発はいずれも初めて。

 海自トップの酒井良・海上幕僚長は26日に記者会見し、「関係国との信頼を損ない、防衛省に対する国民の負託を裏切る行為。深くおわびする」と述べた。

 防衛省によると、井上元1佐は情報業務群司令を務めていた20年3月19日、元司令官に安全保障情勢に関する説明をした際、特定秘密にあたる情報を漏らしたとされる。情報業務群は機密を専門的に扱う海自唯一の部署で、司令はそのトップ。漏らした機密は、日本周辺の情勢に関するものや自衛隊の運用、訓練に関する情報だった。

 井上元1佐は特定秘密にあたる情報と知ったうえで故意に漏えいしたことを認め、「(元司令官に)畏怖(いふ)の念を抱いており、通り一遍ではない秘密の情報を伝えたいと思った」という趣旨の説明をしているという。

 自衛艦隊司令官は海上幕僚長に次ぐ地位。今回、情報を受け取った元司令官は現役時代、井上元1佐の上司だったこともある。

 元司令官は安全保障に関する講演をすることが多く、最新の情勢を知りたいと20年1月ごろに海自側に要望。神奈川県横須賀市にあった井上元1佐の勤務先を訪れて2~3月に計3回、2人きりで会って説明を受けたという。

 漏えいがあった3月19日に情報提供があり、警務隊が捜査していた。防衛省は、元司令官から第三者への漏えいは確認されていないとしている。また、自ら特定秘密を要求したわけではないとして、元司令官の告発を見送った。

 一方、防衛省は、元司令官に伝える内容を公開情報に限るよう上層部から指示されたのに井上元1佐に伝えなかったとして、自衛艦隊司令部情報主任幕僚だった50代の1佐(現在は幹部学校所属)を停職5日とした。監督責任を問い、当時の自衛艦隊司令官・糟井裕之氏と、当時の海上幕僚長・山村浩氏を減給と戒告に相当する処分とした。糟井氏については相当額の自主返納を求める。【内橋寿明、安達恒太郎】

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